映画「アンフェア the answer」の感想(ネタバレ)

2013.09.12 Thursday 邦画 サスペンス/ミステリー/スリラー

■映画「アンフェア the answer」の感想(ネタバレ)




■監督:佐藤嗣麻子
■出演者:篠原涼子 佐藤浩市 山田孝之 阿部サダヲ 加藤雅也 大森南朋 寺島進 香川照之 


WOWOWで放送していた映画「アンフェア the answer」を鑑賞。

【映画「アンフェア the answer」のあらすじ】

かつては警視庁の敏腕刑事だった雪平だが、現在は北海道警西紋別署に勤務し、上司である一条との恋愛を楽しむ。一方、東京では犠牲者たちがネイルガンで体中に釘を撃ち込まれる連続殺人事件が発生。犠牲者たちはいずれもひとつ前の事件で容疑者とされ、最新の事件では雪平の元夫のジャーナリスト、佐藤が犯人として疑われる。北海道を訪ねた佐藤は雪平と再会。警察の不正を記録した機密文書入りのUSBメモリを彼女に渡すが……。

※WOWOWから引用

【映画「アンフェア the answer」の感想(ネタバレ)】


篠原涼子が主演を務めた人気刑事ドラマ「アンフェア」の映画版第2作。

物語は、容疑者が被害者になるという連続殺人事件が発生、凄腕女刑事の雪平の元夫がなぜか容疑者になり…という話。

アンフェアの映画化の第二弾はまだ見てなかったので、見てみた。

テレビ版は見てなくて、映画版の第1作を見ただけだが、この第二弾もツッコミどころある。

まず、篠原涼子演じる、凄腕女刑事:雪平が、ほんとに凄腕なのか、微妙なところ。

すごい雰囲気では、格好つけた凄腕感を出しているが、犯人の家に侵入した際に簡単に捕まるし、犯人に隠れ屋で首絞められてあやうく殺されそうになるしで、なんかダメダメ(笑)

格好つけたイメージが崩壊しています。

あと、犯人に捕まり、監禁されると、取引を持ちかけるが、なぜかその取引に犯人が乗っかってくるっていう、結構、猟奇的な頭おかしい殺人犯の設定だけど、意外とそこ話通じるのね。

なんかいろいろ残念です。


評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(タイトルにあるが、いろいろアンフェアな作品です(笑)。アンサー=答え=最終回というつもりなのか、味方の中に犯人がいたという強引な設定を入れてきたが(次あるなら、俳優入れ替えですね)、最後の村上が黒幕というのは、安易過ぎな気も。一応エンドロールで、ネタばらしをしていて、すっきり感はあるものの、イマイチ物語としての犯人探しのサスペンス感でのドキドキはない。個人的に雪平が自信ありありで、感情移入がほぼできないのが原因かな。篠原涼子好きなら見ていいかなという作品。)


あの人は人を殺せるような

弱い人間じゃない

人殺しは弱い人間のやることよ


-雪平



私を好きにしていい

-雪平



選ばれた人間が無知な民衆を

正しい道へと導く

それがずっと昔から続いている

この国の裏の姿だ


-?


村上バカかお前は

-雪平


篠原涼子/アンフェア the answer プレミアム・エディション


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映画「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」の感想(ネタバレ)

2013.08.09 Friday 邦画 サスペンス/ミステリー/スリラー

■映画「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」の感想(ネタバレ)




■監督:本広克行
■出演者:織田裕二 柳葉敏郎 深津絵里 ユースケ・サンタマリア 伊藤淳史 内田有紀 小栗旬 香取慎吾

WOWOWで放送していた映画「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」を鑑賞。

【映画「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」のあらすじ】

湾岸署管内であるサミットが開催される中、誘拐事件が発生。直後、被害者は射殺体で発見されるが、犯行に使われた銃は警察が押収したものだと判明し、警察上層部はその隠蔽に動く。やがて別の殺人事件が発生するが、容疑者は警視庁キャリアの真下も関わった6年前の誘拐殺人事件の被告で、無罪判決を受けた人物。湾岸署の警部補・青島は独自の捜査をしたのが警察上層部ににらまれ、冤罪を着せられて警察手帳をはく奪されるが……。

※WOWOWから引用

【映画「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」の感想(ネタバレ)】


織田裕二主演の刑事ドラマの劇場版第4弾。

物語は、誘拐事件が発生するも、しばらくして射殺体が発見。通常なら銃の型番が明かされるが、なぜか伏せられたまま捜査会議が行われ、青島は上層部が何かを隠していると疑い始め…という話。

しばらくまた映画が見れてなかったが、話題の「踊る大捜査線 FINAL」が放送してたので見てみた。

個人的にだが、たぶん踊る大捜査線の劇場版全4作の中で、一番ひどいかなと思う(笑)※他の記憶ないけど

一言で感想をいうなら”そんなバナナ”。

まず、ストーリーが動き出すのが、遅い。ようやく面白くなって来たかなと思ったのが、開始から1時間経ってから。それまで基本脇道(コメディ)ばっかり寄っている。すごい長い。

しかもこのコメディが大して面白くない。「ああ、やってるよ」っていう感じ。空気感に入れない。踊る大捜査線ってこんなにやりとり面白くなかったっけと思った(笑) なんかずっとスベッてる感がある。

あと、警察内部の隠蔽体質をテーマに描かれているが、なんか筋が通っていないというか、最後まで見てもスッキリ感はない。正義感がグラグラ。せめてビールの下りをしっかり処理して欲しい。祝杯で飲んだらダメじゃない?(笑) そういうところ。

それと、恩田すみれのバスのカーアクションの下りは完全にいらないね。あんなことされちゃうともうストーリーどうでも良いよね。都合良すぎでもうドラマじゃなくて、漫画の世界。感動も何もない。そして、香取慎吾もドサクサで逮捕されて、全然役がおいしくない。ひどい。

今まで一応リアルに話進めてきて、あそこで急にファンタジーにしたらダメ。裏切り方が違う。


評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(音楽とスケール感のみのファイナル映画。相変わらずワイドなショット多様(舞台演出っぽい撮り方)+テンポのいい音楽で盛り上げ方は上手いが、思ったほどストーリーと感情がついてこない。意外と内容スカスカ。小栗旬が大事な役を担っているが、もう少しバックボーン(小栗目線)を描いて欲しいのと、事件の話がなんか微妙に隠された描き方をしていて、理解するだけでやっとで感情移入まで出来ない。あとさすがに感情論で締める下りは、そろそろキツいかなと思う。説得力がない(あまりセリフが決まらない)。現実的な鳥飼の方(正義)に共感してしまう(笑) ファイナルということで、めちゃ甘くつけて星3つ。映画館なら金と時間を返せでしょう。)


大切なものから

目を話してるものは

真実にはたどり着けない


-和久


これは俺たちの事件だ

-青島


全捜査員に告ぐ

バナナだ


-室井


正義なんてのは

胸に秘めとく位が

いいんだ


-青島



組織の中で生きる人間こそ

信念が必要だと

なんてな


-室井


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映画「麒麟の翼〜劇場版・新参者〜」の感想(ネタバレ)

2013.06.19 Wednesday 邦画 サスペンス/ミステリー/スリラー

■映画「麒麟の翼〜劇場版・新参者〜」の感想(ネタバレ)



■監督:土井裕泰
■出演者:阿部寛  新垣結衣  中井貴一  溝端淳平  松坂桃李  三浦貴大

WOWOWで放送していた映画「麒麟の翼〜劇場版・新参者〜」を鑑賞。

【映画「麒麟の翼〜劇場版・新参者〜」のあらすじ】

東京・日本橋。翼のある麒麟像の下で、男性の刺殺体が発見された。刑事の加賀は、被害者の青柳武明が、なぜ腹部を刺されたまま助けも求めず8分間も歩き続けたのか、また、縁もゆかりもない日本橋で何をしていたかに疑問を持つ。容疑者として浮かび上がったのは無職の青年、八島。彼は青柳のバッグを持って現場から逃走中に車にひかれ、意識不明の重体になる。八島の恋人、香織は彼の無実を訴え、捜査本部も裏付け捜査を開始する。

※WOWOWから引用

【映画「麒麟の翼〜劇場版・新参者〜」の感想(ネタバレ)】


東野圭吾の原作小説を阿部寛主演でドラマ化された「新参者」の劇場版。

物語は、日本橋で起きた刺殺事件を追った二人の刑事の活躍を描いた話。

ドラマ版は未見で見始めて多少不安だったが、ドラマ版からの登場人物の人間関係こそ、多少わからないが、ストーリー(謎解き)には影響なく、普通に見れる劇場版。

一応刑事モノのサスペンス映画ということで、謎解きがテーマでもあるが、想像した方向とは違う事件の解決と方向性に、ひもが解けていくサスペンスの気持ちよさは少ない。WOWOWサスペンスドラマの方がすっきり感がある。

それと、中井貴一演じる父親の言葉を代弁するかのようなメッセージが強く描かれていて、感動はあるが、それ以上に内容が重くて疲れる。メッセージを発する描き方にやや演出臭があり、ちょっと説教くさいかなと感じる面も。言葉で言わなくても場面だけで、すっと理解できる感じの方が良かった。

時間も130分と二時間越えはやや長く感じたので、せめて100〜110分位に収めてほしい。


評価 ★★★☆☆ (星3.3)

(映画じゃなくて別にドラマでいいじゃねと思う劇場版。久々に新垣結衣を見たが、思ったほど今回は良さを感じなかった。相棒とか好きな人には、好みの路線かな。あと舞台が日本橋だが、近くに住んでいる人にもおすすめ。この映画で出てくる、日本橋の麒麟の翼をちょっと実際に見たくなる。最後に劇団ひとりが出演してるが、まじめな演技がいつものコント(笑)。)


死を間近に迎えたとき

人はやっとプライドや意地と

いったものを捨て

本来の心を取り戻します

そういう人達が発した

メッセージを受け取るのは

生きてる者の義務です


-?



勇気を持て

真実から逃げるな

自分が正しいと信じたことをやれ


-加賀



世の中甘く見ているようなら安心だ

どこにも光がないと

絶望してるより


-加賀




阿部寛/麒麟の翼〜劇場版・新参者〜



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映画「先生を流産させる会」の感想(ネタバレ)

2013.05.10 Friday 邦画 サスペンス/ミステリー/スリラー

■映画「先生を流産させる会」の感想(ネタバレ)




■監督:内藤瑛亮
■出演者:宮田亜紀 小林香織 高良弥夢 竹森菜々瀬 相場涼乃 室賀砂和希 大沼百合子

WOWOWで放送していた映画「先生を流産させる会」を鑑賞。

【映画「先生を流産させる会」のあらすじ】

郊外の女子中学で働く教師のサワコは、難しい年頃の生徒たちや、わが子に過剰な愛情を注ぐ父母らに手をこまねきながら、時に教え子たちを厳しく指導する毎日の中、妊娠する。彼女が担任するクラスの生徒で、複雑な家庭環境に育ったミヅキとその級友たちのグループは思春期の多感な感情を抱え、“セックスをしたサワコは気持ちが悪い”と感じ、彼女を流産させる会を結成。いたずらのレベルを超えた嫌がらせをサワコにしていく……。

※WOWOWから引用

【映画「先生を流産させる会」の感想(ネタバレ)】


この映画で長編デビューを飾った内藤瑛亮監督の実話をベースに描いた社会派サスペンス。

物語は、妊娠した女性担任教師を流産させようと悪巧みする女子生徒らの話。

物凄い直球なタイトル名に惹かれて選んでみた。

ストーリーはタイトル通りでわかりやすいが、映像や演出含め、なかなか人間のダークな部分がリアルに描かれ過ぎていて、鑑賞するものとして、見ていて気持ちよいものではない。

映像的にも小動物(鳥やねずみ?)の死体なども普通に映したり大分えぐい。

また、モンスターペアレンツの母親しかり、女子生徒役のキャスティングなど、好感度ゼロな子役や個性的なキャラを多く集めているのだが、それが逆に本物の学校のよう。実社会ってドラマに出てくるような綺麗どころや男前はそういない。

そして、内容の方だが、給食に理科室に置いてある、塩酸や硫酸を混ぜて食べさせたり、先生が座るイスの部品を抜いて、転倒させたりなど、後者はギリギリセーフだとしても、前者は完全に殺人未遂でアウトでしょう。

この時点で警察に通報して生徒には何らかの処分させた方がいい。

この映画を見ると、教師には絶対なりたくないと思う反面、体罰って必要だなと思う。やっぱりそれ以上踏み込んじゃいけないラインってのがあって、子供が調子に乗ってそれを超えた場合は、ガツンと言わせなきゃダメだなと。

ほんとこの映画に出てくる生徒と生徒の母親含め、全員殴ったらいいと思う(笑) それ位見ていて腹立つ。


評価 ★★★☆☆ (星3.3)

(人間の思春期のよくわからない部分が上手く描かれている映画。今になって思うと、小学校高学年から中学、高校ってモラル的にどうしようもない行為を周り含め、普通によくしていたなと自分を振り返りつつ思い出す。たぶんこの時期に方向間違っちゃうとそのまま犯罪者方面に向かっていくんだなと思う。人生にとってこの年頃は意外と大事な分岐点。勉強以前に出来るだけ早いうちに命の重みは感覚として理解するような教育はしとかないとダメだな。聖書にも書いてあるが、人間って生き物はもともと””だなと思う。それが法律でなんとか自制させられている。誰に教えてもらったわけでもなく、悪いことを思いつくしやる。)


想像して見てよ

サワコ、セックスしたんだよ

気持ち悪くな〜い


-ミヅキ


女は気持ち悪い生き物なの

あたしも気持ち悪いし

ミズキも気持ち悪いよ


-サワコ先生


あんたも気づいてんんでしょ

ただ気持ち悪さから

逃げようとしている

それだけ


-サワコ先生


宮田亜紀/先生を流産させる会



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映画「トライアングル」の感想(ネタバレ)

2013.03.04 Monday 邦画 サスペンス/ミステリー/スリラー

■映画「トライアングル」の感想(ネタバレ)




■監督:クリストファー・スミス
■出演者:メリッサ・ジョージ マイケル・ドーマン レイチェル・カーパニ ヘンリー・ニクソン エマ・ラング

WOWOWで放送していた映画「トライアングル」を鑑賞。

【映画「トライアングル」のあらすじ】

子どもの世話に疲れていたシングルマザーのジェスは、友人に誘われて気分転換のヨットクルーズに出かけることになった。天気は快晴、気持ちのいい航海になるかと思われたが、突然の大嵐に巻き込まれ、船が転覆してしまう。そんなとき、運良く大型客船が通りがかり、ジェスたちは命からがら乗り移ることに。だが、なぜか豪華な船内には人の気配がない。不審なものを感じだした彼らの前に、やがて覆面の殺人者が現われて……。

※WOWOWから引用

【映画「トライアングル」の感想(ネタバレ)】


「0:34 レイジ 34 フン」のクリストファー・スミス監督のサスペンススリラー。

物語は、友人のヨットクルーズに乗船したシングルマザーの女性に降りかかる話。

ヨットを舞台にした男女6人のよくありがちなサスペンス映画の一つかなと思って選んでみた。

しかし、何も予備知識なし、ハードル下げて見たのが幸いしたのか、とんでもない映画だった。

以前、個人的に10点をつけた映画「ウォッチメン」を見たときに感じた衝撃度に近い感覚を、この映画で再び味わった。鳥肌出た。もちろん「ウォッチメン」と作品のジャンルや内容は全く違うが、作品の完成度(整合性や話の展開)という部分では、ほんとに文句のつけようがない作品だ。

時間が経過するごとに変わる話の世界観の変化がすごいし、またこちらが想像する予想を裏切りつつ、最後は予想通りの展開にしっかり収まる上手さ。

海外ドラマ「LOST」をぎゅっと凝縮したような新たな情報による衝撃度の連続。サスペンス好きには堪らない頭の中をぐるぐるとかき混ぜられる面白さを味わえる。


評価 ★★★★★ (星5つ)

(サスペンス映画として個人的に満点の完璧作品。映画を見てると極たまに物凄い映画に出会うが、そのひとつに認定したい映画。自分がもし映画監督だったらこういう作品を撮りたいと思うほど、素人ながら物語の整合性の完璧具合に嫉妬を覚える。一度見終わったあとに、もう一度見たときの方が新たに「うわっ、なんだこれ!」と衝撃度があるという作り手の上手さがある。ネタバレになるが、なんだかんだで主人公は一度も死んでいないところの監督のきっちりさは、すごい。そして自らこの脚本書いてるし。「インセプション」のクリストファーノーラン監督は「メメント」の時にすごいと思ったが、このクリストファースミスも今後要注目だな。)



今のは現実じゃない

-ジェス




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映画「SHUFFLE」の感想(ネタバレ)

2013.02.21 Thursday 邦画 サスペンス/ミステリー/スリラー

■映画「SHUFFLE」の感想(ネタバレ)




■監督:及川拓郎
■出演者:金子ノブアキ 賀来賢人 鎌苅健太 ムロツヨシ 市川猿之助 中村ゆり

WOWOWで放送していた映画「SHUFFLE」を鑑賞。

【映画「SHUFFLE」のあらすじ】

1週間前から記憶喪失となった青年・コウヘイの元に、日当200万円というモニター調査の案内が届く。不審に思いつつも、記憶を取り戻したければ参加しろという文言につられた彼は、指定の場所へと赴く。そこには、同じく案内状を手にした3人の男たちがいた。やがて神宮寺と名乗る担当者が現われ、参加者に課題を与えていく。そんな中、コウヘイはこの場の男たちと銀行強盗を働いたらしい記憶を断片的によみがえらすのだが……。

※WOWOWから引用

【映画「SHUFFLE」の感想(ネタバレ)】


劇団スパイスガーデンの同名舞台を、作・演出を手がけた及川拓郎自身の監督で映画化したサスペンス。

物語は、記憶喪失になった男が過去の記憶のヒントを求め、報酬200万円のモニター調査の招待状に志願する…という話。

タイトルの「シャッフル」+サスペンスに面白そうだったのでチェック。

内容は、物語というか仕掛け人が二転三転する、どんでん返しあり過ぎのサスペンス。

とりあえず、オチは何か?と気になるものの、どんでん返しが多すぎて、もう人物への感情移入はほぼできない。

また舞台では問題ない設定でも、映画として描いた際に、演出にルール違反を犯している箇所があってその部分が気になった。

ネタバレになるが、金子ノブアキ演じるコウヘイが記憶喪失という設定で話が始まるが、終盤で実は記憶喪失自体が演技だったと明らかになるのだが、はじめにコウヘイ目線で始まったストーリーでは、あたかも本当に記憶喪失になったかのような過去の記憶が断片的に思い出される演出が挿入されていて、視聴者の目線を完全に無視したどんでん返しになってしまっている。

こういう裏切りがあると、もうなんでもありで、今描いている事実の信憑性がないので、もう話自体がどうでもよくなってしまう。


評価 ★★★☆☆ (星3.3)

(密室劇の展開としては練りに練った感のある脚本だが、映画化としては難ありのサスペンス。特にどんでん返しが始まる後半は、前半の話よりも、都合よく尾ひれをどんどん付け足していった感じもあり、120分の長さがやや辛い。もう少しどんでん返しを短くして、90〜100分位にしてもらうと見やすい。メグたんに出てる、ムロツヨシが出演してるが、この映画でも微妙な空気感を出してる。)


覚えてないってことは

なかったと同義だから


-轟


人生に意味を持たせてる限り

人は死なない

-カオリ



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映画「ダブルフェイス 偽装警察編」の感想(ネタバレ)

2013.01.13 Sunday 邦画 サスペンス/ミステリー/スリラー

■映画「ダブルフェイス 偽装警察編」の感想(ネタバレ)




■監督:羽住英一郎
■出演者:香川照之 西島秀俊 蒼井優 和久井映見 平田満 堀部圭亮 伊藤かずえ 高橋光臣 小日向文世
 
WOWOWで放送していた映画「ダブルフェイス 偽装警察編」を鑑賞。

【映画「ダブルフェイス 偽装警察編」のあらすじ】

高山亮介(香川照之)は、若い頃に織田大成率いる織田組に拾われ実の息子のように育てられてきた。織田の命令に従い警察官となった亮介は、県警で順調に出世をし、警察の内部機密を織田に流す活動を続ける。そんな中、亮介は織田の指示で有力政治家の娘・末永万里(蒼井優)に接触。自由奔放な万里に心を揺さぶられ、自分の生き方に疑問を持った亮介は、やがて織田との関係を解消したいと願うようになる。一方、長年、織田組に潜入捜査をしてきた警察官の森屋純(西島秀俊)は、警察と織田組の衝突以降いるべき場所を見失い、心を通いあわせた医師の奈緒子(和久井映見)とも連絡をとらず、さまよっていた。亮介は潜入捜査官と思われる純への連絡に成功。彼と手を組み、自らの人生から“闇”を取り除く計画を思いつく…。そして、2つの顔を持つ2人の男の、自らの存在意義と人生をかけた最後の戦いが始まるのだった。

※WOWOWから引用

【映画「ダブルフェイス 偽装警察編」の感想(ネタバレ)】


2002年の香港映画『インファナル・アフェア』を香川照之×西島秀俊共演でリメイクした「ダブルフェイス 潜入捜査編」に続く第二弾(後編)。

物語は、ヤクザの組に潜入していた刑事の男がようやく犯罪の証拠を掴み刑事の身分に復帰させてもらおうとするが、警察に潜入していたヤクザの犬から妨害され…という話。

少し時間が空いたが前回見た「ダブルフェイス 潜入捜査編」の続き(後編)をチェック。

前回、前編がリメイクとしての完成度が高く、後編も期待できると書いたが、その予想がズバリ当たって、前編以上に重厚な世界観が展開する後編。

後編(偽装警察編)は、ヤクザ側の犬でもある高山の過去があきらかになり、悪への感情移入度が増す。前編では、潜入捜査官側の森屋目線が強かったが、後編では高山の過去に触れると、二人へのパワーバランスは大分フラットになり、組長の指示で接近した蒼井優演じる令嬢に高山が好意を持ち始めると、敵役ながら急に応援したくなってしまう。

その高山役の香川照之のラブロマンスな演技はこれまであまり見たことがなく、なんかこちらにも変な緊張感が伝わってくる。

ただ、オリジナル版のアンディラウのようにイケメンで無く、香川照之は年齢相応のおっさん臭が出すぎていて、ちょっときれいな恋愛シーンにならず残念。もっとイケメンなら勢いでラブシーンに進むのもありかと思ったが、さすがに香川照之蒼井優のラブシーンは見たくないなとこちらに壁が出来てしまう。

後編で唯一気になったのは、この部分かな。

男前のアンディラウ役に香川照之を抜擢したのは、上記ラブロマンス部分の扱いで評価が分かれるが、私生活と潜入で苦悩する後編の内なる演技は、やっぱり香川照之ありと思う。前編のやりすぎな演技が大分落ち着いてベストなオチどころに入った。

特に無間地獄に落ちていくように高層エレベーターで降りるラストシーンの演技とか素晴らしい。

後編(偽装警察編)は、最初から最後でかなり鷲づかみにされた。そして音楽も良かった。


評価 ★★★★☆ (星4.5)

(オリジナル版を超えたとは言わないが、なかなかの迫りを見せた邦画リメイク版。ヒーローだと思っていた潜入捜査官があっさり銃撃されて死ぬラストのどんでん返しは、何回見ても衝撃度大。ディカプリオ、マットデイモンの「ディパーテッド」もこのラストシーンは良かったな。今考えるとハリウッドリメイク版は豪華キャスト揃ってたな。これを機にオリジナル版、ハリウッド版も見返すかな…。)


自分の人生は

自分で決めるものでしょ!


-?


自分の道は自分で決めろ

-織田


どんな凶暴な肉食動物も

腹一杯の時は

他の動物を襲わない

逆に腹が減っていれば

勝てる相手じゃなくても

向かっていく


-織田



金は生き物だって知ってるか?

人見知りで寂しがり屋で

繊細な生き物

だから自分を大事にしてくれる人

可愛がってくれる人のところに集まる

仲間が集まるところに群れたがる


-織田




正義ってのは

正しい人間のことじゃない

勝った人間が正義になるんだ


-織田



普通の企業は不景気になると

稼ぎの悪い社員をリストラして生き残る

俺たちはファミリーだ

どんな状況に陥っても

身内を見捨てるわけにはいかない

-織田



俺のファミリーを守るためです

-高山



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映画「ライアーゲーム -再生-」の感想(ネタバレ)

2013.01.09 Wednesday 邦画 サスペンス/ミステリー/スリラー

■映画「ライアーゲーム -再生-」の感想(ネタバレ)




■監督:松山博昭
■出演者:多部未華子 松田翔太 濱田マリ 要潤 小池栄子 高橋ジョージ 芦田愛菜 江角マキコ 船越英一郎

WOWOWで放送していた映画「ライアーゲーム -再生-」を鑑賞。

【映画「ライアーゲーム -再生-」のあらすじ】

女子大生・篠宮の元に、1億円の現金と《ライアーゲーム》なる催しへの招待状が届く。招待状に仕掛けられた罠により窮地に陥った篠宮は、以前授業を受けた心理学教授の秋山に助けを求める。秋山はファイナルステージから2年経った今、なぜ事務局が復活したのか疑問を抱き、参戦を決意する。今回総勢20名の参加者が挑むのは、総額20億円を賭けた《イス取りゲーム》。だが事務局の目的は、前回の勝利者・秋山への復讐にあった。

※WOWOWから引用

【映画「ライアーゲーム -再生-」の感想(ネタバレ)】


甲斐谷忍の人気漫画を原作にした、松田翔太主演のTVドラマ「ライアーゲーム」劇場版第2弾。

物語は、すべてが明らかになった前作から二年が経ち、再びライアーゲーム事務局からある女子大生宛に招待状が届く。彼女が教え子でもあり、助けを求められた秋山は再びライアーゲームに参加するが…という話。

前作「ライアーゲーム ファイナルステージ」までは、主役が戸田恵梨香だったが、今作では、多部未華子にチェンジ。その他、芦田愛菜を始め、新たなキャストが登場。

基本的には、前作とゲーム内容が変わっただけで、最後の全員助かるオチも含め、焼き増し感は否めない。※最後の桐生ノブテル(役)が吐くセリフがまさにこの映画の感想としてピッタシ。思いっきり長いフリの映画。

いつもながら予想の裏を行くどんでん返しが豊富に盛り込まれていて、飽きさせないが、新たなキャスト:多部未華子の人間性(キャラクター)があまり描かれてなく、ストーリーに対する感情移入度はかなり薄い。

彼女がゲームに参加するまでの部分(どうしても参加せざる追えない状況になっている)をはしょり過ぎてる感じもあるし、秋山に助けを求めるのも早い。馴れ合いか。

もっと人間性をじっくり描いてくれないと、勝った時の喜びや状況変化による緊張感などが薄い。なんとなく、戸田恵梨香の善人キャラを引き継いでいますよ的なキャラという暗黙の了解で話が進んでいる感じもあるが、めんどくさがらず多部未華子キャラも一から描いて欲しかった。

じゃないともうゲームのドタバタメインだけの話では、対岸の火事だ。


評価 ★★★☆☆ (星3.2)

(前作の大ヒット作に乗じて新たにもう一儲けしようと企んだ第二弾だが、結局前作は超えれなかった残念な作品。個人的に、多部未華子は女性としてあまりタイプでなかったが、一応今回最後まで見てみると、ときおり彼女の良さは確認できた。でもどちらか選べというとやっぱり戸田恵梨香派かな。またこれまでの吉瀬美智子の役が芦田愛菜ちゃんに変更になっているが、さすがに演技力はあっても所詮は子供なので、イマイチ運営事務局の怖さが伝わってこない。売れているので、捻じ込んだのかなと思うが、作品としてのミスキャスト感は否めない。マンガでは子供を使うのは良いが、実写ではちょっとキツイかな。)


人に答えを求めるな

自分自身で考えろ


-秋山



だったらよ〜

最初からこのゲーム

やんじゃねえよ!

-桐生


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映画「ダブルフェイス 潜入捜査編」の感想(ネタバレ)

2013.01.07 Monday 邦画 サスペンス/ミステリー/スリラー

■映画「ダブルフェイス 潜入捜査編」の感想(ネタバレ)




■監督:羽住英一郎
■出演者:西島秀俊 香川照之 和久井映見 伊藤淳史 小日向文世 角野卓造 他

WOWOWで放送していた映画「ダブルフェイス 潜入捜査編」を鑑賞。

【映画「ダブルフェイス 潜入捜査編」のあらすじ】

警察官・森屋純は警視正・小野寺に命じられ、犯罪組織・織田組に構成員として潜入していた。真実が露見するかもしれないという緊張感で常に苦悩していた純は、あるとき、精神科医・奈緒子と出会い心を動かされる。一方、警察側では高山亮介という男が織田組の内通者として働いていた。ある日、純は大きな麻薬取引の予定を小野寺に伝えるが、それを取り押さえようとする警察の動きは亮介から織田に筒抜けになっており……。

※WOWOWから引用

【映画「ダブルフェイス 潜入捜査編」の感想(ネタバレ)】

香港映画「インファナル・アフェア」をWOWOWとTBSが主演に西島秀俊×香川照之を迎えて共同制作したサスペンス映画。

物語は、警察官という身分を隠してヤクザに成りすます男と、ヤクザの身分を隠して警察に潜入する二人の男の話。

個人的に評価している「インファナルアフェア」シリーズを邦画リメイクしたらしいのでチェック。

すでにあらすじや結末はオリジナル版を見て知っているので、結局のところオリジナルとの違いはどうかが評価(感想)の対象になってしまうが、かなりオリジナルに忠実に描かれていてこちらも普通に楽しめる。

ただ、警察がヤクザ(マフィア)に潜入するというオリジナルの設定が、日本に当てはめるとやや設定に無理があるような気がしないでもない。オリジナルではそういうものかと思って納得できたが、日本だと潜入捜査とかいう概念がまだあまり一般的に浸透してない気がして少し???。

また、ラストの街中での警察とヤクザのちょっとした銃撃戦は、設定をリアルに描けば描くほど、無理があるような。ヤクザはまだしも警察がそんなに咄嗟に撃ち返すのかなとか…。

でもそういった細かい部分に目をつぶれば、サスペンスとしては緊張感があって面白い。屋上からタクシーへの警視正役:角野卓三の落下の衝撃展開など、ラスト15分の盛り上がりはさすが。


評価 ★★★☆☆ (星3.5)

(オリジナルが優秀でリメイクも忠実にした優等生タイプのリメイク作品。「ダブルフェイス 潜入捜査編」は、途中終了し、続編の「ダブルフェイス 偽装警察編」へと繋がるので全体の評価は、前後編を見てからだが、この完成度なら高得点は維持されると思う。それにしても、香川照之の演技は、普段は上手いと思うが、この映画にはちょっと演技が臭すぎてときおりコントに見える。あえてそういう演技プラン(もとがヤクザだから演技はヘタ)なのかもしれないが、みるからに怪しさが出すぎ。いつバレるんじゃないかとヒヤヒヤもん。もとはアンディラウの演じた役だが、オリジナルの方が、もっと怪しさを隠せていた気が…。)



本当の自分は一人しかいない

自分から動き出さなきゃ

本当の自分は見つからないって


-精神科医


店長にしてくれるか?

-森屋


何気なくこっちを見てる奴がいたら

そいつは刑事だ


-?


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映画「ゴールデンスランバー」の感想(ネタバレ)

2012.11.01 Thursday 邦画 サスペンス/ミステリー/スリラー

■映画「ゴールデンスランバー」の感想(ネタバレ)




■監督:中村義洋
■出演者:堺雅人 竹内結子 吉岡秀隆 劇団ひとり 柄本明 伊東四朗 香川照之

WOWOWで放送していた映画「ゴールデンスランバー」を鑑賞。

【映画「ゴールデンスランバー」のあらすじ】

仙台。30歳の平凡な独身男性・雅春は、現地で総理大臣がパレードを行なうその日、大学時代の同級生・森田に呼び出され、これから逃げるよう警告される。直後、近くのパレード会場で爆発が起き、首相は殺される。それから雅春は身に覚えのない証拠によって首相暗殺犯に仕立てられていくが、何者かの陰謀によると思われる。雅春の元恋人で大学時代のサークル仲間でもある晴子は報道に驚き、かつての仲間たちに連絡を取ろうとする。

※WOWOWから引用

【映画「ゴールデンスランバー」の感想(ネタバレ)】


伊坂幸太郎の同名ベストセラー小説を「チーム・バチスタの栄光」の中村義洋監督が、堺雅人、竹内結子、吉岡秀隆ら豪華キャストで映画化した作品。

物語は、首相暗殺という濡れ衣を着せられた一人の男の逃走劇を描いた話。

最近は韓国映画ばっかりだったので、日本映画も見てみようということで邦画の話題作をチェック。

この作品は、典型的な主人公巻き込まれ型(逃亡者)の王道の物語。

爆破シーンやアクションシーンもそれなりにあるが、韓国映画「クイック!!」と比べると、爆破シーンなどCGを使った部分では荒さが目立っていて、ビジュアル感では残念ながら韓国映画に負けている。

ただ、脚本や主人公への感情移入度は、こちらの方が断然よく出来ていて141分という二時間超えの長尺映画の割りに、緊張感が最後まで保たれ疲れを感じさせず見させてくれる。「クイック!!」はアクションシーンはすごいがパワー押しが強くて、途中で疲れた。


評価 ★★★★☆ (星4つ)

(逃亡モノ作品にやっぱり外れなしと思える安定作品。唯一の強力お助けキャラ浜田岳演じる連続通り魔の存在理由が一人浮いている点と途中安易に友人宅に戻り一度捕まってしまう点を除けば言うことなし。エンタテーメント作品でありながら、警察やマスコミなどの真実よりもイメージの方を先行する問題点も鋭く切っているし、目に見えない第三勢力の存在、キャラクターのセリフにも重みがあり、雰囲気を重視する邦画の良さをあらためて感じれた。ラストも手放しに喜べるハッピーエンドではないが、メッセージは残る。あと、竹内結子はまだまだイケる。)


人間の最大の武器は

何だかわかるか?

習慣と信頼だ


-森田


人間生きててなんぼだ

-森田


オレにとって残された

武器は人を信頼すること

だけだから


-青柳


ロックってのは

単純でわかりやすいから

良いんだよな


-?


小さくまとまるなよ

-シーマン


死んだら逃げたことになんねえぞ

-?


思い出ってさ

大体似たようなきっかけで

復活するんだよ

-轟


堺雅人/ゴールデンスランバー


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