映画「カティンの森」の感想(ネタバレ)

2012.02.21 Tuesday 洋画 戦争映画

■映画「カティンの森」の感想(ネタバレ)




■監督:アンジェイ・ワイダ
■出演者:マヤ・オスタシェフスカ アルトゥル・ジミイェフスキ マヤ・コモロフスカ ヴワディスワフ・コヴァルスキ アンジェイ・ヒラ

WOWOWで放送していた映画「カティンの森」を鑑賞。

【映画「カティンの森」のあらすじ】

1939年9月1日にドイツ、同月17日にソ連が、相次いでポーランドに侵攻。アンジェイ大尉を探してポーランド東部にやってきた妻のアンナは夫と再会を果たすものの、彼や友人のイェジら、ポーランド人将校たちはソ連軍の捕虜となっており、彼らは軍用列車に乗せられてカティンの森へ送られた後、あえなく虐殺される運命に。やがて発表された犠牲者リストの中にアンジェイの名はなく、アンナは彼の生還をひたすら待ち望むのだが……。

※WOWOWから引用

【映画「カティンの森」の感想(ネタバレ)】


第2次大戦中、ソ連のカティンの森で起きたポーランド捕虜将校たちの大量虐殺事件を描いたポーランド映画。

物語は、カティンの森でソ連が行ったポーランド人将校ら大量虐殺事件の真相について、夫がポーランド将校の妻アンナの眼線で語られる話だが、ラスト10分では大量虐殺シーンの描写があり、見終わった後の後味の悪さは最悪だ。

今までポーランドという国に注目したことがなかったが、ソ連とドイツの板ばさみにあう戦時中のこの国の悲惨さにはため息しか出ない。ドイツが行ったヒトラーのユダヤ人虐殺もひどいが、このソ連の”カティンの森”の虐殺も同じくひどい話だ。

しかもこの虐殺事件自体がソ連占領下?のため国として扱うことがタブーとされていて、事件そのものが闇に葬られようとしているあたりは、被害者と同様に憤りが隠せない。

スターリン(ソ連)とヒトラー(ドイツ)はほんとどうしようもない…。


評価 ★★★★☆ (星4つ)

R-15指定相当の視聴制限付きの作品だが、とにかくラスト10〜15分の大量虐殺シーンは、心に受ける衝撃度が凄まじい。その後エンドロールが流れるまでに映像無しと無音の演出がしばらく続くが、それにより嫌でも虐殺のイメージが残り考えさせられるようになっている。心臓が弱い人は見ないほうが良い。人を殺す虐殺の作業はほぼベルトコンベア式で虐殺を行う兵士も銃殺するもの、体を押さえつけるものと役割がされており、人を殺すことに対しても無感情だ。こんな仕事に感情を入れていたらすぐに廃人になってしまうだろう。虐殺される方も命令で行う方もどちらも不幸。)



悪のみに囲まれて

生きる意味はある?

本当の不幸は

亡兄が墓も無く

見捨てられること

ほかは辛くもなんともない


-?


犠牲者の傍にいたいの

殺害者ではなく


-?


”日記は燃えない”と

云うだろ


-アンナの夫


僕達の死後

軍服のボタンだけが残る


-夫の友人


殺人者に敬礼した

-女



ソ連でもドイツでも同じ

死者は蘇らない

生き続ける赦す

これが務め

生きなくては…


-夫の友人



あんたも連中と同じ

思いは違っても行動は同じ

思うだけでは何の意味もない


-女


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2017.11.16 Thursday -

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