連続ドラマW「盗まれた顔 〜ミアタリ捜査班〜」(全5話)の感想(ネタバレ)
2019.11.16 Saturday WOWOW ドラマ
■連続ドラマW「盗まれた顔 〜ミアタリ捜査班〜」(全5話)の感想(ネタバレ)
■監督:武正晴
■出演者:玉木宏 内田理央 町田啓太 丸山智己 渋川清彦 中村ゆり 眞島秀和 友近 山崎樹範 伊藤歩 他
【連続ドラマW「盗まれた顔 〜ミアタリ捜査班〜」のあらすじ】
警視庁捜査共助課の白戸崇正(玉木宏)は指名手配犯の顔を記憶し、群衆の中から見つけ出す“見当たり捜査員”。制服警官から抜擢した安藤香苗(内田理央)、スランプに苦しむ谷遼平(町田啓太)とともに群衆を見つめる日々。ある日、白戸は群衆の中に、4年前に死んだはずの先輩刑事・須波通(渋川清彦)の顔を見てしまう。一方、同棲する恋人の千春(伊藤歩)は不可解な言動を取るようになり、白戸は疑心暗鬼になっていく。
※WOWOWから引用
【連続ドラマW「盗まれた顔 〜ミアタリ捜査班〜」(全5話)の感想(ネタバレ)】
羽田圭介の同名小説を玉木宏主演でWOWOWが連続ドラマ化したサスペンス。
主演の玉木宏とともに内田理央が出てたので見てみた。
内容は、指名手配犯の顔をひたすら覚えて街に出て探すという警視庁捜査共助課の活躍や苦悩を描いた話。
証拠から地道に容疑者を炙り出して、犯人逮捕とかではなく、ただ街に出没してきた指名手配犯を見つけて捕まえるというだけの異色の刑事ドラマだが、これはこれで徳川埋蔵金探し(しかもこっちは見つかる)のような宝探しの快感が味わえて、結構見れてしまう。
一応、中国マフィアと警察官の汚職という裏ストーリーが隠れているが、かなり凶悪事件(中国のマフィア抗争)を扱っていて気分が悪い。っというか、この設定にこれかという類のストーリーで刺激が強い。もっとライトな話で良い。
またワンマンプレイ的な方向に進んでいて、この全体の話自体はかなり微妙といえる。脚色によってサスペンスさは出ているが、警察官が普通に白昼マフィアに襲われてるのに、ただ逃げるだけで応援も呼ばず、その後何もしない(できない)状態というのは、どうも違和感がある。一般人ならまだわかるけど。一人でいろいろ背負いすぎ。
いくら警察官が後ろで関わってるとしても(また上層部がお蔵入りにするネタだとしても)、警官があきらかに死んだり、傷害の事実があるのに、特にそこに対して警察が対策もない状態で、それが普通の感じで処理されているというのは、どうなんだろうか。
ミアタリ捜査自体は、リアルな感じがあるだけに、全体のストーリー(事件)がどこかフィクションっぽさ(都合の良さ)全開というか、マンガっぽい脚色感(ドラマ感)を感じて惜しいです。
ドラマとしては、普通に面白い。全5話(45分×5)だが、ダレて途中で飽きることなく、二日でさくっと見れたし。
評価 ★★★☆☆ (星3.5)
(まとめ:ミアタリ捜査という視点は良いが、全体の肝のストーリーがやや微妙な玉木宏主演ドラマ。個人的には、内田理央目当てだったので、警官の制服を着るより私服警官として、のびのび活動していて、持ち前のモデル感もよく出ていた。っというか、こんな派手な私服警官は居ないだろうとも思う。ちなみに内田理央もこうやってドラマでよくよく見てしまうと、本当に可愛いのか、スタイルがいいのか、意外とそれほどでもという感じがしてくる(笑)。結構骨格しっかりしてるし、たしかに可愛いと言えばそうなのだが、ファッションの傾向が逆にけばさを強調していたりと、マイナス面もある。また男勝りな役柄もあって、自然体過ぎて逆に女性として魅力が弱い。恋愛的なそっちを求めるなら普通にバラエティとかで見るほうが良いなと思う。)
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絶好のチャンスって
意味ですよ
-?
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