映画「SP 革命篇」の感想(ネタバレ)

2012.05.27 Sunday 邦画 アクション/スペクタクル/SF

■映画「SP 革命篇」の感想(ネタバレ)




■監督:波多野貴文
■出演者:岡田准一 真木よう子 香川照之 松尾諭 神尾佑 山本圭 堤真一

WOWOWで放送していた映画「SP 革命篇」を鑑賞。

【映画「SP 革命篇」のあらすじ】

警視庁SPの井上と同僚たちは、麻田内閣の不信任決議が行なわれる国会議事堂での警護任務へ。その裏では、井上の上司である尾形や国会議員の伊達を含む、ある大学の政治サークル“雄翔会”によるクーデター計画が進行する。尾形の手引きにより、武装したテロリストたちは議事堂に潜入し、たちまち武力で衆議院棟を制圧する。そんな尾形の暴走を知った井上たちは議事堂の各所に散らばり、テロリストたちと戦って事態の収拾を急ぐ。

※WOWOWから引用

【映画「SP 革命篇」の感想(ネタバレ)】


V6岡田准一主演の「SP 野望篇」に続くSP映画版二部作の後編。

物語は、尾形を含む革命派たちが、議員が集まる国会議事堂を武力で占拠するというクーデターが発生。同じく警護活動として国会議事堂で警備していた井上らは、隙を見て反撃に出るが…という話。

先日見た「SP 野望篇」の続編でSPのファイナルエピソードになる作品で、これでSPは終わりらしい。

一応、首相への復讐という尾形が今まで隠していた革命はあきらかになるが、その裏で革命を操っていた官僚たちの存在がいたり、その革命に至る証拠を次々に隠滅する謎の集団などもいて、ラストを迎えてもまだまだ隠された部分も残っていて、さわやかなラストではない。

調子に乗っていた官僚の逮捕シーンはなかったし、国会のその後はどうなったのか何も情報がないのもなんとなく気持ち悪い。

尾形の政治家や日本の警備システムに対する警笛は、現在の日本の状況にもぴったし当てはまっており、脚本家自らが今政治家に言いたい事を、尾形ら革命家たちの口を借りて言わせている感じもしており、結構熱い。

また、実際の国会議事堂と勘違いしそうなセット(滋賀県庁らしい)も、本物の国会中継と言わんばかりのリアリティのある映像(見慣れた国会)に現実の事件かなと錯覚することもしばしば。

また、首相や政治家の態度は見ていて腹立つほど本物そっくりのリアクションで配役も良い。

アクションは、敷地内ということで、爆発シーン以外はややこじんまりとしているが、尾形(堤真一)と井上(岡田准一)の超至近距離での銃を使った肉弾戦は、迫力があり見もの。

堤真一は「容疑者Xの献身」の演技が良く印象が残っているが、今回もその一旦を見せてくれような、心に傷を負った静かな革命家の男を熱演している。特に国会議事堂に突入してからは冷酷なテロリストになっていて表情が別人だ。


評価 ★★★★☆ (星4.3)

(この映画は、武力革命はダメという当たり障りない結末とメッセージで一応終わっているが、革命を起こす側の動機やインパクトが強く、しかも彼ら革命側(尾形)の正義には共感する部分が非常に多い。普通ならはっきりと”善と悪”があり、応援する側が分かりやすいが、今回は、尾形も微妙に応援してしまった。作品としてリアリティがあり、実際のグレーな部分をよく描いている。ちなみに尾形らテロリストに対し、一人正義を掲げて反発する若手議員の名前が”杉村”という辺りはギャグなのかなと思う。銃で脅されるとすぐ下がったし。)


あらゆる革命は

一人の人間の心に芽生えた

ひとつの思想から始まる


-R.W エマソン


テディベアの”テディ”って

誰のことか知ってる?

アメリカの大統領のことなんだよ


-?


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