映画「さよなら渓谷」の感想(ネタバレ)

2016.08.07 Sunday 邦画 サスペンス/ミステリー/スリラー

■映画「さよなら渓谷」の感想(ネタバレ)

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■監督:大森立嗣
■出演者:真木よう子 大西信満 鈴木杏 井浦新 新井浩文 大森南朋

WOWOWで放送していた映画「さよなら渓谷」を鑑賞。

【映画「さよなら渓谷」のあらすじ】

都会から離れ、緑に覆われた渓谷がある町で幼児が母親に殺害されるというショッキングな事件が起きる。母親の逮捕で事件は解決したかに見えたが、ある通報により、隣に住む尾崎が彼女と不倫関係にあったことが分かり、共犯の疑いが掛けられる。しかも通報したのは尾崎の妻のかなこだった。事件の取材に当たっていた週刊誌記者の渡辺は、夫婦が必要最小限の物しか持たず、隠れるようにして生活していることに引っ掛かりを感じる。 

WOWOWから引用

【映画「さよなら渓谷」の感想(ネタバレ)】


吉田修一の小説を「まほろ駅前多田便利軒」の大森立嗣(灰畏友:大森南朋の兄)が真木よう子を主演に迎えて映画化した人間ドラマ。

真木よう子が熱演(体当たり演技)しているということで見てみた。

内容は、あらすじ(隣人の殺人事件から考える)だとややこしいが、コンパクトにまとめると、学生時代(大学?)に集団レイプ事件を起こした男とその被害者の友人の女性の話です。

レイプした男は、その後反省し女性に命を捧げる覚悟で償うが、女性の方は、絶対に許さないという姿勢を崩さない。その一方で、お互いが過去の不幸を背負った運命共同体として結合し、なぜか傍から見たら夫婦のように暮らしていたということがわかる。

罪を許してほしい、絶対に許さないという二人の平行線だった感情も次第に、女性の方がその関係から抜け出そうとして置手紙を書いて失踪(男を許した?)、しかし、男は、罪の意識の他に、彼女に対する好意?もあるようで、失踪した彼女を探すと言い始める。

最後に、記者は、彼に、あの事件が起きた人生と、起きない人生どちらが良かったか?と尋ねるが、彼は、複雑な表情を浮かべ…。(最後は答えずに終了)end

犯罪の加害者と被害者だけしかわからない複雑な人間関係と感情を描いた話で、被害者から罪を許されたら(もう償わなくて良いと言われたら)、加害者にとっては、そこがある種の区切りではあるが、だからと言って、被害者に対する、加害者の罪の意識がすべて消えさるわけではない。

また前提として、加害者は被害者に対して、いつまでどれだけ償わなければならないのかも感情の話で不明確だ。※刑事事件としては、裁判で刑期等は、あきらかになるが。個人間の感情では賠償金をいくら払ったからそれで終わりと言うものでもない。

もちろん、被害者も加害者を許したからと言って、その事件に関する感情がきれいさっぱり無くなるわけでもない。どちらも区切りをつけようがつけまいが、気持ちは無くなることなく、死ぬまで果てしなく引きずって(続いて)しまう。

しかし、お互いどこかの時点でこの不幸な物理的な関係をきっぱりとやめたいと願っているのはたしかで、どちらも一緒にいても、何一つ得が無い。※彼らの言葉から

この映画を見ながら、どこか日韓の歴史問題と非常に似ているなと思ってしまった。例えば、この話は、個人間の話なので、彼らのどちらか、または、両方が亡くなった時点で、ほぼすべての問題は、一応の終わりを迎えるのだが、国同士の問題は、外交問題でもあるので、引きずっていこうと思えば、いくらでも引きずることが可能だ。外交政策として利用できる価値が十二分にある。

ただ、その場合の被害者という概念は、戦時中に当事者が直接的に受けたものとは、まるで異なったものになっている。

 

特に時間が経過すればするほどに、当時の被害者は死んでいなくなってしまうわけで(もちろん加害者も)、その後に残されたものが、その当事者が感じた被害者の意識だけを次の世代へ次の世代へと、同じように引き継いでいく、または加害者側も同じように次の世代が加害者意識を引き継いでいくという、負の連鎖行動に果たして、意味はあるのだろうかと思うばかりである。



評価 ★★★☆☆ (星3.2)

(まとめ:真木よう子が熱演していた人間ドラマ。いわゆる女優の体当たり演技(ヌード)と言う部分では、大事な部分はほぼ見えないので、そこに期待はしない方がいいです。ちなみにこの映画を客観的に見ると、どうも加害者の男の方にレイプ事件に発展する際に動機となった被害者の彼女に対する、恋心や恋愛感情が無くはないよう(完全にある)で、単純にレイプ罪とは別のところにも問題が隠れているような気がしてしまう。彼女が失踪した後もほっとかずにあえて探す作業についても、単純に償いの意識から来るものかというよりも、彼女に対する恋愛感情が後押ししているような気がしないでもない。(一緒にいたい) ちなみにそういった感情が含まれるのなら、傍からみたら、もう彼については、勝手にしてというしかない。また彼女もそういうの彼の行為を受け入れてしまうなら(彼と肉体関係を再び持ってしまう)のなら、もう勝手にしてというしかない。不幸を背負う作業というのもわかるが、同じところをぐるぐる回っていて、気の毒でしかない。罪の共有者ならではの苦悩という部分はわかるが、お互いが前向きな解決と言う部分ではない方向に自ら共に落ちていこうとするなら、もう誰も何もいえることはない。本人が自由意志のもとにそう選択してるなら、もう周りの人間は彼らに対して、こうするべきと言うことはできない。ほっておくしかない。)


私が死んであんたが幸せに

なるんだったら

私は絶対に死にたくない

あんたが死んで楽になるんだったら

あたしは絶対にあんたを死なせない

こんなことで楽になろうとしないでよ





私たちは幸せになろうとして

一緒にいるんじゃないって


-?


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映画「凶悪」の感想(ネタバレ)

2016.04.05 Tuesday 邦画 サスペンス/ミステリー/スリラー

■映画「凶悪」の感想(ネタバレ)



■監督:白石和彌
■出演者:山田孝之 ピエール瀧 リリー・フランキー 池脇千鶴 白川和子

WOWOWで放送していた映画「凶悪」を鑑賞。

【映画「凶悪」のあらすじ】

スクープ雑誌「明潮24」の編集部に、ある日、獄中の死刑囚・須藤から手紙が届く。そこには、自分にはまだ3件の殺人を犯した余罪がある、自分は死刑宣告を受けたのに、本来その首謀者たる男は、今なお世間でのうのうと暮らしているのが悔しくて許せないので、その事実をぜひ貴誌で公表して世間に知らしめてほしい、と書かれていた。当初は半信半疑だった記者の藤井だが、取材を進めるうちにそれが本当だと確信するようになる。

WOWOWから引用

【映画「凶悪」の感想(ネタバレ)】


山田孝之主演の実話を基にした人間ドラマ。

「凶悪」という、いかにもなタイトルから選んでみた。

内容は、死刑囚が新たに語った、あきらかになってない過去の悪事(殺人事件)を辿ることになった記者の話。

基本的には、死刑囚目線(実行犯)と記者目線(客観的、証拠集め、証拠探し)の両方から描かれている。

ちなみに序盤は、実行犯目線で始まり凶悪というタイトル通り、人間を人間として扱わないような卑劣行為(殺人等)が描かれていて、常人には、ただただ見ていて、気持ちが不快になった。

しばらく見てて、なんでこんな不快な映像をずっと見させられているのか、そして、自分はなんの利益があって、それをずっと見ているんだと、多少後悔の念にかられた。

その後、記者目線となり、過去の殺人事件の真相解明へと話が進み(謎解き)、それらの事件が実際に起きたと認定できるだけの証拠がようやく集まると、再び実行犯目線となる。

序盤のシーンと繋がるように再び中盤で数々の悪事(殺人や死体遺棄等)が描かれる。ちょうど須藤(ピエール滝)の共犯者の木村(リリーフランキー)という男がメインとなって躍り出てくる。

ただ、このリリーフランキー演じる木村だが、キャラクターに緊張感がなく、殺人や死体遺棄の行為などに罪の意識が微塵も無くほとんどゲーム感覚で行っている。※須藤も同じだが。

そのせいなのか、通常なら目を伏せたくなる暴力行為等が、表現は悪いが、なぜか非常に面白く見えてしまうのだ。

こうしちゃったらいいんじゃない、こうしようよ。みたいな軽いノリで暴力行為をやっている。

よく自分が本当に楽しんでやらないとお客さんにその楽しさは伝わらないよ、という、エンターテメントでの演者の共感表現論みたいなものがあるが、この映画もまさにそれにあたる気がする。

本人たちが心から楽しんでやってるのを見させられると、こちらもなぜか犯罪行為なのに、なんとなく面白く(楽しく)見えてきてしまうのだ。実際、シーンとしては、そういう犯罪をネタ(暴力=SMのSを題材)にしたお笑いコントのようなシーンになっている。おじいちゃんをいたぶるシーン。※そう見えてしまうと言った方がいいかな。

そんな訳で、題材はすごい真面目な話で、最終的には、犯罪と刑罰(被害者は死んでるのに、犯罪者は普通に生きている現実)や認知症の老人介護問題など、いろいろ世間に対する、問いかけを行っている社会派ドラマだが、途中にお笑いコントのようなシーンが混ざっており、なんとも評価が難しい。

個人的には、中盤以降の実行犯目線って特にいらなかったように思います。実際、客観的に描かれる記者目線では、殺人行為は話だけで、細部は謎の部分が多いので、実際にに描かず、話だけ聞かせて、後は、視聴者の想像に任せてもいいんじゃないでしょうか。

結果、その部分が面白くなっちゃってるわけだし。


評価 ★★★☆☆ (星3.3)

(まとめ:ピエール滝&リリーフランキーを犯罪者に選んでしまったキャスト(人選)ミスの人間ドラマです。シリアス演技は、当たり役のように良いのだが、この二人は、ある種、笑い(コメディ演技も出来る)の面白さをわかっている人たちで、そういう方向であきらかに一部演じてしまっているため、非常にコント色が強く出てしまった。それに対して、監督は、その空気感に全く気付かなかったのか、それをあえて良しとしてしまったのかはわからないが、とりあえずシーンが使われている=OKを出してしまった時点で、映画監督としてのそっちの感覚に疑問が残ります。こういうテーマで遊んだらダメでしょう。作品通してみた時に、中盤の部分(コントのみ)が異様に浮いちゃってるもん。)




どこの世界に

出所した後で

組に金入れるヤクザが

いるんだよ

ありえねえだろ


-?



お前んとこの頭

俺がぶっこんでやっから


-?


善悪どうでもいい

-?


親から受け継いだ土地に

あぐらをかいて

仕舞いには借金まみれ

そんなどうしようもない老人が

次から次へと現れる

そいつらをただ殺すだけで

金が溢れてくる

まるで油田だよ


-?



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映画「シベリア超特急」の感想(ネタバレ)

2015.08.16 Sunday 邦画 サスペンス/ミステリー/スリラー

■映画「シベリア超特急」の感想(ネタバレ)



■監督:水野晴郎
■出演者:水野晴郎 かたせ梨乃 菊池孝典 アガタ・モレシャン シェリー・スェニー 占野しげる 西田和昭

WOWOWで放送していた映画「シベリア超特急」を鑑賞。

【映画「シベリア超特急」のあらすじ】

第二次世界大戦が近づく中、欧州視察やヒトラーとの会見を終えた陸軍大将・山下奉文はシベリア超特急で帰途に就く。モスクワから終着駅・満州へ向けた7日間の旅の最終日、突然事件が発生。同じ列車に乗り合わせたソ連軍大佐が何者かに毒殺されてしまった。事件はそれだけでは収まらず、ひとりまたひとりと乗客が姿を消す。山下将軍と部下たちは、事件の捜査に乗り出すが、その矢先、姿を見せない暗殺者が山下将軍を標的にし……。

WOWOWから引用

【映画「シベリア超特急」の感想(ネタバレ)】 


映画評論家・故:水野晴郎が製作・原作・脚本・主演、監督と計5役に携わったサスペンスミステリー。

最近「シベリア超特急」が1.2.3と連続で放送していたので、見てみた。

一部のファンから人気があるというこの「シベリア超特急」シリーズだが、個人的にはタイトル位で内容は、謎解きサスペンス?程度でほとんど知らない状態で見てみたが、その感想を、一言で表すと、なんでしょうこの映画?。です。

今まで出会ったことがない、ジャンルというか、凡人にはよくわからない構成、演出の数々。

セオリーをことごとく壊していく?手法。というか、ただ、決して既存の物をあえて壊そうとしてるという細部まで練られた技巧派な内容ではなく、ただ単純にクオリティが人に見せるレベルに至っていないのかもしれないが(笑)、とにかく、発想の個性、独走感は、唯一無二の世界です。※水野晴郎自身の棒読み演技含め。

まさかこんな人が昔、金曜ロードショーで映画を紹介していたかと思うと、なかなかの大抜擢(個性派)だったと思います。そういう意味で、昔の金、土、日と週末に映画を放送、紹介していた映画人はみんな個性強かったなと思います。

ちなみに松本人志が初監督した「大日本人」が公開されたとき、映画通の中には、これが映画?という、今までの既存の映画と比べて、そう評価する人が結構いたが、この「シベリア超特急」もその路線だと感じる。

今まで見て来た映画とはこういうモノだという自分の中に蓄積された固定観念があれば、それをことごとく壊していく。

ただ、それが、理論的に最終的にどんでん返し(壊す)という部分で成功してるか、成功してないかと言う部分で、前者「大日本人」と後者「シベリア超特急」の違いだろうと思う。

前者「大日本人」はわかりやすいが、この「シベリア超特急」は、大どんでん返し?(遊び)の必要性は、ほぼ意味不明だ。


評価 ------ (星 無評価)

(まとめ:とりあえず水野晴郎自身の陸軍大将・山下奉文やアガサクリスティへの尊敬(影響)をすごい感じる自己満足サスペンス。また水野晴郎の戦争感(ドイツ、ロシア、ウイグル人等の登場人物に反映)も映画の中で多く語られている(とにかく世間に対して言いたいことが多いのだろう)。ただ、テーマ(主題)となる密室サスペンスについては、犯人探しと言う謎解きサスペンスの面白さは、視聴者に対して情報が整理されて提供されておらず(不親切で)、どうもよくわからない。巻き戻して確認すれば、理解できるとは思うが、一度見た中で、誰々が何号室に居てという、全員の所在の整理は、ほぼ不可能に近い。名前を覚えるだけでもやっかいだし。
とにかく、かなりの問題作だが、映画好きなら自分の固定観念をリセットする意味でも、一度は見といても良いかなと思う。…時間の無駄になるかもしれないけど。話のネタとしては良いでしょう。)



バカ起きてる

ちゃんと報告せえ


-?


グレタの服もこの車両の

どこかに引っかかってる

可能性もあるぞ


-?


閣下の推理が正しいとしても

証拠はひとつもありません


-?


これが証拠だ

-?


名演技だったよ

-?


ありがとう

あなた優しいのね


-?


いやあごくろうさんでした

どうもどうも


-?


やってることと

現実は別か


-?


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映画「万能鑑定士Q モナ・リザの瞳」の感想(ネタバレ)

2015.07.31 Friday 邦画 サスペンス/ミステリー/スリラー

■映画「万能鑑定士Q モナ・リザの瞳」の感想(ネタバレ)



■監督:佐藤信介
■出演者:綾瀬はるか 松坂桃李 初音映莉子 ピエール・ドゥラドンシャン 橋本じゅん 角替和枝 村上弘明

WOWOWで放送していた映画「万能鑑定士Q モナ・リザの瞳」を鑑賞。

【映画「万能鑑定士Q モナ・リザの瞳」のあらすじ】

類まれなる鑑定の才能を開花させ、“万能鑑定士Q”という店を経営している莉子。彼女のもとにルーブル美術館のアジア圏代理人・朝比奈が訪ねてきて、40年ぶりに来日する「モナ・リザ」の警備強化のための臨時学芸員に推薦される。密着取材を続ける記者の小笠原は彼女とともにパリへ行く。莉子はルーブル美術館で行なわれた採用テストに見事合格し、もうひとりの合格者、美沙とともに軽井沢でハードな訓練をこなしていくが……。

WOWOWから引用

【映画「万能鑑定士Q モナ・リザの瞳」の感想(ネタバレ)】 


松岡圭祐による小説シリーズを綾瀬はるかと松坂桃李共演で映画化したミステリー。

綾瀬はるか主演だったので見てみた。

特に内容(あらすじ)は知らずに見たが、レオナルドダヴィンチの名作モナリザのニセモノと本物を巡るミステリーをテーマになかなかの出来です。特にアクションとかで見せる訳でもなく、単純にストーリーの良さで最後まで程よく緊張感があって見れる。

とは言っても、特に語るほど内容はないんだけども。

一応、このストーリーの中では、モナリザの本物の絵画の裏の板には「H29」というサインが書かれているらしいが(ニセモノは、1503)、実際はどうなのだろうか。映画のためのフィクションの話なのか、本当の話なのかは、実際に本物を見たことがないので、なんとも言えない。

また、このストーリーで語られてる話同様、ルーブル美術館に飾ってある本物すら、盗難対策により、展示がニセモノの可能性も否定できない。意外と本物と言われてるので、本物のつもりで見てるのが、実際はニセモノで、それが本物だと思い込まされてる可能性ある。


評価 ★★★☆☆ (星3.4)

(まとめ:綾瀬はるかが好きならとりあえず見といても良い及第点のミステリーサスペンス。好感度が高い松坂桃李のキャラクターとともに良しです。あとは、途中で流れるクラシック音楽は、スピーカーの再生環境が整えば、かなり素晴らしい質感で再現される。最近、アンプとスピーカーを変えてみたが、WOWOWのAAC音源でも十分な音が楽しめることに気付いた。市販のブルーレイとか、いらないかも。)



喜怒哀楽どれか強い感情をセットにして

記憶するみたいな

臭いとかも嗅いで泣くみたいな


-?


モナリザの真贋を見極める上で

もっとも重要な要素は

口元ではなく瞳である


-?


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映画「遠くでずっとそばにいる」の感想(ネタバレ)

2014.09.01 Monday 邦画 サスペンス/ミステリー/スリラー

■映画「遠くでずっとそばにいる」の感想(ネタバレ)




■監督:長澤雅彦
■出演者:倉科カナ 中野裕太 伽奈 清水くるみ 徳井義実 六角精児 岡田奈々

WOWOWで放送していた映画「遠くでずっとそばにいる」を鑑賞。

【映画「遠くでずっとそばにいる」のあらすじ】

27歳の朔美は、事故で10年分の記憶を失い、意識だけが17歳へと戻ってしまった。周囲の人々は朔美の無事を喜びながらも、過去からやって来たような彼女のふるまいに戸惑いを隠せない。そんな中、朔美は恋人と思われる良彦や、高校時代の同級生だった薫の助けを借りて失われた記憶をたどる。だが卒業や就職、恋愛など失われた10年の記憶はあまりに大きく、彼女にとっては思い出したくない過去に向き合うことにもなっていく。

WOWOWから引用

【映画「遠くでずっとそばにいる」の感想(ネタバレ)】


狗飼恭子の同名小説を、倉科カナ主演で映画化した恋愛ミステリー。

前回見た「陽だまりの彼女」が良かったので、同じような邦画の恋愛作品を選んでみた。といってもこっちはサスペンス(ミステリー)が入っているけど。

簡単なあらすじは、上記の通りで、10年間の記憶が無くなってしまった女性の失った自分の記憶を探すミステリー。

記憶を失って目を覚ました主人公と同じ目線で話が進むため、ほぼ見ている側もわからないことだらけ。昨日食べた飯が何か思い出せないとかどうでもいい情報ではなく、根本的な人間関係の記憶が無くなることの怖さは少し伝わってくる。相手は知ってるけど自分は相手のことを知らない。

ただ、設定上、探っていくと真実に繋がっていく、ほぼ後だしの作品なので、状況がすべて揃った上で行われる通常のサスペンスとはやや異なる。記憶が続かない映画「メメント」と比べると、後で繰り返して見たくなるような遊びはない。

結果的には、記憶を失うに至る事故原因は、自らの自殺による交通事故だとわかる。自殺に至る理由は、こちらも彼氏の車に同乗中に事故に巻き込まれ、彼氏は死去。そのショックに耐えられず、自殺を繰り返していた過去があったというもの。その話が、記憶をたどるなか、徐々に明かされていく。

基本的には、彼女の過去がずっとわからないので(設定なので仕方ないが)、この人はこういう過去を持ったこういう人間なんだとわからないので、キャラクターに感情移入するのは難しい。そのため、最後のどんでん返し(悲しい過去)に触れても、感動は薄い。あまり入りこめない。

個人的には、ミステリーと言っても紐解くとシンプルで、彼女の記憶がないことをいいことに、ウソをつく仲間がいて、もっと内容がぐちゃぐちゃしててもいいかなと思う。意外とすっきりしている。※お金を借りたきり、そのことを黙っておく人はいたけど。実は過去に付き合ってたと言って、言い寄ってくる男が何人かいたっていい。

主演の倉科カナは、ドラマ作品とか見たことないが、なかなか良い。このヒロインの性格が楽観的なので世界観が重くならず見やすい。倉科カナの魅力は、出てると思うが、作品上「陽だまりの彼女」の上野樹里みたいに持ち上げられる演出はないので、その辺の良さはない。自然体のキャラクターは良い。


評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(可もなく不可もなくの恋愛サスペンス。倉科カナのファンなら見といていいかなというレベル。それ以外は、それほどおすすめする要素はない。チュートリアルの徳井が一応脇役で出ている。キャラクターはいいのに、設定が諸刃の剣で、感情移入があまり出来ない(入り込めない)のが欠点。)



朔美ちゃんは運がいいよ

だって朔美ちゃんは

一生その人を好きでいられるんだよ

もう会えないかもしれないけど

嫌いになることはないんだよ

生きてて良かったね

生きてる限り永遠に

片思いは出来るもんね


-?


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映画「カイジ2 人生奪回ゲーム」の感想(ネタバレ)

2013.12.24 Tuesday 邦画 サスペンス/ミステリー/スリラー

■映画「カイジ2 人生奪回ゲーム」の感想(ネタバレ)





■監督:佐藤東弥
■出演者:藤原竜也 伊勢谷友介 吉高由里子 生瀬勝久 香川照之 松尾スズキ   

WOWOWで放送していた映画「カイジ2 人生奪回ゲーム」を鑑賞。

【映画「カイジ2 人生奪回ゲーム」のあらすじ】

命懸けのゲームに勝って多額の借金をチャラにしたはずの青年カイジ。しかし1年もたたないうちにまたしても借金まみれの“負け組”に転落する。地下の強制労働施設送りとなったカイジだが、仲間から募った金を手に、2週間だけ地上に出ることを許される。自分と仲間たちの借金2億円を2週間で返す方法を考えるカイジは、偶然にも帝愛グループが経営する裏カジノの招待券を手にして潜入する。そこには因縁の相手、一条がいて……。

※WOWOWから引用

【映画「カイジ2 人生奪回ゲーム」の感想(ネタバレ)】


福本伸行の人気原作コミックを藤原竜也主演で描いたシリーズ第2作。

物語は、多額の借金を抱え、地下で強制労働することになった男が、同じように借金を抱える仲間を代表して、彼らの借金総額2億円を2週間で稼ごうとギャンブルする話。

2011年制作という2年前の続編だが、WOWOWでようやく初放送されたので見てみた。

この映画版「カイジ」は、前作もそれなりに面白かったと記憶してるが、この続編も普通に面白い。2時間超えの作品だが、途中で飽きることなく一気に見れた。よく出来ている。

特に、2週間で2億円稼ぐというタイムリミット機能が効いてるのもあって、1発4000円の高レートパチンコ台攻略は、緊張感があって楽しめる。

ビルごと傾けるどんでん返しもなかなか。

最後の方のパチンコ台の前で、熱くなってるカイジら大人の姿(演技合戦)はちょっと面白い。※俳優の演技が全員熱い。俳優は大変だ。

このカイジの良さ(面白さ)は、しっかりと人間の本質を隠さず突いた部分にあると思う。テーマや設定はフィクションだが、ちゃんとそこで動いてる人は人間が描かれている。


評価 ★★★★☆ (星4.2)

(ハラハラドキドキが安定で楽しめるカイジの続編。カイジを演じている藤原竜也だが、何本か出演作を見てるが、彼の演技はどれも一緒の気がしてならない(笑) 「インシテミル」も同じ感じだったし。演技力はなくないんだけど、演じ方の個性が強すぎるのか、みんなやや神経質な同じキャラクターに見えてしまう。ま〜別にいいんだけどね。吉高由里子が紅一点で花を添えてるが、嫌な役をやっててもそんなに嫌な感じがしない。)



人生のあらゆる場面で役に立つ

1に勇気、2に度胸

3に覚悟だ


-利根川


あなたが戦うのは

自分が生き残るため


-一条


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映画「黄金を抱いて翔べ」の感想(ネタバレ)

2013.11.21 Thursday 邦画 サスペンス/ミステリー/スリラー

■映画「黄金を抱いて翔べ」の感想(ネタバレ)




■監督:井筒和幸
■出演者:妻夫木聡 浅野忠信 桐谷健太 溝端淳平 チャンミン 西田敏行 中村ゆり

WOWOWで放送していた映画「黄金を抱いて翔べ」を鑑賞。

【映画「黄金を抱いて翔べ」のあらすじ】

二十数年ぶりに故郷の大阪に帰った幸田は、過去に過激派や犯罪者を相手に調達屋をしてきたが、学生時代からの友人・北川は彼に、ある大手銀行の本店地下にある240億円分の金塊を強奪しようと持ちかける。北川と幸田は北朝鮮の元スパイであるモモら計画に必要なエキスパートたちを集め、総勢6人の強奪チームを結成。準備を開始するが、ダイナマイトを盗んだのを機に幸田を知る裏社会の人物が接触してきて、事態は意外な方向へ。

※WOWOWから引用

【映画「黄金を抱いて翔べ」の感想(ネタバレ)】


高村薫の原作小説を、妻夫木聡浅野忠信、東方神起のチャンミンらを迎えて井筒和幸監督が映画化したサスペンス。

物語は、ある銀行の地下に眠る金塊を強奪しようと計画した男たちの話。

「パッチギ」や「ヒーローショー」の井筒監督の新作ということでチェック。

東方神起のチャンミンが出ていたり、妻夫木、浅野忠信などキャストはかなり豪華。

内容は、ミニミニ大作戦みたいな、ハリウッド作品ではよくある、チームでの強奪計画を実行する話で、そこに新らしさはないものの、最初から最後まで程よく緊張が漂っていて、普通に楽しめる。

これまで井筒監督ってどこか一癖あるマイナーな感じの映画(三谷幸喜作品の逆)を作っている印象があったが、こういう娯楽に徹したような正統派な映画も撮れるのかと思った。

登場人物の背景が語られないので、なぜそんなにいろいろ計画できるのか謎は残るが、途中でもたついたりすること無く、最後まで興味性だけで全然見れてしまうパワーがある。

中盤のサバ寿司のくだりは、悲しい部分なのに、なんか面白い。そこで喰うのか(笑) 喰う瞬間そこしかないけど。

ラストは、かなり消化不良だけど、そこはま〜いいでしょ。


評価 ★★★★☆ (星4つ)

(井筒監督らしくないどこかメジャー感を感じるサスペンス。たぶん出演者が芸人でなく、ちゃんとした俳優を使っているからだと思うが、なんかメジャーだな(映画を見てるな)って思う。あと、妻夫木君はいつからか演技がすごく上手くなった。悪い役が板についてきた。そして、井筒監督作品によく出ている印象がある中村ゆりはやっぱり良い。)



人間のいる土地はすべて嫌いだ

人間のいない土地を探していた

世界にはそういう土地が

まだ残っているはずだし

俺はそこで人間をやめる

そう決めていた


-幸田



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映画「クライムダウン」の感想(ネタバレ)

2013.11.06 Wednesday 邦画 サスペンス/ミステリー/スリラー

■映画「クライムダウン」の感想(ネタバレ)




■監督:ジュリアン・ギルビー
■出演者:メリッサ・ジョージ エド・スペリーアス ショーン・ハリス イーモン・ウォーカー アレック・ニューマン ホリー・ボイド

WOWOWで放送していた映画「クライムダウン」を鑑賞。

【映画「クライムダウン」のあらすじ】

アリソンやエドたち5人の登山者は、スコットランド高地へ入山し、険しい山頂へのアタックを控えていた。2日目、彼らは地面から突き出した不審なパイプを発見し、かすかに聞こえる叫び声を耳にする。5人が掘り返してみると、地中の箱の中に言葉の通じない外国人の少女・アナがとらわれていた。アナを保護した彼らだが、警察に連絡するにも下山して遠くまで歩かねばならない。そんな矢先、彼らは何者かからの襲撃を受け……。

※WOWOWから引用

【映画「クライムダウン」の感想(ネタバレ)】


トライアングル 」のメリッサ・ジョージ主演のサスペンススリラー。

物語は、登山家のあるグループが山登り中に森で地面に生き埋め監禁された少女を発見。すぐさま下山を試みるも、何者かの追っ手に命を狙われ…という話。

WOWOWの番組情報で山岳地帯で展開するシチュエーションスリラーと書いてたので気になってみた。

山全体をシチュエーションととらえるのは、範囲が広過ぎで言い方としてどうかと思うが、内容に関しては、最近見た映画の中ではベストなアクションサスペンス。

久々に何も考えず、主人公たちと同じ目線で、ハラハラドキドキの逃亡劇が楽しめた。これは普通に良いです。

特に、一番使えるリーダー的存在のキャラクターのロブが、あっという間に崖から落っこちて転落死したのには、開いた口がしばらく塞がらなかった。そんなフリなしの急展開ってあるんだね。このシーンは衝撃。

少女を誘拐していた誘拐犯と娘を誘拐されや闇組織の依頼した交渉人とのやり取りもなかなかいい。


評価 ★★★★☆ (星4つ)

(スタローン主演の「クリフハンガー」を髣髴とする山が舞台の第一級サスペンス。山でのドキドキを味わいたいならおすすめ。ちなみに星5個つけた映画「トライアングル」に出てた、メリッサジョージが主演しているが、この人の出演作品は今のところ外れがない。まだ2作品だけど。)



頂上から地上まで

落ちるのに30秒よ

30秒で人生を回想して

さよならを言うの


-アリソン



正義を貫くとこうなる

-?


売店のタバコでさえ

信用では買えない

-?


現物があるから

金を払う

健康を害するものでもな


-?


ありがとう

-?


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映画「悪の教典−序章−」の感想(ネタバレ)

2013.09.23 Monday 邦画 サスペンス/ミステリー/スリラー

■映画「悪の教典−序章−」の感想(ネタバレ)




■監督:三池崇史
■出演者:伊藤英明 中越典子 岩松了

WOWOWで放送していた映画「悪の教典−序章−」を鑑賞。

【映画「悪の教典−序章−」のあらすじ】

アメリカの投資銀行で成功した蓮実聖司(伊藤英明)が、「やりがいのある仕事を見つけた」と突然帰国。私立高校の英語教師となった彼は、生徒から慕われ、校長や同僚からも絶大な信頼を得ていた。新任スクールカウンセラーの聡子(中越典子)も、明るく聡明な彼にシンパシーを感じるひとり。だがそのころ、学園内でにわかに不穏な出来事が起こり始める。物理教師の釣井(吹越満)は、執拗に蓮実の周囲を嗅ぎ回るが……。

※WOWOWから引用

【映画「悪の教典−序章−」の感想(ネタバレ)】


伊藤英明主演の映画「悪の教典」に至るまでを描いたスピンオフドラマ。

物語は、高校で生徒たちを惨殺する前の蓮実は、アメリカの投資銀行で働いていたが、優秀な成績でVIP?にまで上り詰めるも、急に退職を決め教師の道へ…生徒からは理想の教師として慕われるが、…という話。

映画「悪の教典」では、伊藤英明演じる英語教師:蓮実のサイコキラーぶりが遺憾なく発揮されていたが、それとともに、どこか人間味がなく、共感もできず、映画全体として内容的に薄かった。

しかしのこの「悪の教典−序章−」は、映画版以前の学校や蓮実を描くもので、狂気的な直接描写は、あまりないものの、客観的に見たときの蓮実の性質の不気味さが垣間見える話になっていて、物語への吸引力が増している。※相変わらず蓮実への共感はないが。

また、蓮実の狂気にいち早く気づく吹越満演じる:教師の釣井の物語も描かれている。実は、不倫していた妻を鈍器で殺害して、家の床下に埋めていたことがわかる。

そんな人間が蓮実を危険と言ってることを思うと、蓮実の狂気さがよくわかる。

あと、人を失神させるときに蓮実が使っていたビニール袋の中身がだということが、この序章を見るとわかる。



評価 ★★★☆☆ (星3.8)

(映画版を見ていることが前提になるが、ドラマ版の方が良く出来ていたサイコホラー。心理的恐怖さは、こちらのドラマ版の方がある。ただ、ドラマで蓮実のサイコキラーになる動機がわかるかなと思ったが、それには特に触れてない。なぜ急に一線を越える行動を起こし始めたのかそこが知りたい。それが描けていれば、もっと評価上がるかな。さすがに邪魔だからという理由だけでは、納得できない。ま〜一般人には納得できないからサイコキラーでもあるが、生まれた時からサイコキラーで生まれるわけではないので、そこに理由が欲しい。あとドラマ版で加わった中越典子がいいね。)




もう食わないのか

-蓮実



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映画「悪の教典」の感想(ネタバレ)

2013.09.20 Friday 邦画 サスペンス/ミステリー/スリラー

■映画「悪の教典」の感想(ネタバレ)



■監督:三池崇史
■出演者:伊藤英明 二階堂ふみ 染谷将太 林遣都 浅香航大 水野絵梨奈 山田孝之 平岳大  吹越満 松岡茉優

WOWOWで放送していた映画「悪の教典」を鑑賞。

【映画「悪の教典」のあらすじ】

まさに理想の教師像で、生徒や同僚、PTAから信頼が篤い高校教師“ハスミン”こと蓮実聖司。だがその正体は、自分にとって邪魔な者を平気で殺すことができ、それを実行してきたサイコパスだった。そんな自分の正体が知られそうになって蓮実は、最後の手段に打って出て、なおかつ自分の欲望をみたそうとする。それは文化祭が始まる前夜、その準備で学校に居残る生徒全員をみな殺しにすること。蓮実はそれを実行に移すのだが……。

※WOWOWから引用

【映画「悪の教典」の感想(ネタバレ)】


貴志祐介の同名小説を三池崇史監督が、海猿シリーズの伊藤英明を主演に迎えて映画化した話題作。

物語は、生徒からの信頼があり、表面上は人気の英語教師の男が、実は、マックザナイフという曲の歌詞に影響、その主人公のような行動を取り…という話。


劇場公開当時、内容が過激すぎてかなり話題になっていた作品がWOWOWで初放送してのでチェック。


学園モノということで、映画「バトルロワイヤル」的な殺戮や過激さを想像していたが、個人的には、教師がひたすら生徒を殺すだけという一方通行感は、バトルロワイヤル以上。

途中、あまりにも一方的過ぎて(殺し方も猟銃のみの1パターンで飽きる)、見ていてすげえ胸くそ悪い映画だと思った。


例えば、これと似た作品で松たか子の「告白」があるが、あれも過激な内容だったが、娘を殺された復讐という部分では、主人公への生徒への怒りや憤りには、共感があったが、この「悪の教典」の主人公の男には、全く感情移入が出来ない。※ただの快楽犯罪者で、人の弱さとか人間味とかが描かれていないので。


途中、集団でカンニングする生徒がいたり、手を焼く生徒にイライラはあるものの、それに対する仕打ちの大きさが、度を越えすぎていて、もうついていけない。


っというか、あまりにもあっさり人を殺めてしまうので、途中からもうそういうギャグ(コント)なのかなと思った。特に屋上に様子を見に来た女子生徒が、自殺に見せかけて女子高生を一人殺したばかりのハスミンと遭遇した時は、そりゃそうなるわなと思う殺され感。


首をぐるんってへし折られるが、その殺し方って、アクション映画だと軍人がよくやるけど、実際にこんな邦画でやってるのを見ると、ちょっと笑えてしまう。戦闘力の差がある時にやられるやられ方。もうリアリティーねえ〜って(笑)


それと伊藤英明も海猿シリーズでは、一人の命を必死に救おうとしているにも関わらず、こっちは、命乞いしている人まで殺していて、もう海猿は見れない。


評価 ★★★☆☆ (星3.4)

(グラウンドセフトオートの世界を地で行く意味不明な映画。テロを見ているようで、教育上本当によくない作品だと思う。この映画から学べることは、世界には頭のおかしいヤツがいるから気をつけろってことと、悪(ピンチ)には団結して立ち向かおう位かな。それ以外にはない。奇しくも前回みた「逆転裁判」と同じ三池監督の作品だが、これも作品としてはちゃんとしてるけど、内容がいろいろ問題だな。っというか、ジャズの曲で有名なマックザナイフ(Mack the Knife)の歌詞って、大分過激で怖い歌詞だったのかとはじめて知った。)




マグニフィセント

壮大なとか荘厳な様子

語源を同じくする言葉として

マグニフィカト

賛美歌の一種で

主に夜に歌われるものだけど

そういう人知を超えちゃうような

レベルの感動や賛嘆が

マグニフィセント


-?




団結すれば助かる

分裂すれば倒れる


-ハスミン




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