横山秀夫サスペンス「18番ホール」の感想(ネタバレ)

2010.05.27 Thursday WOWOW ドラマ

■横山秀夫サスペンス「18番ホール」の感想(ネタバレ)



先日、サスペンスなのにめちゃめちゃ感動してしまったWOWOWの横山秀夫サスペンスの第4回ドラマ「他人の家」に続き、今回は、同じく横山秀夫サスペンスの第1回目に当たる「18番ホール」を見てみました。※ネタバレがありますので、ご注意ください。

「18番ホール」も、仲村トオルを始め、西田尚美、田口浩正、池田成志、相島一之、遠藤憲一らかなり豪華な俳優が出演。

「18番ホール」のあらすじは、仲村トオル演じる樫村は、幼い頃からの友人(遠藤憲一)に当選確実だからぜひお前がやってくれと言われ、地元の村の村長選に出馬することを決める。

樫村が村長選に出馬することを決めた本当の理由は、村の再開発事業を行う計画の場所にあるゴルフ場の18番ホールが原因だった。18番ホールには、樫村が過去に飲酒運転の末に、車で轢いてしまった女性の遺体が埋められていたからだ。だからなんとしても村長になり、再開発の場所を阻止する必要があった。

しかし、あらかじめ用意周到な手回しにより当選確実とされていた票の確保も、突然他候補の応援をする仲間の裏切りや、応援してくれてたはずの議員の寝返り、妻の住民票の移し忘れによる自分達の選挙権の失効等により、どんどん危ぶまれていく。

そして、ラスト…、票が開票されていくなか、途中経過発表にて他候補にかなりの差をつけられ当選自体が危うくなると、樫村は大雨が降るなか、スコップを持ち、遺体が眠る18番ホールへ車を走らせる。

しかし、18番ホールの手前で仲間から村長に当選したことを携帯に連絡を受けると、樫村は、張詰めていた緊張から解放されるように、ほっと一安心した。

ところが、選挙事務所に戻ろうと車を発進させると、車にぶつかった”ドン”という鈍い音が─。

車を降りて外を確認すると、選挙の応援に来てくれていた知り合いのおばあちゃんが血みどろの状態で車の前に倒れていた。その光景を見た樫村は「オレはどうすれば…」と口にする。

ドラマは、ここでエンドロールが流れ終了。

樫村が取るこの後の行動は、視聴者に任せるという手法が取られている。

過去の過ちを隠すために翻弄していた主人公(樫村)は、村長になることでその罪を永遠に葬ろうとしていたが、それもつかの間、罪からの開放の前に、また新たな罪が生まれてしまう。人生の皮肉がありますね。

個人的には、この轢いてしまったおばあちゃんも18番ホールに埋めてしまうという、主人公が悪に染まったまま迎えるラストにしてくれたら、良かったような気がします。このドラマ上の流れからいけばそれが自然ですし。

この辺は、見ている人のモラルや感情によりますが…。


★★★☆☆ 

(サスペンスとしては、ドキドキが盛りだくさんですが、ラストの結末を視聴者に委ねたため 星 3.5ですね)

原作(真相)のラストは、どうなっているのかこちらも気になりますね。

真相



JUGEMテーマ:テレビドラマレビュ〜♪
 

スポンサーサイト

2019.09.19 Thursday -

  • Check
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • -
  • -
  • 0
    • -
    • -

    コメント

    コメントする








    この記事のトラックバックURL

    WOWOWのおすすめ番組!    

    Search

    管理人の記憶に残るおすすめ作品

    Links