映画「アイアムアヒーロー」の感想(ネタバレ)

2017.02.18 Saturday 邦画 アクション/スペクタクル/SF

■映画「アイアムアヒーロー」の感想(ネタバレ)



■監督:佐藤信介
■出演者:大泉洋 有村架純 長澤まさみ 吉沢悠 岡田義徳 片瀬那奈 片桐仁 マキタスポーツ 塚地武雅

WOWOWで放送していた映画「アイアムアヒーロー」を鑑賞。

【映画「アイアムアヒーロー」のあらすじ】

35歳の売れない漫画家で、今は同業者・松尾のアシスタントをしている英雄は、クレー射撃を趣味にしている。全国で謎の新型ウイルスへの感染が流行する中、ある日突然、英雄は破局寸前の恋人てっこに噛み付かれそうになる。てっこはウイルスに感染し、ゾンビとなったのだ。職場にもゾンビが現われたため、英雄は愛用の散弾銃を持って逃げだし、女子高校生の比呂美と偶然同じタクシーに乗り合わせ、都内から山梨に脱出するが……。

WOWOWから引用

【映画「アイアムアヒーロー」の感想(ネタバレ)】


大泉洋、有村架純、長澤まさみら豪華キャストが共演したゾンビアクション。

2016年の劇場公開時にヒットして結構話題になっていた大泉洋主演作がWOWOWで初放送したので見てみた。

監督は、図書館戦争やガンツなどアクション映画作品に定評がある佐藤信介で、この映画も同様にアクションシーンにかなり気合が入っている。富士のアウトレットモールを始め東京のある一部地域を貸し切り?状態にし、数百人規模のエキストラを導入していて、設定の雰囲気作りに、かなり力が入っている。

その甲斐あってか、邦画作品としては、スケールもでかく、ゾンビ感染による、街のリアルなパニック感など序盤過ぎ(ウイルスが広がってから)から怒涛に展開するアクションシーンの連続は、緊迫感あり普通に面白い。

ただ、アクションシーンは良いとして、ストーリーというか内容の方はあってないようなものというか投げっぱなし状態で、原因の謎のウイルスについては、何も解決策が見出されないまま終了。感染したはずの有村架純もゾンビにはならずに、謎の半ゾンビ?状態のまま、とりあえずなぜか人間として奇跡的に生きているというよくわからない状態のまま話も終わり。だからと言って、続編に続くという感じでもない。

アクションだけを求めてるなら、最後の大泉洋の散弾銃?連射で十分爽快感と満足度はあると思うが、ウォーキングデッドのような傑作ゾンビドラマを知っている身としては、ただのゾンビアクション映画というジャンルでは収まらない、もっと先の濃い人間ドラマ(何か)を求めてしまうと、やはり見終わった後に物足りなさがある。

特に、富士アウトレットモールについてからのお決まりの集団で生活してるグループとの合流や一連の出来事は、どこかで見た展開で、そこにあまり面白さはない。なぜか日本人の若者が集団生活をすると、どうしても僕らの七日間戦争的な、子供の基地遊びの延長から抜け切らないのはなんなのか。

この映画は、街から逃げ出し、ネット情報を鵜呑みにして、富士山を目指し始めたあたりから、制作費を温存してるのがバレバレで、スケール感が急激に小さくなり、それとともに興味も減少する。

富士山を目指す目的としては、感染した有村架純を助けるためという動機はあるにせよ、最後までほとんど有村架純が機能していないし、さらにウイルスの原因も解明させていないのを見ると、別に感染させる設定は、いらなかったような気がしないでもない。最後に謎が残るだけ。

っというか、この映画の有村架純は、感染してからは、ずっと具合が悪くて、ほとんど寝てるだけで役に立たず、ギャラ泥棒のような役回りで、本来の良さはほとんど出てない。一応、画面に映っているというだけ。

この映画は、ところどころ妄想シーンを使ったコメディを多様してるが、ちょっと狙い過ぎの感もあり、そういう部分の面白さはわかるが、大泉洋を使ってる手前、笑いに対して、ややしつこさがある。ストーリー上、特に無くてもいいし。

個人的には、笑いという部分で見れば、有村架純の中盤からずっと具合が悪い役の方が、傍から見てると地味に面白い。っというかこの映画で一番おいしい役だと思う。みんなががんばってるのに、一人脱力してる。



評価 ★★★☆☆ (星3.8)

(まとめ:2016年に興行収入で結構なヒットしたことも頷ける、娯楽大作アクション。上記の通り、細かい点を上げるといろいろと気になる部分はあるが、映画の画力(勢い)として、他の邦画作品を圧倒する位パワーがある。ゾンビ映画というかアクション映画が好きならおすすめ。ただ、しっかりしたゾンビものを見たいなら、やはりウォーキングデッドを見たほうがいい。)



鈴木英雄(すずきひでお)

ただの、ヒデオです。


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映画「ルパン三世」の感想(ネタバレ)

2016.12.13 Tuesday 邦画 アクション/スペクタクル/SF

■映画「ルパン三世」の感想(ネタバレ)



■監督:北村龍平
■出演者:小栗旬 玉山鉄二 綾野剛 黒木メイサ 浅野忠信 ジェリー・イェン キム・ジュン

WOWOWで放送していた映画「ルパン三世」を鑑賞。

【映画「ルパン三世」のあらすじ】

クレオパトラが愛したという秘宝“クリムゾン・ハート”。現在それは“光の首飾り”と“真紅のルビー”に分けられ、首飾りは伝説の老盗賊ドーソンが、ルビーはアジアの闇社会を牛耳るプラムックが所有していた。2人は互いの宝を狙い合っていたが、ついにプラムックがドーソンの暗殺に成功、クリムゾン・ハートを完成させる。初代ルパンと縁あるドーソンを父のように慕っていたルパン三世は、仲間たちと秘宝奪還に動きだすが……。

WOWOWから引用

【映画「ルパン三世」の感想(ネタバレ)】


モンキーパンチ原作の人気アニメを「ミッドナイト・ミートトレイン」でハリウッドデビューした北村龍平監督が小栗旬、黒木メイサら豪華キャスト共演で実写映画化した作品。

WOWOWで小栗旬出演映画特集で放送してたので見てみた。

お馴染みのルパン三世の実写映画化ということで、誰もがどうしても原作アニメとキャラ比較してしまうが、その部分に関して言うと、もう別モノとしてみた方が精神衛生上良い。

一応似せてきてはいるけど、う〜んというレベル。やはりアニメをそのままの雰囲気やノリを維持しつつ、実写化で再現するには非常に難しいと思う。似せれば似せるほど、やっぱり全然違うという感じがどんどんしてくるし。

っということで、その辺のルパン感には目をつぶり、窃盗団の話ということで映画を楽しもうと思ったが、これもどちらかというと、微妙な出来。最初から最後まで吸引力はイマイチ。

アジアで海外ロケもして、アクションやスケール等も邦画としては結構頑張ってはいるけど、本場(ハリウッド映画)と比べてしまうと、まだまだ劣っている。あと、どこかで見たようなアクションが展開されているのも、製作者サイドで完全オリジナルというよりも、あの映画のあれみたいなのをやろうという感じがところどころうかがえてしまう。

特に五右衛門の手によって、車が宙を舞うシーンは、完全にどこかで見たことがある。

あと、終始いえることだが、盗人の話として命を賭けたスリル、盗むスリルみたいなドキドキやハラハラ感を感じない。アクションもただアクションしてるだけで、そこにストーリー上の意味(必要性)が乗っかってこない。

カーチェイスシーンも取ってつけたように、いきなり始まるし。

またレーザー光線の警備システムに限っては、ダッシュで走って通りぬけちゃうとか、もう何がしたいんだかよくわからない。

ミッションインポッシブル的な、レーザーに触れる触れない、汗たれる、拭うみたいなのがあるから、難易度の高さ、困難さとかが伝わってくると思うけど、とりあえずタイミング良くダッシュでそこを通り過ぎることが出来てしまったら、そこの難易度が全くこちらに伝わってこない。

もう基本的にルパンとか登場人物が凄すぎて、アクションにハラハラしない。それに尽きる。

唯一のドキドキは、不二子ちゃん役の黒木メイサ。この映画を見ると、黒木メイサの美人度を再認識する。さすが世界の顔ランキングで100位以内に入るだけある。

ナイスバディの不二子ちゃんにしては、スレンダー過ぎてボディはときおり盛っててあれだけど、しっかりフェロモンは感じる。まー量で言えば檀蜜とか、橋本マナミとかの方があると思うけど、この映画は、そういうことじゃないと思うしね。


評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

(まとめ:ルパンより不二子ちゃんの方が気になるルパン実写版。個人的に黒木メイサ以外は、特に見どころはない。最後に外国人の俳優(日本の俳優も含め)は、字幕を使わず(現地の言葉をしゃべらせず)に声優(俳優本人)の吹き替え音声で対処してるのだが、最初は気になったが、あえてそうしたのは、良かったと思う。ただそれなら、ルパンの吹き替えは、栗田寛一で良いじゃんって気がしてしまうけど。というか全員声は原作の声優でいいじゃんって思う。そうすれば、外見が似てない問題とか大分解決したんじゃないかと思う。)



裏切りは

女のアクセサリー

みたいなもんだ


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映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」の感想(ネタバレ)

2016.11.21 Monday 邦画 アクション/スペクタクル/SF

■映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」の感想(ネタバレ)



■監督:佐藤信介
■出演者:岡田准一 榮倉奈々 田中圭 福士蒼汰 松坂桃李 土屋太鳳 西田尚美 橋本じゅん 児玉清 石坂浩二

WOWOWで放送していた映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」を鑑賞。

【映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」のあらすじ】

2021(正化33)年。“メディア良化法”と強引な検閲に対抗し、読書の自由を守ろうと創設された防衛組織“図書隊”。その図書特殊部隊(ライブラリータスクフォース)で厳しい訓練を続ける鬼教官・堂上と女性初の隊員・郁だったが、今や1冊しか現存していない自由の象徴である“図書館法規要覧”の一般展示が行なわれる“芸術の祭典”の会場を警護する任務へ。だがそれは、図書隊を解散させたい勢力が仕組んだ罠だった。

WOWOWから引用

【映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」の感想(ネタバレ)】


岡田准一、榮倉奈々の共演で有川浩のベストセラーシリーズを映画化した第2弾。

時間が空いてしまったが、先日パート1を見たので、続編(第二弾)も見てみた。

パート1はそれなりに良かったが、このパート2に関しては、なぜかパート1の良さがほとんどない。

内容的には、図書を守る(表現の自由を守る)という部分においては、パート1と方向性は変わらないが、新たに松阪桃李演じる若き策略家?が登場し、それによって図書隊を前作以上?の窮地に追い込んでいくのだが。これによりアクションシーンは前作以上に増えて、迫力も増したと思う。

ただ、アクションの前提となるストーリーが薄く、登場人物に感情移入できるようになってないので、アクションシーンにほとんど気持ちが乗ってこない。

気持ちが乗らない=誰が死んでもどうでも良い=作品すべてどうでもよい、といういつもの図式になる。

そもそも序盤からハイライトのように銃撃戦でスタートしてしまうのも、完全に構成ミスだと思う。007じゃないんだから。

有害指定図書を運ぶ図書隊のある日常の1シーンを切り取って、それを最初に持ってきているのはわかるだが、何の説明もなし(そこのシーンに対する思い入れ描かずに)に最初からそこだけ(銃撃戦だけ)を見せていて、どうしようもない。

図書館戦争という意味を大分履き違えているように思う。

図書館戦争って別に、そういうハリウッドの大作アクション映画ではない。

むしろ人間ドラマというか、思想の話。アクション部分はただの付随でしかない。

それを何を血迷ってしまったのか、短絡的に銃撃戦と主演二人の恋愛部分で、大きく膨らませてしまったこのパート2は、もうどうしようもない。

このズレは、その後にも多大に影響を残し、図書隊は、一体何を守っているのか、すら訳のわからない状態にまで成り果ててしまっている。

それが、図書隊が守っている図書館の本が良化隊の銃撃(攻撃)により、木っ端微塵に引き裂かれてしまうというシーンで描かれる。

図書を守るために立ち上がってるはずの図書隊が、良化隊の軍事力に押されて、図書室を攻撃されてしまう。

せめて、人柱ならぬ本柱として、図書隊が図書の前で、本を守るために死んでしまうならまだしも、大切な図書に隠れて戦う、引き下がってしまうというのは、どういうことなのだろうか。

この時点で、一体図書隊は何を守っているのか、大分迷走してるといえる。

そうかと思えば、一冊の初版本のみは、頑なに守ろうとして、美術館まで命を賭けて走る(届ける)ということをやったりしている。

全く理屈が合わない。ご都合主義。

そもそも、こっちの本は大丈夫だけど、こっちの本はダメだと、本に境が合ってはならないと思う。その時点で表現の自由の一部制限だと思う。図書隊としては、すべての本が大事だという精神でいなければ、存在する意味が無い、この本はいいですと、一点でも妥協した時点で良化隊に対峙し得ない組織となる。

上記、理屈でいえば、図書隊の存在意義は、水戸?図書館の本もしっかり死守しつつ、一冊の大切な初版本も美術館へ逃がすという方程式を両方とも実現させなければならない。

っという訳で、もし仮に上記の展開で整合性を合わせるのであれば、図書館を守ってる図書隊は、本と共に全員死んでこそ、表現の自由思想がなんとか維持されるし、図書隊の存在意義が持続される。

過去の歴史において、ただ自由や平等を勝ち取るためにどれだけの人間が犠牲になってるか、知っていれば、思想をテーマに描いて、誰も死なずにハッピーエンド的な展開にはならない(しない)はずだと思う(笑)

すごいもったいないパート2だと思う。



評価 ★☆☆☆☆ (星1つ)

(まとめ:よくあるパート2でパート1の良さがかなり劣化してしまった邦画アクション作品。図書隊の存在意義について書いたが、このパート2は、それと同じく岡田准一と榮倉奈々の恋愛関係が進展したことで、軍隊としてあるまじき私情挟みっぱなしで、ストーリーの緊張感と説得力がない。パート1はギリギリバランスが保てたけど、完全にパート2は恋愛映画アクションという薄い内容になってしまった。)



オレたちが必要か

どうか決めるのは

オレたちじゃない


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映画「図書館戦争」の感想(ネタバレ)

2016.10.31 Monday 邦画 アクション/スペクタクル/SF

■映画「図書館戦争」の感想(ネタバレ)



■監督:佐藤信介
■出演者:岡田准一 榮倉奈々 田中圭 福士蒼汰 西田尚美 嶋田久作 栗山千明 石坂浩二

WOWOWで放送していた映画「図書館戦争」を鑑賞。

【映画「図書館戦争」のあらすじ】

2019(正化31)年に制定された“メディア良化法”による検閲とそれに基づく武装組織“メディア良化隊”に対抗すべく、読書の自由を守ろうと図書館が創設した防衛組織“図書隊”。高校時代、ある男性図書隊員に憧れたのを機に図書隊へ入隊した女性・郁は、鬼教官・堂上のもとで厳しい特訓を受ける。だがそれに耐えた郁は女性初の図書特殊部隊(ライブラリータスクフォース)に大抜擢され、少しずつ隊員として成長していく。

WOWOWから引用

【映画「図書館戦争」の感想(ネタバレ)】


人気作家・有川浩の同盟ベストセラー小説を岡田准一、榮倉奈々の共演で映画化したというアクション。

数年前に話題になっていたが、まだ見てなかったので見てみた。

内容は、本を守る私設図書隊と本は社会にとっての犯罪の原因として検閲を進める政府系武装組織との戦いを描いた仮想未来の話。

一応仮想未来(フィクション)の話として作られてはいるが、現実にもすでにマンガやアニメほかでの表現が問題視されていて、表現の自由が規制方向に向いつつあるので、あながち全く別世界のフィクションの話という気はしない。

むしろ作者は、警笛を鳴らす意味も込めて狙って作っている気がする。

ちなみに本を守るために武力で戦う図書隊の活動(防衛に徹する)も、日本の自衛隊の活動とどこか酷似していて、そちらにも問題意識を問いかけているといえる。戦場なのに必要以上に制限があるのは、やはりおかしい。

さて、内容の方だが、自身で武道を習い、SPなどのドラマでアクションに定評がある岡田准一が出演してることもあり、格闘アクションシーンは、スピード感があってよく出来ている。その他、銃撃戦など、ハリウッド等と比べるとあれだが、邦画としては十分に頑張っていて、アクションシーンを見てテンションが下がることもない。

ちなみに好き嫌いがわかれると思う、榮倉奈々の演技&キャラ設定などは、戦場のリアリティという角度から見れば、全く緊張感がないキャラであるのは否定できないが、ただ、あの「メイちゃんの執事」と大して代わらないような能天気?なキャラクター(役柄)で描かれると、そんなバカなと思いつつも、普通にあの目線で見れてしまうのも事実でこれはこれですごい。

そういった意味では榮倉奈々の魅力は、全く薄れることなく、この映画でも良く出ている。岡田准一の隊長の存在感とは、対照的な色で榮倉奈々もまた存在感がある。

良いか悪いかは別にして、榮倉奈々のキャラ立ちはすげえ。



評価 ★★★☆☆ (星3.5)

(まとめ:榮倉奈々はお嬢様目線(役柄)なのに普通に見れてしまう娯楽戦争アクション。もう一作放送してたので、続編も見てみよう。このシリーズは意外とありかも。)



正論は正しい

だが

正論を武器にするのは正しくない


-?


無法は無茶で

叩き潰す


-?



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映画「土竜の唄 潜入捜査官 REIJI」の感想(ネタバレ)

2016.09.23 Friday 邦画 アクション/スペクタクル/SF

■映画「土竜の唄 潜入捜査官 REIJI」の感想(ネタバレ)



■監督:三池崇史
■出演者:生田斗真 仲里依紗 山田孝之 上地雄輔 岡村隆史 堤真一

WOWOWで放送していた映画「土竜の唄 潜入捜査官 REIJI」を鑑賞。

【映画「土竜の唄 潜入捜査官 REIJI」のあらすじ】

警察学校を最低の成績で卒業し、月間の始末書枚数のワースト記録を樹立した交番勤務の巡査、菊川。ある日、彼は署長から突然クビを言い渡され、犯罪組織に潜入する潜入捜査官として、関東一円を地盤とする武闘派暴力団組織“数寄矢会”会長を挙げることを命じられる。菊川は悩んだ末に覚悟を決めて闇カジノ“虎ジャガー”に潜り込み、そこで数寄矢会傘下、阿湖義組の若頭で、“クレイジーパピヨン”こと日浦に気に入られる。

WOWOWから引用

【映画「土竜の唄 潜入捜査官 REIJI」の感想(ネタバレ)】


高橋のぼるのコミックを生田斗真を主演に迎え、宮藤官九郎脚本&三池崇史監督で実写映画化した犯罪コメディ。

ちょうどWOWOWで生田斗真出演作が特集されていたので、その中からまだ見ていないものを選んでみた。※原作マンガは読んでない。

生田斗真を始め、ナイナイの岡村さん、堤真一、山田孝之など(その他も)、かなり豪華キャストが揃っている作品で、メンツ的にはかなり期待がもてるのだが、内容というかジャンルが犯罪コメディで、コメディ要素が必要以上に前に出ていて、暴力団という世界観に緊張感がない。正しくは、ところどころ緊張感はあっても、もともと笑いを狙っているため、物語全体に締まりがない。

またコメディ自体も面白ければ問題ないが、笑えるほど面白くもなく、ただただ物語を邪魔してるだけに思える。

結局、コメディのせいで、軸となる世界観に締りがない=誰に何が起きてもどうでも良い感じがある=どうでもいいので見どころがない=早送り=時間の無駄、という感想になる。



評価 ★☆☆☆☆ (星1つ)

(まとめ:個人的に潜入捜査(暴力団組織)という風呂敷はでかいが、大して見所がない(中身がない)駄作コメディ。原作からの映画化作品だが、マンガとしては、主人公の破天荒さがある程度成り立ってたと思うが、実写で見ると、さすがに主人公の行動に大きく無理がある。そこを笑うには大分無理がある。結果ファンタジーみたいな、地に足がついてない浮いた話になっている。ノリ重視のコメディが好きならそれなりに見れるかも知れないが、そういうのが苦手な人には全く向かない。)


良い種も悪い種も

てめえが撒いたものを

刈り取るのが人生だ

良い花咲かせろよ

兄弟


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映画「寄生獣 完結編」の感想(ネタバレ)

2016.08.28 Sunday 邦画 アクション/スペクタクル/SF

■映画「寄生獣 完結編」の感想(ネタバレ)



■監督:山崎貴
■出演者:染谷将太 深津絵里 阿部サダヲ 橋本愛 新井浩文 ピエール瀧 北村一輝 國村隼 浅野忠信

WOWOWで放送していた映画「寄生獣 完結編」を鑑賞。

【映画「寄生獣 完結編」のあらすじ】

母を乗っ取ったパラサイトを倒した新一は、その後も復讐心を収めず“パラサイト狩り”を続けていた。やがて警察はパラサイト事件の周囲にたびたび現われる新一もまたパラサイトではないかという疑いを強めていく。一方、パラサイトたちのネットワークを統率する市長の広川は、パラサイトの敵となった新一に対し刺客を放つ。そんな中、人間との共存を模索するパラサイトの田宮良子は、ネットワークから距離を置いていたが……。

WOWOWから引用

【映画「寄生獣 完結編」の感想(ネタバレ)】


岩明均のコミックを実写映画化した2部作の後編(完結編)。

久々に先が気になる邦画に当たったので、後編も続けて見てみた。

たぶん前編・後編同時に撮影してるからなのか(詳しくは知らないが)、後編もわずかながら物語の時間軸は、進んでるが、引き続き前編の世界観と緊張感を保っていて面白い。

なぜ、この寄生獣が面白いのかと考えてみると、もちろんアクションもあると思うが(とは言ってもアクション映画ではない)、一番は、寄生生物と人間の思想(哲学的な)の戦いがしっかり描かれているからかなと思う。

説得力のある背景(確固たる根っこ)があった上で、その実行手段としてアクション(暴力性)が積みあがっているので、それぞれのアクションシーンにちゃんと意味がある。ただただアクションが見せたい(やりたい)だけのアクション映画とは、そもそも違う。

ちなみにこのアクションシーンに意味があるという部分では、ターミネーター(1.2)とこの寄生獣は、かなり似ている。

設定こそ、機械(人工知能AI)と寄生生物の違えど、どちらも知的で、独自の考えから人間を滅ぼそう(数を減らす)と合理的に実力行使してくる。※寄生獣は、共生を選ぶことを考え始めてはいるが。

途中にある、カーアクションシーン(逃げる主人公に襲い掛かる寄生生物(浅野忠信))なんかは、もろターミネーターのあるシーンを髣髴とする。そして、ラストは、銃では倒せない寄生生物をどう倒すのかと思ったら、舞台は、ゴミ焼却処理場。

個人的に最後が、溶鉱炉だったら、笑ったんだけど。やるならそこまで徹底して欲しい。

でも、溶鉱炉だったら、完全にパロディ化しちゃうんで、ゴミ焼却場が無難か。

さて、大分褒めてきたが、ダメな部分(気になるところ)もある。

まず、主人公に寄生した寄生獣の声優役に阿部サダヲを起用してる部分だが、どうしても阿部サダヲ本人のキャラクターが前に出すぎていて、寄生生物に必要以上に親近感が膨らみ過ぎな気がする。そこが狙いだったのかわからないがもっと声優や俳優の印象が薄い無機質な声優の方がもっと主人公に光があたったような気もする。あまりにも寄生生物が人間的なキャラクター過ぎる。ドラえもんじゃないんだから。

他の寄生生物は、人間に寄生した場合、あまり人間を上手く使いこなせていない前提がある訳(笑わない等)で、仮に腕に寄生したとはいえ、キャラクターがあまりにも人間的過ぎやしないか。もちろん、主人公に寄生した寄生生物は、他の同種とはやや違う個性があったという理由もつけられなくないが。

また脇役の俳優が有名俳優で固め過ぎという感じもしなくない。主演の染谷将太はほとんど知らなかったので、演技は新鮮だったが、他は、テレビや映画でよく見る人たちで構成されていて、やっぱり良くも悪くも、その俳優の過去に演じてきた役の影響や本人特有の固定されたイメージが出ていたと思う。

深津絵里も演技は真に迫っているが、やっぱり深津絵里という今まで演じてきたもともとの女優(個体)は、ずっと離れずに残っている。その分、作品の中での存在感はあるんだけど。これは、國村隼や浅野忠信もしかりで、やっぱり、どこか本人のいつもの感じが残っている。

その中で言えば、新井浩文や橋本愛は、自分の中でまだ固定された印象がないからか、しっかり役に溶け込んでいるように思う。作品ごとに違う顔になっている。

ちなみに、ピエール滝や國村隼は、進撃の巨人の実写版にも出ていたが、どちらもこちらの方が良かったように思う。

あと、演技とは関係ないが、ラストのゴタゴタでは、彼女(橋本愛)は、死なずに助かるが、個人的に死んでいた方が、もっとこの物語を深く考えさせられた気がする。もともとスカスカの話じゃないので、安易にハッピーエンドに終始しなくて良かったかなと思う。

母親が乗っ取られて死んだりとか、主人公に不幸が続いてるが、あそこで彼女が再び死んだことによる、主人公の考え方のさらなる転換も興味があるところ。再び挫折(気持ちが折れる)するのか、もっと崇高な思想に転化するのか…。寄生生物の能力が無くなって(失われて)からの彼の人間としての行動の変化こそ、寄生獣の本質じゃないかなと思う。

結局、あのハッピーエンドの後、彼はどうなるかは、これまでと、それほど変わらない同じ今までの学校生活が続いていくような気がする。



評価 ★★★★☆ (星4.5)

(まとめ:2016年(に見たおすすめ)の実写化邦画二部作品の良作です。細かく見れば気になるところもあるが、それを優に超す内容の充実さです。中身たっぷり。進撃の巨人の実写化とはえらい違い。映画は、やっぱり内容重視のこういうのが見たい。話としても一応まとまってる。ヤフーレビューを見ると、平均は3.4位で、高評価ではあるが、その割に酷評も目に付きます。個人的にこれを酷評にしたら、もうほとんどの映画見るの無い気がします(笑)。もちろん原作ファンだと、比較で酷評という評価もあるかもしれないが、イチ映画(実写化)としては、十分よくできていると思います。とりあえず、映画が面白かったので、原作も読んでみよう。)



だが 君たちも

いずれ気付くはずだ

殺人よりもゴミの垂れ流しの方が

はるかに重罪だと言うことも


-?


人間一種の繁栄よりも

生物の全体を考える

そうしてこそ

万物の霊長だ


-?


正義のためとお前たちはほざくが

これ以上の正義がどこにあるか


-?


いや虫ではなく

獣(けだもの)


-?


人間が増えて困るのは

他の誰でもない

人間自身だ


-?


私たちはか弱い生き物だ

だからいじめるな


-?


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映画「寄生獣」の感想(ネタバレ)

2016.08.26 Friday 邦画 アクション/スペクタクル/SF

■映画「寄生獣」の感想(ネタバレ)


■監督:山崎貴
■出演者:染谷将太 深津絵里 阿部サダヲ 橋本愛 東出昌大 池内万作 オクイシュージ 浅野忠信

WOWOWで放送していた映画「寄生獣」を鑑賞。

【映画「寄生獣」のあらすじ】

あるとき、なんの前触れもなく謎の寄生生物=パラサイトが出現する。その生物は宿主となる人間の頭を食べて自らが頭部に擬態し、人間社会に紛れて他の人間をエサとする、まさに人間の天敵だった。そんなある日、高校生の新一はパラサイトに体へ侵入されるが、なんとか脳への到達を阻止、パラサイトはやむなく彼の右手に成り代わる。こうして新一は“ミギー”と名乗るそのパラサイトを右手に宿し、奇妙な共生関係を結ぶのだが……。

WOWOWから引用

【映画「寄生獣」の感想(ネタバレ)】


岩明均のSFコミックを、「ALWAYS 三丁目の夕日」の山崎貴監督が染谷将太を主演に迎えて実写映画化した二部作の前編。

話題の「寄生獣」二部作がWOWOWでようやく?初放送したので見てみた。※ちなみに原作は読んでいない。

コミック(マンガ)からの実写映画化というと最近は「進撃の巨人」二部作を見たが、「進撃の巨人」は、CG(映像)こそ頑張ってはいたが、内容は、語るほどなく、俳優のキャスティングからその演技もひどい感じで、作品として完全に失敗作だという結論になったが(実写化した努力は認めるけど)、それに比べて、この「寄生獣」は、監督が「ALWAYS 三丁目の夕日」の人だからか、人間ドラマが雑にならずに丁寧に描かれている。

ちょうど1作目の映画「ゼブラーマン」と同じような感じで、現代の日本という世界観の中に、しっかりこのSF物語が、上手く浸透していて、そこで生きるキャラクターが実在感を伴って見えた。

「進撃の巨人」は、完全なフィクションの世界観ではあるが(寄生獣もそうだが)、その中で生きているキャラクター(俳優(登場人物)が全くその世界観に足がついている感じがないので、何が起きてもどこか他人事の感じは否めなかったが、この寄生獣は、主人公の気持ちがしっかり追えて面白い。

日本のSFは、こういう地に足がついた地味系な感じの方が、映画化との相性が良いような気がする。

ちなみに、人間に寄生するという設定も面白いが、それ以上に、しっかりと作者に描きたいテーマ、寄生生物と人間の関係から、人間とは何か?の本質的な部分も描いていて、ただのSF話で終わっていないところが良い。いろいろと考えさせられる。



評価 ★★★★☆ (星4.2)

(まとめ:マンガからの邦画実写化作品の成功例の秀作SFドラマ。二部作なので、まだ後編があるが、前編がこれだけ面白いので、後編もかなり期待がもてる。久々に邦画で話題作でありながら、自分のハードルを越えてきた良作の作品に出会った。ちなみに細かいことはいろいろあるが、とりあえず、総評は後編(完結編)を見てから。「進撃の巨人」で失敗したと感じた人は、こっち(寄生獣)で気分転換しよう。)


人間の数が半分になったら

燃やされる森の数も

半分で済むのだろうか

人間の数が100分の一になったら

垂れ流される毒も

100分の一になるのだろうか

地球上の誰かがふと思った

みんなの命を守らなければ


-?



蟻(アリ)は教わりもしないのに

飛び方を知っている

蜘蛛(クモ)は、教わりもしないのに

巣の張り方を知っている

生物は皆

命令に従っている

だけなのだ


-?



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映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」の感想(ネタバレ)

2016.08.02 Tuesday 邦画 アクション/スペクタクル/SF

■映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」の感想(ネタバレ)

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■監督:樋口真嗣
■出演者:三浦春馬 長谷川博己 水原希子 本郷奏多 三浦貴大 桜庭ななみ 松尾諭 石原さとみ ピエール瀧 國村隼

WOWOWで放送していた映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」を鑑賞。

【映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」のあらすじ】

人間を襲う巨人たちを入れないよう築かれた壁が超大型巨人に破壊された事態を受け、人類の生き残りが結成した調査隊の一員として外壁修復作戦に出発した若者エレンだが、仲間のアルミンを救おうとし、全身を巨人にのみ込まれてしまう。だがその直後、黒髪の巨人が出現して他の巨人を攻撃するという不可解な事態が起きる。やがて人類の生き残りと巨人たちの知られざる関係が明らかにされていく。

WOWOWから引用

【映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」の感想(ネタバレ)】
 
諫山創の大ヒットコミック「進撃の巨人」を実写映画化した2部作の前編「〜ATTACK ON TITAN」に続く後編。

時間が空いてしまったが少し前に見た実写版「進撃の巨人」の二部作の後編分を見てみた。

内容は、前編からの続きとなる後編だが、相変わらず物語がどうということより、ほぼ前編から引き続き同じメンバーの出演俳優の演技が気になってしまう。特に石原さとみのキャラ設定(役柄)と演技のひどさは、前編からもれなく引き続いており、この映画全体を一人で台無しにしている感じすらある。

役柄としては、マンガの中ではよくいるタイプのアネゴ肌のオタク系女子(ウザキャラ)だと思うが、マンガではさほど気にならない存在(ある種ムードメーカー?)ではあるが、これを実写でそのままのキャラで描いてしまうと、空気の読めない、リアル感に欠けただけの存在に見えてしまう。

これは役柄(演出)が原因なのか、石原さとみの演技自体があれだからなのか原因はわからないが、とりあえず、ひどいことはたしかです。普段の石原さとみは、好感度があって好きだが、この作品の石原さとみは、不快感の方が強い。全くいつもの良さ(魅力)が出ていない。これは前後編見ても思う、完全にミスキャストじゃないだろう。演技の演出方法も悪いのかもしれないが。

物語の方も、オリジナルを知らないので直接比較はできないが、結局、前編からの普通の人間が巨人になれちゃう設定を、存分に後編でも引き継いでいて、巨人同士の格闘も引き続き行われている。

そして、ジャンピングニー(膝蹴り)がある種の必殺技として表現された時(前編でのフリを回収した)には、もう飽きれてしまった。相手を巻き返す用の必殺技がひざげりってね(笑) こんな壮大な映画なのにしょぼいっす。

あと、後編になり、巨人の誕生の謎が解明(紹介)されましたが、別にいらないような気がします。

あえてそこはふせた状態で、とりあえず謎の巨人が出てきて戦うというので、突き進んで欲しかったと思います。

結局、普通に人間が大きくなったという設定だと、ほとんど「大日本人」の焼き増しになってしまった。大日本人は、シュールコメディだけど、こっちは、真面目な映画ですからね。


評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(まとめ:巨人に成れる人間が増えすぎて、スケール感があるのかないのかよくわからない後編。とりあえず、この作品はテレビサイズで見ちゃダメですね。映画館やスクリーンで見て始めて、この意図する世界観を感じれると思います。テレビではスケール感を感じるには限界。といいつつテレビで見ちゃったけど。なので、映像に関しては、スクリーン推奨です。ただ、前後編ともに見て思うのは、物語に関しては、感情移入がほぼ出来ない、彼らがどうなろうが、どうでもいいと思えてしまう人物との距離感がずっとあります。どこかで見たようなわかりやすい展開の連続というか、死ぬ人は決まっているし(自分を犠牲にする人)、脇役の扱いは、アクションで死んでもほとんど語られることもない。ご都合主義的な展開。総評として、前後編ともに、失敗作というしかない。ただ、実写化してがんばって作ったチャレンジ精神は、買います。(星3つ)あと、脚本が前後編ともに映画評論家の町山智浩が担当していて、彼の映画評論は好きなんですが、映画の裏表から良し悪しをかなり知っていると思っていたんですが、この脚本はどうなんですかね(笑) 巨人の謎解明の理屈は、わかりますが、やっぱり評論家は、評論が天職なのかなと思ってしまう。まー脚本以前に俳優(出演者)がどうしようもなくひどいですけど。)




捨てなければ

得られない


-?


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映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」の感想(ネタバレ)

2016.07.31 Sunday 邦画 アクション/スペクタクル/SF

■映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」の感想(ネタバレ)

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■監督:樋口真嗣
■出演者:三浦春馬 長谷川博己 水原希子 本郷奏多 三浦貴大 桜庭ななみ 松尾諭 石原さとみ ピエール瀧 國村隼 武田梨奈

WOWOWで放送していた映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」を鑑賞。

【映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」のあらすじ】

100年以上前、突如現われた謎の巨人たちに人類の大半は食われ、文明は崩壊した。そして生き残った人々は円状の巨大な壁を3重に築き、それらの中で暮らしていた。壁の外の世界を夢見る若者エレンは壁に守られて安穏と暮らす人々にいらだちを感じるが、想定外の超大型巨人が一番外側の壁を破壊し、そこから巨人たちが侵入してくる。2年後、人類は対巨人兵器“立体機動装置”で武装した調査隊を結成。外壁の修復作戦に踏み切る。

WOWOWから引用

【映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」の感想(ネタバレ)】

諫山創の大ヒットコミック「進撃の巨人」の三浦春馬、長谷川博己らを迎えて実写映画化した二部作の前編。

WOWOWで初放送していたので見てみた。

マンガの「進撃の巨人」自体は、ジャンプかマガジンで数話程度読んで、大まかな世界観はある程度知っているが、ストーリーやキャラクターやその他、内容はほとんど良く知らない。

そんな中でこの実写映画版を見てみたが、見どころの巨人のCGは、日本のレベルではがんばってはいるが、どうしても特殊メイクを施した俳優を合成で、そのまま映像にはめ込んでる部分は、普通の人間感がもろバレしていて、マンガの世界観とはなんか違った雰囲気に感じる。

松本人志の大日本人のCGのような人間感で、チープさは否めない。巨人は完全CGで作り上げた方が良かったような気がする。

また最後に三浦春馬演じるエレンが巨人となって、他の巨人たちを圧倒するどんでん返しがあるが、これがオリジナルのストーリーなのかはわからないが、せっかく巨人と人間が生きるという独自の世界観を作り上げてたのに、最終的に人間の一人が巨人に飲み込まれた後、巨人の体を乗っ取って他の巨人たちとプロレスのようにして格闘を繰り広げて戦うという、ほぼウルトラマン状態になってしまうのは、どうだろうか。

こうなってしまうと、せっかくの巨人の設定(スペクタクルな世界観)があまり意味のないような気がしてしまう。巨人の目線で見れば、同じサイズの巨人同士が闘ってる映像は、建物だけがミニチュア化しただけで、ウルトラマンとやってることは同じ。

ウルトラマンって、結局戦い始めると、スペクタクル感はあんまない。人間のサイズから怪獣を見てるときは、スケール感あるが、同サイズの目線になった途端、ほとんどの人間の世界と変わらないことになってしまう。

ちなみに、CGは問題も多いが、まーそれなりに見れるが、問題は、ストーリー感情移入の部分だろう、内容がとにかく薄いし、ほとんど中身がないという位ぺらっぺらだ。なんといってもそこで生きているような人間感(実在感)が無い。

俳優の演技も、特に冒頭は、後からアニメのように本人が吹き替え音声を合わせている部分があり、違和感が半端ない。セリフの口調も違和感がある。

また、ほとんど大半の出演者が、この世界観に嵌っていない。どこか存在感が浮いている。現実感がない。その中でも石原さとみはかなりひどい。桜庭ななみ、ピエール滝はがんばってる方。


評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

(まとめ:完全に人気俳優を集めすぎてアイドル映画みたいになってしまった実写化アニメの失敗作。とりあえず、後編が残ってるので、そちらに期待したい。)



狼を恐れて

柵の中で暮らす

そんな動物をなんと呼ぶ

家畜


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映画「Zアイランド」の感想(ネタバレ)

2016.06.30 Thursday 邦画 アクション/スペクタクル/SF

■映画「Zアイランド」の感想(ネタバレ)



■監督:品川ヒロシ
■出演者:哀川翔 鈴木砂羽 木村祐一 宮川大輔 RED RICE 大悟 窪塚洋介 中野英雄 鶴見辰吾 山本舞香

WOWOWで放送していた映画「Zアイランド」を鑑賞。

【映画「Zアイランド」のあらすじ】

10年の刑期を終えて出所した宗形組の元幹部・武史は、兄と慕う元組長・宗形の落ちぶれた姿に落胆する。追い打ちをかけるように、愛娘の日向が前科者の父に会いたくないと家出したことが判明、武史は元妻・桜と宗形とともに、思い出の地である地方の島、銭荷島(ぜにじま)へ向かう。折しもその島には、宗形組を壊滅させた宿敵・竹下組が消えた麻薬を追って上陸していた。そんな中、島では謎の薬によってゾンビが発生し……。

WOWOWから引用

【映画「Zアイランド」の感想(ネタバレ)】

お笑いコンビの品川庄司の品川祐が、監督脚本を務め、哀川翔を主演に迎えたゾンビアクション。

芸人の品川ヒロシが監督を務めた作品ということで見てみた。

たしか第1作「ドロップ」第2作「漫才ギャング」は、視聴済みで、それなりに良かったと記憶している。(※すでに記憶にないけど)

で、第3弾「サンブンノイチ」は見忘れて、この第4弾「Zアイランド」はたまたま放送してたので見れた。

で、思うのが、第1作からそうだが、職業が芸人ということで、出演者にお笑い芸人がかなり出演している(先輩、後輩関係なく)、また品川ヒロシ自身の人脈だと思うが、俳優も友情出演多数という形もあったりで、かなりたくさん出演している。

キャストを見る限り、かなり豪華だ。

ただ、内容に関しては、最後まで見るのも多少辛くなるほどの吸引力の無さ(中身の無さ)。最初のヤクザの抗争は、それなりに緊張感はあるが、その後は、大分だらけてくる。

とりあえずいろいろ詰め込み過ぎの感は否めない。

お笑いもやりたいし、ゾンビもやりたいし、ヤクザもやりたいし、アクションもやりたいし…。

それで、どれもなんか中途半端。

基本は、監督がお笑い芸人なので、お笑いをやりたい(シーンに入れたい)のはヒシヒシと伝わってくる。特に通常の会話に漫才コントみたいな、しゃべくり会話を豊富に盛り込ませて、ウケを取ろうとしているのは、見るからにわかるというか、品川監督作品の特徴でもある。

しかし、このしゃべくり会話(故意にボケたり、ツッコんだり、説明セリフが多い)で、バラエティのように笑いを取っていこうとするのは、映画というジャンルでは、不向きのように感じる。

まず、それがあることによって、作品全体を包む空気感が中途半端になるし(視聴者はそのたびにテレビ的な現実空間に戻ってしまう)、物語という全体像で見たときに、違和感極まりないし、吸引力や緊張感が著しく欠けてしまう。

また、主役、脇役関係なく、場所(設定)があれば、お笑い的行動を取っているため、登場人物の役柄がほぼ破綻している。 普通は作品の世界観のために演技をしているのだが、それがお笑い欲しさの行動(コント演技)なんだと思うと、見てるほうからすると、作品の中で、誰が死のうが、何をしようが、ほぼどうでも良くなってしまう。結局コントでしょ。ってことで。

結果、作品自体の意味も見出せないし、説得力もなくなるので、見る気がしなくなる。

こういう結論に至る。

この辺は、北野武監督作品のコメディ(お笑い)と映画とのバランスは、映画の世界観を壊さない程度に入れていて、上手いと思う。ちなみに「キッズリターン」とか「アウトレイジ」など真面目系作品に限る。

お笑いを積極的に取りに行く「龍三と七人の子分たち」とかは、コメディが映画の世界観から大分はみ出しているので別だが。

ちなみに「Zアイランド」のすべてのお笑いパターンが悪いわけではなく、身動きが取れないゾンビの顔にパンティを何度も被せようとする木村祐一や、ゾンビになった時の宮川大輔の全力の走り方みたいな、セリフで説明しないようなシュール?な笑いみたいなものは、より映画向きで、そっちの方に照準を合わせていけば、もっと映画として締まったと思う。

ああいうところどころ面白いのがあるのに、全体的にふざけちゃってるので、シュールな笑いに必要な映像の緊張感(吸引力)がないために笑えなくなってしまう(流れてしまう)のは、ほんともったいない。

あとは、寅さんではないけど、物語の人間関係の中で生じて面白いことが起きているのを映画として見せられるのは気にならないけど、確実に視聴者を笑わせようとしてる笑い(ここが笑うポイントですと注釈がついたような笑い)は、それが普通に見たら面白かったとしても、映画の中で見ると、それほど面白くないというか、笑いが映画向きではないと感じてしまう。映画はこちらが一方的に覗いてるの(感覚)であって、向こうがこっちを意識して覗いてくるようだと暑苦しさがある。

見せ方の問題ではあると思うけど。

こういったらあれだけど、この「Zアイランド」は、全体的に説明セリフが多い(笑)

言葉に頼りすぎというか。

あと、セリフ無しで絵だけで、状況や登場人物の心情を見せるみたいなのがほとんどないので、キャラクターへ感情移入がほぼできない。
 
こいつら悩み無さそうだなということになる。

まーそういう映画ではないけど。ところどころ必要だよね。
 
あと、窪塚洋介演じる警官がグランドセフトオートみたいなことがしたい的なセリフがあったのに、その後に大してその良さが出ていないのが、もったいない。あそこは唯一、アクションの幅を期待できる部分だけに残念。

この映画は窪塚洋介が主役でいいかな。


評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(まとめ:内容は、ほとんどないが、出演者だけは豪華な品川監督第四弾。言いたいことは上記に記した通りです。)


どっちだ?

ゆっくりの方か

早い方か どっちだ

マジか〜!?

早い方か おい!


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