映画「告白」の感想(ネタバレ)

2011.06.24 Friday 邦画 人間ドラマ/ヒューマン

■映画「告白」の感想(ネタバレ)



■監督:中島哲也
■出演者:松たか子 木村佳乃 岡田将生 西井幸人 藤原薫 橋本愛 芦田愛菜

WOWOWで放送していた映画「告白」を鑑賞。

【映画「告白」のあらすじ】

ある中学の終業式の日、1年B組の担任、悠子は生徒たちにある告白をする。それは数か月前、森口の幼い一人娘、愛美が、中学のプールで溺死した事故は、このクラスの生徒2人、犯人Aと犯人Bによる殺人だったというもの。悠子は、少年法に守られた犯人2人を自身の手で処罰するという。新学期、悠子は学校を辞めるが、悠子の告白を機に犯人Aはクラスでいじめの標的とされ、一方、犯人Bは自宅で引きこもりとなってしまうが……!?

※WOWOWから引用

【映画「告白」の感想(ネタバレ)】

2010年度の日本アカデミー賞で作品賞を含む4部門に輝いた問題作。

湊 かなえの同名ベストセラー小説「告白 」を「下妻物語」「嫌われ松子の一生」などで斬新な映像を得意とするCM界出身の中島哲也監督が映画化。

前評判が高く見る前から期待度があがってしまう作品だが、その期待に負けじと衝撃度はすごかった。人間のダークサイドをこれでもかと描くネガティブパワーの強さに、見ている間中ずっと嫌な気持ちになった。内容にはひきつけられるが、全然楽しくない。

ストーリーは、わが娘を殺された女教師がその犯人(生徒)へ復讐する物語だが、少年法を武器に生徒が行き過ぎた行動を取ることに警笛を鳴らすという部分(テーマ)では、10年位前にも話題になった映画「バトルロワイヤル」と方向性はかなり似ている。

「バトルロワイヤル」では法律で制定されたという仮定のもと生徒らに殺し合いをさせるというものだったが、この「告白」は、娘を殺された教師がその生徒の母親を殺し、自分と同じように、その生徒にも大事な人を失った気持ち(悲しみ)を味合わせるというかなり過激な内容。

結局のところこの映画で言いたいことは、少年法がどうとか言う前に”殺人罪”を犯したなら”殺人をされた側を味わうべき”でその体験をしてこそ初めて本当の意味での”殺人”という”罪と罰”が理解できると言っているように感じる。※現実には無理だけど。

最後に、松たか子がすべての復讐に成功した後、犯人の生徒に対して「これから本当の意味であなたにとって更正の道がスタートする」と言葉を残して終わるが、著者がこの本の中で本当に言いたいことはまさに上記のことでしょう。※読んだことはないが、ドストエフスキーの「罪と罰」の話も少し出てくる。

評価 ★★★★☆ (星4つ)

(この映画には、ドラマ「マルモのオキテ」で人気急上昇中の子役芦田愛菜が松たか子演じる中学教師森口の娘として出演している。この子は、去年からすでに注目作に出ていたようだ。相変わらず他の子役とはかわいさが全然違うだけあって、生徒にプールに投げられて殺されてしまうという役どころが必要以上に感情移入してしまう。木村佳乃が血(血ノリ)を浴びる演出はちょっと笑える。演出がやりすぎでしょ。)


なんちゃって(笑)

-森口悠子


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