映画「ハートロッカー」の感想(ネタバレ)

2011.03.05 Saturday 洋画 戦争映画

■映画「ハートロッカー」の感想(ネタバレ)




■監督:キャスリン・ビグロー 
■出演者:ジェレミー・レナー アンソニー・マッキー ブライアン・ジェラティ レイフ・ファインズ デヴィッド・モース ガイ・ピアース エヴァンジェリン・リリー

WOWOWで初放送していた映画「ハートロッカー」を鑑賞。

【映画「ハートロッカー」のあらすじ】

2004年夏、イラクのバグダッド郊外。米陸軍のある爆発物処理班は、爆発物に詳しいジェームズを新リーダーに迎える。ロボットを遠隔操作するといった通常の方法を無視し、みずから爆発物に接近して解除作業に臨むジェームズの心理は、部下であるサンボーンやエルドリッジの理解を超えていた。それでもいつしかジェームズの勇気は、サンボーンたちの信頼を得ていく。一方、各地で次々と爆発物が見つかるなど、米兵たちに危機は続く。

※WOWOWから引用

【映画「ハートロッカー」の感想(ネタバレ)】


「まだ死にたくない

あと5cmで爆弾の破片がノドを切り裂き

ブタのように血を流してた

だが誰も気にしない

両親は泣くがほかに誰がいる?」



「年を取ると好きだったものも

それほど特別じゃなくなる

そして大好きだったものを忘れていく

パパの年になると一つか二つだ

パパはひとつだけだ」


2010年第82回アカデミー賞作品賞に輝く作品。巷では、「これが作品賞?」と評価の分れる作品ですが、個人的には、爆破処理の緊張感があり、内容も”戦争と平和”について考えさせられるかなり満足度の高い作品。

ストーリーは、イラクの最前線でテロリストが仕掛ける爆破テロを未然に防ぐための任務に就く爆弾処理専門の兵士らの物語。

爆弾処理の緊張感に魅せられた隊員の日常とあらゆる手段を使い爆破テロを起こそうとするテロリストに立ち向かう姿がある。

道の真ん中、車のトランク、子供の死体の内臓、生きている人間自身、テロリストは、兵士や市民の巻き添えを狙うため、時限式、携帯式などを使い、物陰から爆破のタイミングを覗っている。

そのため爆弾処理中でも仲間の兵士は周辺を警戒し、野次馬の手元まですべて監視する。

さっきまでそこにいた兵士も爆発に巻き込まれれば、次の瞬間には、跡形もなくなり、遺体すらも残らないという悲惨な状況が日常的に起こっている。そういう中で仕自分を犠牲に仕事をしいる兵士の姿には、尊敬してしまう。

こんな仕事をしていたら、人生や死、戦争、平和について常に考えさせられるだろう。

結局のところ誰かがやらなければならない仕事を命を懸けて請け負っているあたりは、平和の上に常に誰かの犠牲があるということを再認識させられる。

評価 ★★★★★ (星5つ)

(目の前を死が横切っていた兵士が言う「まだ死にたくない」「親以外に他に誰が泣いてくれる?」という言葉は、戦場で命を懸けた仕事をしていても、その仕事ぶりを国民は誰も知らないし、気にも掛けてもいないという、兵士が抱える空しさみたいなのが覗える。結局のところテロリストを排除しても新たに出てくるわけで、爆弾処理のいたちごっこはずっと終わらない。ただただ消耗していく中で生きていく兵士は辛い。なんちゅう職業だ。)

ハート・ロッカー

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2017.11.16 Thursday -

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