映画「変態島」の感想(ネタバレ)

2010.07.26 Monday 映画レビュー

■映画「変態島」の感想(ネタバレ)



監督 ファブリス・ドゥ・ヴェルツ
出演 エマニュエル・ベアール/ルーファス・シーウェル/ジュリー・ドレフュス/ヨセ・デパウ

”変態島”という強烈な邦題タイトルに釣られてWOWOWで録画してしまった作品。

この変態島は、前作で話題になったベルギーの映画「変態村」(※こちらも変態がつく)の続編らしい。ちなみに「変態村」も同時にWOWOWで放送し録画済みなので、こちらも視聴次第「変態村」の感想も書こうと思います。

初回から”変態、変態”と書きまくってしまったが、この映画「変態島」の感想は、変態というタイトルがつく割には、意外と想像を超えず普通だったと思います。

個人的な”変態”行為の予想では、ホラー映画+変態ということもあり、人喰い族的な島を想像していたが、顔を白塗りしたような原住民の子供がたくさん出てきて異様ではあるが、それほど変態という感じるシーンは薄い。むしろ何が起こるのかわからない不気味さが際立つ。

しいて変態という言葉が当てはまるのは、エンドロール前のラストに、トムクルーズ主演の「ミッションイッポシブル」にも出演していた、主演のエマニュエルベアールが、全裸?で原住民の大勢の子供に取り囲まれて、全身を触られまくるというのが、一番の”変態”という言葉に当たると思います。

この部分が”変態島”の変態オチといえそうです。

息子が津波で行方不明になったが、ある映像に息子らしき姿を見て、現地に向かったが、結局何も見つからず、息子と同じ年代の原住民の少年らに痴漢のごとく体を触られまくるという、一体この女性(夫婦)は何しに島にいったんだと思うような映画ですね。

そして、なぜか現地を案内するガイドが日本の佐野元春に激似でビックリ。白髪の感じとか。


評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(ホラー映画としては、閉ざされた島で何がおこるかわからない緊張感が常にあって良かったが、原住民の少年らに取り囲まれると、意外と反撃することもなく、あっさり刺されて死んでしまう夫が残念。ハリウッド的な原住民に戦いを挑むアクションも少し欲しかった。)


変態島


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映画「ニュームーン トワイライトサーガ」の感想(ネタバレ)

2010.07.26 Monday 映画レビュー

■映画「ニュームーン トワイライトサーガ」の感想(ネタバレ)



■監督:クリス・ワイツ 
■出演者:クリステン・スチュワート ロバート・パティンソン テイラー・ロートナー アシュリー・グリーン レイチェル・レフィブレ

ステファニーメイヤーの原作「トワイライト」を映画化し興行収入が2億ドル近い大ヒットになった「トワイライト 初恋」の続編に当たる「ニュームーン トワイライトサーガ」が早くもWOWOWで初放送していたので早速録画してみました。

トワイライト(上)

トワイライト(上)

価格:735円(税込、送料別)



前作は、女子高生のベラが、クラスメートのエドワードがヴァンパイヤだと知りつつも、一途に恋に突き進み、ベラの血を狙う他のヴァンパイアとの死闘などもあり、かなり見ごたえがあったように記憶していますが、この「ニュームーン トワイライトサーガ」はハッピーエンドを迎えたベラとエドワードのその後を描いている。

始まってまもなく、エドワードが普通の生活をして欲しいとベラの元から消えてしまい、しばらくエドワードは出てこなくなる。ただただ失恋に沈み、抜け殻のようになってしまったベラに、序盤からストーリーは急に重くなる。

いきなりの重い展開にかなり肩透かしを食らって、気持ちが入り込めずにいたが、近くに住む先住民の少年ジェイコブの登場によって再び話が面白くなる。このジェイコブは狼に変身できる。※ファイヤーエンブレムで言うところのラグズ(半獣)ですね。

エドワードとの失恋の気持ちを埋めるようにジェイコブとの時間を作るベラだが、エドワードを忘れられずにジェイコブとの間で気持ちが揺れ動く。

ベラに好意を寄せるジェイコブだが、あと一歩のところでベラは振り向かず、エドワードの影が邪魔をする。結局ジェイコブは、エドワードがいない間何度もベラを助けるが、気持ちの部分ではベラに何度も振られ、その都度心に傷を負う。

ここのベラ、エドワード(影)、ジェイコブの三角関係は面白く、ベラのジェイコブに対する優柔不断な態度(行動)は、主人公なのに共感できず腹が立ってしまうほど。ジェイコブの役回りは可哀想です。そんな共感できない三角関係があるが、なぜかハラハラしながら最後まで見てしまう映画。

この映画の魅力は純愛(人間ドラマ(ヴァンパイヤだけど))に重きを置いていて、アクション部分は、その中のひとつの要素に過ぎないので、予告編にあるようなアンダワールドやヴァンヘルシングなどヴァンパイヤアクションが観たいと思って、観るととかなり損をする。

っということでヴァンパイヤや半獣が出てくるが、カテゴリはヴァンパイヤ映画ではなく、恋愛映画として見るのがおすすめ。


評価 ★★★★☆ (星4つ)

(よくわからない魅力がある映画。今までのヴァンパイア映画とは一味も二味も違う。ヴァンパイア界の掟(伏線)などもあり、今後の次回作(続編)も楽しみです。この映画には、ゲスト?として「宇宙戦争」や「アイアムサム」でお馴染みの子役のダコタファニングが最後に特殊能力を持つヴァンパイヤとして出演している。知らないうちに子役と言われたダコタファニングも実年齢は16歳になっており、もう子役ではないが、きれいに育っている)


ニュームーン/トワイライト・サーガ プレミアムBOX


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映画「ベンジャミンバトン 数奇な人生」の感想(ネタバレ)

2010.07.23 Friday 映画レビュー(★★★★★)作品

■映画「ベンジャミンバトン 数奇な人生」の感想(ネタバレ)



■監督:デビッド・フィンチャー 
■出演者:ブラッド・ピット ケイト・ブランシェット タラジ・P・ヘンソン ジュリア・オーモンド ジェイソン・フレミング ティルダ・スウィントン 

「グレートギャッツビー」の作品で有名な作家スコットフィッツジェラルドが書いた短編小説を「セブン」「ファイトクラブ」のデビットフィンチャー監督がブラッドピット、ケイトブランシェットを迎えて映画化した「ベンジャミンバトン 数奇な人生」がWOWOWでハイビジョン放送していたので録画してみました。

ベンジャミン・バトン

ベンジャミン・バトン

価格:500円(税込、送料別)


老人で生まれて年を取るほどに若くなるという普通の人とは真逆の人生を生きるベンジャミンの生涯を描くという、ある種非現実な内容ですが、ベンジャミンが一人の女性(デイジー:ケイトブランシェット)との愛についても同時に描くことで、この設定がより興味深くなっているように思います。

始めは、老人で生まれるという設定に、どうやって生まれる?と想像できなかったが、単純にシワシワの老けた赤ちゃんの状態で生まれるということで納得。その後、老けたまま成長し、本当の老人のように車椅子生活があり、ある時から急に歩けるようになるという逆の現象が起きる。

肉体的には、若返るが、始めは老人なので、同じような老人達と共同生活する。しかし精神的には子供なので、老人たちの中での自分の存在はどこか浮いてしまう。また、老けているため同じ年代の子供のように学校にも通えない。

そして、好きになる子は、隣に住むベンジャミンと同じような精神年齢を持つ小学生の女の子。しかし、一緒に遊んでいるだけでも周りからは変な目でみられてしまう。

この映画は、話が進むほどにベンジャミンと周りとのギャップ(ズレ)がより興味深くなっていく。しかも、そのギャップが細部まで詰められているため、肉体と精神の不一致に対するベンジャミンの苦悩がまるで自分がベンジャミンになったようにリアルに感じることができる。

最後は、肉体的には子供になるが、年齢的には痴呆症が進んでおり、人の見分けすらつかないほどボケてしまう少年(ベンジャミン)の姿には、なんともいえない感覚がある。

特に、この映画は、ベンジャミンの視点もあるが、のちにベンジャミンが愛した女性(デイジー:ケイトブランシェット)から見たベンジャミンの目線があるが、これが特に素晴らしい。

ベンジャミンの人生も悲しいが、それを見守る側も悲しい人生。

そして最終的には愛する人と同時に年を取れない(一緒にいれない)苦悩がこの映画にはある。


評価 ★★★★★ (星5つ)

(賛否両論あるようですが、個人的には久々に星5つ付けたい作品です。この映画は、原作がありますので、そちらも読んでみたくなります。)


ベンジャミン・バトン 数奇な人生


JUGEMテーマ:おすすめの一本!!(洋画)
 

ドイツ映画「ノッキンオンヘブンズドア」の感想(ネタバレ)

2010.07.19 Monday 映画レビュー

■ドイツ映画「ノッキンオンヘブンズドア」の感想(ネタバレ)



■監督:トーマス・ヤーン 
■出演者:ティル・シュバイガー ヤン・ヨーゼフ・リーファース ティエリー・ファン・ヴェルフェーケ 

昨年(2009年)、TOKIOの長瀬智也、福田麻由子出演でリメイクされた映画「ヘブンズドア」のもとになったドイツ映画「ノッキンオンヘブンズドア」がWOWOWで放送していたので録画してみました。

がんや骨肉種で余命あと少しの男二人が一度も見たことがない海を目指して、入院していた病院から抜け出して海を目指すというロードムービー。本国のドイツでは350万人を動員した大ヒット作らしい。

ラストの海にたどり着いたシーンは、ようやくといった感じで感動的ではあるが、なぜかあまり泣けなかった。

銀行強盗した金や盗んだ車に積んであったマフィアの大金で、母親が欲しがっていた車(キャデラック?)をプレゼントしたり、いろんな人に盗んだ金を配ったり、男なら一度はやってみたい数人の娼婦と寝たり…と、死ぬ前にやっておきたいことを挙げてすべてやっていく。

内容的には、悪くない作品だと思いますが、微妙にコメディタッチ(笑いを取ろうとする部分がある)だからなのか、死へのリアリティに欠ける感じがしてしまう。100万ドルという大金を二人の男に使われたマフィアのボスも、最後に「死ぬ前に海に行きたい」と二人から聞くと意外とあっさり解放してくれる。

ボスの行動は、とても粋ではあるが、なんとなくラストが読めてしまって残念。ボスのここでの選択は大事です。もうひと波乱あっても良いかな。

個人的には最後は海にギリギリでたどり着けないオチだった方が、好きですね。


評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

ヤフーレビューで4.5点以上の高評価の作品ですが、自分にはなぜかあまり嵌らなかった。個人的にこの映画の一番の良さは、音楽にあると思います。挿入曲のセンスが良い)

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア

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映画「ゲットスマート」の感想(ネタバレ)

2010.07.10 Saturday 映画レビュー

■映画「ゲットスマート」の感想(ネタバレ)



■監督:ピーター・シーガル 
■出演者:スティーブ・カレル アン・ハサウェイ ネイト・トレンス マシ・オカ アラン・アーキン ザ・ロック(ドゥエイン ジョンソン)

「40歳の童貞男」「エバンオールマイティ」のスティーブカレルと「プラダを着た悪魔」「パッセンジャ−ズ」のアンハサフェイが共演し、アメリカで興行収入1億ドル以上の大ヒットとなったスパイアクションコメディ「ゲットスマート」がWOWOWで再放送していたので録画してみました。

始めの10分位で、アメリカのいかにもなコメディの雰囲気について行けず、かなり挫折気味で見始めたが、ラストにいくほどカーアクションなどスパイ的な盛り上がりを見せ、見終わったらそれなりに楽しめた。

アンハサウェイの髪の毛がスティーブカレルの顔に半分以上被っているというベタなDVDのジャケット画像からもわかるとおり、この映画は、デブネタ、ゲイネタを始め見た目にもわかりやすいギャグが連発しています。

このギャグは完全に笑いの好みがわかれるところですが、スティーブカレルとアンハサウェイの凸凹コンビは意外と良いように思います。中盤あたりで、悲しい曲をバックにアンハサウェイがスティーブカレルとのこれまでの思い出を思い返すシーンがありますが、ここは個人的に一番好きですね。

スティーブカレルが全然格好良くないし、よく見れば単なるおっさんのイメージビデオですからね。そして、悲しさに全然共感できない(笑

この映画は、個人的にアンハサウェイが見たくて、最後まで見たというのが正解ですが、そのアンハサウェイの見どころがファッションですね。「プラダを着た悪魔」ではないですが、DVDのジャケット画像で着ている白いコートを始め、黒のドレス、スパンコール?のドレスなど衣装の着こなしが、毎回ファッションショーのように様になる。

この人の何を着ても様になるファッションセンスは凄い。


評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(ある部分でギャグがマイナス採点になりますが(※俺たちチアリーダーに比べれば全然良い)、アンハサウェイのファッション(セクシーさ)で平均点以上を獲得といったところです。あと、最近気になったのが、この映画にも出ている、ザ・ロックが知らないうちに、名称表記をドゥエイン・ジョンソンという本名?に戻していた。本名を知らなかった自分は、ずっとドゥエイン・ジョンソンのことをザ・ロックに似ている新人が出てきたとずっと勘違いしていた。えらい恥ずかしい。)


ゲット スマート 特別版

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