映画「ザ・キャピタル マネーにとりつかれた男」の感想(ネタバレ)

2015.07.18 Saturday フランス映画 レビュー

■映画「ザ・キャピタル マネーにとりつかれた男」の感想(ネタバレ)



■監督:コスタ=ガヴラス
■出演者:ガド・エルマレ ガブリエル・バーン ナターシャ・レニエ イポリット・ジラルド リヤ・ケベデ
 
WOWOWで放送していた映画「ザ・キャピタル マネーにとりつかれた男」を鑑賞。

【映画「ザ・キャピタル マネーにとりつかれた男」のあらすじ】

フランスの大手金融機関、フェニックス銀行の頭取はがんで倒れ、その右腕マルクが次の頭取に大抜擢される。しかし、他の重役にねたまれたり、米国の投資ファンドのディトマーから圧力をかけられて行内のリストラを実行せざるをえなくなるなど、さまざまな困難がマルクを待ち受ける。マルクは妻がいながらモデルのナシムと浮気をしたいとの気持ちに駆られてしまうが、新たにディトマーから日本のある銀行の株を買えと命じられる。

WOWOWから引用

【映画「ザ・キャピタル マネーにとりつかれた男」の感想(ネタバレ)】 


パルム・ドールと金熊賞を受賞するコスタ=ガヴラス監督が描いた経済サスペンス。

経済モノが見たくて選んでみた。

内容は、ひょんなことから銀行の頭取に抜擢されることになった男が、内外からの圧力に耐えながら孤軍奮闘し、マネーゲームを生き抜いていく姿を描いた話。

テレビニュースなどでたびたび報じられる、会社の買収劇(リストラなど)のその裏側(内情)が、かなりリアルに(実際は知らないが)描かれている。NHKのドラマ「ハゲタカ」とかそういうのが好きなら、かなりおすすめでしょう。

ちなみに、無理難題を押し付けられながら、機転と持ち前?の知力で立ち回っていく主人公の姿は、外見は中年のおじさんだが、かなり格好いい。まさに仕事が出来る男。アクションシーンは、一切ないのにトムクルーズ並みにかっこいい。

また、映画としても銀行の頭取という観点から銀行家が支配している世界経済の実情や問題に触れながらも、そういったマネーゲームに夢中になる大人たちに対しての皮肉も込められている。

映画の中で交わされるセリフだけ追っていても、ただのマネーゲームの話ではなく実情も語っていて中身は濃いです。

特に資本主義?を批判する伯父と主人公の会話はなかなかです。



評価 ★★★★☆ (星4.2)

(まとめ:見るだけで社会や経済の勉強にも社会派サスペンス。経営者の手腕の上手さがよくわかります。特に自己評価システムを取り入れて、リストラをポジティブに推進するやり口などは上手い。結局やってることはリストラに代わりないけど、会社(経営者)が直接クビを切ってるというより、周りの上司のせいにする。上手い。)



銀行はダメだ

預金を投資に回され

丸損だ


-?


尊敬は要らない

金だ


-?


”金融は神の仕事”と

言った奴も


-?



日本はウラで動く国だ

-?

作成者はアメリカ人

-?


市場の倫理は戦争と同じ

先に撃つ者が勝つ


-?

銀行の支配に逆らえず

従うしかない現在の

社会制度とか


-?



ゲームだよ、ゲームさ

不公平で無慈悲だが

地球規模なんだ

”やめる”と誰も言えない


-?

ゲームには勝者と敗者がいる

だがその立場が替わることもある

それが取り柄だ


-?


ザ・キャピタル マネーにとりつかれた男(DVD)


にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ


JUGEMテーマ:フランス映画

スポンサーサイト

2018.01.19 Friday -

  • Check
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • -
  • -
  • 0
    • -
    • -

    コメント

    コメントする








    この記事のトラックバックURL

    Search

    管理人の記憶に残るおすすめ作品

    Links