映画「人狼ゲーム プリズン・ブレイク」の感想(ネタバレ)

2019.08.25 Sunday 邦画 サスペンス/ミステリー/スリラー

■映画「人狼ゲーム プリズン・ブレイク」の感想(ネタバレ)


■監督:綾部真弥
■出演:小島梨里杏 渡辺佑太朗 清水尚弥 岡本夏美 花影香音 篠田諒 小山莉奈


【映画「人狼ゲーム プリズン・ブレイク」のあらすじ】

潜入捜査官“モグラ”として広域指定暴力団・数寄屋会に潜り込み、極道の世界にさらに潜っていく玲二。ある日、警視庁組織犯罪対策部のエースとして、正義感あふれるエリート警官・兜が就任し、数寄屋会とつながる玲二を目の敵にする。そして玲二に会長の轟から、極悪非道のチャイニーズマフィア、仙骨竜をたたきのめすという大きなミッションが与えられ、玲二は轟の娘・迦蓮のボディーガードとして会長の家に住むことになるが…。

WOWOWから引用

【映画「人狼ゲーム プリズン・ブレイク」の感想(ネタバレ)】 

 

 

心理ゲーム“人狼”を題材にした映画化版のシリーズ第4弾。

 

前回、第3弾を見てから止まっていた「人狼ゲーム」シリーズに戻り、再び見てみた。

 

今回からは預言者や霊媒師の占いから人狼認定される”狂人”という新たな役職が加わり、ルールがまたややこしくなっている。基本は、第三弾に出てきた新たな役職”狐”と似たような変化要素ではあるのだが、初期の人狼ルールから比べると、ルールが一個乗っかっている。

 

個人的に、普通の人狼ルール自体も正直あまりついていけていないのだが。

 

その原因は、そもそも、この人狼シリーズは、毎回登場人物が多い上に(いきなり10人くらいが一気に出てくる)、ほとんど新人俳優で顔がわからない、さらに、彼らに役名があってそれで呼ばれたところで最後まで見ても、誰が誰だか顔と名前が一致しない(まるで覚えられない)、それに加えて、人狼を探すために、顔と名前も分からない人達の各々の発言内容(投票で誰を指名したり)なども細かく覚える必要があったりと、記憶力大会みたいになっているのも大きい。

 

結局、いろいろ考えながら見てると、ほとんど、よくわからない状態で映画を見ていると言って良い(笑)

 

これは、普通にちゃんと見てたとしても、超人でもない限り、リアルタイムですべての情報を整理しきるのは、たぶん不可能だと思う。

 

ちなみに、製作側も多少その辺の観客への理解をあきらめていることもあり、誰が村人とか人狼とかの疑惑は、第一弾から比べるとあまり丁寧に描いていないというか重要でない。そもそも誰が何か?は主人公含め、今回は、全員隠されてるので(※たしか)、すべてを各々勝手に予想するしかない。

 

一応エンドロールで、俳優:役名とともにそれぞれの役職が明らかになって、答え合わせすることが出来るが、ただ、役名や俳優名を言われたところで、結局、顔と名前が一致してないので、あとでネットで調べない限り、その時点で誰が何かはわからない(笑)

 

っというか、第4弾ともなってくると、誰が村人とか人狼とか、ほとんど関係なくなってるように思う。※関係なくはないんだけど

 

結局、この映画は、最後に誰が生き残るのか?という部分が重要で、そこに行く過程の村人側と人狼側の攻防みたいなのは、もうほとんどあってないようなものといって良い(第4弾ともなると、俳優が変わってるだけでやってることはずっと同じだし、もうそのくだり見ました、のオンパレード)、だって、結局、主人公(主演)が最後まで残ってくる訳で、生き残ったものに対する、人狼ゲーム主催者側の決断(オチ)が、見どころというか、そこだけがただ知りたい映画。

 

ちなみに今回は、首輪が外せることに気づいたことで、人狼ゲームがほとんど関係なくなっているのも大きい。

 

ようやく、第4弾になって、映画としてちゃんとしてきたなという印象。

 

人狼ゲームにただ参加してるだけでは、主催者の手の平の上でずっと転がされてるだけなので、何も生産性がない。ゲームで生き残ったところで続いて第二回戦とかやってるようではまるで意味がないし。参加者は可哀想だが、映画としては、あまり見るべき物がない。

 

その意味では、ようやく施設から脱出して、外に出られたので、話が展開してきたなという感じ。まー脱出したところで終わってしまったので、あまり変わらないといえばそれまでだが。メイズランナーみたいな感じになってきた。

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.2)

 

(まとめ:ようやく今までのパターンを脱した人狼シリーズ第4弾。内容的には1.5倍の早見だが、ところどころ面白いところがある。やはり、今回一番良かったのは、男子生徒が女子生徒(主人公)を襲おうとするくだりだろう(笑)第4弾になってようやく、人間的なリアリティが出てきたなと思う。少し考えればゲームで死ぬと分かってる状況で、真面目に男女が見つめ合って純愛とかやってる場合じゃない(笑) そこを逆算して、いっそ死んでしまうなら襲ってしまえホトトギスと言わんばかりに、そういう行動に出る生徒が出てきても別におかしくはない。そもそも毎日殺人が行われてる状況なのに、そっちに向かない方が逆におかしい。ちなみに男子が襲ってたとこを見つけて、騒ぎ立てる別の女子という描写も良かった。ここは非常に本当の学校っぽくってリアリティがある。同級生を勢いに任せて襲っちゃうって(未遂だからなんだけど)のは、その男のキャラクターもあるんだけど、非常に面白い。ここのシ−ンのばかばかしい空気感が良かった。そして、その行為に対する、別の女子生徒のセリフがさらに秀逸です(笑)意外とこの第四弾は作品の完成度は高いかもです。)

 

 

クズは、クズだと思う

 

いじめられっ子の中にも

 

どんな社会的弱者の中にも

 

クズは存在するの

 

-?

 

 

もちろんいじめる側は

 

みんなクズだけど

 

-?

 

 

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連続ドラマW「ダイイング・アイ」全6話の感想(ネタバレ)

2019.08.24 Saturday WOWOW ドラマ

■連続ドラマW「ダイイング・アイ」全6話の感想(ネタバレ)



■監督:熊切和嘉
■出演者:三浦春馬 高橋メアリージュン 松本まりか 柿澤勇人 小野塚勇人 淵上泰史 木村祐一 堀内敬子 生瀬勝久


【連続ドラマW「ダイイング・アイ」全6話のあらすじ】

西麻布のバー・茗荷のバーテンダー、雨村慎介(三浦春馬)は、ある夜、男に襲われ一部の記憶を失ったが、やがて、自分が1年半前に交通事故を起こし、岸中美菜絵という女性を死なせてしまっていたこと、自分を襲った後、自殺した男は、美菜絵の夫・玲二だったことを知る。そして、店に復帰した雨の夜。どこか人間離れした美しさと強い視線を持つ喪服の女性・瑠璃子(高橋メアリージュン)が店に現われた。

WOWOWから引用

【連続ドラマW「ダイイング・アイ」全6話の感想(ネタバレ)】 


東野圭吾原作の同名小説を三浦春馬主演でWOWOWドラマ化したサスペンス。

 

舘ひろしの「60 誤判対策室」に続けて、WOWOWドラマ作品を選んでみた。

 

「ダイイング・アイ」は、東野圭吾原作からのドラマ化だが、小説は読んでいないので、そっちとの比較はわかりません。

 

ただ、このドラマの内容だけで言うと、かなり微妙な作品。

 

同じWOWOWドラマでも前回の「60 誤判対策室」や「空飛ぶタイヤ」、「石つぶて」「監査役 野崎修平」などから比べると、あきらかに一段下の作品で、かなり内容の薄さが目立ちます。ジャンルが違うというのもあるが、ストーリー自体がオチ含めて、基本ただもったいつけてるだけで、それほど深い内容があるものではありません。

 

大雑把に概要を説明すると、ダイイング・アイというタイトルからもわかるが、人の死に間際の最後の目力とでも言いますが、その瞳を見てしまったことで、精神を侵食、乗っ取られてしまった?女性がテーマになってる話です。

 

そこに三浦春馬演じる主人公が、頭を殴られたことによる記憶喪失と、過去の自動車死亡事故が絡んで、強引に話が複雑になってるだけで、紐解いてしまうと、特になんてことない話です。※多少話にホラーがある位で。

 

このドラマが評価としてなぜ面白くないか?という感想になったかと言うと、主人公が一時的に記憶喪失で過去の事故を知らないだけで、周囲の人間は、その真相をほぼすべて知ってるからです。

 

単純に言うと、忘れた話を教えてくれない、ただ意図的に隠されてるストレスがあるだけのドラマ。全部とは言わないが。

 

ちなみに頭を殴られる前までは、本人(主人公)も過去のそのことを普通に知っていた訳で、その部分を最初にあえて描いてないために、こちら側も知りえなかったというだけです。主人公目線で合わせて描いてると言えばそうですが。

 

結局、この話ってのは、話の構成(時間軸)をいじることで、視聴者(読み手)を適当に騙してるだけのテクニカルなサスペンスです。登場人物の全員が、何かを真剣に追うことで新しい異なる真実(ストーリー)に進んでいくというものではありません。

 

例えると、タイムカプセルを埋めて、しばらくしてそのこと忘れてしまって、あれ?何入れたっけ?、それで一緒に埋めた人に聞いても、誰も教えてくれない〜「なんでだよ!」って大騒ぎしてる話です。

 

当時、自分でしっかり一緒に埋めてたのに(笑)

 

結局のところ、俯瞰でこの話を見てしまうと、記憶喪失とは言え、お前(三浦春馬:雨村)忘れんなよ。って話です。

 

この忘れんなよっていう部分を、ドラマを見終わった後に、その感想を塗り替えるだけの話ではなかった。

 

なぜかと言うと、この記憶喪失部分が、結局、ただ過去のある記憶を忘れただけでしかなく、それ以上の効果が無い。結局、軸は忘れんなよを思い出しただけだし。女の設定は、そこに追加されたおまけだし。

 

個人的には、最初に過去の交通事故の取引を普通に描いておいて、記憶喪失になった後から、周囲の行動がおかしくなっていく、記憶喪失前とその後の両方の変化がわかるように描いてくれた方が状況が理解しやすいし、気持ちが乗りやすい。

 

このドラマの話は、事情はどうであれ、ただ、意図的に記憶喪失前を教えてくれないだけですから。

 

 

評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

 

(まとめ:東野圭吾原作作品、ドラマ化の駄作サスペンス。結局ドラマとしては、早送りで見たということで星2つです。三浦春馬ファンや東野圭吾ファンでもない限り、この作品は、スルーで良いんじゃないでしょうか。WOWOWドラマならもっと良い作品があります。全2話なら良いですが、この内容で、全6話はさすがに引っ張りすぎで、しんどいですね。)

 

 

 

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連続ドラマW「60 誤判対策室」全5話の感想(ネタバレ)

2019.08.21 Wednesday WOWOW ドラマ

■連続ドラマW「60 誤判対策室」全5話の感想(ネタバレ)



■監督:熊切和嘉
■出演者:舘ひろし 古川雄輝 星野真里 村上淳 赤堀雅秋 ハマカワフミエ 酒井若菜 竹原ピストル 若松武史 小林勝也 康すおん


【連続ドラマW「60 誤判対策室」全5話のあらすじ】

刑事の有馬(舘ひろし)は出向先の「誤判対策室」で60歳の定年を迎えようとしていた。「誤判対策室」は死刑囚の冤罪の可能性を調査する組織で、有馬と弁護士の世良(古川雄輝)、検察官の春名(星野真里)が所属する。有馬はかつて無実の者を冤罪に陥れた過去があり、以来、惰性で過ごす日々だったが、あるとき一つの事件の情報を入手し、なぜか有馬は取り付かれたようにその事件を調べ、死刑囚の古内(康すおん)にたどり着く。

WOWOWから引用

【連続ドラマW「60 誤判対策室」全5話の感想(ネタバレ)】 

 

 

石川智健の同名ミステリー小説を舘ひろし主演でWOWOWドラマ化したサスペンス。

 

刑事モノのWOWOWドラマを見つけたので見てみた。

 

内容は、死刑囚の冤罪を見つける名目で作られた誤判対策室という部署での冤罪疑い案件を再捜査する人達の話。

 

比較的落ち着いて安定感のある作品が多いWOWOWの連続ドラマ作品だが、この作品も、1話の開始30分位は、舘ひろし(有馬)が過去を引きずっていて動きがないが、ある殺人告白の情報を手に入れて捜査を始まると普通に面白くなる。

 

ちなみに、ただ冤罪事件を解決するだけでなく、その中に埋もれた父と娘の親子愛もひっそりと描かれたり、意外と深く、死刑囚の冤罪が晴れた後も、最後まで、事件の真相がわからないオチになっている。

 

ネタバレ前提で書くと、母親と娘二人の計三人が殺された殺人事件があり、それを自白し死刑囚となっていた男:古内。実は、彼はその殺人自体には関わってなく、娘とその結婚相手の夫(矢野)が、殺人現場にいてそこに呼び出されていた。

 

しかし、一人娘が殺人に関与した(手を下した)と思った父親(古内)は、過去の負い目もあって咄嗟に娘を庇い、殺人を自供し、それがそのまま採用、刑が確定し死刑囚となる。

 

その過程では、担当刑事の作文と呼ばれる、容疑者古内の自供に合わせた強引な辻褄合わせ(目撃者や関係者への等の証言の根回し)が行われていて、これはのちにあきらかになるが、古内本人は罪を被りたい一心で、それらをすべて受け入れていた。

 

再捜査する中、古内の娘の結婚相手の夫でもあり、詐欺グループのリーダーでもあった矢野が子飼いの詐欺メンバーとのトラブルからその構成員でもあった親子の一家殺人に関与してる可能性が浮上する。

 

日々の不法行動等から、矢野が殺人に関与してる可能性が高いとする一方で、矢野の妻で古内の娘にも、過去に問題行動が多くあり、どちらが殺人を行ったのかはわからない。

 

再び事件の裁判が開かれる中、新たな証拠として被害者の娘の爪から矢野のDNAが新たに見つかるが、矢野は逃走する際に妻でもある古内の娘に刺された傷が致命傷となり、公判中に入院してた病院で死亡してしまう。

 

残された唯一の事件の真実を知る古内の娘が裁判に出廷する中、刑事の有馬は、傍聴席から古内の娘と目を合わせ、40年の刑事の勘を頼りに、彼女の人間性を見極めようとするが、その目は深い闇があり、有馬の目をただ強く見据えていた…END。

 

真相をあきらかにしないところで、このドラマは終わってしまう。

 

わかりやすく矢野が殺人に関与してるという話なら、ある犯罪者の一線を超えた行動ということで理解は単純だが、娘(女)が殺人に関与してたとなると、これほど怖い話はない。

 

なぜなら、古内の娘は事件当時、妊娠中だったから。自分の娘がこれから生まれようとしてる時に、母親はともかく、他人の娘を二人も殺すことが出来るのか…(物理的でなく、人間の親として)。そんな闇が女にあったのかどうか…。

 

 

 

評価 ★★★★☆ (星4つ)

 

(まとめ:舘ひろしが熱演してる秀作刑事ドラマ。最後の答えは、一応視聴者に投げているが、ほぼ結論(方向性)は出ていると思う。なぜなら最初に”三人を殺した”という証言は冤罪夫の妻(酒井若菜)の嘘だったということがのちにわかる。ということで矢野の直接の事件関与(殺人告白)は無くなり、状態はDNA証拠のみになる。っというと、ストーリー上、やはり娘の可能性が高くなる。逃亡する際に星野真里(春名?)の頭を矢野が殴ったのも咄嗟の行動とみれば、矢野には行き当たりばったりで娘を含む三人を殺害するほどの度胸と勢いは無いと思われる。脅しで刺す位はあるかもしれないが。こう考えていくと、矢野に暴力的にコントロールされていた古内の娘というより、それを含めて矢野を利用していた女という目線も出てくる。いざという時は、矢野を出し抜こうと、逃げる矢野を刺したのも口封じのための確信犯という感じも無くない。ま〜すべては謎なんだけど。そんなことをいろいろと思うと、このドラマは、もう少しだけ描いてほしい気がします…。最後に内容と全然関係ないが、ちょっと見ないうちに星野真里がすげえ良い女になってた。最終話の水ぶっかけられる一連のシーンは良いですね。このドラマキャスト人選がいいですね。)

 

 

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映画「土竜の唄 香港狂騒曲」の感想(ネタバレ)

2019.08.20 Tuesday 邦画 コメディ/お笑い

■映画「土竜の唄 香港狂騒曲」の感想(ネタバレ)


■監督:三池崇史
■出演:生田斗真 瑛太 本田翼 古田新太 菜々緒 堤真一 岩城滉一


【映画「土竜の唄 香港狂騒曲」のあらすじ】

潜入捜査官“モグラ”として広域指定暴力団・数寄屋会に潜り込み、極道の世界にさらに潜っていく玲二。ある日、警視庁組織犯罪対策部のエースとして、正義感あふれるエリート警官・兜が就任し、数寄屋会とつながる玲二を目の敵にする。そして玲二に会長の轟から、極悪非道のチャイニーズマフィア、仙骨竜をたたきのめすという大きなミッションが与えられ、玲二は轟の娘・迦蓮のボディーガードとして会長の家に住むことになるが…。

WOWOWから引用

【映画「土竜の唄 香港狂騒曲」の感想(ネタバレ)】 

 

 

高橋のぼる原作マンガを宮藤官九郎脚本、三池崇史監督、主演生田斗真で映画化した「土竜の唄」の続編。

 

本田翼が出演してたので見てみた。

 

この第一作を見た際に、コメディが面白くない映画と評価したのもあり、続編が作られても特に見る予定はなかったのだが、キャストに本田翼の名前があったので、とりあえず見てみた。

 

結果、129分という二時間後越えの作品で、映画も大して面白くもなければ(ほぼバカ騒ぎで)、本田翼の良さも特に出てなく、ただ時間を無駄に浪費しただけだった(笑)

 

とりあえず、開始早々、1作目と同じ世界観だったので早送り(セリフ1.5倍速)で見たので、多少は時間短縮できたが、それにしてもこの映画で二時間越えは長い。この内容なら90分いや、60分で良い。

 

なんでこの作品が個人的に面白くないと感じるのかという部分は、基本的に出演者がコメディをしてるというよりかは、ただふざけているようにしか見えない演出にある。監督の笑いを見せる技量が無い。

 

俳優が何かの役を演じているというよりかは、俳優そのものが、奇をてらった役をやってるというだけで、どう見ても、俳優個人のキャラクターから出ない。古田新太なんかは、ずっと古田新太で、いつもの古田新太だしね。

 

全体的に出演者の演技というか役が終始、どこかで見たような役。大根役者になってる。

 

また、狙ってるコメディがセンスがあるようには到底思えない。しつこいし。最後のトラに頭を噛まれながら落下するシーンは、シュールで見た目の面白さはあるが、結局、二時間やって、これ位しか印象に無かったのは、どうなんだろうか。

 

そもそもストーリーがあってないようなもので、菜々緒のパンツが見えたり、本田翼がエロい汚れ役をやってたりという話題性以外で他に作品として見るべきところはあるのだろうか。

 

 

 

評価 ★☆☆☆☆ (星1つ)

 

(まとめ:2017年上半期邦画興行収入第7位のヒット作だが、作品としては悪ふざけた駄作の要注意映画。こんな映画を誰が好き好んで劇場まで見にいってるか非常に謎です(笑)。ウィキペディアによると、初日満足度ランキングが4位で、累計動員が150万人以上という、もっと他にすることあるだろう(笑)。結局、下ネタでバカ騒ぎしてるだけの映画です。個人的に宮藤官九郎脚本のコメディは、ほとんど嵌ったことが無く、笑いにセンスねえな(笑)と思ってしまいます。支持者は結構いるみたいで仕事は一向に尽きないみたいですが。それと、三池崇史監督は、前回のテラフォーマーズに続いて二作連続、駄作を作っていますね。三池崇史監督は、基本、リアルから離れ、宙に浮いたような作品を作ると、途端に駄作を作ってる気がします。興行収入的には、これは成功なのかもしれませんが。)

 

 

 

 

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映画「ナラタージュ」の感想(ネタバレ)

2019.08.16 Friday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「ナラタージュ」の感想(ネタバレ)


■監督:行定勲
■出演:松本潤 有村架純 坂口健太郎 大西礼芳 古舘佑太郎 市川実日子 瀬戸康史


【映画「ナラタージュ」のあらすじ】

大学2年生の泉のもとに、高校時代の演劇部の顧問だった葉山から、後輩たちのために卒業公演に参加してほしいという連絡が来る。葉山は孤独だった泉に演劇部という居場所を与えてくれた恩人で、彼女は葉山に好意を抱いていた。卒業式の日から誰にも言えない葉山との思い出を胸にしまっていた泉だったが、演劇部の部室で彼と再会した日から彼への想いが募っていく。だが泉は葉山から離婚が成立していない妻の存在を知らされ……。

WOWOWから引用

【映画「ナラタージュ」の感想(ネタバレ)】 

 

島本理生の同名小説を「世界の中心で、愛をさけぶ」の行定勲監督が松本潤、有村架純共演で映画化した恋愛映画。

 

有村架純が出てたので見てみた。原作は未読なのでわかりません。

 

内容は、客観的には教師と生徒の恋愛+不倫という禁断愛の要素が入った、大人の恋愛作品なのだが、その盛り上がるテーマとは別に恋愛作品としては、どうもパっとしない。

 

繊細や詩的に描いているという表現はできなくもないが、根本的なところで、恋愛作品として、回りくどくて面白みに欠ける。っというかまず恋愛映画で140分は長い。

 

また登場人物の気持ちは手に取るように理解できるのに、感情移入して応援したくなるほどの人間的な魅力をどうも感じない。

 

そのため、ずっと、2時間強、周りを巻き込みつつ、二人でただグダグダやってる感じから出ない(笑)

 

ずっと気持ちに素直なヒロイン(有村架純)と、結婚してる体裁やひどい過去を引きずっていて、終始煮え切らない男(松本潤:葉山)、この二人のすれ違う?恋の隙間に束縛が強い坂口健太郎(小野)が加わってきて一時は、煮え切らない葉山のことを見限って小野と前に進み始めたヒロインだが、やっぱりお互い忘れきれず、小野と別れ、葉山と再会し気持ちが盛り上がるも、一夜限りの関係のみで、恋愛としては、実らなかったヒロインの恋。それがこの作品の大まかな話。

 

そして、結論としては、上手くいかず、記憶としてあまりよく思っていなかったはずの過去の恋だが、改めて現在振り返って見ると、それほど悪い恋じゃなかったかもと思えるようになった(彼は愛してくれていたことを知る)という話でもある。

 

ただ、これは、見たままのあらすじの話。そこの過程に面白みはない。

 

なぜこの作品が面白く無いのかについて、その原因は、まず、構成が悪いと思う。

 

時間軸をいじってシーンを印象的に見せたいというのは、映画でよく使われる手法だが、この作品も時間軸(回想を使って)をいじって、過去の情報を小出しにしている。ただそれがあまり効果的ではない。別に隠す必要の無い情報を隠したり、後付けにしたりしている。

 

高校生の時のいじめられていたシーンにしても。プールに落とされるいじめのシーンはあるけど、彼女とその同級生の日常的な人間関係(学校でのポジション)みたいなのが一切描かれて無いので、急に落とされるシーンが挿入されてビックリするだけで、それ以上の気持ちを共有できない。存在(見せ方)がヒロインと先生以外の視点がほぼ無い。

 

ただわかるのは、ヒロインが落とされたという事実に先生が怒ってたことだけ。クラスでこういう人間関係が日々あって、先生とは日常的にこんな関係だったとかそういう情報が一切無い。どんな気持ちでいたとか。

 

情報が小出しなのに、さらにその情報すらも少ない。=感情移入できない

 

個人的に、小出しにしないで、最初から時間軸どおり普通に描いて欲しい。

 

そして、特に高校生時代のヒロインと先生との出会いと日常的な関係はもっと細かい情報が必要でしょう。

 

この作品、普通に流れ通り、描いてくれるだけで十分だと思う。なぜか意味も無く記憶やシーンがぶつ切りにされている。

 

ちなみにこの作品がなぜ盛り上がらないのかは、禁断設定にも関わらず、先生(葉山)の妻や、教師と生徒という関係を邪魔するような障害(話)が物理的にほとんど表面化してこないので、その設定があんまり効果的でない。後で付き合うことになる小野が適度に邪魔(障害)になるが、自分から付き合うと言って付き合ったので、自業自得と言えば自業自得でもある。

 

また男の葉山だけが、過去を引きずっていて終始煮え切らない状態でいるのだが、ここの理由(描かれ方)に大して共感できない。ただグズってるように見える。

 

ヒロインのことを好きになるんだけど、いろいろあって手を出せないみたいな状態なんだけど(結婚してるから、普通と言えば普通なんだけど)、でも結局、最後には、盛り上がって彼女と一線は越えてる(ラブシーンがある)ので、結局何がしたいのかよくわからない。(ように見える) 

 

ただただVシネみたいに、肉体関係にただただ堕ちていくならそれはそれでそっちにすればいいと思うが、そういうわけでもなく、一応、純愛っぽさを残している。

 

きれいごとではないんだけど、きれいごとにしようとしてる感じすらある。逆にそれがすごい汚い人間に見える。

 

一線を越えたから妻と離婚するような、決意みたいなのもなく(妻とは関係がほとんど無いにも関わらず、罪悪感のため繋いでいる?)、しかし、その場の流れに任せて行動している。(ように見える)彼女(ヒロイン)が何も言わず去ったら(帰ったら)、一応後を追うくせに、そのまま放っておく(現在に恋愛が続いていないと言うことはそういうことだろう)。追う位なら電話しろよ。客観的に見ると、ヒロインはただの都合の良い女だっただけなんじゃないのか。勝手にポジティブに捉えてるけど。

 

特に髪を切らせるシーンなんかは、自分から状況を作りに行ってるともいえる。案の定ヒロインに火がついて、わかりやすく事に至るけど。(キスはする、その後はわからない) ここのシャワーを掛け合うに至るシーンは、見てて恥ずかしくなる位、予定調和というかベタベタな展開。分かりやす過ぎて、そういうコントみたいにみえる。

 

 

評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

 

(まとめ:有村架純のラブシーン(見せてはいない)があるけど、話はパッとせず面白くない恋愛映画。終盤で後輩(柚子)がいきなり自殺するのだが、その後輩が、出番が少なくて、ほぼ背景の一人位の印象しか記憶にない。その割に、知らない男に婦女暴行されて実は悩んでいたとか、重たい情報が急に出てきて、意外と作品として大事な要素を持っていたりする。結局、この作品は、その部分からも分かるけど、ニュアンスばかりに拘ったせいで、作品としてのバランスが悪くなった失敗作だと思います。)

 

 

 

「幸せであるように」って

 

意味だよ

 

-?

 

 

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