映画「さんかく」の感想(ネタバレ)

2011.07.23 Saturday 邦画 コメディ/お笑い

■映画「さんかく」の感想(ネタバレ)



■監督:吉田恵輔
■出演者:高岡蒼甫 小野恵令奈 田畑智子 矢沢心 大島優子

WOWOWで放送していた映画「さんかく」を鑑賞。

【映画「さんかく」のあらすじ】

東京都下。30歳の釣具店店員、百瀬と、デパートの化粧品売場で働く29歳の佳代は同棲しだして2年目。ある夏2人のアパートに、佳代の妹の中学3年生、桃が訪れ、彼女の夏休みの間、3人で一緒に暮らす。まだ中学生の桃に百瀬はいつしか魅了され、ひそかに佳代よりも桃に対して熱を上げ始める。一方で佳代も百瀬のそんな変化に薄々気づきだす。夏休みが終わって桃は実家に帰るが、百瀬はそれからずっと桃のことを忘れられずに……?

※WOWOWから引用

【映画「さんかく」の感想(ネタバレ)】

宮崎あおいの実生活の夫でもある高岡蒼甫主演のラブコメディ。

彼女と同棲する30歳の男がたまたま泊まりに来た彼女の妹(15歳)の登場により、同棲生活ならびにカップルの関係まで壊れてしまう様を適度なユーモアを入れてリアルに描いた作品。

萌え〜」という言葉とともに数年前から””みたいな年下女子?を好むジャンル(フェチ)が出てきたが、個人的にこれまで””系には全く嵌っていなかったのだが、この映画「さんかく」を見てみて、はじめて”妹系”の良さを理解した。

っというのもこの映画には、元AKBの小野恵令奈が姉の彼氏を翻弄する妹役(桃)として出演してるのだが、この子がとにかくエロい。体がエロいのに、かすれた声で甘ったるい声まで出してくる。

この映画は、15歳の女の子の気まぐれな行為(態度)を恋愛(愛情)だと勘違いした30歳男の悲劇を描いたものだが、男ならこの少女の行為に勘違いして突っ走ってしまうのもリアルに頷ける内容。

そして、その少女との恋の結末は、”ストーカー”という予想外の裏切りで幕を閉じる。

たぶん見ている性別によって受け取り方は異なると思うが、男としてはこれは完全にこの女が悪い。好意的な態度をチラつかせておきながら、いざ恋愛の場になると、急に記憶喪失になったかのように態度を変える。※15歳といえど、他の彼氏にアプローチしてるのでこれは理由にならない。

男としたら、相手の行動(態度)がきっかけなのに、肩透かしを食らったうえにストーカー呼ばわりの犯罪者扱いではやりきれない。こんな場面に遭遇すると、ほんと人間不信になる(笑)

客観的に考えればそんな上手い話があるわけないとわかりそうなもんだが、事実や証拠の上にじわじわと妄想が広がっている当事者は意外と気づかない。個人的には、この主人公同様、少女が他の彼氏らしき男と一緒にいるのを見てようやく異変に気づくレベルでしょう。※残念ながら。


評価 ★★★★★ (星5つ)

(この映画は、小野恵令奈のエロさもさることながら、高岡蒼甫の口だけ男のダメ役が見事。最後の中学生に投げ飛ばされるシーンは大爆笑。まさに当たり役。他のキャストも自然で、マルチ商法を薦める友人など自分の身の回りに「こんなヤツいる!」と思える自然なキャラが多い。個人的に高岡蒼甫の演じたキャラは、高校の同級生で実際にいたので親近感が沸いた。久々に押しではなく、引きの空気感で笑わす秀作映画に出会った。これはおすすめ。気になるヤフーレビューも4.22と高評価も納得だ。)


柔道強え〜

-百瀬

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映画「矢島美容室 THE MOVIE〜夢をつかまネバダ〜」の感想(ネタバレ)

2011.03.24 Thursday 邦画 コメディ/お笑い

■映画「矢島美容室 THE MOVIE〜夢をつかまネバダ〜」の感想(ネタバレ)



■監督:中島信也
■出演者:石橋貴明 木梨憲武 DJ OZMA 黒木メイサ 山本裕典 アヤカ・ウィルソン 松田聖子

WOWOWで放送していた映画「矢島美容室 THE MOVIE〜夢をつかまネバダ〜」を鑑賞。

【映画「矢島美容室 THE MOVIE〜夢をつかまネバダ〜」のあらすじ】

ネバダ州の田舎町に暮らす矢島ファミリーは、小さな美容室を営みながら幸せに暮らしていた。だがある日、一家の父・徳次郎が理由も告げずに失踪、残された母マーガレットと長女ナオミ、次女ストロベリーは途方に暮れてしまう。そんな中、ストロベリーは小学校のライバル、ラズベリーとソフトボール対決をすることになり、ナオミはミス・ネバダコンテストの決勝進出が決定する。心が乱される中、2人の決戦の日が近づいていき……。

※WOWOWから引用

【映画「矢島美容室 THE MOVIE〜夢をつかまネバダ〜」の感想(ネタバレ)】

フジテレビの「とんねるずのみなさんのおかげでした」から派生した人気ユニット”矢島美容室”が今度は舞台を映画に移して活躍する。

物語は、矢島美容室が日本で活動するまでの経緯を追ったミュージカル風ストーリー。

宇宙から隕石に乗って?やってきた”矢島美容室”親子は、アメリカの”ネバダ”州に上陸すると”矢島美容室”という小さな美容室を経営し、細々と暮らしていた。

妹のストロベリーは、ケンという同級生に恋心を抱きながら、大好きなソフトボールチームに所属していた。姉のナオミは、歌手として全米ツアー、女優として賞を取る夢を胸に、ミスネバダコンテストに応募する。母親のマーガレットは、伝説のストリッパーの過去を持ちながらも、子供たちとともに幸せに暮らしていた。

しかし、そんな幸せも”矢島美容室”を営む大黒柱の父親が急に失踪してしまうと…。

ストーリーは映画化するにあたり、取ってつけたような物語だが、とんねるずの笑いがところどころにちりばめられていて面白い。細かすぎるモノマネで御馴染みの古いアイドルの曲紹介する人も声で参加していた。

全体的に子供向け、ファミリー向けを意識したと思われる、友情や家族愛についてのわかりやすい話に仕上がっている。

個人的に、この映画は、”矢島美容室”の一風変わった姿(女装)のまま、演技しているところが、真面目なシーンになればなるほどそのギャップがジワジワと浸透してきて面白い。

特に”ストロベリー11歳”という設定は、50歳になろうかという180cm以上あるでかい男が女装して、少年少女と混じって一緒にソフトボールをしたり、恋愛に悩んでいる姿は、ちょっと面白い。

この映画を、”とんねるず”を全く知らない外国人が見たらどう感じるのか、その辺も踏まえてかなり異色な映画といえる。


評価 ★★★★☆ (星4つ)

(警官に胸を触られて「触りもみしただろ!」という憲さんの言葉のチョイスが良かったり。ミュージカルシーンで流れる憲さんの特徴のある歌い方がギャグに思えたり、空気的に面白いシーンが結構ある。ずっと見ているとナオミ役のDJ OZUMAが、ちょっときれいに見えてきたりする。全体的に凡長に感じられたりするシーンもあるが、”矢島美容室”のPVの一つとしてみればそれなりの作品。)


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映画「南極料理人」の感想(ネタバレ)

2011.02.03 Thursday 邦画 コメディ/お笑い

■映画「南極料理人」の感想(ネタバレ)



■監督:沖田修一 
■出演者:堺雅人 生瀬勝久 きたろう 高良健吾 豊原功補
  
WOWOWで放送していた映画「南極料理人」を鑑賞。

【映画「南極料理人」のあらすじ】

南極大陸内陸部にある日本の観測基地・ドームふじ基地。ここでは8人の男たちがそれぞれの任務のために働いていた。その中の1人、調理担当の西村は、実は決して望んで南極へ来たわけではなかった。本来は海上保安官である彼は、事故に遭った隊員の代役で突然観測隊への出向を命じられたのだ。家族と1年以上も離れる過酷な任務の中で、それでも西村は隊員たちのストレスを食事で癒そうと、限られた食材をやりくりするのだが……。

※WOWOWから引用

【映画「南極料理人」の感想】

交通事故で負傷し行けなくなってしまった先輩の代わりに急遽行きたくもなかった南極行きを命じられた海上保安庁の調理師の男(西村)と社会から孤立した南極で過酷な任務に就く男達の共同生活を描くグルメコメディ作品。

猛吹雪が降り注ぐ中、一人の男は何かから逃げようとしていた。その男の後を3人の男が追っていた。

追っていた男達はようやく逃げた男を捕まえる。

「どこ行くつもりなんだ?逃げ場なんてな、どこにもねんだよ!」

「もういやなんですよ。いやなんですよ、勘弁してください!」

「甘ったれてんじゃねえ!いいか!お前はな俺達の大事なメンバーなんだ!

お前が…お前が強くなるしかねんだ。お前がっ!強くなるしかねえんだよ!」

男は、逃げていた男の体を強く抱きしめるとさらに言った。

「やれるな?」

逃げていた男は、男に抱かれながら、小さくうなづいた。

「よし、じゃあやるぞ…麻雀!」


最初のスタートからこんな感じで始まりますが、「南極料理人」はコントをそのまま映画にしたような作品になっていて、特にストーリーがあるわけでもなく、外界とほぼ交流のない南極での一年間をどうみんなで過ごすかとい部分で、料理とユーモアのアイデアで2時間が使われている。

お笑い系の俳優も多く出演していますが、ボソボソとしゃべるような間と空気感使った笑いも多く、主演の堺雅人(西村)の受け身なキャラクターと相まってなかなか楽しめる。

評価 ★★★★☆ (星4つ)

(グルメとコメディが嫌味のない良作品。出演の俳優が演技を楽しんでいるのが伝わってくるようで、いつまででも見ていられそうな作品。キモの料理という部分でも中華や和食、洋食など多彩な料理が出てきて、食欲が沸いてくる。麺の材料が無くなった状態からアイデアを使って、ラーメンを作るシーンは、感動的で旨そうだ。ラスト、南極から戻り娘の誕生日会での料理を任されることになった料理人西村の振舞うシーンも見てみたかった。)


南極料理人

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