映画「カーズ/クロスロード」の感想(ネタバレ)

2018.08.16 Thursday アニメ/CGアニメ レビュー

■映画「カーズ/クロスロード」の感想(ネタバレ)


■監督:ブライアン・フィー
■出演者(声優):土田大 松岡茉優 藤森慎吾 戸田恵子 赤坂泰彦 福澤朗 山口智充


【映画「カーズ/クロスロード」のあらすじ】

最強のチャンピオンにして天才レーサーのライトニング・マックィーン。だが、ベテランとなった彼の前にハイテクを使った新世代レーサーのストームが現われた。その速さに焦りを感じた彼は、レース中のバトルで大事故を起こしてしまう。ストームがレース界を席巻する中、マックィーンは知識と情熱を持ったトレーナー、ラミレスとの出会いや、ラジエーター・スプリングスの仲間たちの支えを頼りに、復活を懸けた特訓を続けるが……。

WOWOWから引用

【映画「カーズ/クロスロード」の感想(ネタバレ)】 

 

 

車たちが活躍するピクサーアニメの第3弾。

 

カーズの最新作がWOWOWで初放送したので見てみた。

 

第1作「カーズ」が2006年に公開、第2作「カーズ2」が2011年に公開そして、この第3作「カーズ/クロスロード」が2017年公開と、カーズは、ヒット作の割に意外とパート1からパート2、パート3と次作の制作スケジュールが平均5〜6年と結構空いている。

 

個人的にシリーズ化しても、その間が5年以上経ってしまうと、よほどの作品でない限り、ストーリーの詳細は忘れてしまう。

 

このカーズも同様、作品が良かった印象こそあり、主要キャラクターは覚えているが、パート1とパート2のストーリーの流れは、ほとんど忘れて記憶から消えてしまっている。

 

今作でも過去の話(昔のチャンピオン)とかが少し出てくるが、さすがにほとんど覚えてなく、なんかそんな話あったような…という感じで、ついていけず時々、我に返ってしまう。

 

カーズは、好きなアニメだが、自分の記憶が悪いせいか、パート2から時間が経ちすぎていたためか、今作は感情移入が結構微妙に感じる。

 

それとパート3にもなると、主役のマックイーンがレースですでにチャンピオンとなり、物語としての爽快感であるサクセスポイント(成功体験)はやり遂げてしまっている手前、それが前提となっている序盤は、あまり感情移入ができない。

 

一応、新世代のレーサー、ストームが現れて、チャンピオンの座か引きづり下ろされて、自信喪失、再起を図ろうとトレーニングを始めると少し面白くなってくるが、マックイーンはプライドが高く言われたトレーニングに真面目に取り組まないので、中盤でもまだ共感が弱い。

 

てっきり、最新施設でのトレージングを順調に積んで、そのまま”ストーム”と対決して勝つのかと思ったがそういう流れにはならず、最新トレーニングをあっさり放棄すると、女性トレーナー(ラミレス)とともにバトルレースに出たり、独自トレーニングを始めたり、大分わき道にそれる。この辺は、何をしたいのかよくわからない。

 

結局、大した練習成果がないまま、本番のレースが始まってしまい、案の定、マックイーンは、新世代のレーサー、ストームについていけず、途中でトレーナーとしてずっとマックイーンと同行していたレーサー志望だったの若いラミレスを指名して交代する。

 

ラミレスは、動揺しながらもマックイーンの意志を引き継ぎ、交代してレースに出て、これまでのマックイーンとのトレーニング成果を発揮して、ストームを抜き去り新チャンピオンになる。

 

なんだかんだあったが、この終盤の展開は、序盤、中盤の共感の弱さをすべて払拭するほど、世代交代を上手く描いたマンガの1シーンみたいで非常に気持ちが良かった。一応、途中の伏線(抜き去り方)も回収するあたりもベタだが良い。

 

 

評価 ★★★★☆ (星4つ)

 

(まとめ:終盤ですべて挽回してくるカーズ第三弾。第三弾ともなるとところどころマンネリ感は出てるが、序盤やラストのレースシーンの迫力は、CGアニメとは思えない迫力と緊張感がある。もう下手に実写で頑張っている映画のカーアクションよりもシーンとしての完成度は高いかもしれない。カーズ恐るべし。今回も日本語吹き替え版で見たが、新世代レーサー:ストームの吹き替えをオリラジの藤森慎吾がやっているが、意外と違和感がない。それと意外と話がごちゃついていて、名言みたいのは拾えなかった。)

 

 

 

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海外ドラマ「グッド・ドクター 名医の条件」の感想(ネタバレ)

2018.08.09 Thursday 海外ドラマ

■海外ドラマ「グッド・ドクター 名医の条件」の感想(ネタバレ)
 


■監督:-
■出演者:フレディ・ハイモア  ニコラス・ゴンザレス  アントニア・トーマス チュク・モデュー  ボー・ガレット  ヒル・ハーパー  リチャード・シフ  タムリン・トミタ  アイリーン・ケン  ディラン・キングウェル


【海外ドラマ「グッド・ドクター 名医の条件」のあらすじ】

医師の資格を持つショーン・マーフィーは、自閉症でサヴァン症候群でもある。サンノゼにある聖ボナベントゥラ病院の院長グラスマンは、完璧な記憶力を持ち空間認知能力にたけたショーンをレジデントとして採用しようとするが、院長の座を狙うアンドリュースは、採用を認めようとしない。そのころショーンは、サンノゼの空港にいた。作業員が掛け替えようとしていた看板が落ち、ガラスの破片を全身に浴びた少年と遭遇して……。

WOWOWから引用

【海外ドラマ「グッド・ドクター 名医の条件」の感想(ネタバレ)】 

 

 

同名韓国ドラマを映画「チャーリーとチョコレート工場」で子役だったフレディ・ハイモアを主演に迎えてリメイクした海外医療ドラマ。

 

現在、地上波でも日本版としてリメイクされた山崎賢人主演の「グッドドクター」が放送していて、WOWOWでもこの海外リメイク版とともに原作版となる韓国ドラマ版の「グッドドクター」が放送している。※韓国版、海外版はすでに終わってしまったが。

 

3バージョンが同時期に同時放送していて、WOWOWに加入してる者にとっては、グッドドクターがそこかしこに溢れている状態だが、この海外リメイク版から消化してみた。※一応、見るかわからないが、すべてのグッドドクターを録画している。

 

さて、原作を見ていないのでそちらとの比較はできないが、このフレディ・ハイモア版(海外ドラマ版)の出来は、かなり良くて、エピソードによっては、めちゃくちゃ泣ける回がある。

 

そもそも設定が、自閉症で医師という、ハンディを背負ってる設定の時点で感動(共感)要素はあるのだが、そこにある種、超人的な技術で他人を助けるという部分が加わっているので、感動+人助け爽快感は間違いない。

 

流れ的には、超人的な技術で人を助けるヒーロー的な医者像があるので、ある種結果ありきの医療ドラマでもあるので、患者が基本死なない(不幸にならない)安心感はある。

 

ただ、序盤こそ、受け持った患者を全員助けていくような路線を見せつつはあったが、中盤以降から急にリアリティを追求し始めたのか、意外と助からない患者が増え始め、後半になると1話で2人の患者を担当すると、大概片方は死んでしまうような、見ていて気の毒なエピソードが多くなる。

 

こういう医療ドラマは、患者が助かれば、こっちも元気になるが、施す術がなくあっけなく死んでしまうと、見ていてどうしようもなく落ち込んでくる。病院で人が死ぬ悲しさは現実には日々起きてるのはわかるが、ドラマではそこまで忠実に描かなくていい。

 

患者が死ぬからこそ、命を助けられた時に感動する訳でもあるが、毎話誰かに死なれると、一体何のためにこのドラマを見てるのか、結構疑問が沸いてくる。そもそも病気の話は、聞いてるだけで、体に悪いのに。体が健康なら病気の話題から一切離れた方がたぶん健康でいられる。

 

ちなみに余談だが、英会話教材スピードラーニングで英会話をただ聞いてるだけで、英語を話せるようになるなら(少しでも効果、影響があるとするなら)、病気の話(話題)を永遠とただ聞いてるだけで(そういう環境に身を置き続けることで)、自身も病気になるというのは、あながち間違いではないだろう。

 

厳密にいうと、患者が助かる成功体験のエピソードなら、病気に打ち勝つイメージとして健康に役立つと思うが、患者が死んでしまうようなエピソードばかりを見ていては、体に相当悪いと思う。

 

そういった意味で考えると、後半のこの「グッドドクター」は、かなり体に悪い。

 

自閉症のマーフィーを医者に推薦した、育ての親でもある院長がガンになって余命1年とか、もうマーフィーをどこまでいじめるのかという感じである。ハンディーだけでなく、さらに肉親が誰も居ない孤独まで追加される。

 

まー結果はなんとか大丈夫にはなったけど。それにしても後半は患者がよく死ぬ。

 

ちなみに一番きついエピソードは、5話の「偽りの希望」。このエピソードは、相当ヤバイ。

 

たぶん最近(3ヶ月位で)見たドラマや映画の中で一番感動した(泣ける)話ではあるが、その一方で、どうしようもなく気の毒すぎる話である。

 

やっぱり子供をガンで死なせてはダメだと思う。

 

ある種、エピソードとしては禁じ手ではあるけど、その反動で感動はものすごい。オチこそ、悲しすぎてダメだが、そこに至る過程(事故で死んだ弟に似てるとか)や少年とのやりとりとかほぼ完璧。また、このエピソードに出てくる子役がまた良いんだわ。

 

 

 

評価 ★★★★☆ (星4つ)

 

(まとめ:医療ドラマとしては完成度が高いが、リアリティを追求し過ぎのちょい患者死にすぎの医療ドラマ。ドラマ「医龍」的な絶対助かる患者、凄腕医師の爽快な活躍を見たい人には、こちらのグッドドクターは意外とおすすめできません。ある部分では、「コードブルー」的な、ときおり見せる人生の残酷さをかなり秘めています。登場する医者は基本、グッドドクターですけど。)

 

 

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映画「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」の感想(ネタバレ)

2018.08.03 Friday 洋画 人間ドラマ/ヒューマンドラマ レビュー

■映画「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」の感想(ネタバレ)


■監督:ジャン=マルク・ヴァレ
■出演者:ジェイク・ギレンホール ナオミ・ワッツ クリス・クーパー ヘザー・リンド ジュダ・ルイス


【映画「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」のあらすじ】

NY。妻ジュリアの父親フィルが経営する投資銀行で働くデイヴィスだが、妻が運転する車で出社する途中、彼女は事故死してしまう。デイヴィスはそんな悲劇を機に、自分がジュリアを愛していなかったと感じるように。そんなデイヴィスは、自販機から商品が出てこなかったと苦情の手紙を送ったのを機に、自販機を管理する会社で苦情処理係をするシングルマザー、カレンと知り合い、彼女やその息子クリスと交流するようになるが……。

WOWOWから引用

【映画「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」の感想(ネタバレ)】 

 

 

「ダラス・バイヤーズクラブ」のジャン=マルク・ヴァレ監督がジェイクギレンホールを主演に迎えた人間ドラマ。

 

タイトルとジェイクギレンホールに惹かれて見てみた。

 

タイトルから淡いラブストーリーモノかと想像していたが、実際は、妻を事故で亡くしたことから急に物への破壊衝動に駆られていく変わった主人公の話だった。

 

ラストこそ、妻が生前書いたとされるメモに書かれた「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」という言葉に胸を打たれる淡いラブストーリーのような映画(オチ)になっているが、実際は、原題に付けられた”破壊”(Demolition)というタイトル通り、とにかくいろんな物を壊していく(解体する)のが印象的な映画。

 

この映画では、水漏れした冷蔵庫に始まり、テーブルや家具、最終的には家(自宅)までブルドーザーで破壊(解体、分解)していくが、ここまで極端な破壊行動では無いにしろ、人間は、大なり小なり衝動的にモノを壊したくなる瞬間が誰にでもあると思うので、この主人公の気持ちは理解できなくもない。※やり過ぎではあるが。

 

この突然の破壊衝動が妻を亡くしたショックから来る空虚さを埋める役割になっている。

 

それと妻を亡くしたのに何も感じないことから、本当は愛していなかった疑い、無感情な振舞い(普段と変わらない行動)をするようになるが、それによって彼が実は変人(サイコパス?)だったのかと思いそうだが、個人的にはなぜかそういう感じはしなかった。

 

ちょっと度は過ぎるが、もし仮に彼がサイコパスで全く妻を愛してなかったとするなら、もとから結婚すらもしていなかったと思う。

 

そもそも、愛してる、愛してないという類の感情は、あるようでないようなもので、愛してなかったと思えば、そう感じるし、愛してると思えば、そう思うようなモノ。ただ、その時の状況(縁)が大きい。

 

結局、この映画の結論でも、破壊衝動を動機としつつもそこを経ることよって、新たな妻の情報を得たことによって、自分も愛してたことを思い出すという流れになっている。最初からなんとなくわかりきっていたことではあるけど。

 

まー周りにいる人からすると破壊衝動に駆られる人間はただただ迷惑な人ではあるけど。

 

ちなみにジェイクギレンホールは、人間の内に秘めた狂気(突然何をするかわからない行動)を演じさせるとホントに良く合う。

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.4)

 

(まとめ:狂気なジェイクギレンホールが見れる人間ドラマ。ラブストーリー的な良さはないが、シュールなコメディ映画として見ると、ちょっと面白いところはある。ちなみにセリフは意外と秀逸で、脚本家が感じている人間の狂気な中にある人間のアホさ(笑い)に対して大分皮肉が込められている。狂気というものに対してただ恐怖するだけでなく、ちょっと違った角度で冷静に見ると意外とただのバカに見えるということ。特にファ○クに関する指摘はまさにその通り。ブルトーザーで家を破壊するのも、動機こそ、妻が死んだことによるショックという理由があればこそ共感は保たれるが、それが無くなったらただのバカでしかない。何でもやり過ぎ感というのは、バカと直結している。)

 

 

 

妻を亡くした男は”やもめ”

 

親を亡くした子供は”孤児”

 

だが子供を失った親には

 

呼び名がない

 

あるべきじゃない

 

-?

 

 

 

感情を出さないのは

 

強さの証だ

 

-?

 

 

女性の下着には

 

個室を与えるべきだ

 

-?

 

 

”ファック”はいい言葉だが

 

多用すると価値が下がるし

 

バカに聞こえる

 

-?

 

 

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映画「真夏の方程式」の感想(ネタバレ)

2018.07.25 Wednesday 邦画 サスペンス/ミステリー/スリラー

■映画「真夏の方程式」の感想(ネタバレ)


■監督:西谷弘
■出演者:福山雅治 吉高由里子 北村一輝 杏 山崎光 西田尚美


【映画「真夏の方程式」のあらすじ】

物理学者の湯川は美しい自然が海に残る玻璃ヶ浦の海底鉱物資源開発計画の説明会に招かれ、旅館“緑岩荘”に滞在する。彼は親の都合で夏休みを伯母一家が経営する旅館で過ごすことになった少年・恭平と出会う。翌朝、堤防下の岩場で男性の変死体が発見される。遺体は元警視庁捜査一課の刑事で、服役後に消息を絶ったある殺人事件の犯人を捜していたらしい。現地入りした警視庁捜査一課の刑事・美砂は湯川に捜査への協力を依頼する。

WOWOWから引用

【映画「真夏の方程式」の感想(ネタバレ)】 

 

 

福山雅治主演の人気ドラマ「ガリレオ」の映画版第2作。

 

ドラマ版「ガリレオ」は、一応見ていて(吉高由里子に変わってからのシーズン2の記憶はほぼないけど)映画版も1作目「容疑者Xの献身」は消化済みで、この「真夏の方程式」(2013年)のみ見忘れていたが、最近WOWOWで放送してたので見てみた。

 

ガリレオ好きなら、特に説明する必要もないいつもの展開(事件内容が変わるだけで、始めは興味ないが、次第に興味を持ち…)ではあるが、この第2弾(第二作)も安定のサスペンスで面白い。※ガリレオは主人公がはしゃがないので落ち着いて見れる。

 

映画版に関しては、ドラマよりも1事件に関する時間が長いので内容がより濃くなっているが、この「真夏の方程式」も前作の「容疑者Xの献身」と共通する家族の悲哀があり、サスペンスだけでない、秘密が明らかになった後に残る感動と教訓がある。

 

この辺は、両作とも作りが上手い。

 

今作は、出番は少ないが、仙崎役?の白竜がいい味だしている。特に過去の踏み切りでのシ−ンは名シーン。

 

なかなか身代わり出頭を見て感動しないよね。

 

 

評価 ★★★★☆ (星4つ)

 

(まとめ:ガリレオ好きなら見といて損無しの安定の邦画サスペンス。今回は、サスペンス以外にも、杏のビキニ姿やスーツ姿の吉高由里子など別の見どころもある。吉高由里子は、たぶんこの頃(現在30歳なので5年前(2013)の作品なので当時25歳かな)がちょうど旬な時じゃないかなと思う。メイクもスタイリッシュ?(ダーク系)でいつもと雰囲気が違う。あと、内容と全然関係ないけど、ラストの方で福山雅治と杏が海に潜るが、シュノーケリング(用具)をつけた福山雅治は、誰だかわからないですね。個人的にあそこの海のシーン(見失った杏(川畑成実)を探すシーン)は、福山雅治本人かどうも微妙な気がしている。体格や外見が似た吹き替え(スタントマン)を使ってるんじゃないかなと。だって、福山雅治に見えない。一瞬、バカリズムに見えた。)

 

 

 

好奇心は人を成長させる

 

最大のエネルギー源だ

 

-?

 

問題には必ず答えがある

 

-?

 

 

成美、ちゃんと

 

ご飯食べなさいよ

 

-?

 

 

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映画「ReLIFE リライフ」の感想(ネタバレ)

2018.07.15 Sunday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「ReLIFE リライフ」の感想(ネタバレ)


■監督:古澤健
■出演者:中川大志 平祐奈 高杉真宙 池田エライザ 岡崎紗絵 千葉雄大 市川実日子


【映画「ReLIFE リライフ」のあらすじ】

新卒で入った会社をある事件をきっかけに退職した新太は、再就職に挑むものの不採用続きで、気が付けばニート状態で27歳になっていた。そんな彼の前に謎の男・夜明が現われ、見た目だけ10歳若返り、1年間限定で高校生活をやり直すという、ニートを対象にした社会復帰プログラム“リライフ”への参加を打診される。17歳の体で2度目の高校生活に飛び込んだ新太は、編入されたクラスで風変わりな優等生の千鶴と出会い……。

WOWOWから引用

【映画「ReLIFE リライフ」の感想(ネタバレ)】 

 

 

夜宵草の原作を「今日、恋をはじめます」の古澤健監督が中川大志、平祐奈共演で実写映画化した青春映画。

 

今日のキラ君」に出ていた中川大志が主演していた作品を見つけたので見てみた。

 

「今日のキラ君」での中川大志は、演出の悪さなのか俳優の演技力の無さなのかはわからないが、かなり大根役者になっていてダメダメだったが、こちらの「ReLIFE リライフ」では、主役(中川大志)の背景にリアリティが感じられて素直に共感しやすい。そのためか、演技が気になることはない。

 

内容は、27歳の無職の男がひょんなことからリライフという制度を使い、もう一度高校生活をやり直すというファンタジーな話で序盤はジェネレーションギャップに引き付けられるが、年下との高校生活にそれなりに慣れてからは、普通の青春恋愛映画と対して変わらなくなってしまう。2回目か1回目かの違い。

 

ネタバレになるが、女子生徒の中にも一人だけ主役(中川大志)と同様にリライフ制度を使って偽高校生活を送っていたことがわかるのだが、その衝撃とは別にそこから大した盛り上がりが無い。個人的には、そもそもリライフしてきた彼女との無理やりな恋愛はいらなかったと思う。

 

結局、リライフ後はお互いの記憶がなくなってしまうという悲しいシステムこそあれ、お決まりのように再びお互いが偶然に出会う機会を得て…一応ハッピーエンドになる。ちなみにお互いがリライフで高校生活をした後に、現実(今までの)の人生でも学校の先生として再出発するというのもどうだろうか。

 

リライフ後、「やりたいことがあるんです」と言って、学校の先生になる。

 

もっと違う意外な職業になるのかと思いきや、学校生活を経験したからこそのベタな職業先生。そして、リライフしていた別の彼女の方も先生となって再び学校で出会う…。恋愛映画のオチとしては、無難過ぎる展開(どこかで見たような)。しかし、予定調和過ぎて、まるで面白みが無いラストでもある。

 

個人的には、同じ高校でリライフをしている人間が二人いる時点で、この映画(設定)は、せっかくのリライフ制度の良さをなくしているように思う。

 

やはり、リライフ一人VS本物学生という構図でなければいけないと思う。(※本物学生ももっとリアリティあるキャラクラーにする)

 

二人いると話が散ってくる。もちろん二人いることによって、いろいろ展開を望めるということもあるが、この映画を見るからにせっかく二人いる良さが、お決まりの青春恋愛に終始し、途中から展開が予想できてしまう。

 

そもそも2人いけるのなら、”もう高校生全員実は、リライフ生徒だった”(リライフ学校)ということにした方が断然衝撃が大きいし、その後の人間関係もいろいろと面白さが見込める。

 

クラス全員ニセ高校生だった時点で、1回目の高校生活とは全員異なる高校生活を送ろうとするので(はず)、よりこの学校の学園生活に活気が起こり、それぞれの生徒の人生の振り幅も広くなってくると思う。

 

いきなり高校生活を送りながら事業を始めようとする人間がいたり、遊び歩いていて学校にそもそも来ない(行かない)人間がいたりなど、今まで高校生は、○○だ!というある程度決められた生活スタイル(風習、概念)、制度(常識)にしたがっていたのであれば、それらを壊すような別のアプローチがこの学園では見られるかもしれない。

 

この映画は、結局のところ、高校生活(リライフ)というものを体験しながらも、新しい何かを発見するというよりかは、結局、既存の学校→就職(会社、学校の先生も同じ)という決められた制度の中にぴっちりと収まり、より被支配層(奴隷、不自由感)という状態を強めているだけといえるだろう。

 

ちなみに学校行って→学校の先生になりたいという安易な発想は、その最たるもんだと思う(笑)

 

もっと目の前のことだけじゃなく、物事を深く、別の視点でしっかり考えるべきでしょう。そういうことが得られることがリライフという制度じゃないのかな。

 

学校行って、そこで出会った生徒とのちにお互い先生となって、再会し、恋愛するだけじゃないでしょ。

 

 

 

評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

 

(まとめ:リライフしても空元気だけであんまり意味を感じられない中途半端な恋愛映画。この作品、学園恋愛映画にせずにもっと社会生活に視点をおいたまま、別のアプローチを取るべきだったと思う。序盤は良かったのに、途中から遊園地に行ったり、夕日を見たりなど、あまりにも行動が短絡的過ぎる。結局、他の青春映画でやってることをやってるだけ。個人的には、主役は、リライフした後も、最初だけは活発に動いていたが、その後、再びニートに戻り、家でだらだら過ごしていたら、もっと見てる側はいろいろと逆に考えさせられたかもしれない。リライフが全然響かないほど今の社会は、厳しい。それこそが現実、リアリティ。)

 

 

 

「今を大切に!」でしょ、「今を」

 

-?

 

あれ?それ誰かも言ってなかったっけ?

 

-?

 

 

うん、誰だっけ?

 

さんざん言われた気がするんだけどな

 

-?

 

 

 

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