映画「ラスト・エクソシズム」の感想(ネタバレ)

2012.08.08 Wednesday ホラー映画レビュー

■映画「ラスト・エクソシズム」の感想(ネタバレ)




■監督:ダニエル・スタム
■出演者:パトリック・ファビアン アシュリー・ベル アイリス・バー ルイス・ハーサム ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ

WOWOWで放送していた映画「ラスト・エクソシズム」を鑑賞。

【映画「ラスト・エクソシズム」のあらすじ】

これまで何度となく悪魔払いの儀式を成功させてきたマーカス牧師。だが彼自身は悪魔を信じておらず、儀式は依頼者を納得させるための、いわば精神療法のようなものだと考えていた。そんなある日、悪魔払いの失敗で少年が命を落とすというニュースを聞いた彼は、儀式のウソをドキュメンタリーとして公表し、それを最後に引退しようと決意する。彼は撮影スタッフを連れ、無作為に選んだ依頼者のいる田舎の農場を訪れるのだが……。

※WOWOWから引用

【映画「ラスト・エクソシズム」の感想(ネタバレ)】


悪魔祓いの嘘を暴露しようとする牧師のドキュメンタリー風オカルトホラー。

物語は、神を信じていないマジックが得意な牧師がエクソシズムの嘘を証明しようと撮影クルーを同行させ、奇怪な出来事に悩んでいる依頼者の家でマジックを使ったエクソシズムまがいの儀式で解決しようとするが…という話。

エクソシズムはすべて嘘だ”と神を信じていない牧師がそれを証明しようとする…という面白い切り口で始まる斬新なドキュメンタリー風なホラー

最近流行の、”パラノーマルアクティビティ”などと同様のドキュメンタリー風(本物っぽい)な恐怖演出を狙っている。

個人的に”エクソシズム”については、宗教教育の教えから出た弊害と考えているので、この映画は主人公がそれを証明しようとする視点で描かれたのは、なかなか斬新で面白かった。マジックグッズを使って。

結局のところ、固定の宗教の神を信じている信仰心の強い人ほど、エクソシズムを必要としてる人が多く、キリスト教と関係ない地域では、実のところ全然話題にもならない。特に日本では、悪魔祓いなどは自分の周りで聞いたこともない。※テレビではたまに見るけど。

実際、ある宗教では、神を信じる=悪魔も信じる ということなので、自分のなかに神を受け入れられない行為や信仰心があるならば、それを”悪魔”として、精神の中に作り出してしまう恐れがある。

なので、基本悪魔祓いが必要な人は、悪魔がいるという宗教を教えられて育った人やその神を信じている人に多い。逆に日本は、キリスト教は、ごく一部なのでエクソシズムの話はほぼ聞かないが、それに代わる厄除け(霊、祟り)などの文化があるので、そういうものを強く信じてしまうと同じ状況に陥る可能性もある。

ということで、神(メリット)を信じさせるために、悪魔(デメリット)で恐怖を煽っている特定の宗教や考え方には深く関わらない方が良い。また、恐怖や不安で煽るのは、安易で効果的だが、個人的にやり口を尊敬できるものではない。




評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(マンネリ化しつつあった悪魔祓いホラーの少し斬新なアプローチ作品。ラスト手前のどんでん返しは意外な展開だったが、その後はお決まりの暗闇を走って逃げるが、バッドエンドなので後味が悪い。一応、斬新なアプローチとは正反対に宗教に配慮して、神がいる(悪魔もいる)設定を肯定し、保っている。人(仲間)が多いので、娘(悪魔)の怖さは、それほどでもないが、ライフルを発砲する親父の方がリアルに怖い。)


救いが必要な人々に

彼らが臨む救いを与えてる


-マーカス


”悪魔に取りつかれてる”

という思い込みだ


-マーカス


エクソシズムは詐欺だと

示したいんだ

それこそ神の仕事だ


-マーカス


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2018.01.19 Friday -

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