映画「キングスマン:ゴールデン・サークル」の感想(ネタバレ)

2019.02.12 Tuesday 洋画 アクション/SF

■映画「キングスマン:ゴールデン・サークル」の感想(ネタバレ)


■監督:マシュー・ヴォーン
■出演者:コリン・ファース タロン・エガートン ジュリアン・ムーア マーク・ストロング ハリー・ベリー ジェフ・ブリッジス チャニング・テイタム


【映画「キングスマン:ゴールデン・サークル」のあらすじ】

ロンドンの高級テーラーの地下に本部を置く、どの国にも属さないスパイ機関“キングスマン”だが、ポピーが率いる世界的麻薬組織“ゴールデン・サークル”の攻撃を受けて壊滅する。残されたのは若手工作員エグジーとメカ担当のマーリンのみ。そこで2人は米国に渡り、同盟組織“ステイツマン”に協力を求める。するとエグジーはなんと死んだはずの先輩エージェント、ハリーと再会。一同は“ゴールデン・サークル”との決戦に臨む。

WOWOWから引用

【映画「キングスマン:ゴールデン・サークル」の感想(ネタバレ)】 

 

英国俳優コリン・ファースが主演したスパイアクション「キングスマン」の続編。

 

パート1は見てたので、パート2も見てみた。

 

ちなみにパート1は2014年制作で、今(現2019年)から5年前。その後、WOWOW放送(大体劇場公開から半年から1年後として)で見たと考えるとパート1を見てから少なく見積もっても3年以上は経っていると思う。

 

ということで、パート1の記憶はほとんどない。主役?のコリン・ファースが途中で死んだことくらいだろうか。パート1が良かったのかどうかも今では覚えていない。

 

そんな訳だが、このパート2の感想だが、まず序盤から思うのは、すげえつまんなくなっている(笑)

 

カーアクションがCGばかりで開始10分の段階でもう見るのやめようかと思ったが、一応大作映画であるので、”この映画は、つまらない!”とはっきり言い切りたいために(途中でやめたら、たぶん記事に書かないで終わるので)、その後、140分という長い収録時間を我慢してみたが、やはり、最後まで見ても結局感想は変わらず、面白くは無かった。※じゃあ見るなよ(笑)

 

何が面白くないのかというと、全体的に世界観がゆるくポップ調になってしまい、スパイなのに緊迫感が無い。ノリ重視の中身が無い商業映画に成り果てた。さらに監督、制作陣の悪ノリなのか(エルトンジョン(本人役)のキャスティング等)、ことごとくスベッている。映画に下手に現実世界(芸能)の情報を入れるべきでないね。

 

一応、前作で死んだはずのコリンファースが復活してきたところで、少し立て直した感じはあるが、それでも相変わらず内容はしょうもない作品だった。

 

 

 

評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

 

(まとめ:パート2で駄作になってしまった典型のダメアクション商業映画。ちなみにアクションに関しては、スクリーン等大画面で見ればそれなりに楽しめる撮り方はしてるので、その辺は少し楽しめる部分は残っているが(★ひとつ追加)、テレビで見ちゃうとその良さも薄いし、そもそも内容が軽いノリでふざけているので、終始”微妙だな”という感じは変わらないです。あと、最後の味方のウエスタンの裏切りもいらないですね。この内容なら90分〜100分位で良いでしょう。)

 

 

 

 

マナーが作るんだ

 

人間を

 

-?

 

 

 

マナーが人間を作るんだ

 

-?

 

 

 

大事なものがあるから

 

生きる価値が生まれる

 

-?

 

 

 

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映画「10x10 テン・バイ・テン」の感想(ネタバレ)

2019.02.11 Monday 洋画 サスペンス/ミステリー

■映画「10x10 テン・バイ・テン」の感想(ネタバレ)


■監督:スージー・ユーイング
■出演者:ルーク・エヴァンス ケリー・ライリー ノエル・クラーク ジェイソン・メイザ オリヴィア・チェネリー


【映画「10x10 テン・バイ・テン」のあらすじ】

生花店を営むキャシーは、ある日、仕事から帰宅する途中、ひそかに彼女の後をつけ回していた男に誘拐されてしまう。男の名前はルイス。彼は車でキャシーを郊外にある豪邸に連れ帰ると、10フィート四方の特製の防音室の中に閉じ込めた末、彼女に質問して、自分の名前や出身地などを答えさせようとする。彼女が「私の名前はキャシー」と答えると、ルイスは、「そうじゃないだろ、本当の名前は何だ?」と執拗に質問を繰り返す。

WOWOWから引用

【映画「10x10 テン・バイ・テン」の感想(ネタバレ)】 

 

 

「ワイルド・スピード EURO MISSION」「美女と野獣(2017)」のルーク・エヴァンス主演のB級サスペンス。

 

”ある女性を拉致・監禁し、彼女から過去の秘密を聞き出そうとする謎めいた男。”という番組あらすじを読んで見てみた。

 

この映画、撮り方がセリフ少な目でほぼ状況描写のみで世界観を描いていて、個人的にかなり好きなタイプの映画なのだが、最後まで見て思うのは、内容(脚本)さえもう少し良ければ、もっと良い作品になったと思う。

 

いきなりネタバレになるが、この作品は、病院で不審な死を遂げた妻の死の真相を探ろうとその夫が暴走し、当時病院に勤務していた元看護師を拉致してくるという話なのだが、その情報は、中盤までずっと伏せられている。

 

時々、テレビのニュースが伝える病院の裁判結果?によって、なんとなく方向性の予想はついてくるのだが、拉致してきた女が意外とクセモノ(嘘つき)で、その真相は、最後に看護師本人の口から語られるまではわからない。

 

一応、終始緊張感は保たれていて全然見れるのだが、その一方で主人公の夫のダメダメっぷり(鬼ごっこ)がひど過ぎて毎回イライラが募る。

 

見てるこちらの考え(こうした方が良いんじゃないか)に全く反映され無い、夫のアホ行動(笑)

 

ある状況に対する反省と教訓がまったくない。

 

拉致してきた女に対する警戒心の緊張が毎回、記憶喪失になったのかという位にすぐに無くなり、あっさり反撃を食らう。計画性があるのか無いのか全くわからない。とりあえず監禁部屋を用意したところまではよかった。

 

それ以降は、行き当たりばったり。

 

一度抵抗されたら、それ以後は、銃を持ってたとしても、普通なら警戒して距離を置くだろう。何回、裏切られてる(抵抗されてる)んだよ。

 

ちなみにラストも妻を殺害していた頭のおかしい看護師の女が死んだのは、ハッピーエンド?ではあるが、女を拉致してきたという部分では、夫は犯罪者な訳で、警察が来たところでエンドロールになってしまったら、夫は、女に対する殺人罪で逮捕されて、服役は確定だろうとそっちに想像してしまう。※女の証言の証拠が、どれほど採用されるか、基本的には、正規の方法ではない証拠は採用されにくいと思う。

 

せめて、夫の裁判過程まで描き、女の証言の証拠を使って、無罪とはいかずとも、何らかの結果が出るまでは、描いて欲しかったと思う。警察が来たところで終わったのでは、非常に後味が悪い。

 

一応、娘がいる訳で、夫(父親)の裁判の状況がわからないことには、この話がハッピーエンドなのか、バッドエンドなのかすらわからない。

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.4)

 

(まとめ:撮り方(描き方)は好感度高いが、オチの後味が悪いサスペンス。この監督は見せ方は上手いので、もっと内容があって、予算も豊富にある大きな映画を作ったのを見てみたい。個人的には、女の動き(抵抗)が手馴れてたので、実は、”スパイ説”でそっちに話が広がっていった方が良かったのかもと思う。オチがサイコパスというのは、知った後に多少こじんまり感は否めない。)

 

 

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映画「リメンバー・ミー(2017)」の感想(ネタバレ)

2019.02.09 Saturday アニメ/CGアニメ レビュー

■映画「リメンバー・ミー(2017)」の感想(ネタバレ)


■監督:リー・アンクリッチ エイドリアン・モリーナ
■出演者(声優):石橋陽彩 藤木直人 橋本さとし 松雪泰子 磯辺万沙子


【映画「リメンバー・ミー(2017」のあらすじ】

メキシコの町サンタ・セシリア。ギターの天才で、音楽家を目指す12歳の少年ミゲルだが、彼の家族は過去の因縁から音楽と接することをタブーにしていた。だが年に1度の“死者の日”、ミゲルはひょんなことから自分の祖先が人気歌手デラクルスであるという可能性を知る。そんなミゲルは亡くなった人々が暮らす“死者の国”に迷い込んでしまうが、日の出までに元の世界に戻らないと彼は永遠に家族と再会できなくなることに……。

WOWOWから引用

【映画「リメンバー・ミー(2017)」の感想(ネタバレ)】 

 

第90回アカデミー賞で長編アニメ映画賞と歌曲賞に輝いたというディズニー/ピクサーのCGアニメ。

 

久々にピクサーのCGアニメを見つけたので選んでみた。

 

物語は、メキシコの”死者の祭り”を舞台に、音楽を否定した家庭に生まれた少年の音楽への欲求を描いた話。

 

一応ジャンルは、タイトル名のテーマ曲も用意(リメンバーミー)され、あきらかな音楽映画である訳だが、物語としての感動は少なめ。時々号泣するほど良いCGアニメがあったりするが、これはさほど涙腺には来なかった。祖母にギターを壊された瞬間が感情的に最高潮に達するが、それを頂点として、後は、そこを超えるレベルの悲しさは無い。

 

しかし、押さえるところはちゃんと押さえているので、ストーリーとしては普通に見れます。

 

ちなみに死者の世界をCGで描写し映像もきれいだが、このメキシコの死者の世界の設定がなかなか興味深い。

 

家族(子孫)が、家の祭壇に死者の写真を飾っておかないと、死者の祭の日が来ても、死んだ家族は、こちらの世界に戻って来ることができない。日本のお盆と同じようなものだと思うが、誰からも写真を飾られず、誰からの記憶からも思い出を忘れ去られてしまうと、死者の世界での肉体(骨、魂)すらも消滅して、完全に無と消えてしまうようだ。

 

一度死んでる上に、死者の世界でもさらに死んでしまい…(消えて)、これがちょっと悲しい。

 

よく誰かが死んだときに、彼、彼女との思い出を忘れないという慰めの言葉があるが、あれと連動してるような設定らしい。誰からも忘れ去られた時が、本当の死(二度目の死)だとは、よくマンガで聞いたりするけど。

 

仏教的には、完全消滅(解脱、入滅)した方が、苦楽から離れて成功じゃないのかと思うけど。一般的には、いつまでもこの世界に拘ってる生き方(考え方)の方が、わかりやすく、支持されやすいのだろう。どちらが正解かはわからないけど。

 

ちなみに、この作品の死者の世界では、こっちで亡くなった時の年齢の状態で死者の世界でも、死者が生きていることになっている。

 

ママココという少年ミゲルの曾(ひい)おばあちゃんに当たる老人が出てくるが、椅子に座り日中もほぼ動かず(動けず)、生きてるのか死んでるのかわからない状態で過ごしているのだが(無反応のリアクションがシュールで面白い)、最終的に亡くなって、死者の世界の親族メンバーとして加わった時、さっきと見た目同じ状態(少し歩いてはいたけど)で、死者の世界のメンバーになっている。

 

この設定(印象)のおかげで、ママココの死んだ(殺されてしまった)父親よりも、娘(ママココ)の方が長生きしたことで、見た目年齢が大幅に逆転している。設定上その方がわかりやすいからだと思うけど、少し深く考える人間には、死後の世界のこと考えれば、こっちであまり長生きしない方がいいんじゃないかと思ってしまいそうだ。

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.4)

 

(まとめ:音楽シーンの音楽と演奏のシンクロ率が上がったピクサーの音楽アニメ。少し前のCGアニメでは、ギター演奏は弾きマネレベルだったのが、この作品では、ほぼ実際のギター演奏とCGの指の動きがほぼ同期するようになった。この辺が、長編アニメ映画賞を受賞したところじゃないかと勝手に想像する。内容的には、アナ雪とかの方が良いと思うので。ただ、アニメとはいえ、映像(演奏シーン)と音楽がピタっと合うと、シーンの説得力が大分上がります。)

 

 

 

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映画「悪女/AKUJO」の感想(ネタバレ)

2019.02.05 Tuesday 韓国映画 レビュー

■映画「悪女/AKUJO」の感想(ネタバレ)


■監督:チョン・ビョンギル
■出演者:キム・オクビン シン・ハギュン ソンジュン キム・ソヒョン キム・ヨヌ


【映画「悪女/AKUJO」のあらすじ】

犯罪組織によって殺し屋として育てられた女性スクヒは、育ての親ジュンサンにいつしか恋心を抱きだし、彼と結婚する。甘い新婚生活に胸躍らせていたそんな矢先、ジュンサンは敵対する組織によって殺害され、逆上したスクヒは復讐のための戦いへ。しかしその後、国家的組織によって拘束され、政府直属の暗殺者として第二の人生を歩みだす。やがて新たにある男性と運命的に出会って彼との幸福を願うが、困難な任務を命じられて……。

WOWOWから引用

【映画「悪女/AKUJO」の感想(ネタバレ)】 

 

日本でもリメイクされた韓国版「殺人の告白」のチョン・ビョンギル監督が「渇き(2009)」のキム・オクビンを主演に迎えたアクション。

 

”悪女”というタイトルに惹かれて久々に韓国映画を選んでみた。

 

この作品、監督がアクション監督出身ということで、アクションシーンにこだわりがあり、かなり力が入っている。

 

序盤から主観での長回しのアクションシーンに始まり、中盤のバイクでのカーアクション(バイクアクション?)など見どころがあり、ときおり俳優、カメラマンともにどうやって撮影してるのかわからないほど、カメラが自由自在に移動している。しかも1カット(のように見える)で撮っている。

 

これらのアクションシーンに関しては、今までに見たことが無いと言って良いほどの出来だと思う。

 

特にこれだけのアクションシーンをほぼ1カット(風)でやっているのは、自分の中では見たことが無いレベル。ただ、撮影自体はすごいのだが、ときおり動きが早いシーンになると、カメラが内視鏡みたい見えてしまい、通常の映画と比べるとかなり見づらくなってしまう。

 

この辺は、アクション自体は拘っているのでもったいない。ただ、こういうカメラで撮らないと、シーンの繋ぎや細部の荒が目立ってしまうんだろうと思う。悪く言えば、CG処理してる部分(血等)が多くあるので、その誤魔化しのためともいえる。(※この撮影時のメイキングは見たい)

 

ちなみにアクションに関してはすごいのだが、肝心のストーリーがかなり微妙。

 

普通に時間軸通りに描いてくれれば、それで良いと思うが、変に時間軸を細かく入れ替えて、サスペンスさ?(謎)を強調させているが、これが逆に物語をわかりにくくさせていて、イライラする。

 

ちなみに時間軸通りに描くとたぶんこんな感じだ。

 

1.スクヒは、幼い頃、父親の親友に父親を殺される。

 

2.父親を失ったスクヒは父の親友に捕まり売られるが、たまたまスクヒを買春した男を殺しに来た殺し屋に助けられ、殺し屋の一味として、育てられる。

 

3.その後、スクヒは、殺し屋グループのリーダーの男(助けてくれたその男(おじさん))を好きになり、結婚するが、新婚旅行中に、他の任務に向かった夫(おじさん)は、そこで殺されてしまう。

 

4.スクヒは、夫の敵討ちのため、敵対組織に乗り込み組織を壊滅させるが、警察に捕まり、その後、その才能(殺し屋スキル)を買われ、政府直属の殺し屋として、施設に入れられ軟禁状態となる。

 

5.おじさん(夫)の子供を妊娠していたスクヒは、その政府機関(施設)で一人娘を産み、そこで育てながら、殺し屋として活動する。

 

6.その後、施設を出て娘とともに団地に引っ越すが、そこで隣人の男(実は、スクヒに好意を抱いていた政府機関の男)と親密になる。

 

7.ある時、殺し屋として任務を遂行する過程で、暗殺のターゲットが過去に死んだはずの夫だったことがわかる。

 

8.夫が生きていたことを知るが、ターゲット(おじさん)を殺せなかったことから、結果、前にいたおじさんの殺し屋組織から命を狙われ、その過程で、娘とともに親密となっていた隣人の男を殺されてしまう。

 

9.娘と男を殺されたスクヒは、復讐のためおじさんとその組織と戦う。

 

 

全体像はこんなストーリーなのだが、この作品では、まず、4の夫を殺されスクヒが復讐に燃えて、組織に乗り込むところからスタートする。導入のアクションとしては、緊張感があって、良いのだが、それ以降、まるで世界観の説明もないまま、謎の政府機関に収容され、そこからダラダラと施設での話が流れる。

 

なぜダラダラかというと、主人公のスクヒの生い立ち(過去や生活観)やこの作品の世界観(そもそも謎の政府機関(殺し屋育成機関)ってなんやねん)がほとんど見えない状態で、物語だけ勝手に進んでおり、感情移入ができない。

 

また、知らないうちにスクヒが妊娠していて、誰の子かわからない娘を産んで、育てていて、全くついていけない。※誰の子供やねん

 

前提として、事前に結婚していて、さらに夫が死んで、その過程で娘を身ごもっていたという悲劇ストーリーは、前提に描いていないとまるでなんのこっちゃわからない。施設に入ってから身ごもったのか、それ以前に身ごもっていたのかすら、説明が無さ過ぎて、わからない。

 

結局、この映画何が言いたいのかというと、おじさん(殺し屋グループのリーダー)が死んだと嘘をついて(この部分を一応謎にしてる(スクヒだけ知らされない))、復讐に燃えたスクヒを敵対組織に乗り込ませ、その隙に、その組織が持っていた覚せい剤?だかを強奪していたという話であり、スクヒ目線では、おじさんと結婚までしたが、結局、殺し屋の駒として扱われていたという悲劇である。

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3つ)

 

(まとめ:長回しのアクションだけは唯一見どころだが、ストーリーがごちゃごちゃしててわかりにくい映画。この映画、サスペンス部分の理想としては、「ユージュアル・サスペクツ」的などんでん返し(驚き)を少しやりたかったと思うが(※途中で仲間がケガを偽装した演技をしてる)、あまりにも構成が下手すぎて、物語に集中できず、謎が明らかになった際の驚きがほとんどない。エピソードの盛り上げ方が下手すぎる上に、主人公の髪型と顔が過去と現在で大分変わっていて、ころころ挿入される過去シーンは、ぱっと見では、誰の話なのかがわかりにくい。施設の仲間にもショートカットの人物とかいてそいつのことなのかと思ったりして、とにかくわかりにくい。物語を順を追ってストレートに描けば、それなりに感情移入できる話で、十分見れたと思うので、何でこんな格好つけた変な構成にしてるのか謎です。そういえば、隣人の男が携帯でスクヒの娘の秘密を聞くのもあれも謎のままだな。スクヒの娘は、おじさんの子供(娘)じゃなかったてことか。じゃないと普通は、自分の娘を殺さないよね。その辺もよくわからない。あと、タイトルの悪女って、殺し屋という意味では悪女ではあるけど、”悪い女”という意味では、悪女ではない。”悪いおじさん”の方がしっくり来る。)

 

 

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映画「デメキン」の感想(ネタバレ)

2019.02.03 Sunday 邦画 人間ドラマ/ヒューマン

■映画「デメキン」の感想(ネタバレ)


■監督:山口義高
■出演者:伊藤健太郎 山田裕貴 柳俊太郎 今田美桜 高橋里恩 田中偉登 福山翔大 坂田聡


【映画「デメキン」のあらすじ】

福岡。ぎょろりとした目を“デメキン”とからかわれ、幼いころからいじめられていた少年・正樹。やられてばかりの自分に嫌気が差した彼は強くなろうと決心し、幼なじみの親友・厚成とともにケンカ上等の不良少年になった。高校に進学してもケンカ三昧の日々を送る正樹は、あるとき厚成から福岡一の暴走族を作らないかと誘われ、チーム“亜鳳(あほう)”を結成。2人は血気盛んなライバルを蹴散らしながら名を挙げていくが……。

WOWOWから引用

【映画「デメキン」の感想(ネタバレ)】 

 

お笑い芸人:バッドボーイズの佐田正樹の自伝小説を伊藤健太郎主演で映画化した青春映画。

 

元暴走族芸人の佐田正樹のエピソードが映画になっていたので見てみた。

 

佐田の暴走族時代のエピソードは、すべらない話等でも聞いたことがあったが、それが知らないうちに自伝小説が発売され、さらに自伝を元にマンガにもなっているみたいで、大分発展したようだ。

 

ちなみに自伝小説自体は未読で、今回の映画をいきなり見たが、どこまでが本当でどこからが演出なのか、わからないほどヤンキー映画としては、大分暴力シーンの描写が度を越えている時がある。

 

ヤンキー漫画として見れば、よくありそうなエピソード(演出)ではあるが、この話が実際に起こっている(自伝ベース)としたら、普通なら警察沙汰になっていて映画化とかにしてる場合ではないと思う。

 

実際、佐田本人も高校時代に逮捕されてるので、相当悪いことをしてるのは確かだが、この映画の内容が本当なら、自伝といえど、全然笑えない話である。

 

特に入院してる病院にまで暴走族が押しかけてきて、2〜3階の窓から重傷の佐田の仲間を突き落とす行為(描写)というのは、やり過ぎというか暴力(ケンカ)の範疇ではなく、すでに殺人行為(未遂)だと思う。

 

ちなみにこの映画では、ほとんど警察が出てこないので、その辺の暴力のライン(リアル感)がかなりあやふやになっている。一応、映画は、自伝と言うスタンスで作っているが、その辺のシーンが演出なのか、本当に起きたことを実際に再現してるのか、どこまでが本当なのか、非常にわかりづらいところでもある。

 

抗争があって、学生が一人病院送りになってるなら、マンガではない限り、この時代を考慮してもあきらかに警察沙汰になってるはずだし、普通に家族が住む家にまで暴走族が押しかけて、暴力を振るうってのは、ケンカの範疇ではなく、もう立派な凶悪犯罪だ。

 

当事者は、訴えを我慢しても、必ずその親は、出てくると思う。だって、家まで来て息子をどつきまわされてるって尋常じゃない。

 

ラストの抗争は映画的なアクション演出として理解できるが、中盤の病院の窓から突き落とす行為は、シリアス調(事実ベース)に見せてるので、これが事実をベースとしてるなら、ひどい話過ぎて全く笑えない。また演出として、あえてこの部分を過激にしてるなら、それは自伝ベースの話としては、ルール違反のように思う。

 

また佐田が右の頬でたばこの火を消すシーンもあるが、現在の佐田本人の顔にあきらかな根性焼きの後は、見当たらない。この辺もなんか怪しい。根性焼きって腕にすれば、一生残るほど痕になると思うけど。顔なら余計にね。

 

この映画では、なぜか暴走族の存在があるのに、警察も出てこなければ、親もほとんど出てこないので、どこまでが事実なのか非常に怪しいし、わかりにくい。一応、自伝ベースなだけに、ノンフィクション作品(その延長)としてみるか、割り切ってただのエンタメ映画として見るか、その辺のライン(作りも)は、非常に微妙だ。

 

ちなみにそういったものを事実でなく演出として捉え、ヤンキーマンガの映画化(フィクション)ということで見れば、作品としては、そんなに悪くない。

 

ヤンキー漫画が好きなら、それなりにツボを押さえた作りで、緊張感と人間的な熱さもしっかりある。

 

そして、ヒロインのキャストに関しては、個人的に素晴らしいの一言。ヒロイン役に今田美桜を起用してるが、この子のヤンキー演技(キャラ)は、まさにこの時代のイケてるヤンキー女子の見本(イメージ)と言っても良いほどドンピシャに嵌っている。

 

尖ってる中に、可愛さもあり、弱さもあり、セクシーさもありという、漫画的な”可愛いヤンキーヒロイン”のイメージをかなり具現化してる。よくこんな子が現代にいたなと思うほどのクオリティ。

 

個人的には、ヤンキー漫画を最近ドラマ化した「今日から俺は!」(両方に伊藤健太郎が出演してるが)を見るなら、断然こちらの方がおすすめ。福田監督の「今日から俺は!」は、1話見てやめた。たぶんずっと同じパターンだしね。

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.8)

 

(まとめ:ところどころ事実なのかどうか怪しさが残る佐田正樹の熱い自伝ベース映画。佐田が暴走族の総長になる際?(選ばれる時)に、先輩に夜中に山に連れられて、もう一人の暴走族の男?と1対1の決闘みたいなことをしたというような話(それで勝った)をテレビで聞いたことがあったが、この映画では、普通に名前を呼ばれて選ばれていて、そんなマンガみたいなシーンはなかった。てっきりそのシーンを再現してるのかと期待していたが、カットされたのか、元々そんなシーンは無かったのか、あの話は嘘なのか謎が残る。)

 

 

 

ケンカはくさ

 

自分の腕っぷしが

 

強いのを見せ付けるために

 

するもんじゃなか

 

自分の信念や主張が

 

正しくて強いっつのを

 

見せつける時に

 

するもんたい

 

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