映画「遠くでずっとそばにいる」の感想(ネタバレ)

2014.09.01 Monday 邦画 サスペンス/ミステリー/スリラー

■映画「遠くでずっとそばにいる」の感想(ネタバレ)




■監督:長澤雅彦
■出演者:倉科カナ 中野裕太 伽奈 清水くるみ 徳井義実 六角精児 岡田奈々

WOWOWで放送していた映画「遠くでずっとそばにいる」を鑑賞。

【映画「遠くでずっとそばにいる」のあらすじ】

27歳の朔美は、事故で10年分の記憶を失い、意識だけが17歳へと戻ってしまった。周囲の人々は朔美の無事を喜びながらも、過去からやって来たような彼女のふるまいに戸惑いを隠せない。そんな中、朔美は恋人と思われる良彦や、高校時代の同級生だった薫の助けを借りて失われた記憶をたどる。だが卒業や就職、恋愛など失われた10年の記憶はあまりに大きく、彼女にとっては思い出したくない過去に向き合うことにもなっていく。

WOWOWから引用

【映画「遠くでずっとそばにいる」の感想(ネタバレ)】


狗飼恭子の同名小説を、倉科カナ主演で映画化した恋愛ミステリー。

前回見た「陽だまりの彼女」が良かったので、同じような邦画の恋愛作品を選んでみた。といってもこっちはサスペンス(ミステリー)が入っているけど。

簡単なあらすじは、上記の通りで、10年間の記憶が無くなってしまった女性の失った自分の記憶を探すミステリー。

記憶を失って目を覚ました主人公と同じ目線で話が進むため、ほぼ見ている側もわからないことだらけ。昨日食べた飯が何か思い出せないとかどうでもいい情報ではなく、根本的な人間関係の記憶が無くなることの怖さは少し伝わってくる。相手は知ってるけど自分は相手のことを知らない。

ただ、設定上、探っていくと真実に繋がっていく、ほぼ後だしの作品なので、状況がすべて揃った上で行われる通常のサスペンスとはやや異なる。記憶が続かない映画「メメント」と比べると、後で繰り返して見たくなるような遊びはない。

結果的には、記憶を失うに至る事故原因は、自らの自殺による交通事故だとわかる。自殺に至る理由は、こちらも彼氏の車に同乗中に事故に巻き込まれ、彼氏は死去。そのショックに耐えられず、自殺を繰り返していた過去があったというもの。その話が、記憶をたどるなか、徐々に明かされていく。

基本的には、彼女の過去がずっとわからないので(設定なので仕方ないが)、この人はこういう過去を持ったこういう人間なんだとわからないので、キャラクターに感情移入するのは難しい。そのため、最後のどんでん返し(悲しい過去)に触れても、感動は薄い。あまり入りこめない。

個人的には、ミステリーと言っても紐解くとシンプルで、彼女の記憶がないことをいいことに、ウソをつく仲間がいて、もっと内容がぐちゃぐちゃしててもいいかなと思う。意外とすっきりしている。※お金を借りたきり、そのことを黙っておく人はいたけど。実は過去に付き合ってたと言って、言い寄ってくる男が何人かいたっていい。

主演の倉科カナは、ドラマ作品とか見たことないが、なかなか良い。このヒロインの性格が楽観的なので世界観が重くならず見やすい。倉科カナの魅力は、出てると思うが、作品上「陽だまりの彼女」の上野樹里みたいに持ち上げられる演出はないので、その辺の良さはない。自然体のキャラクターは良い。


評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(可もなく不可もなくの恋愛サスペンス。倉科カナのファンなら見といていいかなというレベル。それ以外は、それほどおすすめする要素はない。チュートリアルの徳井が一応脇役で出ている。キャラクターはいいのに、設定が諸刃の剣で、感情移入があまり出来ない(入り込めない)のが欠点。)



朔美ちゃんは運がいいよ

だって朔美ちゃんは

一生その人を好きでいられるんだよ

もう会えないかもしれないけど

嫌いになることはないんだよ

生きてて良かったね

生きてる限り永遠に

片思いは出来るもんね


-?


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2019.10.12 Saturday -

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