映画「男たちの大和/YAMATO」の感想(ネタバレ)

2012.07.06 Friday 邦画 アクション/スペクタクル/SF

■映画「男たちの大和/YAMATO」の感想(ネタバレ)




■監督:佐藤純彌
■出演者:反町隆史 中村獅童 鈴木京香 松山ケンイチ 仲代達矢 渡辺大 渡哲也

WOWOWで放送していた映画「男たちの大和/YAMATO」を鑑賞。

【映画「男たちの大和/YAMATO」のあらすじ】

2005年、鹿児島の枕崎漁港にやって来た女性、真貴子は、1945年に戦艦大和が沈没した海に連れていってほしいと漁師たちに頼み、かつて大和に乗組員として乗艦した神尾はそれを引き受ける。真貴子が戦時中に自分の恩人だった内田兵曹の養女であると知った神尾は、それまで重かった口を開いて内田との思い出を明かす。日本の敗色が濃厚だった当時、神尾や内田の他にも多くの軍人が戦死する覚悟で大和に乗り合わせて……。

※WOWOWから引用

【映画「男たちの大和/YAMATO」の感想(ネタバレ)】


2005年公開の実写日本映画としてナンバーワン大ヒットを記録した戦争アクション大作。

物語は、戦時中、戦艦大和に乗った乗組員たちの命を賭けた戦いと現代に父親の遺言を実行しようと、沈没した戦艦大和の場所に向かう女性を描いた話。

当時、世界一の戦艦と名が知られる日本の戦艦大和をテーマにした物語で、これまで気になってはいたが、なぜか見る機会がなく、最近WOWOWで放送しているの知ってようやくチェックしてみた。

邦画作品ながら制作費25億円というかなりお金を賭けていて、アクションシーンの迫力は邦画なりに結構がんばっている。爆撃を受ける度に兵隊の体の一部が千切れたり、血が吹き出るグロい演出は、プライベートライアンを彷彿とする。

ただ、全体の戦闘シーンについては、編集のおかしさがかなり目立って気になる。

たぶん制作費の問題だろうと思うが、アメリカ軍と日本軍の攻防を同時にミドルやワイドで映すシーンが少なすぎて、イマイチ戦場の臨場感が少ない。個々のシーンの迫力はあるんだが。

普通は、シーンの中にアメリカ軍と日本軍が同居して、爆撃するものと、爆撃を受けるものが、ひとつのシーンの中にリアルタイムで同時に描かれながら進んでいくが、この作品は、飛行機が攻撃すると、次のカットでは、戦艦が爆撃を受けて爆発するショットが流れ、その組み合わせのシーンが結構継続していて、飛行機攻撃→戦艦爆発→飛行機攻撃→戦艦爆発とボケとツッコミのセットみたいな感じになってしまっている。

飛行機の攻撃シーンが映ると次は船上で爆発みたいな、かなり荒い編集になっている。

また、戦艦が爆撃を受ける場所もパターンの数が少なくて、同じような場所で角度を変えて何回も撮っているような、セットのマンネリ感もある。

結局のところ、戦艦大和の船上でのシーンがあきらかに多すぎて、彼らは一体誰と戦っているのか、映像からだとわかりにくい。一応攻撃している体、やられている体は描かれているが、敵が彼らと同じ画の中に収まらないので、敵が存在していることがリアルに見えにくい(感じない)。

また、昭和20年前後の時代感(世界観)も、戦艦を使う外ロケでは、いかにも現代で撮ってますというのが、まるわかりで、かなり冷めてしまう。戦艦大和の船上シーンはセット撮影と、本物の戦艦(自衛隊の協力?)の外ロケ(海ロケ)を使っていると思うが、どちらも当時の時代感がなさすぎる。


評価 ★★★☆☆ (星3.5)

(アクションシーンと昭和の戦時中の世界観にかなり不自然さがあるが、内容としては悪くない。この作品は、この時代の人の思想(国のために死ねてしまう精神)を理解しているかどうかで評価がかなり分かれそうな気がする。個人的には、特攻隊への感情移入が結構強いので、序盤の仲代達也の登場シーンからすでに過去を想像して涙腺がやばかった。この映画は、仲代達也世代の人(渡哲也など)の存在感は演技以前に何か違う。若いキャストも熱演しているが、いくら頑張っても演技の域は超えられず精神的にかなわない。なぜか長島一茂も出ているし。)

貴様〜

今どこを殴ったんだ

骨に当たったぞ!


-内田


武士道とは

見返りを気にせず死ぬ覚悟

斯道とは死ぬ覚悟を内に秘めて

人に恥ない生き方をすることだ


-臼淵磐


散る桜残る桜も

散る桜だ

-森脇


覚悟を決めるということは

誰にも生易しいものじゃない

-臼淵磐


男たちの大和/YAMATO/反町隆史


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