映画「ミスミソウ」の感想(ネタバレ)

  • 2020.03.19 Thursday
  • 07:03

■映画「ミスミソウ」の感想(ネタバレ)


■監督:内藤瑛亮
■出演:山田杏奈 清水尋也 大谷凜香 大塚れな 中田青渚 紺野彩夏 櫻愛里紗


【映画「ミスミソウ」のあらすじ】

東京から過疎の町へ引っ越してきた中学生の少女・春花は、早々に激しいいじめを受けることになった。もめ事を起こしたくない担任教師も見て見ぬ振りを決め込み、いじめは日ごとにエスカレートしていく。そんな中、春花は唯一自分を気に懸けてくれる同級生の晄を心の支えにしていたが、やがて春花の家に火が付けられ、彼女の両親が命を落とし、幼い妹も重傷を負ってしまう。あまりのことに、耐え忍んでいた彼女の心は崩れ去り……。

WOWOWから引用

【映画「ミスミソウ」の感想(ネタバレ)】 

 

押切蓮介による同名マンガを「わたしに××しなさい!」の山田杏奈主演で実写映画化したバイオレンス。

 

壮絶ないじめという番組情報を見て選んでみた。

 

原作は未見だが、久々に頭おかしい映画を見た気がする。

 

学生が血まみれになるという行き過ぎたバイオレンス描写においては、公開時話題になった深作欣二の学生映画「バトル・ロワイアル」を優に超える壮絶さだ。

 

壮絶ないじめの結果によって家族が巻き込まれたヒロインが、殺戮と言う名の復讐を始める。

 

一言で物語を表すとこんな内容だが、いじめの度合いが、いわゆる、みんなが思ういじめの度を越している。

 

こういう作品を見ると、いじめにもそれなりにいじめという言葉のルール(さじ加減)があるように思う。

 

そして、そのルールを越え過ぎた部分に関しては、急にシュールに思え、逆にシーンがコントにように面白く見えてくる。

 

個人的に、いじめられっ子の父親をいじめっ子が学校の階段から蹴り落とすというのは、もうルール違反というか、話が変わってくる(笑) 

 

最初は、蹴られたのは他の先生(大人)なのかと思ったが、家に戻ってきたら親父が負傷していて笑った。

 

お前の親父だったのか(笑)

 

同級生はいいとして、その父親まで、いじめの対象とするのは、もう頭おかしいとしか思えない。

 

いじめというのは、いじめてることをひた隠しながら、出来る限り表沙汰にならないように隠密に実行するのが”いじめ”だと思うが、いじめっ子の親父が学校に相談に来てるのをいいことに、その親父を蹴ってしまっては、本末転倒ではないだろうか。

 

こういう緊張感のなさがこの作品の良さ(アホさ)でもある。

 

そもそも、この作品の世界観において、いじめという描写が、ほぼほぼやり過ぎで暴力沙汰レベルで、保護者が訴え出れば、警察が介入しても良い内容だが、どういう訳か警察の存在は、控えめで出番はない。

 

火事があっても、捜査してる感じすらない。

 

もちろん、教師というか学校すらほぼほぼ機能していなく、無法地帯。

 

下手すると、自分の身は自分で守るのだ!でお馴染みのアメリカの西部開拓時代を日本に移した話なのかもしれない。

 

そう思うと、ほぼ納得できる内容だ。

 

家を放火され、家族を失ったガンマンが悪党に対して復讐に立ち上がる。

 

このヒロインがクリントイーストウッドだと思うとしっくりくる。

 

ただ、唯一、西部劇的で計れないのが、彼氏の存在だろう。

 

一人だけ善人で仲間に思えた彼氏が実は、頭がおかしかった。

 

もしかしたら一番頭がおかしいのかもしれない。

 

キレると、拳で殴って、人を殺める。過去には父親や母親も殺めていた。最終的に祖母まで。

 

自分のおばあちゃんをぶん殴ったらいかん(笑)

 

おばあちゃんが殴られて、血まみれの絵は面白い。

 

そして彼の武器は、相手を素手でぶん殴る。

 

これは彼の才能だ。

 

この背景があきらかになった後、好きな彼女(ヒロイン)が目の前で同級生に襲われてしまう。

 

キレた彼氏は、同級生の女を馬乗りになって、素手でボコボコにぶん殴る。

 

このシーンがまた面白い(笑)

 

これまでに、散々ナイフやボーガンでの緊張感ある死闘が繰り広げられていたのだが、この彼氏に至っては、素手でボコボコにする。

 

しかも同級生の女の子を。

 

この同級生の女の子も、ヤクザの鉄砲玉みたいなキャラクターで、一番危ないヤツなのだが。

 

この学校には絶対に通いたくない。

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.5)

 

(まとめ:バイオレンスなのか、コメディなのかルールが曖昧な狂人映画。狂人映画だが、ラストは物語を成立させようと、綺麗な落としどころ見せるが、狂人作品が今更何やってるんだという気がしてまた面白い。どう考えても、全然収拾ついてない。寸法が合ってない。それで収拾ついたと思うならまたそれも狂人の発想だ。ただ、良いように言えば、この作品としてのルールの曖昧さが、バイオレンスの世界の中で、唯一の救い(現実ではないと思える瞬間)なのかもしれない。良いように言えばだけどね(笑))

 

 

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映画「マスカレード・ホテル」の感想(ネタバレ)

  • 2020.02.08 Saturday
  • 10:30

■映画「マスカレード・ホテル」の感想(ネタバレ)


■監督:鈴木雅之
■出演:木村拓哉 長澤まさみ 小日向文世 泉澤祐希 東根作寿英 石川恋 石橋凌 渡部篤郎


【映画「マスカレード・ホテル」のあらすじ】

東京都内で3件の殺人事件が連続して発生する。各々の事件現場に残された不可解な数字の羅列から、刑事の新田はそれが次の犯行現場を示すと推理、ホテル・コルテシア東京が4番目の犯行現場になると突き止める。警察はホテルでの潜入捜査を決断し、新田をフロントクラークにするなど、捜査員たちを配置する。新田は彼の教育係として任命された一流フロントクラークの尚美とともに、ホテル業務をこなしながら捜査を進めるが……。

WOWOWから引用

【映画「マスカレード・ホテル」の感想(ネタバレ)】 

 

 

東野圭吾の「マスカレード」シリーズ第1作を「本能寺ホテル」の鈴木雅之監督が木村拓哉と長澤まさみ共演で映画化したミステリー。

 

少し前に豪華キャスト出演が話題となっていた今作を見てみた。

 

内容は、連続殺人事件の予告殺人の場所となったとあるホテルを舞台に潜入捜査で入った刑事とホテルマンが訪れてくる様々な客をさばきつつ犯人捜しに奮闘するという話。

 

原作は、東野圭吾ということだが、この作品は、東野圭吾作品によくある最先端科学や医学的なうんちく要素は一切無く、珍しく?アリバイ崩しやトリックなどで構成されたシンプルな犯罪ミステリーとなっている。

 

豪華ホテルを舞台に木村拓哉と長澤まさみの刑事とホテルマンのコンビの活躍で魅せ、特に大きくだれることなく緊張感も保たれ、普通に見れるのだが、ところどころ必要以上に感動話(演出)に振っているところもあり、そこの必要性を疑問に思うところもある。ミステリーというテーマが感動話で多少ぶれる。

 

またアリバイやトリックといったものもあるが、どんでん返しが衝撃的にガツーンとこないで、やや散漫に流れてしまってる気もする。

 

っというのも、ホテルで殺人が行われる動機となった過去の連続殺人事件の情報が、ほんとにただの情報程度の紹介でしかなく、そもそもの事件に対する、感情移入というか気持ちが入っていかない。

 

結果、トリックやアリバイなどの事件解決に至る衝撃情報が出ても、へえ〜そうなんだ!程度で、こちらもただ情報整理できた位の感覚でしかない。

 

この最初の複数の事件に対する、被害者や警察の捜査への思いみたいな、他人事ではない、動機や気持ちの構築(主観的感覚)は必要だったんじゃないだろうか。

 

一見して、登場人物のセリフだけは、いっちょ前に優秀なんだけど、全体的にそこに気持ちが追いついていかない。

 

泣きもしないし、深く共感もしない。…だが、まー見れる。

 

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.2)

 

(まとめ:内容よりも豪華な映像(セット、ロケ含む)や音楽にベクトルを振った東野圭吾原作の綺麗なミステリードラマ。内容的には、映画というか良質な2時間スペシャルドラマみたいな作品。豪華キャスト出演もとりあえずたくさん人が出てるだけで、それほど各キャラクターの個性が光るほど、効果的かというと、別にそういう訳でもなく、芸能人大集合みたいな雑多感。ミステリーや出演者に興味があるなら見といても良いかもレベルかな。)

 

 

 

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映画「賭ケグルイ」の感想(ネタバレ)

  • 2020.01.27 Monday
  • 07:03

■映画「賭ケグルイ」の感想(ネタバレ)


■監督:英勉
■出演:浜辺美波 高杉真宙 宮沢氷魚 福原遥 伊藤万理華 池田エライザ 矢本悠馬 森川葵


【映画「賭ケグルイ」のあらすじ】

ギャンブルで生徒の階級が決まる私立百花王学園。一見清楚な美少女だがギャンブルに特異な才能を発揮する“賭ケグルイ”の夢子は、生徒会長・綺羅莉との対決を心待ちにしていた。一方、学園ではかつて綺羅莉に勝利した伝説の男・村雨率いる“非ギャンブル・非服従”の反生徒会集団ヴィレッジが勢力を拡大していた。事態を重く見た生徒会は、ヴィレッジ解体と夢子打倒のため、全校生徒強制参加の“生徒代表指名選挙”を開催する。

WOWOWから引用

【映画「賭ケグルイ」の感想(ネタバレ)】 

 

 

河本ほむらと尚村透の人気コミックをTVドラマ版に続き、浜辺美波主演で映画化した学園サスペンス。

 

浜辺美波が出てたので見てみた。

 

原作やドラマ版は見ていないのでこの映画のみの評価になるが、内容は、ライアーゲームのような、オリジナルのゲームバトルを描く話。

 

すでにドラマ版の方で自己紹介が済んでいるからか、この劇場版から入ると、キャラクターに感情移入するほどの隙間(説明、エピソード)はほとんどなく、ただただゲームバトルでの騙し合い(動向)のみが興味になる。

 

ゲームバトル自体は、ライアーゲームやカイジを彷彿して、見どころではあるのだが、学園の世界観や設定がマンガチックで緩いため、勝敗による緊張感があんまり感じられない。

 

この原因は、キャラクターに対する背景がほとんど語られていないのも影響していて(また語られていてもエピソードが薄いので)、勝敗によって、登場人物がどうなろうと、特にどうでも良いという気持ちが終始変わらない。

 

また、浜辺美波がやり手ギャンブラーなのはわかるが、コンビを組むパートナーの設定が何も考えていないただのバカにしかなってなく、このコンビ設定(キャラ設定)もひどい。

 

一方が正義感が強くて優しいとかでないと、浜辺美波の方は好感度が無いキャラなので、勝負に勝つ意味みたいなものが出てこない。この作品、個性的なキャラクターは多いが、背景に共感できるような人間的な奥深さがほとんど無い。

 

また演技や演出に対しても、なぜか必要以上に、ステージを大きく使おうとする舞台演技だったり(伊藤万理華)、背景の人々がほぼ前ならえ的な演技をしていたりで、大事なところで白けてしまう。

 

特にヴィレッジのメンバーがまとまった時の足踏みで鼓舞する演出とか、それいる?と思う。めちゃくちゃダサく無いか!と、なんで映画なのにこんな演出になってるのかはよくわからない。映画だからなのか…。

 

 

 

評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

 

(まとめ:人間ドラマに全く見るところがない学園ゲームバトルサスペンスの劇場版。とりあえず映像は派手で豪華だが内容はひどい。表向きゲームバトルが見どころの作品に見えるが、実は、その勝敗による出演者のリアクション芸バトルの熱演対決作品でもある。しかし、じっくり見れば見るほど、頑張ってる半面、出演者の演技力がどことなく足りていない(無理してる)。身近なカイジと比べても差がすごい。映像と音楽で大分誤魔化してる。浜辺美波の演技も、衣装が違うだけで「センセイ君主」の時とあんまり変わってないし。カイジとか好きなら見といてもいいが、特にスルーでも良いかも。また見るならまず、ドラマ版を見といた方が良い。)

 

 

じゃ〜ばめ〜ゆめこ〜

 

-?

 

 

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映画「検察側の罪人」の感想(ネタバレ)

  • 2020.01.15 Wednesday
  • 05:31

■映画「検察側の罪人」の感想(ネタバレ)


■監督:原田眞人
■出演:木村拓哉 二宮和也 吉高由里子 松重豊 平岳大 八嶋智人 大倉孝二 山崎努 酒向芳


【映画「検察側の罪人」のあらすじ】

都内で殺人事件が発生、東京地検刑事部のエリート検事・最上と、刑事部に配属されたばかりの駆け出し検事・沖野が担当することに。最上は複数いる容疑者の中から、過去に時効となってしまった未解決事件の重要参考人だった松倉という男性に狙いを定める。沖野は最上に聴取を命じられ、事務官の沙穂とともに松倉と相対する。だが松倉は犯行を否認し、まったく手ごたえが感じられない。やがて、沖野は最上の捜査方針に疑問を抱く。

WOWOWから引用

【映画「検察側の罪人」の感想(ネタバレ)】 

 

 

雫井脩介の同名小説を「関ヶ原」の原田眞人監督が木村拓哉、二宮和也共演で映画化したミステリー。

 

WOWOWで少し前(放送は2019年12月?)に、初放送してたので見てみた。

 

同じジャニーズの木村拓哉と二宮和也が共演したことで話題になっていたが、作品自体は、ただのスター共演作というだけでなく、珍しく中身も伴った非常に濃い内容に仕上がっている。

 

基本的には、勉強が出来そうなインテリチックなセリフからもわかるが、原作自体の出来の良さが窺えるが、さらにそこに加えて出演者の演技が大根化することなく、やりとりに緊張感が伴っていて、なかなか飽きさせない。

 

珍しく1.5倍速を逆にやめさせられて、通常再生で見させられた作品だった。※セリフの情報量が多く、早送りするとついていけなくなる。

 

特に印象に残るのが、二宮和也と犯人役の酒向芳の聴取シーンだろう。

 

本当の異常者のような存在感をかもし出す酒向芳の演技に対して、全く怯まず大声で罵り続ける二宮の演技(セリフ)は圧巻だ。結構大きい音量で見てると、この長い怒号シーンにビックリする。

 

そして、あんなに大声で怒鳴り続けているのに、セリフが乱れたりすること無く一定して聞き取りやすい。

 

もちろんOKシーンを使ってるからセリフを間違えないのはわかるが、基本的にセリフ回しの声に安定感を感じるので(腹から声が出てて、喉がつぶれにくい発声法をしていると思う、じゃないとあんだけMAXボリュームの大声出したらすぐに喉が枯れそうだ)、喉の基礎体力がすこぶる高いのだろうと思う。

 

監督の撮り方がダメで俳優が必要以上に大根化する作品が多くあるが(特にスター作品に多い)、この作品に限って言うと、監督(スタッフ)の力によって、俳優の演技の質が気にならずに、物語に集中できるシーンに全体的に底上げされている。

 

 

評価 ★★★★☆ (星4.2)

 

(まとめ:スター共演作だが、中身がある骨太の良作ミステリー。ただ内容については、メインの事件とは異なる部分で、それいるか?と思う安易な戦争反対路線(安全保障を語らない)、太平洋戦争解釈(結論のみなので、その過程はわからないが、安易なGHQ路線の維持を感じる(それか勉強のし過ぎで教科書に縛られているだけか))の挿入などで、やっぱり映画業界なのかと思うこともあって、その部分はげんなりしてくる。これは、本筋とは関係ない部分だけど。それと挿入音楽の選び方もところどころ合ってない。急にセンスが死んだのかと思った。ただ、全体としてのセリフの質はすこぶる良く、言葉の緊張感というか、やりとりが興味深く面白い。この作品は、当たりです。)

 

 

 

人間って100%の嘘をつく人もいないし

 

100%の真実をしゃべる人もいないよね

 

それと同じで

 

100%の正義なんてどこにないと思う

 

-?

 

 

 

自分の正義に固執する検事は

 

必ず犯罪者に落ちる

 

-?

 

 

時代は容赦なく変わってく

 

正義も日ごとに変動する

 

-?

 

 

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映画「十二人の死にたい子どもたち」の感想(ネタバレ)

  • 2019.12.28 Saturday
  • 12:45

■映画「十二人の死にたい子どもたち」の感想(ネタバレ)


■監督:堤幸彦
■出演:杉咲花 新田真剣佑 北村匠海 高杉真宙 黒島結菜 橋本環奈 吉川愛


【映画「十二人の死にたい子どもたち」のあらすじ】

廃病院の地下室に、安楽死を望む12人の未成年が集まった。集会を主催するのは1番の番号を持つサトシ。だが実行を前に、ベッドに横たわっている13番目の生温かい死体が発見される。なぜ死体があったのか? 誰が運び込んだのか? 心残りなくこの世を去るため、メンバーたちは5番のシンジロウを中心に謎解きを開始する。だが各人がそれぞれに病院の中を捜索している中、9番のノブオが何者かに階段から突き落とされ……。

WOWOWから引用

【映画「十二人の死にたい子どもたち」の感想(ネタバレ)】 

 

 

冲方丁による原作小説を「人魚の眠る家」の堤幸彦監督が杉咲花、新田真剣佑、橋本環奈ほかで映画化したミステリーサスペンス。

 

タイトルに惹かれて見てみた。

 

内容は、自殺志願のサイトを通じて集まった12人の若者の話。

 

いきなりネタバレを書くと、紆余曲折話し合った末に全員が自殺を止めるという話です。

 

なぜオチを書いてしまうかというと、開始早々そうじゃないかと誰もが思い始める結末が、結局最後には、その通りになるからです。

 

方向性は、多少振り幅を用意してますが、早く自殺しろよ!というツッコミが、序盤からずっと止まりません(笑)

 

っというのも、自殺しに来てる割に、ほとんどの若者が自殺しそうなほどの追い込まれた感じが無い。他のことに興味があるほど、まだ元気がある。行動に対しても、回り道しまくりだし。

 

そもそも、自殺を誰かと一緒に行いたいという時点で、まだ自殺するかを迷ってる訳で(自殺する気が無い)、誰かと一緒に死にたい(一人では死にたくない)という願望がある時点で、まだ生に固執しています。死ぬときに条件が必要と考えてる時点で、まだ絶望が足らない。

 

さらに言うと、自殺するのに、他人といちいち集まってなんて、なんでそんな考えが出てくるのかもよくわかりません。

 

こんなところにもリア充がいたのかと思ってしまいます(笑)

 

こういう状況を鑑みると自殺志願サイトで集まったというよりかは、自殺相談サイトだなとそんな気がしてくるわけです。

 

結果的には、いろんな条件が重なって、変なミステリーになって、何故か謎解きを始めるという、何やってんだそんなことは良いから早く自殺しろよ!話が違うだろ!というツッコミが止まりませんが、結局見てるほうも仕方なく、それに付き合わされる訳です。

 

あるあるを言いたい(この作品は言わない)RGのネタみたいな映画です。

 

♪自殺あるあるを言いたい〜

 

早く言えよ!

 

♪集まったけど、結局、自殺しない〜

 

自殺しないのかよ

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3つ)

 

(まとめ:ミステリー要素の組み立ては練ってるが、終始見たいのはそこじゃない!サスペンス。個人的には自殺を止めたいというわかりきったハッピーエンドよりも、全員殺し合いになってた方が衝撃作といえる。そもそも、自殺志願で集まって最後に自殺しないってのは、話のまとめとしては良いけど、全然裏切りにも何にもなっていない。やることやってないだけで。自殺志願なのに自殺しないのかよってそんなビックリの仕方はないし。ただただ良い映画になってただけ。そもそもこの終わり方だと、この後の方がドラマとして、興味深い。ちゃんとその後彼らは、普通に生き続けられるのか、やっぱり人生に耐え切れず一人で自殺を選ぶのか。そこまで描いてこそだと思う。このハッピーエンドってのは、ときたまの気休めで一時的なもの。深く考えると根本的に解決したとは思えない。なので描き方としては、中途半端です。話とは関係ないけど、朝ドラに出るだけあって、杉咲花は演技上手いと思う。こういう若手総出演の作品は、横並びで見れるので、役柄を演じてるというか、結局騒いでるけど、お前じゃねえかっていう演技が結構ありますね。)

 

 

 

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映画「人狼ゲーム ラヴァーズ」の感想(ネタバレ)

  • 2019.11.29 Friday
  • 07:32

■映画「人狼ゲーム ラヴァーズ」の感想(ネタバレ)


■監督:綾部真弥
■出演:古畑星夏 池田純矢 佐生雪 平田雄也 溝口恵 前田航基 森高愛 春川芽生


【映画「人狼ゲーム ラヴァーズ」のあらすじ】

里離れた施設に集められ、実際に殺し合う人狼ゲームへの参加を強制された高校生たち。一同が状況を確認する中で、彼らはいずれもこのゲームが初めてではなく、過去にも参加させられ、辛くも生き延びた勝利者ばかりだと知る。一方、今回加えられた新たなサブ役職、2人ペアで片方が死ねば残りも死ぬが、生き残れば村人でも人狼でも無条件で勝利者となる“恋人”と恋人を選ぶ“キューピッド”の存在が、参加者を混乱させていく。

WOWOWから引用

【映画「人狼ゲーム ラヴァーズ」の感想(ネタバレ)】 

 

 

心理ゲーム“人狼”を題材に映画化した「人狼ゲーム」シリーズの第5弾。

 

第4弾を見てから大分経ってしまったが、再び人狼ゲームを見てみた。※まだ後2作品残っている。

 

今作では、新たに”キューピッド”と”恋人”という役職が追加されて、人狼ルールがまた複雑化している。

 

ちなみに過去作では、狂人とかは狐とか新たな役職が出てきていたが、今作ではそっちは引き継がれてはいない。もしそれらも引き継がれると、もうわけが分からないだろう。

 

毎回、この人狼ゲームの続編を見て思うのは、一度見ただけでは、登場人物の名前もすべて覚えられないし(すべて新キャストでさらに無名に近いキャストだし)、またルールも複雑化し、その中でいろいろ参加者で駆け引きをやってるようなのだが、今何やってるの?と思うこともしばしばで、細かい部分にはほとんど付いていけてない(笑)

 

結局、オチは、主人公が最後まで生き残るということで、そこを頼りになんとか見ているようなもの。

 

ちなみに、今作では、ゲームの運営側だった人間が登場してきて、人狼ゲームというものの裏側が多少明らかになるので、ストーリーとしては、ようやく進んだ印象がある。家族を自分の代わりに生贄にすることが出来たりとゲーム開始前の情報も出てくる。

 

しかし、駆け引き部分で言うと、新たに加わった恋人やキューピッドというのは、恋人が死んだら自分も同時に死ぬという連帯責任制みたいなもので、要素としては、駆け引きがより複雑化する反面、結局、この恋人の要素が強すぎて、これまでの基本ルールを台無しにしちゃってるとも言える。

 

村人でも恋人が人狼だった場合は、人狼を助けなきゃいけなくなり、話がよりごちゃごちゃしすぎという部分もある。

 

今作では、主人公(人狼)に対する、村人側に知能犯がいて、いろいろかき混ぜてきたりして、盛り上がりがあるが、一番大事な駆け引きの醍醐味が、一度見た位では理解に苦しむ。なんとなく言ってることはわかるが、そうだったのか!と胸にぐさりと来る感じにはならない。

 

かと言ってじっくりわかりやすく説明されたとしても(ライアーゲームのように図で説明すれば良いだろうが、そういう世界観でもない)、結局、説明セリフが多くなるだけで、それはそれでテンポも悪くなるしで、どっちにしても、この人狼ゲームは、記憶が苦手な人には、地獄だなと思う。

 

人の名前、個別の役職、さらに推理ととにかく覚えることが多すぎ。

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3つ)

 

(まとめ:主人公が人狼側という部分で作品としては共感がしにくい人狼ゲーム第5弾。人狼ゲームは、キャストにまだまだ無名の若手俳優を多く採用してるが、垢抜けずにまだまだ素人感丸出しの人たちも結構いて、学生の映画かと思うこともしばしば。ちなみに人狼ゲ−ム全般に言えることだが、見た目が良いキャスト(可愛いかったり、イケメン)が生き残る確率が非常に高い。今回は、村人側の知能犯(普通に学校にいそうな人)を応援していたけど、やっぱりダメでした。それと毎回手動で殺さなきゃいけないシーンは、相変わらずグダグダですね。あの設定いいかげんやめたらいいのにと思う。ちなみに主演の子(古畑星夏)はパシフィックヒムに出てた子だが、制服だと全然わからない。)

 

 

なんで俺なんだよ

 

あのデブのとこ行けよ!

 

-?

 

 

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映画「TEST10 テスト10」の感想(ネタバレ)

  • 2019.11.18 Monday
  • 07:24

■映画「TEST10 テスト10」の感想(ネタバレ)


■監督:エリック・ワーセンバーグ
■出演:トラヴィス・ヴァン・ウィンクル トリシア・ヘルファー エリック・ロバーツ ジョン・ブレガー マーセア・モンロー リク・ヤング


【映画「TEST10 テスト10」のあらすじ】

大学生のグレッグと友人のロブは、春休みの旅行資金を稼ごうと、高額報酬を目当てに新薬の臨床試験モニターの仕事に応募した。2人を含めた10人の被験者は郊外にある製薬会社の研究施設に集められ、そこで2週間を過ごすことになる。その間は外出も携帯電話の利用も禁じられ、24時間行動をモニターされる。楽に稼ぐためと窮屈さを我慢するグレッグたちだったが、新薬投与が進むうち、被験者たちの様子には異変が生じ……。

WOWOWから引用

【映画「TEST10 テスト10」の感想(ネタバレ)】 

 

 

マイケル・ベイが製作総指揮を務める海外ドラマ「ザ・ラストシップ」のトラヴィス・ヴァン・ウィンクルが主演したメディカルサスペンス。

 

新薬のモニターに参加したら…というよくある密室サスペンスモノを見つけたので見てみた。※録画自体は結構前の作品。

 

いきなりネタバレになるが、モニター内容は、自然治癒力を高めるための臨床試験だったという話。

 

薬を投与することで、ナイフで腕を深く切っても、皮膚が再生(自然治癒)していく能力ガ高まる効能がある一方、正常な人間に備わってるはずの機管理機能が大幅に鈍感(減退する)になるという副作用を持つ。

 

注射を投与された人間は次第に、薬を求めるだけの動物、ある種、肉を求めるゾンビのようになってしまう。

 

結果から見ると、ゾンビ系(描写)のよくある話とオチではあるが、科学的根拠や知見を基に話を作ってる部分もあり、意外と効能と副作用の関係には、なるほどなと説得力はある。

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.2)

 

(まとめ:B級感は感じさせつつも、中身は意外とよく出来てる方の密室サスペンス。誰しも、腕や足を失ったとしても、髪の毛のように再び生えたり、臓器を切っても元通りに回復したりするような完全治癒力は欲しいが、そっちの機能を高めると、一方で、回復力が高いあまり、死に対する感覚が鈍感になるらしい(映画の中の話)。自然治癒できるから、ケガや病気になっても別にいいやと不快感を気にしなくなる。この人間に備わってる不快(何かに対する気持ち悪いという感覚)とは一体なんなのか。このテーマはなかなか面白い。不快感があるからこそ(危機管理力が高い)人は、長く生きられると仮定すると、生きること(人生)は不快感(の原因)を消すための作業ともいえる。お金を稼ぐことは、お金がないことによるもろもろの不快感を消すためだが、そのお金を稼ぐ作業が不快(ストレス)だったりする。結果、何事にも不快感を感じなく自分を洗脳すれば(悟りを開けば)上がり。)

 

 

 

肝臓は強力な再生能力を

 

持つ器官よ

 

-?

 

ヒトデがそうであるように

 

細かく切断しても

 

適切な条件下なら

 

完全に再生するの

 

-?

 

 

不快感の役割は

 

何か研究されて

 

こなかったけど

 

”生存”に関係があると

 

考えられる

 

-?

 

 

吐き気や下痢など身体的な不快反応は

 

細菌から体を守ってる

 

近親相姦や食人に対する不快感は

 

種の存続を脅かす行為を防ぐためのものよ

 

-?

 

 

 

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映画「人魚の眠る家」の感想(ネタバレ)

  • 2019.11.01 Friday
  • 05:36

■映画「人魚の眠る家」の感想(ネタバレ)


■監督:堤幸彦
■出演:篠原涼子 西島秀俊 坂口健太郎 川栄李奈 山口紗弥加 田中哲司 田中泯 松坂慶子


【映画「人魚の眠る家」のあらすじ】

離婚寸前の薫子と和昌のもとに、祖母やいとこらとプールに行った娘の瑞穂が溺れて意識を失い、病院に運ばれたとの連絡が入る。薫子と和昌は病院に駆け付け、担当医から瑞穂を臓器移植のドナーにしないかと提案されるが薫子は拒否し、瑞穂を自宅に連れ帰る。やがて和昌が働くIT企業に勤める星野の研究が、瑞穂を生かす手助けになりそうだと考えた和昌と薫子は星野を呼び、彼に瑞穂を託す。やがて瑞穂の体に変化が表われるが……。

WOWOWから引用

【映画「人魚の眠る家」の感想(ネタバレ)】 

 

 

東野圭吾の同名小説を篠原涼子主演で映画化したミステリー。

 

また新たな東野圭吾作品を見つけたので見てみた。

 

東野圭吾作品を何本か見ていて思うのは、基本的に社会問題や最先端の科学(医学)の分野で新たに作者が知りえたことなどをヒントにして、そこからを物語を作っている。

 

少し前に見た「ダイイングアイ」(死ぬ瞬間の瞳(怨念))しかり、「片想い」(ジェンダー)しかり、この「人魚の眠る家」しかり。

 

何かしら、テーマの中で言いたいことがある。

 

ただの男女の恋愛だけとか、日常的な人間関係だけとか、特にそこに専門性がないような単純な作品みたいなのはない。何かしら知識自慢的な要素が入っている。

 

ちなみにこの「人魚の眠る家」で言えば、医学的な意味での人間の死と人としての死とは何か?について、脳死と心臓死をテーマにしている。

 

個人的に、その中で、一番気になったのが、医学的に死亡と判断される(脳死状態の人間(でも心臓は動いてる))を殺したら、法律上、殺人罪になるのか?といった問いかけ。

 

日本では、臓器移植をしない場合、人の死を、脳死と心臓死のどちらか一方によって、親族?の同意によって、死亡判定が選べるという二択システムが採用されているらしい。脳死の時点で死亡と判断しても良いし(臓器移植に同意なら脳死判定後、すぐに臓器移植を始める)、まだ生きてて欲しいと思えば、脳死状態のまま心臓死まで植物人間状態で強引に生かすことも出来る。

 

他の国は、脳死によってとか、あらかじめ決められた方法によって、どちらか一方のみを満たした時点で、自動的に決まるらしいのだが、日本だけは違うようだ。※詳しくは作品で。

 

個人的に、この作品で一番気になった部分は、上記の殺人罪のところ。

 

しかし、実際に症例がなかったからなのか、その答えはあきらかになることはなく、エンディングを迎えてしまう。

 

東野圭吾自身が、この作品を書く上で、たぶん気になっていたことだと思うのだが、やっぱりファンタジーではないので、適当なことは書けない(書いてはまずい)と判断したのか、そこの先に答えは用意されていない。

 

警察まで呼んで散々そこのテーマを盛り上げていたので、じゃあなんでそこ盛り上げたんだよというツッコミは、どうしても入れたくなってしまう。答え用意してないところを無理に持ち上げてた訳だから。

 

さらに言うと、そっちの答えが行き止まりだったので(倫理的に良くないと判断。親が娘を殺すのはさすがにね)、突如として、従姉妹が溺死(脳死に至る)事故の当時の話を上乗せするようにカミングアウトしてきたが、個人的には、そこの話はまるでいらなかったというか、むしろ邪魔にさえ思った。 従姉妹、でしゃばらなくて良い(笑)

 

結局、いろいろあって、話としては、よくある臓器移植家族のその後の感動系エピソードに収まった。

 

個人的には、最後まで攻め切って欲しかった。母親が娘を殺めて刑務所に入っていたある種、不幸だが、法律上、娘は死んでいなかったという幸福な?ラストの方が、もっと法律その他、人の死について、いろいろと考えさせられたかなと思う。

 

世界観が一部ちょっとホラーチックに描いてたので、このわかりやすい感動系ラストは、拍子抜けというか、安易な着地に思える。

 

脳死と心臓死で言えば、どちらにしても結局のところ医学上、ある種、奇跡が起きないと、意識が戻るまたは生き返るという復活(回復)はありえない訳で、そうなると、脳死といえど、心臓死にしても、前提として、意識が戻ったり、生き返ったりした際には必ず、その人の肉体という入れ物が常に、正常な状態で保存、または保持されていなければならない。この作品では主にそこに拘っている。

 

そういう前提で言えば、結局のところ、人間の死とは、肉体の死に限っての話なのか。

 

例えば、「キャプテンアメリカ ウィンターソルジャー」に出てきた博士のような、博士の脳のデータ(性格や記憶)だけをパソコンに残して、肉体は無いけど、電気的には、パソコン上で意識があり、会話も普通に出来る状態というのは、人の死ではないのか。

 

結局のところ、体に触れるとか、声が聞こえる、目で容姿がすぐに見えるとか、なんらかの情報で五感にすぐにアクセスできる状態であればあるほど、その人が生きている(死んでいない)と実感している。情報量の多さがよりリアリティに繋がる。

 

でも海外に住んでいて、実際に会ってはいないが、電話で時々話せれる状態でもまあいいわけだ。こういう場合は、見た目としての肉体の必要性は特に関係ない。そもそも、同じ家にいたとしても、部屋で区切っていれば、目の前に一緒にいない場合も多い。一日中家にいたら、外の空間が本当に同時に存在してるのかどうかも疑わしい。一応あるけど。

 

ある種、死とは、なんであれ、自分が気が向いたときにすぐにその人にアクセス出来ない状態(新たな個人情報がもらえなくなる)、それが永遠に持続するようになった瞬間ともいえる。記憶か物理的かは、長くなるので、この際置いておいて。

 

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.4)

 

(まとめ:奇抜なアイデアを無難なまとめで中途半端にしてしまった東野圭吾ミステリー作品。この映画を見ても分かるが、なかなかこんな娘をあやつり人形みたいな状態にして、生かしている人は少ないだろう。母親は至って真面目だが、他人事としてみてると、ある種、気持ち悪さとともに、どこかコメディにすら見えてくる。たけし軍団の誰かの両親(父親だったか母親だったか)が亡くなった時に、軍団員たちが酒に酔った勢いで両親の遺体を動かして遊んでいたという笑い話?があったが、その狂気?さを思い出した。老人と子供はまた違うけど。)

 

 

 

日本では

 

臓器移植をしない場合は

 

心臓死を持って

 

死とするとされているんです

 

-?

 

 

 

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映画「人狼ゲーム プリズン・ブレイク」の感想(ネタバレ)

  • 2019.08.25 Sunday
  • 08:22

■映画「人狼ゲーム プリズン・ブレイク」の感想(ネタバレ)


■監督:綾部真弥
■出演:小島梨里杏 渡辺佑太朗 清水尚弥 岡本夏美 花影香音 篠田諒 小山莉奈


【映画「人狼ゲーム プリズン・ブレイク」のあらすじ】

潜入捜査官“モグラ”として広域指定暴力団・数寄屋会に潜り込み、極道の世界にさらに潜っていく玲二。ある日、警視庁組織犯罪対策部のエースとして、正義感あふれるエリート警官・兜が就任し、数寄屋会とつながる玲二を目の敵にする。そして玲二に会長の轟から、極悪非道のチャイニーズマフィア、仙骨竜をたたきのめすという大きなミッションが与えられ、玲二は轟の娘・迦蓮のボディーガードとして会長の家に住むことになるが…。

WOWOWから引用

【映画「人狼ゲーム プリズン・ブレイク」の感想(ネタバレ)】 

 

 

心理ゲーム“人狼”を題材にした映画化版のシリーズ第4弾。

 

前回、第3弾を見てから止まっていた「人狼ゲーム」シリーズに戻り、再び見てみた。

 

今回からは預言者や霊媒師の占いから人狼認定される”狂人”という新たな役職が加わり、ルールがまたややこしくなっている。基本は、第三弾に出てきた新たな役職”狐”と似たような変化要素ではあるのだが、初期の人狼ルールから比べると、ルールが一個乗っかっている。

 

個人的に、普通の人狼ルール自体も正直あまりついていけていないのだが。

 

その原因は、そもそも、この人狼シリーズは、毎回登場人物が多い上に(いきなり10人くらいが一気に出てくる)、ほとんど新人俳優で顔がわからない、さらに、彼らに役名があってそれで呼ばれたところで最後まで見ても、誰が誰だか顔と名前が一致しない(まるで覚えられない)、それに加えて、人狼を探すために、顔と名前も分からない人達の各々の発言内容(投票で誰を指名したり)なども細かく覚える必要があったりと、記憶力大会みたいになっているのも大きい。

 

結局、いろいろ考えながら見てると、ほとんど、よくわからない状態で映画を見ていると言って良い(笑)

 

これは、普通にちゃんと見てたとしても、超人でもない限り、リアルタイムですべての情報を整理しきるのは、たぶん不可能だと思う。

 

ちなみに、製作側も多少その辺の観客への理解をあきらめていることもあり、誰が村人とか人狼とかの疑惑は、第一弾から比べるとあまり丁寧に描いていないというか重要でない。そもそも誰が何か?は主人公含め、今回は、全員隠されてるので(※たしか)、すべてを各々勝手に予想するしかない。

 

一応エンドロールで、俳優:役名とともにそれぞれの役職が明らかになって、答え合わせすることが出来るが、ただ、役名や俳優名を言われたところで、結局、顔と名前が一致してないので、あとでネットで調べない限り、その時点で誰が何かはわからない(笑)

 

っというか、第4弾ともなってくると、誰が村人とか人狼とか、ほとんど関係なくなってるように思う。※関係なくはないんだけど

 

結局、この映画は、最後に誰が生き残るのか?という部分が重要で、そこに行く過程の村人側と人狼側の攻防みたいなのは、もうほとんどあってないようなものといって良い(第4弾ともなると、俳優が変わってるだけでやってることはずっと同じだし、もうそのくだり見ました、のオンパレード)、だって、結局、主人公(主演)が最後まで残ってくる訳で、生き残ったものに対する、人狼ゲーム主催者側の決断(オチ)が、見どころというか、そこだけがただ知りたい映画。

 

ちなみに今回は、首輪が外せることに気づいたことで、人狼ゲームがほとんど関係なくなっているのも大きい。

 

ようやく、第4弾になって、映画としてちゃんとしてきたなという印象。

 

人狼ゲームにただ参加してるだけでは、主催者の手の平の上でずっと転がされてるだけなので、何も生産性がない。ゲームで生き残ったところで続いて第二回戦とかやってるようではまるで意味がないし。参加者は可哀想だが、映画としては、あまり見るべき物がない。

 

その意味では、ようやく施設から脱出して、外に出られたので、話が展開してきたなという感じ。まー脱出したところで終わってしまったので、あまり変わらないといえばそれまでだが。メイズランナーみたいな感じになってきた。

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.2)

 

(まとめ:ようやく今までのパターンを脱した人狼シリーズ第4弾。内容的には1.5倍の早見だが、ところどころ面白いところがある。やはり、今回一番良かったのは、男子生徒が女子生徒(主人公)を襲おうとするくだりだろう(笑)第4弾になってようやく、人間的なリアリティが出てきたなと思う。少し考えればゲームで死ぬと分かってる状況で、真面目に男女が見つめ合って純愛とかやってる場合じゃない(笑) そこを逆算して、いっそ死んでしまうなら襲ってしまえホトトギスと言わんばかりに、そういう行動に出る生徒が出てきても別におかしくはない。そもそも毎日殺人が行われてる状況なのに、そっちに向かない方が逆におかしい。ちなみに男子が襲ってたとこを見つけて、騒ぎ立てる別の女子という描写も良かった。ここは非常に本当の学校っぽくってリアリティがある。同級生を勢いに任せて襲っちゃうって(未遂だからなんだけど)のは、その男のキャラクターもあるんだけど、非常に面白い。ここのシ−ンのばかばかしい空気感が良かった。そして、その行為に対する、別の女子生徒のセリフがさらに秀逸です(笑)意外とこの第四弾は作品の完成度は高いかもです。)

 

 

クズは、クズだと思う

 

いじめられっ子の中にも

 

どんな社会的弱者の中にも

 

クズは存在するの

 

-?

 

 

もちろんいじめる側は

 

みんなクズだけど

 

-?

 

 

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映画「人狼ゲーム クレイジーフォックス」の感想(ネタバレ)

  • 2019.07.03 Wednesday
  • 06:39

■映画「人狼ゲーム クレイジーフォックス」の感想(ネタバレ)


■監督:綾部真弥
■出演者:高月彩良 冨手麻妙 柾木玲弥 斎藤嘉樹 萩原みのり 冨田佳輔 長村航希


【映画「人狼ゲーム クレイジーフォックス」のあらすじ】

何者かに拉致され、人里離れた施設に集められた高校生たち。遠隔操作で締まる首輪を着けられた彼らは、理由も分からず命懸けの“人狼ゲーム”を強要されることになる。プレーヤー=村人の中に正体を隠した人狼が3人。村人が人狼を全滅させるか、人狼と村人が同数になるまで殺し合いが続く。そんな中、最後まで生き残っていれば自分ひとりが勝利者となれる“狐”の役職カードを引いたあやかは、ひとりの男子に一目惚れして……。

WOWOWから引用

【映画「人狼ゲーム クレイジーフォックス」の感想(ネタバレ)】 

 

 

「黒崎くんの言いなりになんてならない」の高月彩良が主演した心理ゲーム“人狼”をモチーフにした人気スリラーの第3弾。

 

少し前にWOWOWで人狼ゲームの関連映画が一挙放送してたので、そこから選んでみた。

 

桜庭ななみ主演の1作目は少し前に見てオチが面白かったが、土屋太鳳主演の2作目は、大分前にDVDで見てしまい、もう一回改めて見るほどでもないので、今回は飛ばして、3作目の「人狼ゲーム クレイジーフォックス」の感想を。

 

まず1作目との違いは(※二作目は生き残った人間しか覚えてないので比較はできない)、タイトルにあるように、”狐”という新たなカードが追加されていること。

 

それによって、今回は、人狼、村人(預言者、用心棒、霊媒師含む)、狐という3グループの戦いになっている。

 

ただ、狐は一人のみで、預言者に占われてもいけない上に(占われただけで死んでしまう)、最後まで全員を騙し続けなければ、生き残れないという縛りがある。

 

その新しいカード:”狐”に選ばれたのが、この作品のヒロイン。

 

またそれに加え、対戦相手の男子高生に一目ぼれしてしまったことで、自分が生き延びることとともに、好きな人を死なせないようにしようとするのが、本作に新たに加わった部分だろうか。

 

ただ、相変わらず内容は、泥臭い高校生同士の人殺しゲームで、過去作とそれほど代わり映えしない。人狼を仕掛ける主催者の目的や正体等の根本的な謎についても最後まで見ても一向に明らかになっていない。っというかあきらめている。

 

また今回は、ほとんどのメンバーが一回戦の勝ち残りメンバーということがのちのちわかるが、その部分で、ちょっとした一回戦をともに過ごしたメンバー内での駆け引きや友情がある。

 

だからと言ってやってることは同じなんだけど。

 

 

 

評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

 

(まとめ:特に代わり映えしない人狼ゲームの第三弾。この第三弾で一番気になったのが、人狼役が夜中に村人を殺す際に、大声で騒ぎ立てているのに、誰も気づかないこと。その時もそうだが、翌朝になってもその事を誰も指摘しない。みんなぐっすり夢の中…。あれだけ大声で騒いでれば、人狼が誰かは、バレバレだと思うが。こういう根本的なシーンの緊張感の管理が出来ていないのもやはり、人狼ゲームがB級作品から出ないところなんだろう。「監督、ここの彼女の演技が激しすぎて、他の参加者に人狼だってことバレないですか?」「…みんな夜はぐっすり寝てるんだよ」「…人狼が夜中に殺しにやってくるの事前に分かってるのにぐっすり寝てられますかね」「お前はどう思う?」「…俺、絶対寝てられないです」「そうだよな、普通はそうだよ、でもな、ここに集まった人間ってのは、どんな時でもみんな夜ぐっすり寝れるタイプの人間なんだよ」「知らなかったです、こんなとこにも深い人物設定の意味があったんですね、監督」「そうだよ、お前、映画ってのはな…」…アホだな(笑))

 

 

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