映画「スチューデント」の感想(ネタバレ)

2012.06.11 Monday フランス映画 レビュー

■映画「スチューデント」の感想(ネタバレ)

 




■監督:クロード・ピノトー
■出演者:ソフィー・マルソー ヴァンサン・ランドン エリザベート・ヴィタリ ジャン=クロード・ルゲイ

WOWOWで放送していた映画「スチューデント」を鑑賞。

【映画「スチューデント」のあらすじ】

作曲家を目指すミュージシャンのネッドは、スキー場のリフトで出会った若い女性に魅了される。パリに戻ったネッドは偶然、女性と再会。彼女は教員資格の取得を目指してソルボンヌ大学に通うバランティーヌで、数カ月前に恋人と別れたこともあり、バランティーヌはネッドからのデートの申し出に応じる。初デートから互いに愛し合うようになるが、バランティーヌが教員資格取得試験で忙しい一方、ネッドは実は女性関係が派手で……。

※WOWOWから引用

【映画「スチューデント」の感想(ネタバレ)】


フランスの女優ソフィーマルソーのデビュー作で母国をはじめ世界で大ヒットした映画「ラブーム」のクロードピノトー監督と再びタッグを組んだラブストーリー。

物語は、女子大生とミュージシャンのお互い好意はあるのになぜかすれ違う恋愛を描いた話。

1988年製作の作品ということで、音楽がもろ時代を感じさせるが、内容は繊細と緻密さが感じられ
てなかなか面白い。

この映画は、二人のすれ違いを前フリにしつつ、ラストで誰かの本の引用を使い、男と女や愛について説明するという凝ったつくりになっているが、それが本質を突いていて、製作者が映画を使って言いたいことが良く分かる。

また、手についた日焼け止めクリームを座席にこすりつけたり、トイレで時間をつぶしてわざとデートに遅れてやってくるなど、細かい描写も入れられていて、シーンがリアルだ。コメディまでいかないが、よくありがちな面白い風景を切り取って貼り付けていて、見つけると結構くすりとしてしまう。

ヒロインのソフィーマルソーは、少し前に見たモニカベルッチの「ダブルフェイス 秘めた女」よりも全然こちらの方が良い。年齢が若いというのもあるが、とにかく良い。このときのソフィーは確実に95点はある。

ちなみにDVDジャケットはやや官能さのあるエロいシーンを切り取っているが、一応ヌードシーンはあっても全くといって良いほどそちらに比重はない。どちらかというと男女関係のややこしさに重きを置いている。


評価 ★★★☆☆ (星4つ)

(ソフィーマルソーの魅力がわかる作品。ファンでもなくても一度見てみると、ハっとする良さを感じれると思う。後半はキャラクターのヒステリックな性格が全面に出て、ちょっと腹立ってくるけど(笑)あと、ラストの格言の嵐は、久々に収穫のある映画だった。ベッドインまでが早いので、恋愛の距離感を楽しむような、その辺のドキドキ感はあまりないが、お互い忙しい中でも惹かれあってしまう感じとかは良く出ている。)


二人の時間を

葬ってはいけない


-ネッド


人生は一刻ごとに変わる

僕らもだ

でも君は変わらない

まるで老人と同じだ


-ネッド


愛と個人の葛藤は

常に難しいテーマなのです

-バランティーヌ



誰かを変えようなどと

いうのは愚かな幻想だ


-バランティーヌ


真実の愛の認識とは?

自分を苦しめる人こそ

愛する人と気づくことだ

それが愛なのだ


-バランティーヌ


男はずるく多弁で嘘つきな浮気者…

偽善者で傲慢

卑劣な快楽主義者

女は不実で見栄っ張り

物好きで不道徳

この世で唯一

清く崇高なものは…

欠点だらけの男女の結びつき

戯れに恋はすまじ


-バランティーヌ



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