映画「秒速5センチメートル」の感想(ネタバレ)

2012.06.05 Tuesday アニメ/CGアニメ レビュー

■映画「秒速5センチメートル」の感想(ネタバレ)





■監督:新海誠
■出演者:水橋研二 近藤好美 尾上綾華 花村怜美

WOWOWで放送していた映画「秒速5センチメートル」を鑑賞。

【映画「秒速5センチメートル」のあらすじ】

「桜花抄」東京。互いを特別な存在と思いながら、小学校卒業と同時に離ればなれになってしまった貴樹と明里。次の冬、明里と再会するため電車に飛び乗った貴樹だが……。「コスモナウト」種子島の高校生・花苗は、中学時代の編入生の貴樹に片思いしていた。だが彼が東京の大学に進学すると知って……。「秒速5センチメートル」東京。大人になった貴樹は仕事に追われる毎日。ある日、彼は忘れかけていた以前の自分をふと思い出す。

※WOWOWから引用

【映画「秒速5センチメートル」の感想(ネタバレ)】


アニメ「ほしのこえ」で注目された新海誠監督のプロデビュー作品第二弾。

物語は、一人の男とその周りの女性の切ないすれ違いを小、中、高校、社会人という異なる時代で描いた話。

前回の「雲のむこう、約束の場所」に続き、新海誠監督の第二弾作品ですが、「雲のむこう、約束の場所」と比べると、SF設定を排除し、素直に恋愛と詩的表現に重点を置いたものになっている。

相変わらず、この映画も登場人物の”語り”は多く使われていて、新海誠作品の”詩的な語り”が苦手な自分にとっては、これまたあまり好きになれない作品だ。

新海誠監督作品は、映像や音響は、すごく凝っていて本物っぽさ(※特に音響)があって良いが、作品レベルで見ると、語りとのバランスが最悪だ。

ラジオドラマだと思って、目をつぶって”語り”だけに耳を傾ければそれはそれで良いと思うが、アニメ作品なので映像も一緒に見ようとしてしまうと、”語り”から自分で想像する世界観と、視覚が見ている映像の世界観にズレがあるので、単純に画が邪魔になってしまう。

そして、登場人物の内なる感情が”語り”ですべて説明されてしまうので、見ている側はただそれを解釈し受け入れるだけで、こちらが独自に想像して楽しむスペースがない。入り口から出口まで決められた道を押し付けられているような一方通行な作品という印象だ。


評価 ★☆☆☆☆ (星1.5つ)

(”語り”という演出について好みが分かれる作品。小説の文章としては特に違和感のないものだと思うが、アニメ作品で声優がそれを”語る”となると、全く印象が変わってしまう。”語り”は自分の頭の中で作りあげるから成立する部分で、それを言葉として聞くとなんともきどったヤツに思えて、キャラクターに好意をもてない。ラストの山崎まさよしの楽曲に合わせたアニメーションは1カット単位まで計算されて良く出来ているが、作品としては、PVがやりたいのか、ストーリーを見せたいのか何がしたいのかよくわからなかった。あと少女マンガのような男性像で、イマイチ共感できない。ヤフーレビューでは平均4点超えの謎?の高評価で、世間と自分の評価の違いにかなりビックリ。自分はあまのじゃくだなと再確認した。)


出す当てのないメールを

打つ癖がついたのは

いつからだろう


-貴樹


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