横山秀夫サスペンス「他人の家」の感想(ネタバレ)

2010.05.21 Friday WOWOW ドラマ

■横山秀夫サスペンス「他人の家」の感想(ネタバレ)

 

収録 真相/18番ホール/不眠/花輪の海/他人の家

5月からWOWOWで4週連続で放送している横山秀夫原作のサスペンスドラマ。その4週目に放送していた渡部篤朗主演の「他人の家」が再放送していたので録画して見てみました。

キャストは、渡部篤郎(わたべあつろう)のほか戸田菜穂、小野武彦、高杉旦、伊藤四郎…等。

ストーリーは、過去に強盗傷害という罪を犯した渡部篤郎演じる貝原が、妻(戸田菜穂)とともに新しいアパートにて暮らし始めるが、前科者ということが大家にバレて、やっとの思いで見つけた住む場所を失ってしまう。そこに、伊藤四郎演じる近所に住む佐藤が、跡継ぎがいない自分の家を守る代わりに、養子縁組によって名前を”貝原”から”佐藤”に変えないかと話を持ちかける…。

横山秀夫サスペンスと題された作品のひとつということでサスペンス色が強いドラマかと思っていましたが、元犯罪者としての生活の厳しさと苦悩、そしてそんな夫を献身的に支える妻の愛など、サスペンスというよりも人間ドラマとしてもかなり秀作。そして、めちゃめちゃ泣ける。

悪い同級生に唆(そそのか)されて一度罪を犯してまったことが原因で、人生の歯車が狂ってしまった根は真面目な男(貝原)が一生懸命元のレールに戻ろうと頑張るが、過去の罪が足を引っ張り戻ることを許さない。そんな姿がなんとも痛々しい。気が弱く、不器用な人が一生懸命生きる姿はやっぱり胸に来る。

そして、妻の支えてくれる行動をずっと償いだと思っていたのが、最後にそれが本物の愛だとわかり、それを頼りに新たに生きることを誓うラストにもまたまた感動。

元犯罪者という汚名が拭えない”貝原”という姓を捨て、一度は養子縁組によって”佐藤”として新しい人生を手に入れたが、あることがきっかけで、また”貝原”に戻し、生きていくことを誓う。

この”姓”の変更によって変わる生き方、罪と償い、それに伴う、心理の変化がすごく丁寧に描かれている。最近、あまリ見ることが減った俳優:渡部篤郎の演技をラビリンス、ケイゾクのドラマ以来しっかりと見たような気がする。久々に良いドラマを見てしまった。

この”他人の家”が収録されている短編集の原作本だという「真相 」もちょっと気になりますね。

★★★★☆ (評価 今回は星4つですね)


JUGEMテーマ:テレビドラマレビュ〜♪
 

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2019.10.12 Saturday -

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