映画「奪命金」の感想(ネタバレ)

2015.01.04 Sunday 中国映画/香港映画/ レビュー

■映画「奪命金」の感想(ネタバレ)


■監督: ジョニー・トー
■出演者:ラウ・チンワン リッチー・レン デニス・ホー ミョーリー・ウー

WOWOWで放送していた映画「奪命金」を鑑賞。

【映画「奪命金」のあらすじ】

香港。チョン警部補は妻からマンションを買おうとしつこく誘われるが、仕事を口実にして話をそらし続ける。銀行で金融商品の営業を担当するテレサは成績が悪いことに困り、ノルマ達成のためにそう裕福でもない中年女性にリスクの高い投資信託商品を売り付けようとする。お人よしのヤクザであるパンサーは逮捕された兄貴分の保釈金を手に入れようと奔走を開始。そんなとき、ギリシャ債務危機をきっかけに金融市場で大暴落が始まる。

WOWOWから引用

【映画「奪命金」の感想(ネタバレ)】 

「エレクション」のジョニー・トー監督が実際のギリシャ債務危機をテーマに描いたサスペンス。

かなり前(9ヶ月前?)に録画しておいてものを見てみた。

個人的にジョニートー作品は、全体的にクオリティが高いと感じているので、今回も期待して見始めた。

序盤は、主人公(目線)が証券会社レディ、刑事、チンピラ、金貸しなど目線がコロコロ切り替わり、群像劇っぽい感じで、どういう話の展開になるのか状況整理するだけで大変だが、主要人物がすべて出つくし債務危機によって、状況が一変すると、それぞれの話が絡み合う中盤以降は見もの。

特に、ボスの下で金を集めたり、物事を取り仕切るチンピラ?のストーリーは、キャラクターが個性的で面白い。世渡り上手というかなんなのか、機転の速さがすごい。こんなヤツは周りに居て欲しくない(笑)

しかも初めて手をつける株の買い方も過去データをほぼロウソクチャート無視で、一日の上がって終わったか、下がって終わったかの前日比の終値のみで考えるシンプルな分析の仕方からすごい。この人なんでもやりそうな(できそうな)感じがフツフツとする。

とりあえず当時、株や為替をやっていない人間からするとギリシャ債務危機は他人事だったが、この作品を見ると、一日で20%近く下げ幅があり、そのすぐ後に、ギリシャ債務を世界が補填し、危機を乗り越え、一転プラスに転じるという、ロウソク足で言えば、超がつくほど長い下ヒゲ陽線がでちゃってた値動きが強烈な日だったらしい。

この日に株や為替をやってたら、めちゃめちゃ儲けたか、めちゃめちゃ大損だったかどちらかだったのかな。


評価 ★★★★☆ (星4つ)

(債務危機という社会派テーマをいつものジョニートー節で上手く仕上げた良質サスペンス。チンピラ男の立ち回りが見どころです。この濃いキャラクター最初は嫌いだが、時間が経つとちょっとクセになる。車を運転できない(実は免許もってない?)。とりあえず、みんなが大損をこいてる時に証券会社では働きたくないなと思う作品でもある。生き地獄だ。)


株は未来を予測するゲームだ

予測が当たれば勝者

外れれば敗者

敗者は、挽回を図ろうとして

勝者はさらに

人間とは貪欲なものだ


-?


株の世界は

弱肉強食

敗者は滅びる

それが生態系バランスを保つ摂理

掟だ

いくら貪欲でも

掟を変えることはできないんだ


-?


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2018.11.13 Tuesday -

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