映画「君を想って海をゆく」の感想(ネタバレ)

2012.07.15 Sunday フランス映画 レビュー

■映画「君を想って海をゆく」の感想(ネタバレ)




■監督:フィリップ・リオレ
■出演者:ヴァンサン・ランドン フィラ・エヴェルディ オドレイ・ダナ デリヤ・エヴェルディ ティエリ・ゴダール

WOWOWで放送していた映画「君を想って海をゆく」を鑑賞。

【映画「君を想って海をゆく」のあらすじ】

ドーバー海峡を隔ててイギリスと向き合うフランス北端の街、カレ。17歳のクルド難民の少年ビラルは、祖国イラクから一家でイギリスに移り住んだ恋人ミナに会うべく、非合法の密航ルートを乗り継いでこの地までたどり着くが、最後の関門で検問に引っかかり、足止めを食うことに。残された最後の手段として、彼は海峡を自ら泳いで渡ることを決意。市民プールの指導員シモンはそれを知って、懸命に彼の後押しをするのだが…。

※WOWOWから引用

【映画「君を想って海をゆく」の感想(ネタバレ)】


セザール賞の10部門でノミネートなど、フランスで大ヒットを記録した作品

物語は、イギリスにいる恋人を追って、イラクからフランスまでやってきた少年が、トラックでの不法入国に失敗し、ドーバー海峡を泳いで渡ろうとする話。

すでに邦題タイトルから内容は、想像できてしまうかなり分かりやすい作品だが、フランスが抱えるクルド難民の問題もテーマにあり、恋愛だけでなく社会性も秘めている。

少年に水泳を教えるインストラクター役には、「スチューデント」や「すべて彼女のために」に出演していたヴァンサンランドンが演じているが、最近、20年前の作品「スチューデント」を見た後での、今作での変わりっぷりに結構ビックリだ。普通におっさんになってしまった。ただ、老け方はフランス人ならではでダンディでかっこいい。

少年とその恋人役には、今作で大抜擢された新人が演じているが、二人は姓が同じで、実際は本当の姉弟だとという変わったキャスティングになっている。このお姉さんは中東系の顔立ちだが、スクリーンでも光るほどかなり美人だ。


評価 ★★★☆☆ (星3.6)

(フランスは、一般人が難民を手助けする行為(食事や自宅に泊めるなど)は犯罪になるようで、そういう疑いが少しでもあると、管理局が自宅へ訪ねてくるほど取り締まりも厳しい。助けたものへの罰則もある。なぜか人を助ける良い行いとは逆の法律制度になってしまっていて、この作品では、その憤りが強く感じられる。そして、ラストのオチも切ない。)


素質があれば

海峡を泳ぎきれる


-シモン



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2018.01.19 Friday -

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