映画「行きずりの街」の感想(ネタバレ)

2012.07.16 Monday 邦画 サスペンス/ミステリー/スリラー

■映画「行きずりの街」の感想(ネタバレ)




■監督:阪本順治
■出演者:仲村トオル 小西真奈美 南沢奈央 窪塚洋介 石橋蓮司 江波杏子

WOWOWで放送していた映画「行きずりの街」を鑑賞。

【映画「行きずりの街」のあらすじ】

教え子と関係を持ったというスキャンダルで名門高校の教職を追われた波多野は、故郷で塾講師となっていた。ある日、上京した生徒のゆかりが連絡を絶ち、波多野は12年ぶりに東京を訪れる。ゆかりが暮らすはずのマンションで怪しい男に追跡された彼は、彼女が事件に巻き込まれたことを案じて手がかりをたどり、とあるバーへとたどり着く。そこにいたのは、スキャンダルの他方の当事者だった元教え子で、元妻でもある雅子だった。

※WOWOWから引用

【映画「行きずりの街」の感想(ネタバレ)】


「このミステリーがすごい!」1992年の第1位に選ばれた志水辰夫の同名小説を、「座頭市 THE LAST」の阪本順治監督が映画化したサスペンスラブストーリー。

物語は、上京したはずの元生徒との連絡が急に途絶えたことで、塾講師として親しくしていた男が代わりに彼女を探しに行くと、その彼女の周りで起こっていたある陰謀に巻き込まれていくという話。

あらすじを見て気になった作品だが、最初から最後まで、謎が多く「なぜ?何?どうして?」の連続で目が離せない。小説(原作)は知らないがこの作品は完成度も高く面白い。

よくある主人公が巻き込まれていく王道のサスペンスだが、主人公にも秘められた過去があり、それらとも結びつき、話が進むごとに深く成熟していく感じだ。ラストのまとめかたも上手い。

銃が出てこない泥臭いアクションや、どこかじめじめと暗い世界観など、70〜80年代の邦画のバイオレンス作品っぽいマイナーな空気感が漂っているが、そこも良い。

そして登場人物が窪塚洋介を始め、脇を固めるキャストは個性派が多く、食えないやつばっかりで何が起こるかわからない不思議さがある。個人的に小西真奈美の最初のシーンとそれ以降での演技の変化などは、見所かな。

全体通して、セリフは少ないが、セリフの質は良い。窪塚洋介が演じる役のセリフは興味深く結構好きだ。


評価 ★★★★☆ (星4つ)

(個人的にかなりの拾い物だった邦画の作品。サスペンスとしても良作だと思う。落ち着いた中でじわじわ動いていくこういうの好き。口数の少ない主人公やヒロインへの感情移入度も高く、途中セリフや行動が予想できるほど同化した。ヤフーレビューでは、平均2.6とやや低評価だったのが意外とショック。)



わざわざ来てくれた客の

話を聞くのが私のやり方


-?

尊重の意味を間違えてるわ

-雅子


許すなよこんな男

いつまでも許すな!


-波多野


この年で部長にする会社

ろくなもんじゃねえ


-中込


どんな高慢な思想も

ちまたの金持ってる奴の

財布には勝てないって

ことに気づきまして

裏行ったり、表行ったり

居酒屋の店員みたいな人生ですわ


-中込


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2018.08.20 Monday -

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