海外ドラマ「MR. ROBOT/ミスター・ロボット 」(全10話)の感想(ネタバレ)

2019.12.08 Sunday 海外ドラマ

■海外ドラマ「MR. ROBOT/ミスター・ロボット 」(全10話)の感想(ネタバレ)

 


■監督:-
■出演者:ラミ・マレック    クリスチャン・スレイター ポーシャ・ダブルデイ マルティン・ヴァルス カーリー・チェイキン


【海外ドラマ「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」のあらすじ】

人付き合いが苦手な孤独な青年エリオット。天才的なハッカーで、他人には知られたくないような個人情報を盗むのが趣味。ある日、彼が勤めるサイバーセキュリティー会社“オールセーフ”の大口取引先“Eコープ”が、大規模なハッキング攻撃に襲われる。対処したエリオットは、それをきっかけに謎の男“ミスター・ロボット”と彼が率いるハッカー集団“f・ソサエティ”に出会うことになり……。

WOWOWから引用

【海外ドラマ「MR. ROBOT/ミスター・ロボット 」(全10話)の感想(ネタバレ)】 

 

 

映画『ボヘミアン・ラプソディ』でアカデミー主演男優賞を受賞したラミ・マレックが主演したサイバー・サスペンス。

 

WOWOWで1シーズン丸々一挙放送してた海外ドラマを見つけたので見てみた。

 

内容は、セキュリティ会社に勤めるハッカーの話。

 

ハッキングによって、世界のネットワークシステムを混乱(弱者を自由にする)させるという壮大な?ストーリーを軸にしてるが、その話だけをただストレートに描いてるかというと、そう単純な話では無く(主テーマはわかりやすいが)、妙に哲学的だったり(語りが多い)、精神的だったりと味付けがかなり多い。

 

単純に話(変化)だけを追いたい身としては、この味付けは、このドラマの特徴を物語っている半面、やや冗長に思えたり、退屈さが漂ってると感じるともある。

 

しかしながら、この味付けがのちのちの伏線になっていて、序盤と後半では、主人公の置かれてる状況が一変する衝撃が用意されている。

 

あんまり気にせず見始めたが、どうも何かをしながらでも見て大丈夫というタイプのドラマではなく、しっかり対峙して見るべきドラマであった。

 

いわゆるアメリカの誰もが知ってるような有名な海外ドラマとは一線を画す、独自の世界観を構築できたドラマであることは確かで、この現実なのか仮想(夢)なのか、よくわからない方向感と作品が描いてるその世界観はなかなか興味深い。

 

音楽も印象的で凝っているし。

 

どことなく、スタンリーキューブリックの映画「アイズワイドシャット」が描く、世界の支配層(富裕層)が持つある種の”闇”を描いてる感じもあって、話が先に進むほど、どこに進むのかわからないストーリーの方向感は、定番の展開に慣れてると、かなり新鮮に感じる。

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.5)

 

(まとめ:作品の完成度としては良作ドラマだが、かなり見る人や見てる時の気分を選ぶ作品。腰を据えてじっくり見れるような状態でさらにこの世界観に入り込めれば、独特の心地よさがあるが、そこに入り込めなければ、ただ退屈と感じるだけの作品かもしれない。ちなみにこの作品は、現在、シーズン4位まで続編が出てるらしいが、話としては、謎を残しつつこのシーズン1で上手くまとめてくれても十分な内容であった。むしろ今後、この話の先を描く(謎を明らかにするほど)となると、下手すると大きく駄作に陥る感じもしている。結果は、WOWOWでのシーズン2の放送を待ちたい。)

 

 

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映画「3D彼女 リアルガール」の感想(ネタバレ)

2019.12.05 Thursday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「3D彼女 リアルガール」の感想(ネタバレ)


■監督:英勉
■出演:中条あやみ 佐野勇斗 清水尋也 恒松祐里 上白石萌歌 ゆうたろう 濱田マリ 竹内力


【映画「3D彼女 リアルガール」のあらすじ】

光は2次元を愛する超オタクな高校3年生で、家族に心配される毎日。学校では存在感ゼロで、大好きなアニメ「魔法少女えぞみち」のヒロインえぞみちと、オタク仲間の悠人のおかげで何とか生き延びていた。ある日、教師に呼び出された同級生ミツヤに命令されて職員室に行った光は、超絶美少女の色葉とプール掃除をするはめに。万引きの疑いを掛けられた色葉を救った光は、彼女から“半年間だけ付き合ってほしい”と告白され……。

WOWOWから引用

【映画「3D彼女 リアルガール」の感想(ネタバレ)】 

 

那波マオの原作コミックを映画「ヒロイン失格」の英勉監督が中条あやみ×佐野勇斗共演で実写映画化したラブストーリー。

 

邦画の恋愛モノを見つけたので見てみた。

 

内容は、アニメ好きのオタク高校生と学校で人気の美少女との恋愛を描いた話。

 

原作は知らないのでそちらとの比較はできないが、この映画作品のみの感想だけで言うと、とにかく登場人物ほとんどに共感できず全然面白くないです。

 

見るのが時間の無駄と言ってしまいたいほど、というか基本見なくて良いです(笑)

 

まず、オタクを主人公にしてる割に、キャラクターのオタク感が弱い。一応アニメに詳しい設定になってるけど、自分の部屋が異常にきれいだったり、いわゆる誰もがイメージするようなオタクな人ではない。オタクなのに洗練されている。

 

また彼の家族にしても仲が良くアットホームだったりして、特に問題が見られない。唯一、対人恐怖症的な悩みはあっても、それが生きるのが辛いというほどの状況とは思えず、人として弱さがなく、特に興味が持てない。

 

親が離婚してて、一人暮らしで、誰からも愛されない救いとしてアニメを見てるとか、人間としてそういう深い動機や心情がある訳でもない。見た目も別に悪いわけでもないし。

 

基本的にこのオタクというキャラクターが人として、ちゃんとそこで生きてる感じがない。

 

そんな主人公に対して、またなぜ彼のをこと気に入ったのかよくわからないヒロインが出てきて、急に付き合い始める。もう意味不明すぎる。

 

まあこれでも、90分位で終わるなら、我慢して見れるが、実際は120分もある。

 

もう地獄です(笑)

 

しかも、中盤までは、比較的軽い話として描いてたのに、急に、ヒロインが実は脳の病気があってと、シリアス調になり、手術をしたら昔の記憶が無くなってしまいとか、後半は、強引な盛り上げを見せる。

 

全然、登場人物に対して、共感が作れていないのに、後半シリアスにされても、全然感情移入できない。

 

また記憶がなくなってる間に、ヒロインが先生?(医者?)と結婚を決め、その人と結婚するの?と思ってしまうほど、ありえない展開(普通はずっと見守ってるキャラだと思うけど、急に恋のライバル)から、結婚式を案の定、途中で抜け出してと、ドタバタでベタベタな流れが続く。

 

しかも、そこからの演出もひどくて、大事なシーンで人が大勢踊ってるハロウィンのパーティ会場みたいな場所に移り、人が周りにいるのにそこで告白とか始める。誰のための演出なのか、とにかく制作側の演出臭がプンプンしていて、ウザい。

 

そして、告白してる間は、なぜか人々が急に空気を読んがかのようにその場で動作を止めて(フラッシュモブか)、静止してたりするが、微妙に細かく動いてたりして、気が散って仕方ない(笑)

 

とにかく、ダメなところをあげるとキリがない。

 

 

評価 ☆☆☆☆☆ (星0)

 

(まとめ:長いし、共感できないし、つまらないの三拍子揃った駄作ラブストーリーの決定版。今年見た中で最低の恋愛映画間違いなし。そもそも誰目線(誰を対象としてる)の映画なのかもよくわからない。主人公がオタクで基本格好良くないから、佐野勇斗目当ての女性向け作品というには、さほど魅力がない。かといって、ヒロインの中条あやみ目当ての男向けかというと、男は好き好んで、こんなの見ないし、中条あやみも男が好きなタイプというよりかは、女性ファンの方が多く居そうな感じの顔。結局、実写映画化して見たものの、誰向けなのか謎である。主人公からヒロイン、友人など、とにかく、登場人物はうすっぺらいし、普通に男女の恋愛だけ、描いてればいいものを、急に男同士の恋愛も入れてきたりして、気が散って仕方ない。とにかくいろいろ詰め込みすぎて、散漫な内容。3D彼女って、2Dのアニメのヒロインが、ひょんなことから人間になって、モテない男子と恋愛するんだとばっかり思ってたが、全然違った。)

 

 

 

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連続ドラマW「そして、生きる 」(全6話)の感想(ネタバレ)

2019.12.02 Monday WOWOW ドラマ

■連続ドラマW「そして、生きる 」(全6話)の感想(ネタバレ)

 


■監督:月川翔
■出演者:有村架純 坂口健太郎 知英 岡山天音 伊藤洋三郎 森脇英理子 諏訪太朗 萩原聖人 光石研 南果歩 他


【連続ドラマW「そして、生きる 」のあらすじ】

3歳のときに事故で両親を亡くした生田瞳子(有村架純)は、盛岡で理髪店を営む伯父(光石研)に引き取られる。大人になった瞳子は女優を志し、東京で開催されるオーディションに挑もうとするが、その前日の2011年3月11日、東日本大震災が起きる。その後、友人のハン(知英)とともに、気仙沼のボランティア活動に参加し、そこで学生ボランティアの運営メンバーである東京の大学生・清水清隆(坂口健太郎)と出会う。

WOWOWから引用

【連続ドラマW「そして、生きる 」(全6話)の感想(ネタバレ)】 

 

 

有村架純×坂口健太郎共演のヒューマンラブストーリー。

 

有村架純が出演したWOWOWドラマを見つけたので見てみた。

 

内容は、タイトルからも多少想像できるが、不幸な辛い状況でも前を向いて生きようというような話です。

 

っということで、全6話通して、やり過ぎで笑ってしまうほど、本人が望む望まないは別にして、不幸な出来事がかなり起きます。

 

基本的には、有村架純と坂口健太郎の二人の恋愛を軸としながらも、ドラマ「沈まぬ太陽」(※まだ見てないけど)ばりの海外ロケ(フィリピンロケ)もしてたりして、WOWOWドラマの中でも世界を股にかける感じで(といってもフィリピンのみですが)、物語の世界観は広いです。

 

1話、2話は、二人の生い立ち(人物像)と出会いが描かれますが、被災地のボランティアをしたり、人物として悪い要素はほとんどないにも関わらず、登場人物への感情移入と言う部分では、彼らの恋愛や人物に対しても、あんまり入り込めません。

 

なんだかんだで自由に生きてる感じがあるのと、キャラクター(性格)の動機がわかりやすく、深みがないと思えてしまうからでしょうか。

 

このドラマ、はっきり言ってしまうと、1話、2話の段階ではあんまりドラマとして共感も出来ず、面白くないです。有村架純と坂口健太郎の恋愛という部分も、映画「ナラタージュ」を見てると焼き増しみたいに見えます。

 

ドラマとして面白くなってくるのが、坂口健太郎(清隆)がフィリピンに行って、テロの被害にあってからが、話として盛り上がってきます。この辺りは、日本の恋愛ドラマでは味わえない韓国ドラマ的な悲劇の深さというか壮大さがあります。

 

また、フィリピンに行った彼(清隆)と行き違いに岡山天音が恋のライバルとして出てきますが、それによって俄然、ドラマとして面白くなります。

 

この岡山天音のキャラクター(演技)が結構良いです。

 

自然体と言うかいつもの岡山天音のダメキャラですけど人間味という存在感がすごいです。そこと比べると、有村架純と坂口健太郎の役(演技)は、どこか人間味が少ないです。感情移入がしずらいというか。

 

しかし、この共感が高い岡山天音が、最後まで良いキャラのまま突っ走ってくれれば、申し分なかったのですが、結婚して子供ができるところはまでは良かったのに、いろんなプレッシャーから追い込まれて働いていた会社が行っていた詐欺に加担して逮捕されるという、脚本家の筆攻撃に遭ってしまいます。

 

ここまでの間にも、散々不幸な出来事が立て続けに起きてますが、この彼が詐欺で捕まるという出来事は、そんなバカな!と脚本家にダメ出ししたくなるほど、不幸を起こし過ぎていて、逆に笑ってしまいます。

 

今までの不幸な出来事(テロや流産など)はまだシリアスの範疇で受け入れられてましたが、この最後はもう無理です。

 

個人的に、この一件で、このドラマは笑っちゃったのでコメディになりました。

 

子供を出産した当日、大事に育ててくれた父親(伯父)が亡くなった日に夫が詐欺で捕まっても…

 

”そして(でも)、生きる”じゃないんだよ(笑)

 

いろんな出来事をある1日に集約したのは良いが、その完成度、都合の良さが、ストーリーを大きく見たときに作品を台無しにしてる感があります。

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.5)

 

(まとめ:有村架純、坂口健太郎共演のラブヒューマンコメディ。このドラマで、唯一泣ける部分があるとすれば、当事者の二人の不幸ではなく、ひたむきに頑張る床屋の伯父さん(ヒロインのお父さん)ですね。この伯父さん(父親)が一番気持ち入ります。そこと比べると、有村架純、坂口健太郎の動機や気持ちはわかるけど、思慮が浅いというか、いろいろ勝手過ぎます。そもそも妊娠させんなよっていうところから(彼にその事を言わなかったりもそう)始まって、共感がどんどん離れていきます。ドラマとしては妊娠を言わないのは、ありそうな設定ですが、その結論が流産ではダメだろと思います。(”そして、生きる”という話だからそういう厳しい設定なんだろうけど)ちなみにこのドラマには、元KARAの知英も出演してますが(最近HARAが亡くなってしまいましたが)、少し見ないうちに痩せて、めちゃめちゃ綺麗になってます。有村架純よりも良いんじゃないかっていう位に。ちなみにこのドラマは、12/2時点でDVDは発売されておらず、小説かWOWOWのみでしか見れないようです。)

 

 

 

>>そして、生きる [ 岡田惠和 ]

 

 

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映画「亜人」の感想(ネタバレ)

2019.12.01 Sunday 邦画 アクション/スペクタクル/SF

■映画「亜人」の感想(ネタバレ)


■監督:本広克行
■出演:佐藤健 綾野剛 玉山鉄二 城田優 千葉雄大 川栄李奈 浜辺美波 山田裕貴


【映画「亜人」のあらすじ】

病気の妹を救おうと研修医になった圭はトラックにひかれるが生き返り、国内3例目の“亜人”だと判明するが、そんな“亜人”に対して対策を進める厚生労働省の担当部署により非人道的な実験の対象にされてしまう。そんな圭の前に、国家に対してテロを繰り返す最強の“亜人”佐藤が現われ、圭に対して仲間にならないかと誘う。だが圭は佐藤と同意せず、佐藤やその仲間たちの思想にも共鳴できず、彼らと死闘を繰り広げることを選ぶ。

WOWOWから引用

【映画「亜人」の感想(ネタバレ)】 

 

 

桜井画門の同名コミックを「踊る大捜査線」の本広克行監督が佐藤健、綾野剛らで映画化したアクション。

 

少し前に話題になっていたマンガ原作作品を見てみた。

 

死んでも何度でも生き返る(死なない)という”亜人”という人間の進化版の生物がテーマの話だが(原作は読んでない)、この一度死ぬと完全体として生き返るという設定は、意外とありそうでなかった設定で、これがなかなか上手く機能している。

 

負傷して動けなくなると、本人自ら命を絶つことで、身体がリセットされ、健康状態として完全復活する。

 

”亜人”を捕獲するには、薬で眠らせるか、死なない程度に負傷させ続けて動きを止める(生き返ったらすぐに外傷を与え続ける)しかない。

 

その他、幽霊みたいな自分の分身を出せたり、死んでリセットする機能を用いたテレポートなど、細かい設定も随時用意されていて、リセット機能だけではない、広がりがある。

 

全編ほとんどアクション映画といって良いと思うほどアクションに力が入っているが、このアクションシーンも洋画と比べてもそう劣らず迫力と見ごたえがある。邦画だけどかなり頑張っている。

 

主演は、佐藤健だが、”るろうに剣心”しかり、”いぬやしき”しかり意外と佐藤健が出演したマンガ原作作品は、外れが少ないと思う。(自分が今まで見た作品の範囲だけど)

 

ちなみにまたこの作品にも川栄が脇役で出ていたが、相変わらず、存在感を残している。髪形変だけど。あと少し太った?

 

それと「センセイ君主」の浜辺美波が妹役で出演してるが、こっちの方が断然よかった。

 

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.8)

 

(まとめ:佐藤健主演の安定のマンガ原作の娯楽アクション作品。ストーリーもわかりやすく、飽きずにテンポ良く見れたので、★4でも良かったが、ラストシーンがあっさりしすぎと言うか、結局、両方とも生きてたら、意味ないじゃんという気がしたので、この評価としました。佐藤健(永井)が生きてるのは良いとして綾野剛(佐藤)も生きてたというあの1カット(帽子を拾う)はこの作品の中ではいらないでしょう。続編が作りたいなら、その時に実はあの時、生きてましたってすれば良い。でないとこの作品は話が途中のまま急に終わったのと変わらない。佐藤が生きてたら、まだ政府の計画は続いてるわけだし(死んだけど生き返るのはこの作品の中では普通のことだから)。あの場から永井が政府を恐れて逃げる必要がない。またすぐに呼び戻されるだけだし。まだ佐藤が生きてるみたいだから帰って来なさいって!)

 

 

あんたが嫌いなんだよ

 

-?

 

 

 

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連続ドラマW「沈黙法廷」(全5話)の感想(ネタバレ)

2019.11.30 Saturday WOWOW ドラマ

■連続ドラマW「沈黙法廷」(全5話)の感想(ネタバレ)

 


■監督:村上牧人 東田陽介
■出演者:永作博美 市原隼人 大倉孝二 臼田あさ美 藤本泉 甲本雅裕 金田明夫 北村総一朗 杉本哲太 田中哲司 他


【連続ドラマW「沈黙法廷」のあらすじ】

東京都赤羽で資産家の老人・馬場幸太郎(北村総一朗)の変死体が発見された。赤羽所轄の刑事・伊室(杉本哲太)と西村(臼田あさ美)は警視庁の刑事・鳥飼(大倉孝二)とチームを組み、捜査に当たる。容疑者として浮上したのは家事代行業の女・山本美紀(永作博美)。彼女の住むマンションを訪れた伊室たちだったが……。一方、工場で働く高見沢弘志(市原隼人)は、行方知れずになったかつての恋人を捜し続けていた。

WOWOWから引用

【連続ドラマW「沈黙法廷」(全5話)の感想(ネタバレ)】 

 

佐々木譲の原作小説を、永作博美主演でWOWOWドラマ化したリーガルサスペンス。

 

新たなWOWOWドラマを見つけたので見てみた。

 

タイトルから終始法廷モノかと思いきや、実際に法廷が始まるのは4話から。

 

基本的には、1件の資産家老人の変死体事件が軸になっていて、どちらかと言うと刑事ドラマ。その捜査線上に出てきたのが、その家で家政婦バイトをしていた今作のヒロイン(永作博美)。

 

疑いを掛けられ警察の強引な捜査から逮捕され犯人扱いされてしまうが、必要以上のことは口にせず、犯人(知能犯)なのか、そうでないのかは、最後の法廷までわからない。

 

時々見せる表情が知能犯なのかと思う表情(演出)もあって、意外と最後まで飽きさせない。

 

ただ、真実があきらかになると、意外と中身は家政婦あるあるな話で、彼女がしゃべらない(しゃべりたくなかった)動機も理解できる。この作品は、沈黙と言う部分の意味では、ケイト・ウィンスレットが主演した映画「愛を読むひと」で感じた動機とかなり似ている。というか同じか。

 

刑罰と自分の秘密を天秤に掛けて、秘密をしゃべるくらいなら、いっそ罪を被ってしまった方が良いと思ってしまう、人としての物理的な損得だけではない行動、複雑な感情(羞恥心や自尊心の低さだったり弱さだったり、相手への優しさだったり)がこの作品のテーマである。

 

それによって、人は沈黙するが、その沈黙する場所が法廷であったなら、人生を左右する。

 

この作品では、彼女のことを唯一信じる恋人の市原隼人(高見沢)の存在がなければ、最後まで沈黙していたであろう話である。

 

ただ最後まで見て思うのは、やっぱりこれだ。

 

早くしゃべれよ!(笑)

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.8)

 

(まとめ:永作博美主演の良作リーガルサスペンス。ヒロインの気持ちは常に隠されて謎の反面、周りを囲む人間:弁護士や彼氏の存在が人間味あって共感を誘う。めちゃくちゃ面白いという作品ではないが、1話から真実があきらかになるまで、緊張感があって楽しめる。視聴率のことしか考えてないマスコミ批判、手柄を取りたい警察内での争いによる強引な捜査など、問題点もしっかり描かれている。こういうドラマ等では何度も指摘されるが、一向に現実の方では改善されてるのを見たことがない(笑) ネットがあるとマスコミのひどさがより浮き彫りになる。テレビは、ほとんど情報源として信じられない。嘘半分、池上彰から間違ってると思ってる位がちょうど良い。)

 

 

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