映画「ピザボーイ 史上最凶のご注文」の感想(ネタバレ)

2012.12.15 Saturday 洋画 コメディ/お笑い

■映画「ピザボーイ 史上最凶のご注文」の感想(ネタバレ)




■監督:ルーベン・フライシャー
■出演者:ジェシー・アイゼンバーグ アジズ・アンサリ ダニー・マクブライド ニック・スウォードソン  フレッド・ウォード マイケル・ペーニャ

WOWOWで放送していた映画「ピザボーイ 史上最凶のご注文」を鑑賞。

【映画「ピザボーイ 史上最凶のご注文」のあらすじ】

宅配ピザ配達員のニックは、親友のインド人、チェットとつるんでお気楽な生活を送っていた。一方、宝くじを当てた父親を殺して遺産を手に入れようとするニート青年ドウェインと相棒トラヴィスは、殺し屋を雇う金を作るため、銀行強盗を計画する。ただし、自分たちが実行するのではなく、ノコノコ現われたピザボーイ……ニックにやらせるのだ。2人に爆弾をつけられたニックは、やむなくチェットとともに銀行を襲撃するはめに…。

※WOWOWから引用

【映画「ピザボーイ 史上最凶のご注文」の感想(ネタバレ)】


ゾンビランド」のルーベン・フライシャー監督が「ソーシャル・ネットワーク」のジェシー・アイゼンバーグを主演に迎えたドタバタコメディ。

物語は、ピザ屋で配達をする冴えない男がひょんなことから、不良らの殺害計画に巻き込まれ、銀行強盗するはめになるという話。

真面目な作品が続いていたので、少し気分転換にハリウッドコメディをチョイス。

ピザ配達員が銀行強盗するはめになるというわかりやすいドタバタコメディだが、製作にベン・スティラーの名も連ねており、笑いの路線はベンやスティーブカレルなどが得意?なセリフ重視の笑いだ。キャストも笑いを狙ってる感のある個性派で固めている。

また、セリフにダイハードやジェイソンを始め、いろんな映画の話が結構出てきて、スタッフ、キャストに映画愛を感じる。

内容の方は、中盤から終盤に主導権の移動があって、オチがどうなるのか気になり、一応最後まで楽しめる。コメディ作品としては、爆笑するものではなかったが、セリフには上手さを感じる。

特にお決まりの悪党が使うジョーク(皮肉)まじりのセリフは、これも実はセンスがあるんだなと思った。この悪党の言う皮肉なセリフ回しはちょっと使えるとかっこいいと思ってしまった。



評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(もっと脱線するかと思っていたら意外とカーアクション、サスペンス?ありでまとまったコメディ作品。序盤にジェイソンの3D映画を見て、おっぱいを3Dで楽しむというシーンがあったが、コメディも次世代になったなとつくづく感じてしまった。3Dに全く興味がなかったので、その手があったかと納得してしまった。)


寝坊するのは怠惰じゃねえ

いい夢を見るからだ


-?


億万長者が人を殺すか?

-?


小細工したらあの世に

ピザを配達させる


-?


ピザボーイ 史上最凶のご注文


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■映画「僕の大切な人と、そのクソガキ」の感想(ネタバレ)

2012.11.30 Friday 洋画 コメディ/お笑い

■映画「僕の大切な人と、そのクソガキ」の感想(ネタバレ)




■監督:ジェイ・デュプラス
■出演者:ジョン・C・ライリー ジョナ・ヒル マリサ・トメイ キャサリン・キーナー マット・ウォルシュ キャシー・ウィッツ

WOWOWで放送していた映画「僕の大切な人と、そのクソガキ」を鑑賞。

【映画「僕の大切な人と、そのクソガキ」のあらすじ】

離婚して以来、冴えない日々を送っていたジョン。ある晩、気が進まないまま出席したパーティーで、彼は不思議と気の合う女性モリーと出会う。彼女こそ理想の相手と惚れ込んだジョンだったが、問題は21歳になるモリーの息子サイラスとの関係だった。当初は友好的に見えたサイラスだったが、ジョンの靴がなくなった事件を皮切りに、サイラスはにこやかな顔と裏腹にジョンとモリーの恋を裏で執拗に妨害し始めて……。

※WOWOWから引用

【映画「僕の大切な人と、そのクソガキ」の感想(ネタバレ)】


リドリースコット&トニースコット兄弟が製作に参加し、「シン・レッド・ライン」のジョンCライリーが主演したコメディ。

物語は、妻と別れ一人で暮らすも冴えない中年男がパーティで運命の女性と出会い、再び生きる力を得るが彼女には一人息子がいて、二人の関係を壊そうと巧みに妨害してくるという話。

強烈なタイトル名に惹かれチェックしてみた。

息子が登場する前半20分くらいは、それほど面白みを感じず平均点以下だったが、ジョナヒル演じる彼女の息子登場後は、知能犯の息子に興味をそそられまくりでポイント大幅上昇。この彼氏(主人公)と彼女の息子の二人のやりとりはなかなか笑わせてくれる。

個人的に人間には、二種類のめんどくさい奴がいると思っている。

一人は前回の「わらの犬(2011年版)」に出てくるような、不良タイプの腕力または権力があり威圧的に有無をいわせずに絡んでくる奴。そして、もうひとつが、今回のジョナヒルが演じる息子のようないじめられっ子タイプだが、妙に知力や考察を持っていて、その行動や発言が鼻につく奴。

後者のパターンは、距離を置いていれば不良タイプに比べ特に害はないのだが、同じ空間を長く共有した場合の、めんどくささというかイライラは結構なものがある。

自分がもしこの主人公の状況に置かれたら、「コイツめんどくさいわ〜」とすぐ距離を置きたくなってしまうが、この映画の主人公(ジョン)は、そんなクソガキの真意を知ると、その上を行く対応で応戦を始める。

このバカバカしい中でのデリケートな戦いは、これまでにあまり見たことが無いアメリカのコメディのパターンだと思う。いかにもなハリウッド特有の体を張った下品で分かりやすいジョークやギャグは封印し、完全に二人のドラマ(状況や中身)で自然に笑いを作っている。素晴らしい。


評価 ★★★☆☆ (星3.8)

(彼女(母親)を巡る、彼氏VS彼女の息子の水面下の戦い(心理戦)が面白い良作品。主演のジョンCライリーとジョナヒル、二人とも演技が上手いが、特にジョナヒル演じるアメリカ息子の腹立つ感じは自分は日本人にも関わらず、外見と雰囲気だけでヒシヒシと伝わってきた。日本人の腹立つキャラとはまた種類が違うが、人に腹立つと感じる感覚は世界共通なのかと思った。途中まで息子がどんなタイプなのか気になっていたが、一目見て「コイツだ!」とすぐわかった。ラストは、そんな二人の間にも心の繋がりが見られ、軽く感動も与えてくれる。)



お前は気絶するほど

殴られたことあるか?


-ジョン


僕はまともには

程遠い人間だ


-サイラス



僕の大切な人と、そのクソガキ


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映画「小悪魔はなぜモテる?!」の感想(ネタバレ)

2012.10.22 Monday 洋画 コメディ/お笑い

■映画「小悪魔はなぜモテる?!」の感想(ネタバレ)




■監督:ウィル・グラック
■出演者:エマ・ストーン ペン・バッジリー アマンダ・バインズ トーマス・ヘイデン・チャーチ リサ・クドロー マルコム・マクダウェル スタンリー・トゥッチ

WOWOWで放送していた映画「小悪魔はなぜモテる?!」を鑑賞。

【映画「小悪魔はなぜモテる?!」のあらすじ】

個性的な高校生オリーブにはボーイフレンドがいないが、ひょんなことから友人に“自分はもうバージンではない”と嘘をつき、それはたちまち学校中に知れ渡ることに。そんなオリーブにゲイの男子生徒が、自分がゲイであることを隠すため、彼女とHしたことにさせてくれと頼んできて、オリーブはそれを了承。しかし、他の男子生徒たちからの同様の依頼も引き受けるうち、オリーブは恋愛に奔放すぎると悪評を立てられてしまい……。

※WOWOWから引用

【映画「小悪魔はなぜモテる?!」の感想(ネタバレ)】


アメイジング・スパイダーマン」で注目の若手女優エマ・ストーンが主演した青春ラブコメディ。

物語は、男から見向きもされなかった女性が自分はバージンではないとその場しのぎで嘘をついたことが原因で、学校中にアバズレという悪い噂が立つと次第に男が彼女に注目し始め…という話。

タイトルから恋愛ノウハウ系の作品かと思ってチェックしてみたがやや違った。

実際は、パート1〜パート5という区切りの中で、彼女が取った行動とその結果を時々彼女自身が解説しながら見せるというやや客観的なコメディ。※ラストにラブストーリーはあるが基本はコメディ。

度々彼女が心情を説明してしまうのと、モテない女性という設定の割りに、感情を揺さぶるような不幸なエピソードがないので、共感はしにくい。すべての悪い噂を飲み込んで、一人ぼっちになってしまうところは少し共感する。

女性は、ある程度の容姿+エロさを全面に出すだけで、それが事実と違っていても、男から言い寄られる確率が大幅に上がるのを証明するような話。男は、外見(エロ)と噂(軽い女)というのを求めていることがわかる。要するにめんどくさくなくて、都合の良い女が好き。

ただその的になってしまった女性側の体目当ての男ばっかり集まる苦悩や寂しさは結構キツイ。


評価 ★★★☆☆ (星3.2)

(説明し過ぎがややマイナスポイントのラブコメディ。もう少しラブとしっとり感が欲しい。女性が主人公の話だが、かなりサバサバしてるので男の話を見ているみたい。女性のキラキラ感がない。あと宗教ネタがやたら多いが、最近聖書を読んで欧米発想がある程度理解できたので、その辺のネタは知ると意外と面白い。フレンズのフィービー役でお馴染みのリサクドローがカウンセラー役で出演していたので、フレンズファンとしてはそれだけでポイントアップ。※フレンズまた放送しないかな。)


”ウソはまたたく間に広まる”ってこと

-オリーブ


セックスのウワサで

”魔性の女”扱い


-オリーブ


植物が性欲を高めるという

科学的根拠はないの

-オリーブ


ピルの避妊確率は

100%じゃないのよ


-カウンセラー


本物のアバズレは

自分では認めない


-カウンセラー


選択には常に結果が伴うのよ

-カウンセラー


小悪魔はなぜモテる?!


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映画「ウエスト・バンク・ストーリー」の感想(ネタバレ)

2012.08.17 Friday 洋画 コメディ/お笑い

■映画「ウエスト・バンク・ストーリー」の感想(ネタバレ)





■監督:アリ・サンデル
■出演者:ベン・ニューマーク ヌーリーン・ドゥウルフ

WOWOWで放送していた映画「ウエスト・バンク・ストーリー」を鑑賞。

【映画「ウエスト・バンク・ストーリー」のあらすじ】

パレスチナ自治区のヨルダン川西岸地区。パレスチナ人が経営するフムス店と、ユダヤ人が経営するファストフード店が隣り合わせに並んでいるが、それぞれの関係者はお互いをよく思っていない。フムス店の店主の娘ファティマとイスラエル兵士のデビッドは人種を気にしないで恋に落ちるが、2つの店の戦いはエスカレートしていき……。

※WOWOWから引用

【映画「ウエスト・バンク・ストーリー」の感想(ネタバレ)】


ミュージカル映画「ウエスト・サイド物語」をパロディー風に描写して、第79回アカデミー賞で短編実写映画賞を受賞した作品。

物語は、現在の中東問題の原因でもあるパレスチナ人とユダヤ人(イスラエル)の微妙な関係を恋愛に取り入れた話。

中東問題+「ウエストサイド物語(ウエストサイドストーリー)」のパロディということで、気になって見てみたが、それなりに発想はベタで面白い。

「ウエストサイドストーリー」風に、パレスチナ人が皆で歩きながら道で歌って踊っていると、イスラエルの境界線にぶつかり、検問で踊りが中断することになったり、またその逆もしかりで、パレスチナ問題をよくあらわしている。

実際は、全然笑っている場合ではないが、中東問題の状況を知るきっかけには、良い素材かもしれない。

中東問題(パレスチナ問題)は、パレスチナ人がもともと住んでいる場所に理由をつけて強引にイスラエルという国を建国して、そこにユダヤ人を入植してしまったことから始まっている。

日本で例えるなら、大阪とか東京とかある地域に、そこにもとから住んでいた人をすべて追い出して、世界に飛散していたある民族を集めて、そこを一つの独立した国として扱うのと同じで、最初から問題が起きるのがわかりきった、おかしな問題である。

しかもイスラエルを後押ししているのがアメリカということで、石油の利権やらで民族間の問題を超えてさらにややこしくなっている。ちなみにアメリカが支援しているということで、回りまわって日本の税金が使われているのも言うまでもない。


評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(パレスチナ問題を話題にした短編作品。一応ラストは、他民族が同居しても揉め事にならないアメリカ(ビバリーヒルズ)に行こうという、アメリカ的発想の無難な終わり方になっている。中東の人は、中東問題さえ解決されれば、聖地でもないアメリカには行きたくないでしょう。ちなみにストーリーとは関係ないが、ファティマ役のアラブ女性はすごく綺麗だ。)


ビバリーヒルズさ

-デビッド


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映画「ほぼトワイライト」の感想(ネタバレ)

2012.05.18 Friday 洋画 コメディ/お笑い

■映画「ほぼトワイライト」の感想(ネタバレ)



■監督:ジェーソン・フリードバーグ アーロン・セルツァー
■出演者:マット・ランター ジェン・プロスク ケン・チョン クリス・リッジ アンリーズ・ファン・ダー・ポール

WOWOWで放送していた映画「ほぼトワイライト」を鑑賞。

【映画「ほぼトワイライト」のあらすじ】

父親が住む地方の町スポークスに引っ越した女子高生ベッカは、編入先の高校で男子生徒エドワードと出会い、互いに惹かれあう。だがエドワードは実は吸血鬼で、ベッカの血を吸って彼女を吸血鬼にしてはいけないと考え、彼女と距離を置くように。そんなベッカの前に幼なじみの少年ジェイコブが現われるが、彼の正体は狼族。2人の間で心が揺れるベッカだが、エドワードを危機から救うため、高校の卒業パーティの会場に乱入する……。

※WOWOWから引用

【映画「ほぼトワイライト」の感想(ネタバレ)】


ほぼ300<スリーハンドレッド>」のパロディ映画で知られるジェーソン・フリードバーグアーロン・セルツァー監督コンビの最新作。

物語は、父親が住む田舎に引っ越してきた女子高生が、その町に正体を隠して住む吸血鬼に惹かれてしまったその恋愛模様を描いた、大ヒットヴァンパイアラブストーリー「トワイライト」シリーズをパロディした話。

ほぼ300<スリーハンドレッド>」と同じく「ほぼ○○」シリーズの最新作だが、今回はトワイライトシリーズをモチーフにしたパロディ作品だ。

「ほぼ○○」というだけあって、同じくハリウッドのパロディ作品の最終絶叫計画シリーズとは、やや毛色が違い、結構トワイライト作品のストーリーに拘って忠実にパロディ化している。

なので、今回の原案になっている「トワイライト〜初恋〜」「ニュームーン/トワイライト・サーガ」の二作の視聴は必須である。

ちなみに、主役の二人も外見や演技を結構似せていて、特にベッカ役の女優(ジェン・プロスク)は本家ベラ(クリステンスチュワート)の神経質な演技までマネしていて上手い。

ただ、根幹のパロディ部分に関しては、相変わらずの下ネタやバカ騒ぎや悪ノリのオンパレードで大笑いするとかそういう感じにはならない。たまにクスリとする程度。

それよりも、カメラアングルやセット、背景を含め、原作映画に結構忠実に再現しているところが、意外と関心してしまう。お金かけてる。トワイライト好きとしては、違いを確認できるのが面白い。トワイライトファンにはおすすめだ。


評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(トワイライトシリーズのパロディに拘った作品でトワイライトファンには普通に楽しめるが、笑い的にはやや弱い印象も。もっと他の映画作品のパロディも欲しい感じもする。ほぼ300のときは、結構いろいろ見つけた記憶があるが、今回は、自分の最新映画やセレブのゴシップネタのストックが少ないせいか、元ネタがわからないものも結構あった。)


10代の恋なんて

しょせん報われないのに


-?

動物とリアリティーショーの

オバカ主婦だけを狩る


-エドワード


ほぼトワイライト

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映画「悪いことしましョ!」の感想(ネタバレ)

2012.05.07 Monday 洋画 コメディ/お笑い

■映画「悪いことしましョ!」の感想(ネタバレ)




■監督:ハロルド・ライミス
■出演者:ブレンダン・フレイザー エリザベス・ハーレイ フランシス・オコナー オーランド・ジョーンズ ミリアム・ショア ポール・アデルスタイン

WOWOWで放送していた映画「悪いことしましョ!」を鑑賞。

【映画「悪いことしましョ!」のあらすじ】

コンピュータ会社で働くエリオットは、内気でお人よしが過ぎてサエない毎日。ある日、片思いするアリソンとバーで出会うが、やはりまったく相手にされず、思わず「彼女とつきあえるなら何でも捧げます」と願う。その時、彼の前にゴージャスな美女の姿をした悪魔が現われ、彼の魂と引き換えに7つの願いをかなえようと取引を持ち掛ける。エリオットは半信半疑で悪魔と契約し、大金持ちの権力者にしてくれと願いを唱えるが……。

※WOWOWから引用

【映画「悪いことしましョ!」の感想(ネタバレ)】


1967年製作の同名映画を「ハムナプトラ」シリーズのブレンダンフレイザーと「オースティン・パワーズ」のエリザベスハーレイ共演でリメイクしたコメディ作品。

物語は、冴えない男が気になる女性と一緒になるべく、セクシーな悪魔に7つの願いと引き換えに魂を売る契約を交わすが、なかなか願いどおりの理想の人生にならず…という話。

悪魔からの7つの願いを使って、彼女をモノにする、いわゆる恋愛(人生)レクチャー系の作品だが、冴えない男が金持ち男、繊細な男、バスケ選手、インテリ作家、アメリカ大統領等、彼女をモノにすべく、願いを使って主人公が変貌していく姿をコミカルに描いているが、変貌による世界観とキャラがすべて変わっていてこれがなかなか面白い。

今まで「ハムナプトラ」シリーズの印象しか持っていなかったブレンダンフレーザーだが、この映画では、各シーンごとに別人になっていて、彼の演技の幅に驚いた。どれも何かのモノマネ演技(あるポイントを膨らませたもの)だが、すべて成りきれていて完成度が高い。

個人的にこの映画を見て、ブレンダンフレーザーの評価が急上昇した。彼は良い。それと悪魔役のエリザベスハーレーもスタイルの良さやセクシーさは、相変わらず目の保養になった。


評価 ★★★★☆ (星4つ)

(コメディ作品ながら、各ポイントごとにメッセージがあり、飽きさせない。ラストにはこの映画なりの”人生の答え”も用意している。ブレンダンフレーザーの演技の面白さ+ハーレーのセクシーさ+物語としての人生の教訓もあり、個人的に文句なし。ブレンダンフレーザーのコメディが一人歩きせずキャラクターになっているところが一番素晴らしい。最初の冴えない男役は、”周りからなぜかウザがられているこんなヤツいたな〜”と思うくらい演技が自然で上手い。)


未知の世界を恐れてはダメ

-悪魔


富と権力は考えものよ

誰もが望むけど

うまくいったことはないわ

-悪魔


仕方ないわよ

”お金は悪の温床”だもの


-悪魔



”天国と地獄”というのは

地上に存在するのよ


-悪魔



女は富と権力に

あまり魅力を感じないのよ


-悪魔



女は自分の望んでいるものを

わかっていない


-エリオット


魂は過大評価されてる

本当は中身ゼロよ


-悪魔



だが心配するな

魂を売ることはできない

もともと魂ってのは

君のもんじゃない

-?


願い事をしても

無意味だ


-エリオット


人生で大事なのは

ゴールよりプロセスだって


-エリオット



[DVD] 悪いことしましョ! <特別編>


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映画「奇人たちの晩餐会 USA」の感想(ネタバレ)

2012.04.14 Saturday 洋画 コメディ/お笑い

■映画「奇人たちの晩餐会 USA」の感想(ネタバレ)




■監督:ジェイ・ローチ
■出演者:スティーヴ・カレル ポール・ラッド ザック・ガリフィアナキス ジェマイン・クレメント ステファニー・ショスタク

WOWOWで放送していた映画「奇人たちの晩餐会 USA」を鑑賞。

【映画「奇人たちの晩餐会 USA」のあらすじ】

投資会社に勤務するティム。投機の失敗でクビになった前任者の上司に代わって、その後釜を狙うティムは、必死に自分を売り込み、社長が毎月恒例で開いている晩餐会に招待されることに。その晩餐会では、出席者の各自が見つけて連れてきた変人・奇人たちにおバカぶりを競わせては、物笑いの種にしていた。そんな折、ティムは偶然、バリーという変人と知り合うが、彼のおバカぶりはティムの想像をはるかに超えていた!

※WOWOWから引用

【映画「奇人たちの晩餐会 USA」の感想(ネタバレ)】


フランス映画「奇人たちの晩餐会」を「ミート・ザ・ペアレンツ」や「オースティンパワーズ」シリーズのジェイ・ローチ監督が「40歳の童貞男」のスティーブカレルポールラッドを迎えてハリウッドでリメイクした作品。

物語は、出世のためにアホを集めて笑う晩餐会に出席することになった男とアホ役に打ってつけの変わった男との騒動を描いた話。

こちらも最近見た「幸せの始まりは」のポールラッドが出演している作品。最近彼を良く見るようになったのはフレンズファンとしてもうれしい。

さて内容は、スティーブカレルがネズミの死骸を集めては人間のように服を着せたりする趣味を持つ変わった男を演じている。スティーブカレル自体は、嫌いじゃないが(※デート&ナイトは良かった)、この役どころはあまり頂けない。

いわゆるハリウッドのバカ騒ぎコメディで、スティーブカレルが変人という役どころ(ボケ役)を最大限利用して好き放題やっている。コメディ演技はアメリカ人が好きそうで上手いかもしれないが、こういうバカ騒ぎの笑いは個人的に好きではない。※いつも言ってるけど

特に主人公の気持ちを全く読む気がなく、ただただゴリ押ししてくるのは、笑うという前に「こいつ邪魔だな〜」とイライラするばかり。完全にしつこい笑いだ。

ただ、笑いは微妙だが、感動的な部分もあり、ラストのスティーブカレル演じるバリーの作品紹介や”夢についての言葉”はかなり良く、なんかパワーを貰える。ベタだけど。二人のお決まりの友情シーンも意外と良い。

この映画で一番真面目なポールラッドの彼女役のステファニーショスタクは知的で美人だ。この人いい。

評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(”奇人たちの晩餐会”というタイトルだったので、晩餐会がすぐ始まるのかと思ったら、そこに行くまでに寄り道が激しい。最初はシリアスの中にあるコメディという感じで笑いの量はちょうど良かったが、スティーブカレルが登場してから、コメディが8割にアップしやりたい放題。ストーリーはほぼどうでも良くなってしまった。)


人は死人を殴れない

本能さ

-バリー


この世にあるのは

すばらしくワイルドで

セクシーなセックスと

死だけだ

恐ろしく退屈な死


-?


人生何事も必然だ

-ティム


誤解が世界を回す

-ティム


他人の不幸を笑うのは

実に愉快だ


-?


脳は思考を支配する

-バリー



誰かに夢を否定されたら

”できる”と答えればいい

”今叶えているところだ”と


-バリー


アホの晩餐会だ

-ティム



[DVD] 奇人たちの晩餐会USA


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映画「ヤギと男と男と壁と」の感想(ネタバレ)

2012.04.08 Sunday 洋画 コメディ/お笑い

■映画「ヤギと男と男と壁と」の感想(ネタバレ)




■監督:グラント・ヘスロヴ
■出演者:ジョージ・クルーニー ユアン・マクレガー ジェフ・ブリッジス ケヴィン・スペイシー スティーヴン・ラング

WOWOWで放送していた映画「ヤギと男と男と壁と」を鑑賞。

【映画「ヤギと男と男と壁と」のあらすじ】

2003年、米ミシガン州の地方紙の記者ボブは、愛妻が浮気した末に去っていった後、傷心を抱き、開戦間もないイラク戦争の取材旅行に出発。クウェートでイランへの入国待ちをしていた彼は、セールスマン風情のアメリカ人リンとふと知り合うが、その男こそ誰あろう、かつてボブが耳にした、何やら実態の疑わしい米陸軍特殊部隊の優秀なエスパー兵士だった。ボブは彼と行動を共にしながら、その特殊部隊の様子をあれこれ聞きこむ。

※WOWOWから引用

【映画「ヤギと男と男と壁と」の感想(ネタバレ)】


ジョン・ロンスン原作のノンフィクション「実録・アメリカ超能力部隊」をユアンマクレガージョージクルーニー共演で描いた戦争ブラックコメディ。

物語は、アメリカ軍に実際に存在していた超能力部隊(新地球軍)の元メンバーと戦火のイラクで同行することになった記者の騒動を描いた話。

内容は、アメリカ軍に実在した超能力部隊の話で、傍から見ると、かなり胡散臭さが漂うが、超能力部隊のメンバーらは至って真面目に取り組んでおり、そのギャップ(胡散臭さ)が面白い。

ただ、すべてギャグと思って笑い飛ばすには、もったいないほど理論的に結構深いところをえぐっている部分もあり、それらが垣間見えると、さすがアメリカ軍で最高峰の知識が結集しているなと感じる部分もある。真実とウソが混じっているので、どこまでが本当か、何が本物かはわかりにくい。

また、この作品は、見ている人の現実によってかなり評価が変わってくる作品でもある。

オカルトを全く受け入れない人には、単なるギャグコメディとしてみると思うが、脳機能や催眠、自然療法、気孔などを知っていると、リンやビルが取る行動は、結構頷けてしまう。

ちなみにこの映画の話に頷けてしまう人(笑えない人)は、大分社会からずれている事もわかる。※一般的な考え方ではない。

最後は、教官のビルが教えていたことが”全部でたらめだ”と今までのことをギャグにして終わりにしているが、この部分については、やや怪しさが残る。さすがに肯定はできないだろう。


評価 ★★★☆☆ (星3.5)

(”信じることが大事”という自己啓発要素も微妙に入った作品。オカルト?を頑なに信じて行動するリンに対し、次第に正常な?ボブも引っ張られ、自分の人生を見つめ始めるあたりが、なかなか良い。内容はどうであれ”信じる力=パワー”だと改めて感じてしまう。あっちの世界は楽しそうだ。あと意外と脇役キャストも豪華で、ケビンスペイシーを久々に見た。いい味出してるな。)


信じられないほど

実話に近い物語

-?


レベル1は

瞬時に細部を記憶すること

-リン


観察力と現実の境界線を

理解できるようになれば

透明化は思いのままだ


-リン


人間は行き詰ると

あてもなく助けを求めるものだ


-リン



自分の運命を見つければ

川が運んでくれる


-リン



君を支配する力は

敵ではなく

恐怖そのものだ


-リン


踊れるのに誰かに

禁じられただけだ


-ビル


山羊たちの沈黙…

-ボブ


点穴はいつ効くか

わからない


-リン


全部でたらめだ

何もかもウソだ

-ビル


今こそ世界には

ジェダイが必要だ

今こそ僕らはなれる

自分になるべきだ


-ボブ


ヤギと男と男と壁と/ジョージ・クルーニー


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映画「セント・トリニアンズ女学院2」の感想(ネタバレ)

2012.03.24 Saturday 洋画 コメディ/お笑い

■映画「セント・トリニアンズ女学院2」の感想(ネタバレ)




■監督:オリヴァー・パーカー バーナビー・トンプソン
■出演者:ルパート・エヴェレット コリン・ファース タルラ・ライリー ジェマ・アータートン デヴィッド・テナント ジュノー・テンプル タムシン・エガートン

WOWOWで放送していた映画「セント・トリニアンズ女学院2」を鑑賞。

【映画「聖トリニアンズ女学院2 不良女子校生たちの最悪ミッション!パイレーツの秘宝をねらえ!!」のあらすじ】

ある夜、聖トリニアンズ女学院が貴族プロムフリー卿率いる武装集団の襲撃を受ける。420年前、カミラ校長の先祖である海賊フリトンが、当時の代のプロムフリー卿の船を襲い、積み荷の財宝を奪ってどこかに隠したというのだ。卿は先祖の宝を取り戻すべく、隠し場所を示す2個1組の指輪のうち、学院に眠る1つを奪いに来たという。残るもう片方の指輪、そして伝説の財宝をめぐって、学院とプロムフリー卿の争奪戦が始まった。

※WOWOWから引用

【映画「聖トリニアンズ女学院2 不良女子校生たちの最悪ミッション!パイレーツの秘宝をねらえ!!」の感想(ネタバレ)】


「ブリジットジョーンズの日記」のコリン・ファース、「ベスト・フレンズ・ウェディング」のルパート・エヴェレットが共演する学園ドタバタコメディの続編。

物語は、女学院の女校長の祖先が過去に奪ったとされる財宝を狙う、奪われた宿敵プロムフリーと女学院生徒らとの財宝を巡る争奪戦を描いた話。

前作「セント・トリニアンズ女学院」を見て、女子高の悪ノリであまり良い印象はなかったが、とりあえずまとめて録画してしまったものは仕方ないということで、録画した続編の2も消化。

セント・トリニアンズ女学院2」では、はじめから目的(財宝を探す)が決まっていることもあり、1よりもとっかかりやすい。素直に女学院目線になれる。※相変わらずいつものバカ騒ぎ的な悪ノリは継承しているが、ここは映画の好みだろう。

1.同様2も特に中身は合ってない様なものだが、個人的に印象に残ったのは、”ロミオとジュリエット”の舞台劇をコリンファースとルパートが、代役として登場するパロディシーンは、内容はどうであれ映画ファンとして良かったかな。

特にロミオ役のコリンファースは、中世時代の映画作品も普通に出ていることもあって、パロディなんだけど、ややガチンコの感じもある。完全にギャグ化してるルパートとはちょっと路線が違う。

また、財宝の場所を示す指輪が出てくるが、指輪を触ろうとした男のリアクションがロードオブザリングのシーンをパロっている。

2に関しては、何かを意図的に模範するシーン(エクソシストなど)があって、1より楽しみどころはやや増えたかな。



評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(このシリーズ1.2両方とも「この後はどうなるんだ!」という登場人物に入り込んでしまうような、引っ張りの吸引力はかなり弱い。何かをしながら(お菓子でも食いながら)気軽に見るような映画だ。何かを期待し集中して見ると、真剣に見た分だけ損をする。女学院の生徒では、1にも出てたが、タルラライリーがなかなか良い。前作に比べ、2ではキャラが垢抜けている。)



死は怖いものじゃないわ

死ねば世の中の苦しみから

解放されるの

貧困、ファシズム、マイリーサイラス…


-生徒


聖トリニアンズ女学院2 不良女子校生たちの最悪ミッション!パイレーツの秘宝をねらえ!! 【DVD】

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映画「セント・トリニアンズ女学院」の感想(ネタバレ)

2012.03.09 Friday 洋画 コメディ/お笑い

■映画「セント・トリニアンズ女学院」の感想(ネタバレ)




■監督:オリヴァー・パーカー 
■出演者:ルパート・エヴェレット コリン・ファース タルラ・ライリー ジェマ・アータートン ミーシャ・バートン リリー・コール ジュノー・テンプル

WOWOWで放送していた映画「セント・トリニアンズ女学院」を鑑賞。

【映画「セント・トリニアンズ女学院」のあらすじ】

父が学費を払えなくなり、名門女子校から伯母のカミラが校長を務める全寮制女子校、聖トリニアンズ女学院に転校させられたアナベル。だが、そこは落ちこぼれや変わり者ばかりが集まる悪名高い女子学院だった。手荒い歓迎を受けたアナベルは1日目から逃げだそうとするのだが……。一方、文部大臣ジェフリーは、水準の落ちたイギリスの学校教育を改革すべく、まず最悪の聖トリニアンズ女学院を立て直そうと決意を固めていた。

※WOWOWから引用

【映画「聖トリニアンズ女学院 史上最強!?不良女子校生の華麗なる強奪作戦」の感想(ネタバレ)】


1940年代にイギリスで人気を集めたコミックを「英国王のスピーチ」のコリンファースと「ベスト・フレンズ・ウェディング」のルパートエヴァレット共演で映画化した学園ガールズコメディ。

物語は、落ちこぼれや変わり者が集まり、校則ルールなどがほぼない無法地帯のセントトリニアンズ女学院で巻き起こる騒動を描いた話。

イギリスでは大ヒットしたということで気になってみたが、ほぼ内容はなく悪ふざけが過ぎるガールズコメディだ。特に、序盤は、イギリスならではの不良な女子生徒(小学生から高校生位)が数多く出てきて好き邦題やっている。

俳優のルパートエヴァレットは、女子校長役と、ヒロインの父親役という一人二役を演じているが、個人的に、海外のコメディでよくある、男が女装して…という女装を面白がる笑いは、自分には全くわからない。

この部分は、むしろ全然面白くないと言えるが、それが逆に笑えてくるような気さえしてしまう。

前半部分は、感情移入もへったくれもなくかなり視聴者置き去りでやっちゃっているが、中盤以降、女学院の借金苦での廃校危機になると、女子生徒全員が団結して高額の絵を美術館から盗み出すスパイチックな物語になる。この辺からは目的がはっきりするので、それなりに見れるようになる。

評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(この作品は、見る人の性別や文化や趣味、国などをかなり選びそうな作品。アメリカのコメディとはまた種類が違う。かなり内側(イギリス)向けに作られた作品だ。日本人向けではないのはたしか。なぜこんなのにコリンファースが出ているのか疑問に思うくらい、彼の出演作の中では、毛色が異なる。自分にはこういう作品を面白いと楽しめる心の余裕はないな〜。女学院や生徒たちのバックボーンがないので、どうしてもコリンファース目線で女学院を廃校に追いやりたくなってしまう。)



ここがつぶれたら

どうなると思う?

みんな普通の学校に

通うことになるのよ


-ケリー


大衆が読みたがるのは

不幸で惨めなニュースだ


-ジェフリー


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