映画「縞模様のパジャマの少年」の感想(ネタバレ)

2011.07.03 Sunday 洋画 戦争映画

■映画「縞模様のパジャマの少年」の感想(ネタバレ)



■監督:マーク・ハーマン
■出演者:エイサ・バターフィールド ジャック・スキャンロン アンバー・ビーティ デヴィッド・シューリス ヴェラ・ファーミガ

WOWOWで放送していた映画「縞模様のパジャマの少年」を鑑賞。

【映画「縞模様のパジャマの少年」のあらすじ】

第2次大戦中のドイツ。ナチス将校の父の昇進に伴って一家で引越しをすることになり、8歳の少年ブルーノは、住み慣れたベルリンを離れてうら寂しい郊外の屋敷に移り住むことに。遊び相手もなく退屈を持て余した彼はある日、ひそかに裏庭を抜けて冒険に乗り出し、森の先に有刺鉄線のフェンスで囲まれた奇妙な“農場”を発見する。やがてフェンスの向こう側にいたユダヤ人少年のシュムエルとブルーノは次第に友情を育みだすが……。

※WOWOWから引用

【映画「縞模様のパジャマの少年」の感想(ネタバレ)】

第二次大戦中ドイツの現状を何も知らないナチス将校を父に持つ8歳の少年と強制収容所にいれられた同い年のユダヤ人少年との交流を描く衝撃作。

強制収容所の囚人が着ている縞模様の制服を見て”パジャマ”と思っているほど純粋な少年が、近くの農場(実は強制収容所)にいる同じく縞模様の制服を着るユダヤ人少年と知り合い、フェンス越しの交流から、最後には行方がわからなくなったという彼の父親を一緒に探すべく、電流が流れる有刺鉄線を越え農場の中に入っていき、そのまま他のユダヤ人ともどもシャワー室に送られてしまうという悲しいお話。

この映画は、”少年が純粋で何も知らない”というのがミソで、ナチスが行っていた”ユダヤ人大量虐殺”(強制収容所)の行為ついて、自国の正義のためとはいえ人間の行為としてどうだろうか?とよけいに考えさせられる作品になっている。

少年が抱くまだ見たことがない世界を探検したいという冒険心や友達の父親を探すという善意の人助けが、強制収容所という殺戮の場所に知らずに立ち入ってしまい、そこで短い人生を終えてしまう。

この少年は、最初から最後まで純粋で世界のダークな部分を何もしらずに死んでしまうという結末だがなんとも儚い。どことなくサンテグジュペリの「星の王子さま」に共通するような世界の見方がある。


評価 ★★★★★ (星5つ)

(善悪や正義、道徳についての考え方は、基準があってないようなもので判断するのは難しいが、まず人として、”自分が今している行為を我が子供に説明できない”行為は、人として生きるための一つの基準になるのではと理解できる。映画「2012」のセリフでもあったが、子供に説明できない行為をして、それで例え生きれたとしてもその価値は本当にあるのか。という部分に繋がってくる。※ちなみにこの映画は、ドイツが舞台だがすべて会話は英語になっている。)

子供時代とは

分別という暗い世界を

知る前に

音と匂いと自分の目で

事物を確かめる時代である

-ジョンベチェマン





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2017.11.16 Thursday -

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