映画「座頭市 THE LAST」の感想(ネタバレ)

2012.05.01 Tuesday 邦画 時代劇レビュー

■映画「座頭市 THE LAST」の感想(ネタバレ)





■監督:阪本順治
■出演者:香取慎吾 石原さとみ 反町隆史 工藤夕貴 寺島進 高岡蒼佑 原田芳雄 倍賞千恵子 仲代達矢

WOWOWで放送していた映画「座頭市 THE LAST」を鑑賞。

【映画「座頭市 THE LAST」のあらすじ】

もう人は斬らないと妻タネに誓い、最後と決めた戦いに臨んだ座頭市。だが死闘の中で、タネは市をかばって命を落としてしまう。絶望し、抜刀術を封印した市は、故郷に帰り、旧友の柳司のもとで一介の農民となるべく新たな暮らしを始める。穏やかな日々が続くかと思われたが、村は極悪非道な天道一味に牛耳られていた。使い捨てにされ、抗うこともできない農民たちの苦しみを感じた市は、再び仕込み杖を手にするが……。

※WOWOWから引用

【映画「座頭市 THE LAST」の感想(ネタバレ)】


「亡国のイージス」「闇の子供たち」の阪本順治監督が勝新太郎でお馴染みの座頭市シリーズをスマップの香取慎吾を主演に迎えて映画化した作品。

物語は、妻を殺されてしまった座頭市は、旧友に助けられ故郷に戻り農民として過ごし、刀を一度置くが、集落にやくざが押し入ってきたことで、再び刀を取り…という話。

勝新太郎の座頭市を香取慎吾で映画化した作品で、勝新バージョンと直接比較すると香取慎吾の外見がきれい過ぎて全く別物感はあるが、演技も含め作品としてそれなりに楽しめる。

ただ、開始〜30分位は、座頭市ってこんな作品だっけと思うような香取慎吾(市)と石原さとみ(タネ)のいきなりのラブモードには、全く感情移入ができずしばし呆然。なんとなく男臭い印象がある座頭市にハグってなんか微妙。現代ものの恋愛映画かと思った。っということで個人的にこの映画の入りの吸引力はかなり低かった。

その後、田舎で暮らし始めた座頭市の村にヤクザが押し入ってきてから、やや感情を揺さぶられるシーンが増え気持ち盛り上がってくる。

ラストは、タイトル通りのバッドエンディングだが、どこかから走ってきた名もない奴に刺されて死ぬという刹那的なラストは、意外と好きだ。ラスボスとの死闘では死なず、ザコキャラにやられてしまうあたりは”THE LAST”としてピッタリ。

ちなみに主演を取り巻く俳優陣は、大御所が揃っており、かなり豪華だ。仲代達矢原田芳雄は両者とも違った魅力で存在感はさすが。私生活が話題の高岡蒼佑も弱弱しい男の演技は悪くない。ヒロインの石原さとみは、好きだが、この映画のキャストとして一人浮いていてミスマッチのような気がする。そういう狙いなのか。



評価 ★★★☆☆ (星3.5)

(どうしても記憶に新しい北野武監督バージョンの座頭市とも比べてしまうが、殺陣シーンの迫力はたけしさんバージョンの方が緊張感がある(血も吹き出るし)。香取慎吾バージョンは盲目設定に忠実でややスマートさに欠ける。座頭市の力をスーパーマン的に描くのがたけしさんバージョンだとすると、香取慎吾バージョンはより生身の人間に近く、結構戦い方がギリギリで泥臭い。ファンタジーな強さを求めるとたけしさんバージョンになるかな。すでに構築されているもののリメイク?作品なので、見る人の好みが大幅に分かれるが、感動させられたので平均点超え。)



運命が人間を選んでいるんだ

-天道


行儀の悪い手だね

-市

父ちゃんこんな顔してたな〜

-柳司


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2018.08.20 Monday -

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