映画「桜田門外ノ変」の感想(ネタバレ)

2012.05.12 Saturday 邦画 時代劇レビュー

■映画「桜田門外ノ変」の感想(ネタバレ)




■監督:佐藤純彌
■出演者:大沢たかお 長谷川京子 柄本明 伊武雅刀 北大路欣也 西村雅彦

WOWOWで放送していた映画「桜田門外ノ変」を鑑賞。

【映画「桜田門外ノ変」のあらすじ】

1853年のペリーの黒船来航以来、長らく続いてきた日本の鎖国制度の存続をめぐって江戸幕府の中で議論が沸騰。尊王攘夷を唱えた水戸藩主・徳川斉昭は、開国近代化を推し進める大老・井伊直弼の一派によって失脚の憂き目に遭い、以後も井伊は、安政の大獄を断行。これに憤った関鉄之介ら、水戸藩士たちは脱藩浪士となり、井伊暗殺の機会をうかがっていた。そして迎えた1860年3月3日、ついに彼らはその計画を実行に移す。

※WOWOWから引用

【映画「桜田門外ノ変」の感想(ネタバレ)】


徳川幕府の大老・井伊直弼を暗殺した実際の事件を描いた吉村昭の同名小説を「男たちの大和/YAMATO」の佐藤純彌監督が映画化した作品。

物語は、ペリー来航により、日本の鎖国制度が解かれ国の方針が大きく変わる中で、幕府の方針に疑問を抱き始めた水戸藩士らのクーデターを描いた話。

江戸幕府から明治維新へと代わる波乱の時代を描いた話だが、学生の頃に全く歴史を勉強してこなかった自分としては、この時代のアメリカ、イギリス、フランスなど諸外国の脅威と幕府、朝廷の関係や内情が理解でき面白い。

歴史で勉強したときには、全く面白くなかったが、映画で見るとここのいざこざがかなり面白い。

そして、水戸藩士を始め、クーデターを起こそうとするメンバーの命を賭けた友情や生き様には、今では感じられない熱い魂があって、ラストの無念さにはただただ共感してしまう。

個人的には幕府のキリスト教を入れないための鎖国制度には国の方針として物凄く賛成だったが(※水戸藩士らの開国支持派の井伊大老の暗殺も賛成)、その後、外的の脅威が強すぎて、結局アメリカに開国させられてしまうのは切ない。

また、このすぐ後に、坂本竜馬が出てくることになるが、フリーメーソンとの関係など学校の歴史では絶対に語られない裏の事実(真実?)を知ってると、これ以降の歴史は日本人として悲しいものがある。本当に日本人が主導していたのはここの江戸幕府までかな。

話は変わるがこの映画の中で、切腹するのに部屋を貸してくれと寺の主人にお願いする場面があって、あいわかった!と主人が部屋を貸してるのだが、普通今から自殺する人に自分の家の和室を貸すのはなかなか出来るもんじゃない。

血で部屋は汚れるし、ふすまに血文字みたいなの呪文も書いてるし、残った遺体も邪魔だし。江戸時代の感覚は今とは全然違う。潔いというかなんなのか、ここのシーンはシュール過ぎて笑ってしまった。


評価 ★★★★☆ (星4つ)

(登場人物が多く、歴史を知らないと理解するのに苦しむが、それでもそれなりにわかりやすくこの時代の歴史を楽しめる作品。大沢たかおが、主役(関)を演じているが、どうしても時代劇の人を演じるとTBSドラマ「仁-JIN-」が頭から離れない。いつあの音楽が流れ、語りが始まるのかと。気になって仕方ない。それとこの映画を見ると、国会議事堂近くの桜田門を実際に見に行きたくなる。)


尊攘(そんじょう)とは

尊皇攘夷(そんのうじょうい)のこと

尊皇(そんのう)とは

幕府が天皇を国の主人として

敬い尊うこと

攘夷(じょうい)とは

攻め寄せる外敵を

討払うことである


-?


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2018.11.15 Thursday -

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