映画「LIMIT OF LOVE 海猿」の感想(ネタバレ)

2011.08.13 Saturday 邦画 アクション/スペクタクル/SF

■映画「LIMIT OF LOVE 海猿」の感想(ネタバレ)




■監督:羽住英一郎
■出演者:伊藤英明 加藤あい 佐藤隆太 大塚寧々 時任三郎 石黒賢 美木良介 吹越満 浅見れいな

WOWOWで放送していた映画「LIMIT OF LOVE 海猿」を鑑賞。

【映画「LIMIT OF LOVE 海猿」のあらすじ】

海上保安官の仙崎大輔が潜水士となって2年後。巡視船《ながれ》の同僚だった仙崎と吉岡は共に機動救難士となり、鹿児島に配属。仙崎は恋人・環菜と順調に交際を続け、結婚はもうすぐ。だがそんなある日、鹿児島湾でフェリーが座礁する大事故が発生し、現場に派遣された仙崎と吉岡はフェリーの中へ。しかしフェリーは予想以上の早さで浸水し、火災も発生。たまたまフェリーに乗り合わせ、苦境を知った環菜は仙崎の安否を心配する。

※WOWOWから引用

【映画「LIMIT OF LOVE 海猿」の感想(ネタバレ)】


先日見た映画「海猿」の続編で2005年邦画興行収入NO1に輝いた大ヒット作品。

この「LIMIT OF LOVE 海猿」は、映画「海猿」のパート2になるが、実際は、映画「海猿」の後にドラマ版の「海猿」を経ての今作になる。

ドラマ版はよく覚えていないので、詳しいところはわからないが、パート1から比較すると、出演者は、伊藤英明加藤あいの二人だけ残して、後は総入れ替え。

佐藤隆太が伊藤英明の相方の潜水士として新たに加わり、時任三郎石黒賢が伊藤英明演じる仙崎の上司として脇を固める形になっている。

そんな出演者の変更があった「LIMIT OF LOVE 海猿」の感想だが、パート1とは大分方向性が変わり、”友情”や”成長”がテーマだったパート1に対し、パート2は”愛(恋愛)”が色濃く出た映画になった。

パート1を知っている身としては、パート2は「いつもの海猿じゃない…」という印象が強い。

またハリウッド大作映画に影響されたであろうシーンが数多く見られ、タイタニックを始め、エイリアン4、パールハーバー、アルマゲドンなどシーンを見ながら「これあのシーンじゃない!」と何度も思い返してしまうこともしばしば。

邦画作品としては、ある程度お金を掛けてハリウッド大作映画風に仕上げなかなかのスペクタクルさを出すことに成功したが、結局のところ”邦画なのでハリウッドのように100億単位のお金(製作費)はない”という資金面での頭打ちさがあり、本当にリアルさが欲しいところは、CGで補う惜しい結果。

お金がもっとあれば、船の沈没、車庫の火災は本物を豪快に爆破していただろう。

個人的には、最初の1時間位は、「いつもの海猿じゃないな」と思いつつもテンポよく進み普通に見れたが、中盤あたりで仙崎が船内に残り、加藤あい演じる”環菜”が対策本部にまでしゃしゃり出てきてから”感動の押し売り”という名の演出が目立ち、物語りの進みが急に遅くなる。

そして、船が沈むというのに長々と電話でプロポーズしていたりと、緊迫感が全然ない。そんな感情が沸いてしまうと”登場人物”の心理にはなかなか入っていけない。また、吹越満の役どころも「生きたい」と言った5分後にはピンチになり「捨ててくれ(自己犠牲)」と言ったりキャラが定まらない。

演出面では、俳優の周り(特に加藤あい)をカメラがグルグル回る撮影手法を多く使っているのが、目に余るがこれも「ハリウッドみたいでしょ!」と言っているような演出の方ばかり気になってしまう。


評価 ★★★☆☆ (星3.5)

(とにかく物語後半からの過剰な演出が臭いのが気になるが、閉じ込められた船からの脱出という物語としては、それなりに面白い。よくよく考えると主人公(仙崎、吉岡)は自ら危機に陥り、最後も大して活躍していないのだが。やっぱり梯子登ったところでそのまま脱出して終わりの方がコンパクトで良かった。他の潜水士たちの見せ場を作るために引き伸ばしたと思うが、そのせいでやや凡長になった。ちなみに海猿の”加藤あい”は、前作と変わらずに良い。)



吉岡 動けないのか!

-仙崎


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2019.09.03 Tuesday -

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