映画「バンクシーの世界お騒がせ人間図鑑」の感想(ネタバレ)

2012.09.04 Tuesday ドキュメンタリー映画レビュー

■映画「バンクシーの世界お騒がせ人間図鑑」の感想(ネタバレ)





■監督:バンクシー
■出演者:アンディ・ビックルバウム マイク・ボナーノ

WOWOWで放送していた映画「バンクシーの世界お騒がせ人間図鑑」を鑑賞。

【映画「バンクシーの世界お騒がせ人間図鑑」のあらすじ】

世間を騒がせようとする者は多い。街でいたずらをしてビデオで撮影し、インターネットの画像サイトにアップされた映像が、時には数千万人に目撃される今の時代。しかし、中には“イエスメン”の2人のように、権力に抗議しようと当局に捕まる覚悟で行動を起こし、目的を達成した者もいる。40年間も権力者へのパイ投げを繰り返す者も。また、実は“お騒がせ人間”は以前からいて、1970年代にはストリーキングが大流行した。

※WOWOWから引用

【映画「バンクシーの世界お騒がせ人間図鑑」の感想(ネタバレ)】


イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」がアカデミー長編ドキュメンタリー賞にノミネートされた注目のイギリスの覆面芸術家バンクシー監督によるドキュメンタリー作品。

物語は、世界のお騒がせな人々の動画やニュースを集めて彼らの現状に迫ったもの。

いかにもアホそうな面白タイトルに惹かれてチェックしてみた。

始めは、日本のバラエティ番組でも流れるようなユーチューブ動画の寄せ集めのようなものが多く、公道でマリオに変装しマリオカートする者や、単純に人を驚かしたり、迷惑を掛けるイタズラ集など、すでに見たことある映像も結構あった。

その後、単純に思いつきで行っている前者の連中とは別に、あるしっかりとした思想を掲げて、計画的に行うお騒がせな人たちも登場する。

こちらは、政府や権力者に対抗する者たちで、ビルゲイツや政治家にクリームパイをぶつけたり、また、無実の罪で収監された男の解放を願って破壊活動を行うもの、またあるものはある企業の製品で苦しんでいる被害者のためにその会社の幹部に成りすまして?テレビに出演して嘘情報を流して、賠償請求を行うように仕向けたり、行動はかなり強行的だが、実体は善意溢れるもので、裏側を知ると彼らへの共感度は結構高い。

ちなみに、過去にブッシュ大統領にクツを投げて話題になった記者の映像も紹介されていたが、その後の彼はアラブでは英雄扱いとなっており、富裕層からの金銭の寄付や嫁になりたい女性が殺到してるとか。彼は、クツ投げの罪で2年近く収容されたようだが、その対価はアラブではかなり大きいといえる。



評価 ★★★☆☆ (星3.5)

(お騒がせ人間というだけでは片付けられない現代の革命者の姿がわかる良作品。社会の常識を植えつけられた人間にとって、お騒がせ人間の登場は単なる邪魔ものやサプライズに過ぎないが、この作品を見ることで、お騒がせ人間側の彼らの動機(実情)が理解できる。むしろお騒がせ人間の方が社会の実情を良く知っていて、国民を正しい方向に導こうとしていたりする。現代は支持者の数を集めれば、法律も変えられるので、こういうお騒がせパターンが今後王道になっていくのかも。)


からかいたいわけじゃない

私は人々に

何を信じるのかを問い

そう信じるに至った

理由を問うてる

やみくもに信じていたなら

疑いを抱くべきだ

-?


パイ一つで

”宇宙の覇者”を

パニック状態に陥らせられる

-?


クリームパイの暗殺者が

大勢集まれば

我々一般市民が

この世を支配できるのだ


-?


肝に銘じてほしい

彼らは圧制者だ

彼らは庶民の息の根を

止めようとする


-?


最後には善が勝つべきだ

今のおかしなシステムのままじゃ

人類は破滅する

善人が勝たなきゃ破滅は必至さ


-?


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2019.12.09 Monday -

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