韓国ドラマ「ATHENA-アテナ-戦争の女神」第5話の感想(ネタバレ)

2012.08.01 Wednesday 韓国ドラマ ATHENA-アテナ-戦争の女神

■韓国ドラマ「ATHENA-アテナ-戦争の女神」第5話の感想(ネタバレ)




■監督:キム・ヨンジュン
■出演者:チョン・ウソン チャ・スンウォン スエ イ・ジア チョン・ハニョン ミョン・ジヨン パク・チョルミン キム・ビョンマン リュ・ダム

WOWOWで放送中の韓国ドラマ「ATHENA-アテナ-戦争の女神」第5話を鑑賞。

【韓国ドラマ「ATHENA-アテナ-戦争の女神」第5話のあらすじ】

ソン・ヒョクらDIS要員たちはVIP救出作戦を開始。ジェンウ、ジェヒ、ギスもVIPが監禁されている場所に向かう。だが、ギスのミスで拉致犯たちの全面対決が始まってしまい、激しい銃撃戦が繰り広げられることに。さらに、犯人たちはVIPを連れて逃走を試みる。作戦終了後、ヘインを誘ってデートに出かけるジョンウ。しかし、その途中でヘインは突然失踪する。ソウルに戻ってもジョンウはヘインを探し続けるが……。

※WOWOWから引用
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【韓国ドラマ「ATHENA-アテナ-戦争の女神」第5話の感想+ほぼ完全版あらすじ(ネタバレ)】


DISの救出作戦が開始されることを知った青瓦台の韓国大統領、NTSの韓国本部では、人質が無事救出されることを固唾を呑んで見守っていた。

しかし、現地では、静かに作戦が遂行されるなか、キムギスの誤射により、テロリストも周囲の警戒に動き出し、状況は一変する。危機を感じたDISのソンヒョクは、作戦内容をサイレントストームからブレードストームへと変更する。

ジェヒは、誤射したキムギスに、本当に元35号室(北のスパイ)?と疑いの質問をするが、「何事も続けないと腕がなまる…」とだらだらと言い訳する。そんなキムギスにめんどくさくなったジェヒは、彼を置いて一人先に進む。

DISは、ソンヒョクの右腕のアンディ(ソンヒョクと同じくアテナ所属のスパイ)とDISの東アジア女性支部要員ジェシカが特殊部隊のリーダーを務め、個別に動くソンヒョクとは別に二手に分かれてアジトの制圧に進んでいた。

一方、ソ率いるテロリスト側も、キムギスの放った銃声を堺にアジトへの奇襲攻撃が起きていることを確認し、戦闘態勢に入る。

キム博士の引渡し時刻が20分前に近づくが、引渡し場所の中国からは、交換条件のキム博士の存在が確認できた連絡はなく、ソは、自ら銃を用意すると、行動を起こし始める。

DISのアンディとジェシカは、木造建物の高い場所から火力の強い銃で攻撃するテロリストに行く手を阻まれ、応戦するも負傷者を多数出してしまう。

ジェヒは、離れた場所にいるジョンウの姿を確認するが、彼の後ろにはテロリスト二名がつけていた。ジェヒは、後ろから追い、そのテロリストを排除するが、安心したところを後ろにいた別のテロリストに狙撃され、肩を負傷する。

ジェヒは、膝を折り、打ち返そうと再び銃を向けるが遅く、テロリストの二発目の照準が先行していた。

しかし、どこからともなく銃声が鳴ると、テロリストの体に銃弾が浴びせられ、そのまま地面に倒れた。ハっとして銃声のした場所を確認したジェヒの目には、ジョンウでなく、ソンヒョクの姿があり、そこからジェヒを見下ろしていた。

一方、一人で動く羽目になったキムギスは、35号室にいた頃は…と一人武勇伝を語り気分に浸っていたが、早速テロリスト二名につけられていた。しかし、何気なしに振り向いた時に彼らを確認すると、ビックリしつつ二発で仕留めてしまった。

ヘインも個別に参戦していたが、まるで暗殺者のような無駄のない身のこなしと躊躇のない殺し方でテロリスト四人を相手に難なく、仕留めていた。たまたま通りかかったジョンウは、テロリストの首にワイヤーを巻きつけて絞め殺し、返り血を浴びるヘインの姿に目が釘付けになっていた。

ヘインも殺戮現場をジョンウに見られ言葉を失っていたが、呆然としているジョンウの後ろに現れたテロリストに気づき、近くにあった斧を拾い、投げて仕留めた。ジョンウは、後ろの敵に目をやるが、視線をヘインに戻した時には、すでに彼女はいなくなっていた。

ジョンウは、まだ現実に起きていることが信じられないというように、彼女の手によって殺されたテロリストの死体が転がる道を、恐る恐る先に進んでいった。

アンディとジェシカの部隊は、まだ銃器が強い建物前でそれ以上進めず足止めを喰らっていた。そこにソンヒョクも銃で応戦しながら遅れて合流した。テロリストは、ロケットランチャーまで持ち出し、特殊部隊目掛けてロケット砲を撃ち込んでいた。

ソンヒョクは、部下に合図を送ると、特殊部隊が使用していたライフルを地面から拾いあげ、建物にいるテロリストめがけて、撃ち続けた。それにより、その建物にいたテロリストたちはすべて制圧された。

別の場所にいたソは、奇襲の激しさに、人質(スヨン)の監禁場所に仲間と行き、人質を連れ出すことを命令する。

人質の監禁場所らしき建物にたどり着いたDISのメンバーアンディとジェシカら特殊部隊のメンバーは、ソンヒョクの合図で扉を蹴破り中に突撃する。わずかに残っていたテロリストらと再び激しい銃撃戦になるが、なんとか制圧する。

ソンヒョクは、上へと掛かるハシゴを上り、辺りを見渡すが、すでにその部屋はもぬけの殻になっていた。ふと床に落ちていた縄を発見し、人質がまだそう遠くない場所にいることを察する。半径150M以内を捜索するよう再び部下に命令する。

キムギスは、何分かぶりにジェヒと落ち合う。ジェヒの腕から血がにじみ出ているのを見て、キムギスは撃たれたんですか?一体誰が…どこのどいつですか、と心配と同時に感情的になるが、ジェヒは、そんなキムギスを無視して再び先に進んでしまう。

そんなジェヒの態度に、怪我してても俺の話は無視か…とキムギスは独りつぶやく。

捜索に向かったアンディとジェシカは、人質を運びながら逃げるソと仲間のテロリストらと鉢合わせる。再び激しい銃撃戦となるが、人質のスヨンは、銃撃戦の隙を見て、テロリストから逃れる。

近くで様子を覗っていたジェンウは、たまたまこちらに逃げてきたスヨンを捕まえ、NTSのイジョンウです、会いたかったと言って彼女を確保する。そして、彼女を追ってきていたテロリストをあっさり始末する。

ソは、アンディとジェシカら特殊部隊の激しい攻撃により、その場から身動きが取れなくなってしまうが、仲間のフォローにより、別の仲間を連れ、先に進む。

ソを援護するテロリストの激しい攻撃により、苦戦していたアンディとジェシカだったが、ジェヒが、テロリストの後ろから表れ狙撃する。アンディは、ジェヒへ視線を向けるが、お互い何も合図せず、次なる標的を目指し突き進む。

ジョンウとスヨンは、開けた道路に出たところで、追ってきたソに出くわし激しい銃撃を受ける。車の陰に隠れるも、銃撃により、その場から身動きが取れなくなる。近くにいたソンヒョクもその銃声を聞くと、そちらに向かう。

ジョンウは、脅えるスヨンを心配しながら、拳銃を捨てると地面に落ちていたライフルを拾い、銃を撃つ合図に走って逃げるよう彼女に指示する。ソは、仲間から新たなライフルを受け取ると、ジョンウが隠れている車目掛けて撃ちまくり、車を蜂の巣にする。

車は銃撃によりダメージを追い、ガソリンが漏れ出していた。ジョンウは敵の銃声の隙間を見つけ、ライフルで再び応戦した。スヨンはそれと同時に車から走り出した。

ソと仲間の止まらない銃撃により、次第に車からもれていたガソリンに火が引火し始めた。ジョンウは、途中で撃つのを止め、車から退いたとき、同時に爆発し、車は天に舞った。ジョンウは爆発と同時に体をくねらせ、防御体勢を取るも、衝撃でそのまま地面に倒れこんだ。

ジョンウは、すぐにスヨンを助けようと、立ち上がろうとしたが、爆発の音で耳は遠くなっており、体は言うことを聞かずふらふらと、完全に平衡感覚を失っていた。再び立ち上がるため、地面に手をついたとき、何者かに後ろから首元に銃口をつきつけられた。

ジョンウが死を覚悟したとき、近くで銃声が数発なり、目の前にテロリストが仰向けに崩れた。ソンヒョクの銃口が動き、彼を先頭にDISの連中がぞろぞろと距離をつめていた。

最後の仲間が撃たれたのを確認したソは、立ちすくんでいたスヨンの腕を取ると、彼女に銃を突きつけ人質にした。

ジョンウは、地面からピストルを拾うと、ソンヒョクと同じようにソに銃を向けた。ジェヒやキムギスも
その場に遅れて合流し、ソに銃を向けながら距離を詰めていく。

ソは、後ろに崖を背負い、完全に袋のネズミに追い込まれていた。銃を捨てろと叫ぶソの声もジョンウには、届いていないようで、視線だけはソを捉えたまま、ふらふらと足を引きつりつつ距離をつめていた。

そんなジョンウにソンヒョクは、止まれ!と強く命令する。君たちは命令違反を犯した。下がっていろ。と、その声にようやくジョンウは銃を下ろす。

しかし、銃を下ろしてもなおジョンウは、ソにじりじり近づいていた。

追い込まれたソは、これ以上近づくと人質の命はない!と最終通告するが、それでもなお近づいてくるジョンウに、ソは、再び、銃を捨てろ!と強く命令した。

その言葉は、すでに威嚇ではなく殺意に満ちていた。そしてのその標的は、人質(スヨン)からジョンウへと銃口が変わった。

ジョンウもその動作に咄嗟に銃を身構えた…。そのとき一発の銃声が響いた。

その銃弾はソの脳天を貫いていた。ソの体は、そのまま後ろに倒れ、アスファルトの地面と後ろの鉄柵に乱雑にぶつかり、カシャンと甲高い音が鳴った。その銃弾の犯人は、ジョンウでもなく、ジェヒでもなく、ソンヒョクでもなかった。

ヘインだった。ヘインが建物からスナイパーライフルで狙っていた。

一方キム博士の受け渡し場所の中国では、一台の車がテロリストの待つ空き地へと乗り合わせた。しかし、車から誰も出てこないのを不思議に思ったテロリストの男が車内を確認すると、誰も乗っていなく、自動運転装置だけが積まれていた。

彼らが罠だと気づいたときには時すでに遅く、中国の公安が引渡し場所の空き地の周囲をぐるりと取り囲み、数台の車が乗りつけ、そこから特殊部隊がぞろぞろと降りてきた。テロリストたちは、自ら銃を捨てると、降伏した。

青瓦台では、作戦が成功し、スヨンが無事救助されたことが伝えられると、大統領は顔に手を当て、心から安堵の表情を見せる。それを見ていたチョ室長もこれまでの緊張が解け、自然と笑みが漏れた。

警察の護衛車に乗るスヨンを一礼して見送ったジョンウは、負傷したジェヒの傷を心配をするが、ジェヒは平気、かすっただけ、と答え、恥ずかしそうに傷口を切れたシャツで隠した。

クォン局長は、電話で部下が軽率な行動をしたことをソンヒョクに謝罪するが、ソンヒョクは、アメリカは韓国に不快感を示している、隠し事が多いと、両国の関係に悪影響を及ぼすと、今後改善するよう要請する。そして、またどこかで会いましょうと付け加えた。

ジョンウは、イタリアのNTS臨時指揮本部でヘインを見かけ、少し話せませんかと尋ねる。ヘインも同意し、喫茶店に移る。何だか疑問だらけで…、どういうことですか?と切り出すジョンウに、あなたと距離を置いた理由がわかりました?と答える。

説明が必要?と聞くヘインに、ジョンウは何も答えられずにいると、ヘインはこれで失礼しますと、会話もそこそこに店を出ていってしまう。ジョンウは声も掛けられず、彼女の後ろ姿をただ目で追うだけだった。

NTS臨時本部では、片付けなど指揮本部の解体が行われていた。キムギスが口笛を鳴らしながら部屋に入ってくるのを見たジョンウは、関わらないように視線を戻した。そんなジョンウの姿をジェヒは見ていた。

キムギスは、作戦成功に協力したことをとても自慢に思っていた。その場にいた要員にご苦労だったと声を掛けては、マージャンはやるか?と声を掛け、できませんと言うと、ウソつくな一度遊びに来いと、馴れ馴れしく会話して回っていた。

そしてジョンウにも声を掛けると、手柄をあげたけど、局長から褒美をやるとかそういうの聞いてないか?と本心を聞いていた。

その場にちょうどクォン局長が現れると、キムギスに向かって補償はされる約束すると答える。

キムギスは、クォン局長から求められて握手をすると、信じてますと、急にかしこまり深々と頭を下げた。そして、クォン局長が帰る祭には、感謝しています。と彼の後姿に礼を送った。

ジョンウは、夜部屋で一人になると、ヘインのことが頭から離れなかった。返り血を浴びならが、テロリストを無残に殺す姿が、まだ信じられずにいた。

任務を終えイタリアから出国する日。

荷物を車のトランクに積めていたジョンウは、ヘインが運転する車を見つけると、協力してくれた現地要員に挨拶していたジェヒに空港で会おうと一言告げ、先に車を出した。一緒に行くつもりだったジェヒだったが、走り去るジョンウの車を呼び止めることもできず、ただ見届けるしかなかった。

しばらくヘインの車の後ろで距離を保って走っていたジョンウは、つけられていることに気づいても、そのまま普通に走るヘインと、イタリアの街並みを一緒に走り、ドライブを楽しんだ。

隣斜線に並び、サイドガラスを下ろし、ジョンウが合図すると、ヘインもその気になり、二人はそのまま見晴らしの良い高台までドライブした。

車を降りて高台から緑と瓦屋根の住宅地の景色を見渡しているヘインにジョンウは、ユンヘインは本名?と聞くが、どんな名前でも私がわかれば良い、とヘインは答える。

ジョンウは、何を聞いてもはぶらかすだろうからこれだけ聞くと、前置きしたうえで、お腹減った?と聞いた。構えていたヘインは、意表を突かれて笑顔を見せる。

近くのテラスのあるレストランにつ移動すると、ヘインは、ひとつテーブルを選んでそこに座った。ジョンウは、席につくなり、”入り口が見え、非常口が近い、席選びの基本だ”。と言い、駐車場の車の数や色、ナンバーも記憶している?と尋ねると、ヘインは、トラックとバイクもねと付け加える。

デートの会話じゃないなと言うジョンウに、これはデートなの?とヘイン。違うの?と探るように聞き返すジョンウに、ヘインは答えに困り、黙ってしまう。

ちょうどウエイターがメニューを持ってきて、そのまま会話が止まる。お互い配られたメニューに目を向ける。ジョンウは、帰国しても展示館に行けば会える?と聞くが、ヘインはさあ、私もどうなるかわからない、と答える。

君の気持ちを聞いてるんだけど…会ってくれる?とさらに詰め寄るが、ヘインは黙ったままだった。

ジョンウは、うっとうしいか…、と半ば関係をあきらめつつつぶやき、運命ならきっとまた会える、と最後に言葉を付け加えた。ヘインは、そんなジョンウに何かを感じ始めていた。

その後、二人は、河を眺めたり、町の雑貨屋に行ったり、バーでウォッカを飲んだりして、二人の時間を過ごした。しばらくして、ヘインはアイス食べない?とアイス屋の前で止まった。ジョンウは、待っててと言って店に入っていった。

アイスを二つ買って戻ってきたジョンウだが、さきほどヘインがいた場所には彼女の姿はなかった。通りに目を向けてみるが、ヘインの姿はどこにもなかった。

ジョンウさん、と後ろから呼ばれたので、振り返ってみると、そこにはヘインではなく、ジェヒが立っていた。急にいなくなったからすごく心配でGPS追跡して、探しに来た、というジェヒに、ジョンウは、ごめんと謝るが、言い方はぶっきらぼうだった。

誰かといたの?と詮索するジェヒに、ジョンウはいや…と嘘をついた。ジェヒは、ジョンウがそわそわと辺りを気にしているのを不思議に思っていたが、ジョンウの手にアイスが二つ握られていたことに、とても気まずくなり、ジョンウに気づかれないように手から目を背けた。

ジョンウは、自分だけアイスを食べていたことに気づき、ジェヒにも食べるか?と、もう一方のアイスを差し出した。ジェヒは、それを断れず仕方なく受け取った。ジョンウは辺りをまだ気にしていたが、ジェヒが待っていることに気づくと、もう空港に行こうと言って、さっさと一人で歩き始めた。

ジェヒは、ジョンウの歩く後ろ姿を見て、これまでとは違う気持ちのズレを感じていた。手に持っていたアイスは、暑さですでに溶け始めていた。

青瓦台では、救出されたスヨンがイタリアから韓国に無事戻ったことがチョ室長から大統領に伝えられると、これまで私は娘に何もしてやれなかった…情けない父親だ、と、娘に対して秘めていた胸の内を語った。

韓国本部のNTS(国家対テロ情報院)に戻ったクォン局長は、ジョンウやジェヒなど現場要員を集めた会議で、イタリアでの事件を反省しつつも、これからのNTSは、非常対応体制に入る。そして、新型原子炉開発の妨害をする者がいた場合、誰であれ撃退するそれが私たちNTSの任務だ、と強く主張した。

その言葉に聞いたクォン局長の右腕の部下は、局長と二人になると、NTSに内通者がいるのですか?と尋ねた。不審な点がいくつかあったとクォン局長は、答える。そして、その部下に極秘裏に調べるよう指示を出した。

キムギスは、韓国に戻ると、違法な賭けをやってる自分の店に戻った。しかし、自分がいない間にイカサマ師(タッチャ)が表れ、部下が知らずに手合わせして大負けしていた。弱そうだったと言い訳する、そんな部下に探して連れてこいと叱責するキムギスだったが、それに追い討ちをかけるように、大変です、と駆けつけてきた別の部下が現れた。

彼の指す店内を見ると、警察が押し入っており、賭博客を隅に集めては、警官らが部屋を物色していた。

キムギスは、その光景を見て、苛立つが、決して慌てなかった。

毎度のことでもあるように、これはこれはご苦労様です、と彼らに声を掛けながら、ガサ入れを取り仕切っている中年刑事を見つけると、私も実は国の仕事をしています、同業者ということで穏便にお願いしますよ!と、近づき内ポケットから現金の入った封筒を取り出した。

そして、今日はこれで一杯やってください、遠慮せずに、とその刑事の胸ポケットに強引に押し込んだ。金で収めようとする男に中年刑事は、けしからん、公務執行妨害に、賄賂供与だと、懐から封筒を取り、部下に渡すと、連行しろ!と指示した。

部下も封筒の現金を確認すると、キムギスの腕を掴んで連行しようとする。キムギスは、わかったわかった…と、彼らをなだめると、最後の手段とばかり、携帯を取り出して、どこかに連絡した。

ジョンウの携帯が鳴り、電話に出ると、おうチング!(ダチ)、と景気の良さそうな声がした。キムギスだった。どうした、と聞くと、めんどくさい用事を頼まれた。ジョンウは、とりあえず、責任者に代わるようキムギスに指示した。

キムギスから携帯を渡された中年刑事は、始めは話し相手が誰かわからず、雑に応対していたが、相手の身分がわかると、急にかしこまって、敬語を使い始めた。そして、最後は、はいわかりましたと、相手の要求にすべて応じる姿勢を見せた。

キムギスは、これで私が誰かわかったでしょう、さあ帰った!と、まるで権力を行使するようにその場を仕切り始めたが、中年刑事は、再び部下の名前を呼ぶと、連行しろ!と改めて命令した。

ジョンウが裏切ったことにキムギスは、どうしてそうなるんだ、離せ!とその場で騒ぎ立てると、中年刑事は、キムギスの頭を叩いて、騒ぐなと黙らせた。しかし、キムギスは、大統領に電話しろ、俺は国の仕事をしているんだ、覚えてろよ、と最後まで無駄な抵抗をしていたが、結局そのまま連行されていった。


ジョンウは、暇を見つけてヘインが勤めていた国情院の展示館に行くが、ヘインは、最近辞めたと受付の女性からいわれてしまう。居場所を聞こうとするが、規則違反ですと、それ以上話を聞くことはできなかった。

ソンヒョクは、レストランにヘインを呼んでいた。先に一人で注文していたワインを飲みながら、国情院を自ら辞めた理由を尋ねる。ヘインは、ヴィチェンツァの件で身元がばれたので…と答えた。

一方、ソンヒョクもヴィチェンツァ一件で本部から処分を受けていた。ヘインは、そのことを気にかけ、自らNTSのクォン局長のもとに志願し、内部情報を収集し、挽回したいと意気込んでいた。

ソンヒョクは、それは構わないが、容易ではない、と助言する。ヘインは、クォン局長の信頼は得ているし、抱き込んだ要員がいると告白する。それはジョンウで自分に好意を持っていると。ソンヒョクは、その話を聞いて、君の罠に掛かってくれれば、好都合だなとつぶやく。


ジョンウは、NTSのパソコンでヘインのプロフィールから居場所を調べようとしていたが、セキュリティロックが掛かり、見ることができなかった。データベースの閲覧は、要員の身分により、セキュリティレベルで管理されていた。

ちなみに、ジョンウより身分が上のパクチーム長なら、閲覧が可能だった。ジョンウは、パクを呼んだ。モニタに映るヘインの写真を見たパクは、告白なら会ってしろ!と助言するが、居場所がわからないとジョンウは答えた。

そして、ヘインが、秘密要員(ブラック)であり、イタリアでの作戦に参加していたことも付け加えた。パクはそんなふうに見えないと驚いた。ジョンウは、すかさず力を貸して(トワジョ)と言うが、めんどくさいことが嫌いなパクは、どうせ無理だといって席に戻っていった。

ジョンウは、ヘインに会えない寂しさを、イタリアでの思い出に浸りながら一人バーで酒を飲んで過ごした。

クォン局長の右腕は、キムジュノに戦術訓練を始めろ、現場復帰だ!と指令を出す。隣にいたジェヒにもサポートを頼むと告げる。ジュノは、まだ自信がない…と漏らすが、ジェヒは、そんなこと言ってたらいつまでも現場復帰できないわ、上手くやれるわ心配しないで、と励ます。

ジュノは、久々に射撃場に入り銃を構えるが、狙いを定め引き金を引こうとすると、手が震え硬直し、、銃口が定まらなくなった。ジュノがそうなってしまったのには、過去のある出来事がそうさせていた。

男が銃で人質を取る凶悪事件が発生。

ジュノとジェヒは、その現場に向かった。男は女性を人質に取り、ジュノが目の前で説得していたが、横から近づくジェヒに気づき、男が隙を見せたときに、ジュノは犯人へ発砲した。

弾は犯人に命中したが、撃たれた際に男が引き金を弾き、その弾が人質となっていた女性の体を貫いた。任務遂行上、ジュノにミスはなかったが、被害者がジュノに脅えて助けを求める声がジュノの心に深い傷となっていた。

そして、それ一向、ジュノは現場要員としての活動はせず、本部から現場に情報を送る後方任務についていた。

チョ室長は、クォン局長とハン室長を交え、今後の対応を協議していた。イタリアの件でアメリカに助けを求めたことで今後、干渉が激しくなると心配するチョ室長にクォン局長は、情報公開を求められても、核心的な内容は明かさない、キム博士の保護プログラムも強化していると告げる。

チョ室長に電話が入り、彼女は会議を抜けると、ジェヒの父親でもあるハン室長は、残ってクォン局長と少し話をした。

二人きりなると、ハン室長は幾分緊張感が取れ、大統領に対し本音を漏らす。あれほど憔悴しきっていた顔は初めて見たと、クォン局長は、大統領である前に父親ですから、と答える。

そして、ハン室長ならどうします?と、聞かれると、私はすでに娘の信頼を失っていますから、娘を選ぶが、感謝されないだろうと、娘との辛い胸の内を語った。

ハン室長は、ジェヒが現場要員のジョンウと付き合っていることにずっと反対していた。反対する理由は、自分自身が現場要員として活動するなかで、最愛の妻を失くしたことにあった。

そして、二人を引き離すため、室長は自らの権限を使ってジョンウをジェヒに会わない任務につけた。しかし、ジェヒは、ジョンウを見つけるために現場要員になると願い出た。そして、父親にこれ以上邪魔するなら、親子の縁を切るからと告げていた。

クォン局長は、ジェヒを呼んだ。部屋にやってきたジェヒに、お父様だと言って、そのまま席を外し、親子二人にした。ハン室長は、こうでもしなければ避けるだろうと、ジェヒに言った。

忙しいので…とすぐに出て行くジェヒに、待ってくれと強く呼び止め、ケガをしたと聞いたが、傷は大丈夫か?と心配する。はい、と答えるジェヒに、じゃあいい、もう戻っていいと、命令するが、ジェヒはそのまま動かない。

ハン室長は、お前にいくら恨まれても、私の判断が間違っていたとは思わない。お前もいずれ子供を持てば、その時、私の気持ちがわかるだろうと言うと、ジェヒは、もう誰も愛さないので、子供も生みません、と涙を流して部屋を出ていく。

ジョンウは、階段を降りていくジェヒとすれ違う。目を真っ赤にしていたジェヒに、どうした?と声を掛けるが、そのままいこうとするので、ジェヒの腕を、掴んで、何があった?と聞いた。

ジェヒは、原因はあなたと言わんばかりにジョンウの目をただ見つめるだけで、そのまま階段を下りていった。ジョンウもそれ以上ジェヒに声をかけることはできなかった。


パクチーム長は、キムギスの保釈手続きを済ませ、署の外で連行した時の中年刑事とともに、豆腐を持参して待ち構えていた。※韓国では、刑務所から出てくるときに、白い豆腐を食べる習慣がある。豆腐を食べて、豆腐のように綺麗な体になる(罪を清算する)というような諸説がある。

どうやらパクと刑事との話がついたようで、中年刑事は、キムギスがパクに腹を立てているのを見ると、では…と言って、愛想を振りまきながらそそくさと署に戻っていった。

なぜジョンウに電話したんだと、俺に頼まないお前が悪いと、相手の否も突くパクに、もう関わりたくない、今後は俺に頼まないでくれ、あの裏切りものにも宜しく、これは戦争だ!と、キムギスは、すべての怒りを爆発させていた。

パクは、車で送ってやる、となだめるが、キムギスは、無視して歩き出した。その後ろから、少しは食べろと豆腐を入れたビニール袋持ったパクはあとをついていった。

ソンヒョクは、アンディとジェシカを引きつれ、NTSの本部を訪れていた。クォン局長に会うためだ。ソンヒョクは、廊下でイジェヒと遭遇し、一礼すると、その姿を見た科学室長のオッスッキョンは、知り合いなの?、かっこいいじゃない、とジェヒの腕に自分の腕をコツンとぶつけた。

DISがNTSにわざわざ来た理由は、新型原子炉開発の資料を手に入れるためだった、クォン局長は、わが国の国家機密でだから、慎重に扱ってくださいと、用意していた関連資料を指し出した。

ソンヒョクは、それとは別に、アメリカ政府の要求として、今後NTS内にDISのオフィスを設ける条件があることを伝えた。クォン局長の側近が一度は断るが、青瓦台が了承していると聞かされると、クォン局長は仕方なしに、準備すると答える。


ジェヒから今後DISとNTSは情報共有することになったと聞いたジョンウは、クォン局長のもとに駆け寄り、事実ですか?と尋ねる。

そうだ、とクォン局長が認めると、ジョンウとジェヒはこれまでのDISに対して溜まっていた不満をすべてぶつけた。彼らのいいなりになるのですか?と、その言葉にクォン局長も、持っていたペンを投げつけ、怒りを露にする。そんなつもりはない、騒げば思う壺だ、心配せず、指示に従え!と、自分も同じ気持ちであることを伝えた。

クォン局長の気持ちを察すると、二人は納得して、命令に従うことを決めた。

廊下でジョンウとジェヒに出会ったソンヒョクは、明らかに敵対心をむき出しにする二人に、今後は仲間同然だから、宜しくと、伝える。しかし、ジョンウは、仲間だと思ってるのはそっちだけだ、と伝える。

君たちも俺も上の命令に従ってるだけで、イタリアでの一件は、両国の力関係が作用しただけだ。変に敵対心を抱くのは、疲れるだけだと、割り切った対応をするよう助言する。そして、二人の名前を一人一人呼ぶと、宜しく、と再度伝えた。

NTS本部に戻ってきたパクチーム長は、科学捜査室で、部下から今回のDISの一連の情報を聞き腹を立てていた。

どうやら、新型原子炉開発の情報共有と、NTS内部へのDISオフィスの設置は、イタリア事件での支援条件に最初から含まれていて、すべて青瓦台の判断だったという。パクは、ジョンウとジェヒに何か知っていたか?と聞くが、二人とも顔を見合わせるが、知らなかったと答えた。

部屋に緊張感が漂うなか、ソンヒョクがメンバーに加わることを聞いた、科学捜査室長のスッキョンは、部屋に入るなり、ジェヒはどこ?と言って入ってきた。ジェヒを見つけると、彼がメンバーになるんだって、じゃあこれから毎日会えるわね、かっこいいもんねと、手を叩いて喜んでいた。

その態度に、事の深刻さが分からないのか、プライドはないのか!とパクが叱責すると、何をカリカリしてるの?タコみたいな顔して、と、スッキョンは独り言のようにつぶやいた。

そこに、新たに要員が来て、現場要員は会議に集まってくださいと呼ぶと、ジョンウ、ジェヒ、キムジュノは、ぞろぞろと部屋を出て行った。彼らが出て行くと、残された科学捜査の要員たちは、ここでお茶飲まないでよね、片付けもしないし、と彼らの陰口を言っていた。

会議室では、クォン局長の右腕として働く上司から、今回の経緯とDISへ協力するよう伝えられる。そして、新たに新入りだといって、女性が部屋に入ってきて紹介される。その女性はヘインだった。

ヘインを見たパクは、ジョンウになにか言いたげだったが、周りの空気を読んで疑問を飲み込んだ。そんなヘインの登場に驚く二人とは対照的にジェヒのヘインを見る態度は、嫌悪感や敵対心があった。

ジョンウは、会議の後、ヘインの後を追い、なぜここに?、どうして?と驚きと疑問を見せた。ヘインは、私は命令に従うだけ、でもジョンウさんがいるから心強いわ、と言った。そのやりとりを影から見ていた、パクは、彼女がいなくなると、良かったじゃないか、祝杯を上げよう、とジョンウを祝福した。

DISでは、NTSから受け取った新原子炉開発の資料の分析をしていたが、受け取ったものには、核心的なデータは何ひとつなかった。ジェシカは、追加資料を要求しましょうと言うが、ソンヒョクは、すべての分析を終えてから対応を考えようと緩和な姿勢を見せる。

ジェシカが部屋を出て行くと、アンディを呼び、ヘインと連絡するよう指示する。

クォン局長は、DISとの合流に関し、秘密裏にキム博士を安全な場所へ移送する計画を考えていた。部下にこれまでNTSや国情院では利用したことがない、施設や機関などリサーチさせていて、ほぼ護送準備も整っていた。

ソンヒョクは、人気のないところにヘインを呼び寄せると、アンディが辺りを監視するなか、内密な指示を出した。

NTSに戻ったヘインは、データベースにアクセスできないと、他の要員に尋ねるが、保安レベルが上がったせいだと答える。歓迎会は、行かないんですか?と逆に聞かれると、行きますとヘインは、答えた。

一方、カラオケルームを貸し切り、主役のヘインがいないなか、NTSの現場要員たちは、先に歓迎会を始めていた。

パクチーム長が、入社してから宴会は数えるほどしかないと挨拶した。パクが、音頭の説明をすると、それにあわせて、皆もマネした。パクが、”こんな席は”、と言うと、他のメンバーが”めったにない”と言って、コップを持ち上げた。

その後、主役のヘインがいないことに気づいたパクが、連絡しようかと携帯電話を取ろうとするが、ジョンウは、すぐ来るそうですと伝えた。

ヘインは、まだNTSにた。一人辺りを気にしながらNTS内の監視カメラの場所を確認し、データーベースにアクセスできるサーバー室に向かう。サーバー室の扉を開け、手際よく、サーバーに装置を繋げると、極秘ファイルへアクセスを始めた。

しかし、何者だ?という声とともに、後ろから銃をつきつけられた。ヘインは、恐る恐る振り返り…。



評価 ★★★★☆ (星4つ)

(前回に続いて韓国ドラマ「アテナ」を消化中だが、5話もかなり面白く。あらすじを詳細に書いていたら膨大な量になってきた。個人的にアイリスよりアテナの方が好きかもしれない。ジョンウとヘインの関係やほのぼのとした人間模様が良い。特に不幸キャラ:ジェヒ(イジア)は、共感度が高くて好きだ。イジアは特殊要員にあまり見えないという欠点が逆に良い。)



運命ならきっとまた会える

-ジョンウ


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2018.07.17 Tuesday -

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