映画「大奥<男女逆転>」の感想(ネタバレ)

2011.08.27 Saturday 邦画 時代劇レビュー

■映画「大奥<男女逆転>」の感想(ネタバレ)



■監督:金子文紀
■出演者:二宮和也 柴咲コウ 堀北真希 玉木宏 大倉忠義 中村蒼 阿部サダヲ 佐々木蔵之介

WOWOWで放送していた映画「大奥<男女逆転>」を鑑賞。

【映画「大奥<男女逆転>」のあらすじ】

江戸時代。謎の疫病のせいで男性の人口が激減し、男女の立場がすっかり逆転。そんな世にあってなお純粋に武士道を追い求める水野祐之進は、困窮した旗本の生家を救うべく、幼なじみの大問屋の娘・お信への想いをみずから断ち切り、大奥へ奉公にあがるのを志願。そこで彼を待ち受けていたのは、一見華やかできらびやかな表向きとは裏腹に、女性の将軍の寵愛を求め、才色兼ね備えた男性たちが権謀術策を繰り広げる陰湿な世界だった。

※WOWOWから引用

【映画「大奥<男女逆転>」の感想(ネタバレ)】


よしながふみの同名人気少女コミックを嵐の二宮和也を始め柴咲コウ堀北真希玉木宏など人気若手俳優を迎えて映画化し興行収入25億円を記録した大ヒット作。

もともとドラマ版で人気の「大奥」だが、こちらは、男女逆転バージョンで、将軍徳川吉宗を女性の柴崎コウが演じ、さらに普通は女性達が住む「大奥」をすべて男性に変えるという奇抜な設定で描いたもの。

個人的には、もともとドラマ版の「大奥」は見てなく、江戸時代の「大奥」という制度自体もあまり知らずにこの映画をみたが、これがなかなか良かった。

始めは、この男女逆転の設定自体の不自然さにも全く気づかず、「これが大奥か!」と信じていたほど自分の興味のない歴史に対する無知ぶりを発揮してしまったが、それが返ってこの奇抜な設定を批判することなく、すんなりと世界観に入れた。

もちろん全編通して二宮和也(水野)目線で描かれているのもあるが、キャラクターに感情移入しやすく、終始登場人物の心理に入り込みながら、水野のサクセスストーリーが楽しめた。久々に見ながら次の展開が気になる邦画に出会った。

また、この時代の””に対する扱いも興味深く、疫病で男が女性の人口の1/4にまで減ってしまった設定といい、それにより女性は子宝を求め、男に”性行為”をしてもらうために金を払い、頭を下げるなど普通の男が馬でいう”種馬”みたいな扱いになっていて、なかなか面白い。※この世界観良いぜ〜^^

ただ、その一方で女性の将軍から指名を受けた大奥の男は、将軍の初夜の相手をできるという出世+快楽の機会を与えられるが、将軍の初夜を奪ったという罪も同時に掛けられ、”打ち首”という江戸時代ならでは?というおかしな設定も見られる。ちなみにその初夜に男として役に立たない場合も同様、打ち首になるらしい。※なかなかひどい設定だが面白い(笑)

このどこまでが本気なのかわからない設定と世界観が妙に本当っぽくて良かった。特に江戸時代の疫病(性病)に関しては実際にドラマ「仁」でも描かれていたが、疫病(性病)が蔓延していたのは本当の出来事みたいなので、あながち嘘でもない。男が1/4にまで減ったのは微妙な感じだが。


評価 ★★★★★ (星5つ)

(まるでノーマークだったこの映画「大奥」が意外と自分にヒットした。始めは役に合わないと感じた二宮和也も後半は人間味が出てきて、打ち首が決まった後の、部下の阿部サダヲとのシーンは、なかなかの感動を与えてくれる。そして、徳川吉宗を演じるツンデレな柴崎コウも良かった。柴崎コウのツンデレは、ずっと見ていたい。堀北真希も良いけど相変わらず。ちなみに歴史に詳しい人は、この映画はたぶんおすすめできません。※歴史バカで良かった。)


大奥<男女逆転>

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2018.02.11 Sunday -

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