映画「ビリギャル」の感想(ネタバレ)

2016.09.24 Saturday 邦画 人間ドラマ/ヒューマン

■映画「ビリギャル」の感想(ネタバレ)



■監督:土井裕泰
■出演者:有村架純 伊藤淳史 野村周平 安田顕 吉田羊 田中哲司

WOWOWで放送していた映画「ビリギャル」を鑑賞。

【映画「ビリギャル」のあらすじ】

高校2年生のさやかは中学入学以来、まったく勉強をしていなかったせいでついに学年ビリという成績を取ってしまう。担任の西村からクズ呼ばわりされた彼女は一念発起し、坪田が講師をする学習塾に入る。だが、金髪でへそ出しルック、超ミニスカの彼女の知識は小4レベル。超難関の慶應義塾大学合格という誰もが不可能と一笑に付するであろう目標を持ったさやかに対し、坪田は独自の教育方法で次第に彼女を本気にさせていく。

WOWOWから引用

【映画「ビリギャル」の感想(ネタバレ)】


塾講師の坪田信貴のノンフィクション小説を「ハナミズキ」の土井裕泰監督が有村架純主演で描いた青春ドラマ。

見忘れてたビリギャルがWOWOWで再放送してたので見てみた。

ほぼ有村架純目当てで見たが、その目的だけでも十分見れる内容。

っというか、それ以外は、受験生でも無い限りは、取り立てて見るところはあまりない。

ちなみに勉強ノウハウで言うと、日本史の勉強では、マンガ(学習マンガ?)の日本の歴史シリーズ(全20巻位の)を読むのが、歴史の流れをおぼえるには良いらしい。あと、小論文は、反論も想定して書くとか。

あと子供の子育てや教育面で言えば、子供に対して、お前にはできないなど、可能性を潰すような発言は言わないとか。

この映画、基本的には、教育的に良いこと言ってるのだが、一番大事な肝心なところが抜けている。

この彼女が、慶応大学を目指そうとしてるのは、良いのだが、なぜ目指すべきなのか、彼女にとっての理由がずっとない。

完全にとりあえず大学はいい学校に入っておけば良いという、学歴社会の考え(洗脳)の選択の延長線上でずっと話が進んでいる。

”途中で何のために勉強してるのかわからない”というセリフをヒロインが吐くが、そりゃそうだと思う。

もともと慶応に入りたい理由や入らなければならない理由は、彼女にはない。

もともと勉強が好きだったわけでも無い。

ただ、反骨精神で何かしたいという目的意識だけが芽生え、そこに塾講師が勝手に高い目標設定を与えただけだから。

反骨精神が続いてる間はいいが、結局冷静になると、なんで慶応に入ったんだっけ?という空虚さが必ずやってくる。

もともとゴールは、慶応までしか設定していなかったわけで、そこから先は、真っ白だ。

本来なら、○○が好きで○○を勉強したいから、○○大学に入って○○を勉強するという流れで、大学を選ぶのが理想というか、それしかないと思うのだが、この映画は、とりあえず、目標は高い方が良いという理由のみで、全く彼女の好き嫌い等をガン無視して慶応に行く話が進んでいる。

一応、誰かに応援されたり、褒められたりすれば、悪い気はしないので、そこに向って頑張ろうとするのは、人の性質だと思うが、それと、自分が心から本当にやりたいことは全く別だと思う。

この映画で、彼女は結局、勉強で何が好きなのかは、わからない。とりあえず時間が無いので勉強、勉強。そして、話(時間)だけはどんどん進んでいく。

唯一、友達と遊んでいる時が一番楽しそうだったのを見れば、友達と一緒にビジネスでもやった方が、人生の青春を楽しいまま過ごせただろうにという気持ちはある。

なぜ大して行きたくもない慶応に行くために、無理してあんなにしんどい勉強をして大学に入ろうとしたのか、もう謎です。

この映画で、ヒロインが勉強して、○○って面白いねって言ってくれれば、すべて救われた気がするが、最後まで、そんなことは言ってなかったような気がする。慶応に入ったあとも、彼女はそこで何をしたいのかも曖昧で描かれてないし。

完全に手段と目的が混同してる典型例みたいな話。

慶応に入るのは、何かをするための手段であって、入るのが目的(ゴール)じゃない。もちろん入れれば、結果、夢や可能性は広がるけど、結局、他人(社会)の価値感に合わせた生き方(高学歴なら人生有利)がずっと染み付いていくだけ。人生を経済重視(安定収入確保)というだけで見れば、そういう生き方が有利ではあるが、もっと大きな視点で見ると…。



評価 ★★★☆☆ (星3.4)

(まとめ:有村架純ファンならおすすめの青春ドラマ。いろんな有村架純が見れる。ギャルやダサい格好のものまで。ただ、いろいろやり過ぎて、ダメな状態(似合ってない)の有村架純もわかってしまう。温泉のシーンで髪をアップにしているが、髪をアップにしちゃうとどうもいつもの魅力半減。顔は全部出さないほうがいい。やっぱり有村架純は髪を下してなんぼですね。)




なんのために勉強してんのか

わからなくなったの

今は苦しいだけです


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意志のあるところに

道は開ける


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映画「バクマン。」の感想(ネタバレ

2016.09.07 Wednesday 邦画 人間ドラマ/ヒューマン

■映画「バクマン。」の感想(ネタバレ)



■監督:大根仁
■出演者:佐藤健 神木隆之介 染谷将太 小松菜奈 宮藤官九郎 山田孝之 リリー・フランキー

WOWOWで放送していた映画「バクマン。」を鑑賞。

【映画「バクマン。」のあらすじ】

高校生の最高は高い画力がありながら、漫画家だった叔父が亡くなったことで将来に夢が持てず、平凡に生きる日々を送っていた。ある日、彼は秀才のクラスメート、秋人に漫画家にならないかと誘われる。最初は漫画を描くことに抵抗を感じていた最高だが、声優を目指す憧れの美保に告白したことをきっかけに漫画家への道を歩むように。最高たちは初めて描いた漫画を週刊少年ジャンプの編集部に持ち込み、編集者の服部に見せるが……。

WOWOWから引用

【映画「バクマン。」の感想(ネタバレ)】


原作・大場つぐみ、漫画・小畑健の「DEATH NOTE」コンビのコミックを佐藤健と神木隆之介の共演で映画化した青春ドラマ。

佐藤健が主演してるということで見てみた。

原作コミックについては、名前位で中身はほとんど知らなく、番組あらすじを読んでも、マンガを書いて週刊ジャンプで連載を持つという話にそれほど面白みが感じられなかったが、実際見てみると、これがまた期待を超えて良くできていた。

最近では、マンガからの実写映画化作品では、「寄生獣」二部作の実写化を高評価したが、個人的には、それを越える完成度といって良い出来。

とにかくストーリーの王道性(サクセスストーリー)、感情の掴み方(共感性)は、文句の付けようが無い。

ベタベタと言えば、それまでだが、思いっきりベタを言っていて、気持ちよいくらい。

そして、夢(漫画家)と恋愛の絡ませ方も憎いくらいに上手い。

集英社の協力もあってか、マンガになるまで(発売されるまで)の表にはわからない過程(裏側)も描かれ、マンガに対する情熱がヒシヒシと伝わってくる。最近では稀に見る、映像から作り手の熱さを感じる映画。

唯一、欠点を上げるとすれば、マンガの読者アンケートランキングでのマンガ同士の攻防を筆で振り回して戦うというアクション描写は、別に必要なかったような気がします。斬新かもしれないが、そもそも佐藤健が主演で出てて、アクションシーンが、「るろうに剣心」の一部に見えてしまい、損してる感じがする。

「るろうに剣心」も集英社(ジャンプ)と言ってしまえば、それまでだけど、こっちは普通のマンガ家の話なんでね。




評価 ★★★★☆ (星4.8)

(まとめ:マンガ好き、王道青春ドラマ展開が好きなら文句なしの秀作映画。何度も言うようだが、ストーリーに対する恋愛の絡ませ方は非常に良い。まさに青春映画では理想(完璧)といえる距離感のつなぎ方。そして、アイドルは恋愛禁止という今流行り?の設定を使いつつ失恋?と思いきや、主人公が書くマンガの中で彼女に似せて作ったヒロインが言うセリフを実際の本人が言う(言わせる)という、妄想実現展開など、これでもかという位、おいしいとこ取り。そして、ヒロインのキャスティングもちょっとマイナーな子(有名ではない)を選んでいるところがいい。自分が小松菜奈を知らないだけだけど。あと、神木隆之介は演技上手い。こんな高校生(ヤツ)、普通にいるからね。さすがに佐藤健みたいな高校生は、ちょっといないけど、神木隆之介(が演技した役)みたいなのは、腐るほどいる。)

 

 




エイジが王道なら

天才じゃないオレたちは

邪道で勝負するんだ

それが俺たちの

バクチだろ


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映画「ラブ&ピース」の感想(ネタバレ)

2016.07.15 Friday 邦画 人間ドラマ/ヒューマン

■映画「ラブ&ピース」の感想(ネタバレ)



■監督:園子温
■出演者:長谷川博己 麻生久美子 渋川清彦 奥野瑛太 マキタスポーツ 西田敏行 星野源 中川翔子 犬山イヌコ 大谷育江

WOWOWで放送していた映画「ラブ&ピース」を鑑賞。

【映画「ラブ&ピース」のあらすじ】

かつてロックミュージシャンを志した良一だが夢破れ、今は平凡なサラリーマンをしている。そんな良一は、なんとなく飼うことにした1匹のミドリガメを“ピカドン”と名付けてかわいがるが、そのことを職場で嘲笑され、つい“ピカドン”をトイレに流してしまう。“ピカドン”が地下に住む謎の老人に拾われて飼われる一方、良一はあるロックバンドに所属するようになり、トントン拍子でプロデビューを実現していくが……。 

WOWOWから引用

【映画「ラブ&ピース」の感想(ネタバレ)】


鬼才・園子温が自身のオリジナル脚本を、長谷川博己、麻生久美子、西田敏行らを迎えて映画化したファンタジー。

「リアル鬼ごっこ」の破天荒さが印象に残ってた園子温監督、脚本作が放送してたので見てみた。

「リアル鬼ごっこ」は、血が飛び出るスプラッターホラーみたいな作品だったが、こちらは、ジャンルで言うとファンタジーな人間ドラマ。

こちらも相変わらず、鬼才監督と呼ばれるに相応しいほかの映画とは異質な世界観の構築度合いを誇っているのは確認できるが、ただ、内容に関しては、この作品に関しては、映画としての面白みは全く発見できなかった。

「リアル鬼ごっこ」とこの「ラブ&ピース」を見て思ったのは、園子温監督作(特にオリジナル脚本の場合)は、ラストに何かしらのまとめ(メッセージ)が、置かれているような作り方だと感じる。

映画で言えば、ポール・トーマス・アンダーソンの「マグノリア」みたいな感じだろうか。最後に天からカエルが降ってくるみたいな、意外なラストにビックリな要素がある。

なので、序盤から変わった描き方をしているのは、最終的なオチのため…、とりあえず最後まで見れば、その作品で園子温がやりたかったこと(言いたいこと)がわかるというような映画手法。それが面白いかどうかは別にして。

なので、一応最後まで見ないことには、園子温監督ワールドの「ラブ&ピース」で意図するオチも理解できないし、たどり着けないということで、最後までがんばってみたが、オチを見たところで、大した驚きもないし、ストーリーとしてのまとめ方も微妙と言うか、大して印象に残らない。なんかあったかもしれないが、その意図が「リアル鬼ごっこ」ほど伝わってこない。

結果、久々に見ながら、時計を何度も見るほどの退屈感を味わった。

これをもし、一日中ずっと見続けろと言う罰則があったら、地獄でしかない。それ位つまらない。
学校の期末テストや中間テストを受けていたときの、長い一日のかったるさを思い出した。

ただ、細かく言えば、劇中で歌われる「ラブ&ピース」の音楽はどこか印象的で良い歌だと思うし、また人間に必要がなくなって捨てられたペットやおもちゃの悲しさは理解できなくない。また原爆を国民が忘れているというメッセージもわからなくもない。

ただ、それを伝える方法として、この映画を見て、しっかり何かを考えたり思うかというと、あまりにも子供騙しのような作品。

押し付けが強いというか、ずっと映像がうるさい。

対象が子供向けなのかもしれないが、一応大人も見るわけで、子ども向けといっても大人にも何かしら思うようなことを要求したい。何もかも、安易過ぎるとしかいえない。鬼才の才能だけどっか行って、鬼だけ残った感じだな。


評価 ★☆☆☆☆ (星1つ)

(まとめ:もうつまらない、意味不明という評価しかできない駄作です。まずストーリーは、まとめればわかりやすい話だが、描き方にクセがあり過ぎて、感情移入がほぼできない。テンポもだるい。あのわかりやすい設定だけの主人公にどう感情移入しろというのか。またあのリアル風なカメに対しても。っというかしっかり感情移入できる対象が一人もいない。もし、これがマンガやアニメならもっとメッセージがシンプルに伝わってきた思う。これを見るなら、トイストーリーを見た方が、断然わかりやすい。)


どうせ来年も

あんたの配った夢が

ここに戻ってくるんだ


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映画「新宿スワン」の感想(ネタバレ)

2016.06.19 Sunday 邦画 人間ドラマ/ヒューマン

■映画「新宿スワン」の感想(ネタバレ)



■監督:園子温
■出演者:綾野剛 山田孝之 沢尻エリカ 伊勢谷友介 金子ノブアキ 山田優 豊原功補 吉田鋼太郎

WOWOWで放送していた映画「新宿スワン」を鑑賞。

【映画「新宿スワン」のあらすじ】

親にもツキにも見放され、電車賃もない龍彦が新宿にやって来る。彼はチンピラに絡まれ、大乱闘になったところを真虎に助けられ、水商売で働く女性のスカウトをやってみないかと誘われる。真虎が所属するバーストの一員となった龍彦は仕事に励むが、敵対するライバル会社ハーレムで次第に頭角を現わしてきた秀吉に何かと付け狙われる。ある日、龍彦は借金の肩代わりをした店長から乱暴を受けながら働く風俗嬢アゲハと出会い……。

WOWOWから引用

【映画「新宿スワン」の感想(ネタバレ)】


和久井健の人気漫画を「愛のむきだし」の鬼才・園子温監督が映画化。

少し前に園子温監督作の「リアル鬼ごっこ」を見たが、その時に新作の「新宿スワン」も放送してたので見てみた。

原作マンガを映画化した作品のようだが、原作は、何も知らずに見始めたが、キャッチ(スカウトマン)の成り上がりと、水商売の裏側で働く男たちの勢力争いは、なかなか熱かった。

約2時間半(140分)は長いと思ったが、沢尻エリカが出てきてから面白くなった。沢尻エリカは、やっぱいい。体張ってる。

監督は園子温監督だが、脚本も担当して好き放題やってた「リアル鬼ごっこ」と比べると、とんでも感はなく、かなり正統派に仕上げている。ちなみに脚本は鈴木おさむ。

内容のことを言えば、綾野剛演じる主人公がキャッチから成り上がる過程を描く話としては、終わり方が中途半端。平社員からいろいろあって、チーフになった。チーフで終わりって。

また薬や暴力など、散々な悪事を働く山田孝之演じる秀吉とは、あんなことがあったのに拳でケンカして仲直り(許す)する?という最後の締め方は、マンガならよくある展開で納得がいくが、実写で見ると、これまでの壮大な?話が同級生の話に落ち着いて、すごいしょぼく思える。

また沢尻エリカ(アゲハ)は薬漬け&傷害罪になってるわけで、なんでもかんでも相手を許せばいいってもんでもない。

あんな非人道的な感じだったのに、拳を交えてケンカしたら、なんか秀吉も少し素直になってしまうのも、どうだろうか。あそこは最後まで、悪役を貫き通してほしい。ま〜最後は殺されちゃったけど。

ちなみに、これが三部作とかならあのラストでもいいが、これで終了なら、かなり消化不良の終わり方。

あと、自殺してしまった女性に対して、主人公が”死ぬ勇気があったらなんでも出来るのに…”と後悔のセリフがあるが、これはよく自殺する人への励ましとして、テレビ等(討論番組)でも使われてるのをよく聞くが、このセリフを、聞くたびになんか上辺だけで、芯に引っかからないなと思ってしまう(全然響かない)。

死ぬ気がない側(普通の人)の意見としては、これ以上ないすごい良いセリフに聞こえるんだけど、自殺する人は、死ぬ勇気があればなんでも出来たと説得されても、この世に生きていたとしても何もしたいことがないから死のうとするわけで、そこ=死ぬ勇気があればなんでも出来る と単純に価値付けしてもほとんど意味がない。もしその言葉で死ぬのをやめる人なら、最初から死ぬ気はない。
この部分は、言葉では伝えられないので、もっと深く描いて欲しい気がする。※ま〜ここのスト−リーと関係なくなっちゃうけどね。

この映画は、話として熱さ(パワー)はすごくあるんだけど、微妙に中身(細部)が薄い気がする。


評価 ★★★★☆ (星4つ)

(まとめ:沢尻エリカ様様の熱い男たちの映画。個人的には、原作の映画化なのでなんとも言えないが、綾野剛の演じるキャラクターはもうちょっとなんとかならなかったのかという気がしないでもない。成り上がり向きの熱い男キャラではあるけど、なんかノリと勢いのみで感情移入がイマイチ。まーマンガの主人公っぽいといえばそうなのだが。大人が見るには、勢いだけのキャラは辛い。奥深さが欲しくなる。とりあえず、調べてみると続編が決定したようなので、そっちに期待しよう。)


死ぬ勇気があったら

なんでも出来るのに


-?


風俗で働く女を

お前が不幸だと思うのは

大違いなんだよ


-?



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映画「ロマンス」の感想(ネタバレ)

2016.06.18 Saturday 邦画 人間ドラマ/ヒューマン

■映画「ロマンス」の感想(ネタバレ)



■監督:タナダユキ
■出演者:大島優子 大倉孝二 野嵜好美 窪田正孝 西牟田恵 中村靖日

WOWOWで放送していた映画「ロマンス」を鑑賞。

【映画「ロマンス」のあらすじ】

鉢子は新宿と箱根を往復するロマンスカーのアテンダント。仕事の成績は常にトップで、ミスの多い後輩のフォローも欠かさないしっかり者だが、一方恋人の頼みを断われず金を貸してしまう優柔不断な一面も持っていた。そんなある日、彼女のもとにもう何年も会っていない母親・頼子からの手紙が届く。仕事中、制服のポケットに入れていた手紙を破り捨てた鉢子だったが、それを映画プロデューサーを名乗る桜庭に読まれてしまい……。

WOWOWから引用

【映画「ロマンス」の感想(ネタバレ)】

 
「四十九日のレシピ」のタナダユキ監督が7年ぶりとなるオリジナル脚本を大島優子と大倉孝二共演で映画化したロードムービー。

大島優子が主演していたので見てみた。

 

内容は、ロマンスカーの販売員が、ひょんなことから、万引きの疑いで接点を持った男としばらく会っていない母親を探す旅に出るという話。

いわゆるロードムービーだが、ところどころコメディ的なやりとりが入っていて、緊張感のあるアクション映画ではないが、途中で飽きることなく普通に見れる。

ラストは、ネタバレになるが、大島優子演じる鉢子は母親とロマンスカーの中で再会できたかも?(確実ではないが)というハッピーエンド風に仕上がっているが、借金を背負っていたが男(桜庭)の方は、別れた後は、どうなったのか描かれずよくわからない。

鉢子と別れた後、派出所に設置されている昨日の事故件数に目がいっていたりしたので、ふと自殺を考えたのかもしれないが、子供がいるっていってたので、そう簡単に死なないと思う。

また、ラストで、話し声だけだと、鉢子の母親の隣に桜庭が一緒にいるような形跡(見つけてきた?)が感じられるが、映像では映らないので、推測の域を出ない。

そういったことを考えると、はっきりとしないラストだ。

この辺がふわっとしてるので、作品として大きなメッセージがあるのか、ないのかよくわからない。製作者側の狙い(やりたいこと)は、話全体よりも、コメディ部分なのかなと思う。コメディ(会話)の方が印象的だ。



評価 ★★★☆☆ (星3.2)

(まとめ:総評としては悪くないけど、これだ!ってほど何かあるかは微妙な映画。大島優子目当てで見てみたが、AKBの時に感じるような見た目のキラキラ感は、びっくりするほど出て無いので、そういうファン向きの作品ではない。そういう目線で見ると、かなりがっかりする。本人のキャラクターを消せた演技力という部分で評価できるかもしれないが、本来の魅力も減ってしまってるようで、とてももったいない。ラブシーンっぽいものもあるが、案の定未遂で終わる。これなら、前田敦子の「もらとりあむタマ子」の方が、似たようなキャラクターで前田敦子の良さもしっかり出てた。)
 


サイズは?

22.5!

君は態度でかいのに

 

足は小さいんだな

-?


人生において

後悔しないなんてことはありません

どんな後悔なら

納得いくかです


-?



おじさん

なんか疲れてるみたいだ


-?


知ってる?

返せない額の借金は

それはもう借金とは

言わないんだよ


-?

(100円硬貨)花は表

数字が裏


-?


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映画「Kids Return/キッズリターン」の感想(ネタバレ)

2016.05.16 Monday 邦画 人間ドラマ/ヒューマン

■映画「Kids Return/キッズリターン」の感想(ネタバレ)



■監督:北野武
■出演者:金子賢 安藤政信 石橋凌 森本レオ 丘みつ子 山谷初男 モロ師岡

WOWOWで放送していた映画「Kids Return/キッズリターン」を鑑賞。

【映画「Kids Return/キッズリターン」のあらすじ】

ともに高校3年生の同級生でありながら、兄貴分のようなマサルとその弟分のようなシンジは、冴えないながらも学校の内外で楽しい毎日を過ごしている。ある日、ケンカに負けたマサルはボクシングジムに入門し、シンジもそれに誘われる。だがシンジがジムに残る一方で、マサルはヤクザの子分になってジムを辞めてしまう事態に。シンジがボクシングの練習に励む一方、マサルはヤクザの世界で順調に出世街道を突き進んでいくが…。

WOWOWから引用

【映画「Kids Return/キッズリターン」の感想(ネタバレ)】


当時ほぼ新人だった金子賢と安藤政信を北野武監督が主演に迎えて撮った青春映画。

WOWOWで北野作品の新作映画放送に合わせて、過去作をまとめて放送したので選んでみた。

この「キッズリターン」は、巷で良いと話題になっていながらも、運動場を自転車で二人乗りする有名なシーンを知ってるくらいで、まだ一度も見てなかったので、20年前の1996年製作の古い作品だけど見てみた。

すでに噂で良作と聞いていたが、その評判通りで、冒頭から久石譲の良質な映画音楽(スコア)に乗せて、この映画絶対何かやってくれそうな期待感が、映像からひしひしと伝わってくる。※ただちゃりんこ乗ってるだけなのに。

本当に良い映画は、冒頭から一気に引き込まれるが、この「キッズリターン」もそういう良い映画に感じる空気感を内包している。

内容は、マンガとかでよくありそうな不良生徒の話だが、ストーリーは、王道路線で突き通さず、それを裏切る作りになっている。まるでお笑いでいうところのフリが出来たので、ボケ(裏切り)てるような流れ。

例えば、かつあげしていた相手が仲間を連れてきて復讐される。その相手がプロボクサーだと知ってボクシングを習い始める、ある程度上手くなる、その男が同じボクシングジムにいたことがわかる、スパーリングで決着をつけようとするが、試合前に普通に足で蹴って台無しにしてしまう。

王道路線なら、ここで普通にスパーリングをして、勝って相手を見返して、すっきりするが、そうならない。(※そうさせない)

その後、ルールを無視したことでジムの信頼を失う。そのマサルは、一緒に練習していたダチのシンジとスパーリングをするが、シンジにあっさり負けてしまう。マサルは、自分には向かないとボクシングを辞めてヤクザになる。シンジは、そのまま会長にセンスを認められ一人で黙々とボクシングを続ける。

シンジは、順調に試合で勝ち進み、ジム期待のボクサーになるが、ジムの悪い先輩と付き合うようになって、結局、体調管理ができなくなり、試合に勝てず、つぶれてしまう。

マサルは、ヤクザになると、順調にのし上がっていくが、組長が殺されたことで、組内での権力争いに巻き込まれ、立ち回りが下手で結局つぶされてしまう。何もかも失った二人は…。

ここも、王道路線なら、シンジは、悪い先輩と付き合わずに、シンジはそのままボクシングでタイトルを取って、マサルは、ヤクザのトップになって、めでたしめでたしという話になりそうだが、そうならない。(※そうさせない) 全部裏へ裏へ話を曲げて構成している。

ちなみに、この裏切りはいい意味で次の展開が予想できない流れになっていて、終わりまで緊張感がある。

また、不良生徒を主に描きながらも、学校での人間の階層(いじめられっ子(真面目)から不良まで)もちゃんと描いていて、意外と大雑把な話のように見えて、細部の人間模様も繊細に描写されている。平等感がある。

また、ところどころ笑いを入れてあるが、この当時の笑いのキレ味の鋭さを感じるが、内容に関しては、現在のお笑いのレベルがあがっている今見ると、たけしさんの笑い(ベタ)だなという感じで、映画の中で見ると、特筆して面白いものではないが、映画のスパイス(個性)になっている。

個人的に、一番面白かったのは、序盤にある教師に似せた股間の部分がびんびんに動かせる人形を使った部分。完全に下ネタだけど。生徒たちがみせる漫才の内容に関しては、あえて下手に作ってるのかなんかスベリ芸みたいな扱い。とにかく笑いに関しては、ベタなもの(わかりやすいもの)が多い。

普通に考えて、さすがにそこまでやる人間はいないだろうという世間のラインを大分割っている気がする。ピンク映画(18禁映画)に入場するための生徒の悪あがきなどは、ほぼコント。


評価 ★★★★☆ (星4.5)

(まとめ:評判通りの良作青春映画。たけしさんの映画は、全体的にセリフが少なく、わかりやすく拾ってくださいみたいな説教くさい置きにいくようなセリフ回しは、していない印象で(合ってもボソっと混ぜる位)、この映画でも、わかりやすい名言みたいに感じるものはほとんどない。そういう目線で追っていくと、結局、この映画ではセリフとして、何がいいたいのか最後まで不明だが、その答えが、最後の最後のセリフにすべて集約されている。そういった意味では、すべての人に送る応援映画という扱いなのかと思う。見終わった後で、実に元気になれる。)


俺たちもう終わっちゃったのかな?

バカヤロー

まだ始まっちゃいねえよ


-?


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映画「くちびるに歌を」の感想(ネタバレ)

2016.05.13 Friday 邦画 人間ドラマ/ヒューマン

■映画「くちびるに歌を」の感想(ネタバレ)



■監督:三木孝浩
■出演者:新垣結衣 木村文乃 桐谷健太 恒松祐里 下田翔大 渡辺大知 木村多江

WOWOWで放送していた映画「くちびるに歌を」を鑑賞。

【映画「くちびるに歌を」のあらすじ】

長崎県の離島にある中五島中学校。産休に入る音楽教師ハルコを代行するユリは、数年ぶりに故郷の土を踏んだ。東京で成功した美人ピアニストのユリに興奮する生徒たちだが、ユリはなぜかかたくなにピアノを弾こうとしない。ハルコに頼まれ、嫌々合唱部の顧問になるユリだが、女子だけだった部に男子を入部させ、混声での全国コンクール出場を決めて部員を混乱させる。そんなある日、ユリは部員たちにある課題を出すのだが……。

WOWOWから引用

【映画「くちびるに歌を」の感想(ネタバレ)】


中田永一のベストセラーを新垣結衣を主演に迎えて「僕等がいた」(前後編)「陽だまりの彼女」の三木孝浩監督が映画化した青春音楽ドラマ。

内容は、長崎の離島で合唱コンク−ルで全国出場を目指す中学合唱部(生徒)と心にキズを負ってピアノが弾けなくなってしまった元ピアニストの音楽教師の話。

主演の新垣結衣目当てで見始めたが、心に傷を負った役柄ということで、終始、ふさぎ込みがちな状態で、過去にポッキーのCMで踊ってたようなはつらつな姿はほとんどなく、期待していた魅力はほとんど出ていない。※そういう役柄なのでしょうがないけど。

ちなみに話は、生徒が合唱コンクールを目指すものだが、まとまらない部員たちや、その部員や教師が抱える悩みや問題などが描かれていき、結果それぞれの問題を乗り越え、合唱コンクールに向けて団結するというほぼ音楽作品によくある王道ストーリー。

唯一、自閉症の問題も扱われていて、自閉症の兄を持つ弟の部員の思い(両親が亡くなった後に、兄の面倒を見るために自分は生まれてきたという考え方)は、合唱コンクールのテーマ以上に深い考え方で驚いた。

この映画は、合唱部の話ではあるが、この自閉症の問題が、見終わった後に一番残る。

ちなみに、全然この映画は、コメディ(笑わそうとしてるわけではない)ではないが、生徒たちが合唱コンクールで歌ってる歌声を、容態が急変して会場に来られなくなってしまった妊娠中の教師に届けたい(応援したい)と、彼女に連絡して、ベッドにいる彼女に携帯で音声を聞かせるという、よくある演出があるが、本来なら感動のシーンのひとつだと思うが、個人的には、見てて思いっきり笑ってしまった。

せめて録画しておいて、元気になった後で見せるならいいが、いいことを思いついたとばかり、今まさにベッドで踏ん張って出産中の彼女の耳の近くに携帯を持っていかせ、生徒たちの合唱の歌声を聞かせるのは、どう考えても地獄だろう。

さすがに教師本人もさすがに今はやめてくれと、自分が教師の立場なら、絶対そう思ってしまう。

だって、今、まさに出産中だから。今は歌を聞いてる場合ではない。なんなら周りには出来るだけ静かにしてて欲しいと思う。

完全なる生徒たちの嫌がらせでしょう。この演出は、もうコントです。聞かせたい本人に意識がないなら(危篤とか)、耳元で聞かせるシーンならいいけど、完全に意識があって、すでに本人が踏ん張ってる、その横ではね。

さすがに邪魔でしょ。


評価 ★★★☆☆ (星3.2)

(まとめ:新垣結衣の本来の良さ(魅力)はほとんど出ていない音楽作品。映画が終わった後に流れたWOWOWのW座からの招待状での話によれば、新垣結衣本人のピアノ演奏は実際に練習して弾いてるようだ。弾くシーン自体少ないし、手元が映ってる部分も弾き始めだけで、それほどクローズアップされてた記憶がないので、もったいない気はします。個人的には、この映画は、新垣結衣がピアノを弾いた(弾けた)時点で、終わりでも良い。あそこで満たされた。そこからの盛り上げ展開は、エンタメ感を出すためのお決まりの流れ(ロビーで全員で歌う演出等)なので、せっかくのこの映画の素朴な良さが減った気がします。)



船の汽笛の音は

ドの音って

昔お母さんが教えてくれたと


-?


船の汽笛で長い音2回は

出発の合図

なつな泣かんとよ

前進、前進


-?


勇気を失うな

くちびるに歌を持て

心に太陽を持て


-?


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映画「闇金ウシジマくんPart2」の感想(ネタバレ)

2016.04.09 Saturday 邦画 人間ドラマ/ヒューマン

■映画「闇金ウシジマくんPart2」の感想(ネタバレ)



■監督:山口雅俊
■出演者:山田孝之 綾野剛 菅田将暉 木南晴夏 門脇麦 高橋メアリージュン 中尾明慶 窪田正孝

WOWOWで放送していた映画「闇金ウシジマくんPart2」を鑑賞。

【映画「闇金ウシジマくんPart2」のあらすじ】

法外な金利と容赦ない取り立てでその名を知られる闇金“カウカウファイナンス”の社長、ウシジマ。あるとき彼は、暴走族のヘッド、愛沢に捕まっていたヤンキーのマサルの度胸を気に入り、見習い社員として雇い入れるのだが……。一方、新米ホストのレイはナンバー1を夢見ながら、指名客が付かずに追い詰められていた。そんな彼を支援するフリーターの彩香だったが、やがて金が底を突き、カウカウファイナンスの戸をたたくことに。

WOWOWから引用

【映画「闇金ウシジマくんPart2」の感想(ネタバレ)】


山田孝之を主演に迎えた真鍋昌平の同名コミックをTVドラマ化した「闇金ウシジマくん」の劇場版第2弾。

山田孝之出演作品として、「凶悪」と共に放送していたので、こちらも見てみた。

ウシシマくんのパート1は以前、見ていて、まずまずだったと思うが、こちらも悪くはないが、パート1の方が良かった気がする。

個人的には、中尾明慶演じる暴走族のヘッドの愛沢のストーリーがいらないような気がしてしまう。

一応ストーリーのかき混ぜ役という位置づけで、そこから話がどんどん盛り上がっていくが、キャラクターがコメディー調で中途半端というか、ボロ出しすぎで、どうしても茶番感がある。そういうキャラクター設定なのはわかるけど。

パート1で出てきた無口な殺し屋?みたいな、緊張感ある謎の人物の方が話が締まるように思う。

ストーカー役で柳楽優弥も出て熱演してるが、捨てキャラで最後まで報われること無くいいところなし。逆にホストに通う金持ち設定の大久保さんは面白い。


評価 ★★★☆☆ (星3.2)

(まとめ:パート1とさほど変わらないが、門脇麦が体を張ってるのが特に印象に残る作品。結局、このウシジマくんシリーズの主人公はタイトルの通り闇金業者のウシジマくんなので、お金借りた側がウシジマくんを喰うような大逆転ストーリーは見込めない。視聴者は、彼らを通して闇金の実体を知って、そこからお金や人生に対する教訓を学ぶきっかけになればというような構成ですね。途中で菅田将暉演じるマサルの母親がウシジマくんからお金を借りてて、マサルにその女を風俗に紹介するから裸を撮れというシーンがあるが、自分の母親の裸撮らされるのは地獄だなと思った。地球上には、目を伏せたくなるような物が数あるけど、母親の裸は、間違いなくその中でも上位でしょう。)



金融屋は

金を貸すのは簡単だが

回収するのは楽じゃねえ

貸す時はてめえの金だと思って貸せ


-?


拾わなくていいの

5円玉

5円でも大切な金だろ

それ拾わなきゃ

やり直せねえぞ


-?


死ぬ意味もわかんねえんだ

-?



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映画「もらとりあむタマ子」の感想(ネタバレ)

2014.12.22 Monday 邦画 人間ドラマ/ヒューマン

■映画「もらとりあむタマ子」の感想(ネタバレ)




■監督: 山下敦弘
■出演者:前田敦子 康すおん 富田靖子 伊東清矢 鈴木慶一

WOWOWで放送していた映画「もらとりあむタマ子」を鑑賞。

【映画「もらとりあむタマ子」のあらすじ】

東京の大学を卒業した後、就職もせず、父親の善次がひとりで暮らす甲府の実家に戻ってきたタマ子。以来、彼女は、父親が経営するスポーツ用品店をろくに手伝うこともなく、ただひたすらTVの前に陣取っては、食っちゃ寝の毎日を送るばかり。そんな娘のぐうたらぶりに父親はあきれ果て、「就職活動ぐらいしろ」と諭すも、へらず口ばかりたたいて一向に行動が伴わないタマ子だったが、やがて父親に再婚話が持ち上がったことから…。

WOWOWから引用

【映画「もらとりあむタマ子」の感想(ネタバレ)】 

「苦役列車」の山下敦弘監督と再びタッグを組んだ前田敦子主演の人間ドラマ。

物語は、実家でニート生活を堪能する女子の日常をリアルに綴った話。

元AKBの前田敦子と苦役列車の監督再びということで見てみた。

この作品も「苦役列車」の監督作品ということで、シリアスの中に面白さが混在している。

セリフ少な目で状況描写と設定で見せていく感じは好感がもてるし、前田敦子の演技は、「苦役列車」「クロユリ団地」からさらに磨きがかかり、だらしないニート女子の表と裏の顔を上手く演じ分けている。

ちなみに途中で女優?アイドル?を目指そうとして、履歴書(応募用紙)に載せる用の写真を写真屋で撮ってもらうときのポーズが、媚を売って笑ってる姿に、なんとなくアイドルを小バカにしてる感じが出ていて(自身もAKBを卒業して、その道を通ってきたからか)、二重に面白い。

前田敦子は、悪いヤツだな。


評価 ★★★★☆ (星4つ)

(ニート(素?もしアイドルじゃなかったら)の前田敦子と言っても良いくらい前田敦子の魅力が良い意味で全開のコメディ作品。収録時間が80分弱しかないが、これなら2時間くらいあっても、見れる気がした。とにかく社会的にはダメなやつなんだけど、人間的には愛くるしさはある。昔の学校のイケイケの友達に再会したときの乗り気じゃないリアクションとか面白い。実家暮らしならではの社会的な部分での生活の窮屈さがよく描かれている。)


ダメだ 日本

-タマ子


もらとりあむタマ子


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映画「ザ・ディープ」の感想(ネタバレ)

2014.12.20 Saturday 邦画 人間ドラマ/ヒューマン

■映画「ザ・ディープ」の感想(ネタバレ)


■監督: バルタザール・コルマウクル
■出演者:オラフル・ダッリ・オラフソン ヨハン・G・ヨハンソン ステファン・ハルール・ステファンソン テオドール・ユーリウソン

WOWOWで放送していた映画「ザ・ディープ」を鑑賞。

【映画「ザ・ディープ」のあらすじ】

1984年、アイスランドの漁師グッリは、仲間とともに漁船で海へと出発。ところが沖合でウインチの故障が生じて漁船が沈没し、彼らは極寒の海へと投げ出されるはめに。寒さと疲れで仲間たちが次々と力尽き、水中へと沈んでいくなか、太めで脂肪体質だったのが逆に幸いして、グッリは苦境に耐え抜き、ただひとり奇跡の生還を果たす。やがてその奇跡を科学的に検証する再現実験にグッリは駆り出され、さらなる試練に耐え続ける。

WOWOWから引用

【映画「ザ・ディープ」の感想(ネタバレ)】 

第85回アカデミー外国語映画賞のアイスランド代表作品に選ばれた実話ベースの人間ドラマ。

内容は、船が沈没し、気温3度、水温5度という状態の極寒の海に投げ出されてしまった漁師の奇跡の生還を描いた話。

実話ベースの生還シリーズの映画だと、これまで、雪山登山からの生還を描いた「運命を分けたザイル」シリーズと腕が岩に挟まれた「127時間」などが想像を絶する体験映画として今でも印象に残ってるが、この極寒の海からの生還も、それらと並ぶ、いやそれ以上とも思える壮絶体験だと思う。

なんと言って、極寒の海に6時間も漂流。距離にして陸から5kmの距離を泳ぎきって陸地(灯台)に到着、しかし、断崖絶壁の場所で、上に登れず、再び極寒の海に戻り迂回する。

なんとか、登れる場所に着くが、そこからさらに町があるところまで、タンクトップにネルシャツという服装で約2時間も練り歩き、ようやく民家に助けを求め、救出されるという、人間離れした内容。映画としては、漂流場面は大分コンパクトにカットされてるが、それぞれの時間を聞いてビックリの内容だ。なぜ平気で生きていられるのかと。

これがハワイとか南国の島なら、トライアスロンの延長の話だが、それとは状況がまるで違う。極寒をなめたらいかん。

これこそほんとの奇跡。

ちなみにこの映画のすごいところは、救出されたところで終わらず、この奇跡の理由を科学的に説明が入るところ。

この唯一助かったおじさんは、肥満体型だったが、人間では珍しくアザラシのような体質?をしていて、救出された時でも体温が35度あったという、極寒の状態でも体温コントロールができるという人だった。

ちなみにこの人がこの壮絶な体験をしなければその事実(自分のSPEC(能力)について)は、一生わからなかったという、なんとも悲劇的なめぐり合わせがする話である。

評価 ★★★★☆ (星4つ)

(奇跡的な生還話+アルファがある体験ドラマ。自分がもしこの状況になったらと想像すると、ほぼ100%助からないでしょう。ちなみに、断崖絶壁を前に、間髪入れずに海に戻っていく主人公の姿は、ややコントのように感じてしまう位、人間離れしている。プールじゃないんだから(笑) 気温より水温の方が高いからと言って、極寒の海もう一回入ろうって普通では絶対ならないよね。なんとかあそこまで泳ぎきったとしても、あそこで力尽きるのが普通だろう。)


国と力と栄光は

永遠にあなたのもの


-?

何もしなきゃここで死ぬ

-?


自分の力で泳がないと

生き残れない


-?

船乗りだからな

墓は水の中でいいんだ


-?


そのあとなら

俺は死んでもいい

本当だ

言いたいことを言い

やることをやれたら


-?

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