映画「クレイジーハート」の感想(ネタバレ)
2011.09.08 Thursday 洋画 音楽作品
■映画「クレイジーハート」の感想(ネタバレ)

■監督:スコット・クーパー
■出演者:ジェフ・ブリッジス マギー・ギレンホール ロバート・デュヴァル コリン・ファレル ライアン・ビンガム ポール・ハーマン
WOWOWで放送していた映画「クレイジーハート」を鑑賞。
【映画「クレイジーハート」のあらすじ】
57歳のカントリー歌手バッドはかつてスターだったが、今や各地のバーなどをドサ回りする毎日。4回の結婚はいずれも失敗し、常にアルコールを手放せない。ある日、幼い息子がいる地方新聞の女性記者ジーンの取材を受け、彼女と愛し合う仲になるが、ジーンはバッドが酒を断つことを望む。そんなバッドは、以前の弟子で今は売れっ子歌手となったトニーから新曲を書いてくれと頼まれるが、引き受けるかどうかプライドから苦悩し……。
※WOWOWから引用
【映画「クレイジーハート」の感想(ネタバレ)】
主演のジェフブリッジスがカントリー歌手を好演し、アカデミー主演男優賞を受賞した話題の音楽作品。
アルコール依存症に悩む落ち目のカントリー歌手がある女性と出会いそれをきっかけに再起していくという物語。
アカデミー賞を受賞したジェフブリッジスの演技は見事で(だらしない)、吹き替えなしで歌う持ち前の渋い声(歌)も含め、カントリー歌手になりきっている。
そして、最近めっきり見なくなったコリンファレルが、ジェフブリッジス演じるベテラン歌手の教え子で売れっ子カントリー歌手と言う役どころで出演しているが、珍しく誠実な役でカッコイイ。そして、コリンファレルの歌も良い。※いい声してる。
この映画の見どころは、ジェフブリッジスの歌だと思うが、ストーリーもよく出来ていて、しっかり感情移入させてくれる。
主人公が抱えるアルコール依存の問題とジーンという子持ちの女性との恋愛の結末は、ハッピーエンドではないが、その辛い経験から作り出した楽曲(The Weary Kind)で再び音楽業界に再起していく姿は、やっぱり音楽家(カントリー歌手)だなと感じさせてくれる内容。
カントリーミュージックは、好みがあるが、57歳という高齢で人生の建て直しをしていく姿には、年齢じゃなく、気持ちだなと見ていてパワーをもらえる映画。
評価 ★★★★☆ (星4つ)
(主人公は、アルコール依存症という問題が原因で上手くいっていた恋人とも破局することになるが、そのことで自暴自棄になったり、恋人に付きまとったりする展開にならなかったのはすごく良かった。大抵は自暴自棄になり他人に迷惑を掛けるシーンが入るが、それがなかったのは、男としてとても共感できる。そして、なんとかアルコール依存を克服すると、恋人に会いに行くが結局迎え入れられないという悲しい結末が待っている。ただ、そのことで過去に逆戻りすることなく、前を向いて進んでいく主人公の姿もまた良い。なんといってもその経験から作曲した歌(歌詞)が心に来る。)
ここは疲れ果てた男の
居場所じゃない
もうここで…
正気を失ってはいけない
もうここで…
背を向けてはいけない
こわれた心をなだめて
もう一度…
-バッド(The Weary Kind)
クレイジー・ハート~オリジナル・サウンドトラック

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■監督:スコット・クーパー
■出演者:ジェフ・ブリッジス マギー・ギレンホール ロバート・デュヴァル コリン・ファレル ライアン・ビンガム ポール・ハーマン
WOWOWで放送していた映画「クレイジーハート」を鑑賞。
【映画「クレイジーハート」のあらすじ】
57歳のカントリー歌手バッドはかつてスターだったが、今や各地のバーなどをドサ回りする毎日。4回の結婚はいずれも失敗し、常にアルコールを手放せない。ある日、幼い息子がいる地方新聞の女性記者ジーンの取材を受け、彼女と愛し合う仲になるが、ジーンはバッドが酒を断つことを望む。そんなバッドは、以前の弟子で今は売れっ子歌手となったトニーから新曲を書いてくれと頼まれるが、引き受けるかどうかプライドから苦悩し……。
※WOWOWから引用
【映画「クレイジーハート」の感想(ネタバレ)】
主演のジェフブリッジスがカントリー歌手を好演し、アカデミー主演男優賞を受賞した話題の音楽作品。
アルコール依存症に悩む落ち目のカントリー歌手がある女性と出会いそれをきっかけに再起していくという物語。
アカデミー賞を受賞したジェフブリッジスの演技は見事で(だらしない)、吹き替えなしで歌う持ち前の渋い声(歌)も含め、カントリー歌手になりきっている。
そして、最近めっきり見なくなったコリンファレルが、ジェフブリッジス演じるベテラン歌手の教え子で売れっ子カントリー歌手と言う役どころで出演しているが、珍しく誠実な役でカッコイイ。そして、コリンファレルの歌も良い。※いい声してる。
この映画の見どころは、ジェフブリッジスの歌だと思うが、ストーリーもよく出来ていて、しっかり感情移入させてくれる。
主人公が抱えるアルコール依存の問題とジーンという子持ちの女性との恋愛の結末は、ハッピーエンドではないが、その辛い経験から作り出した楽曲(The Weary Kind)で再び音楽業界に再起していく姿は、やっぱり音楽家(カントリー歌手)だなと感じさせてくれる内容。
カントリーミュージックは、好みがあるが、57歳という高齢で人生の建て直しをしていく姿には、年齢じゃなく、気持ちだなと見ていてパワーをもらえる映画。
評価 ★★★★☆ (星4つ)
(主人公は、アルコール依存症という問題が原因で上手くいっていた恋人とも破局することになるが、そのことで自暴自棄になったり、恋人に付きまとったりする展開にならなかったのはすごく良かった。大抵は自暴自棄になり他人に迷惑を掛けるシーンが入るが、それがなかったのは、男としてとても共感できる。そして、なんとかアルコール依存を克服すると、恋人に会いに行くが結局迎え入れられないという悲しい結末が待っている。ただ、そのことで過去に逆戻りすることなく、前を向いて進んでいく主人公の姿もまた良い。なんといってもその経験から作曲した歌(歌詞)が心に来る。)
ここは疲れ果てた男の
居場所じゃない
もうここで…
正気を失ってはいけない
もうここで…
背を向けてはいけない
こわれた心をなだめて
もう一度…
-バッド(The Weary Kind)
クレイジー・ハート~オリジナル・サウンドトラック

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