映画「変身」の感想(ネタバレ)

  • 2011.02.02 Wednesday
  • 01:11
■映画「変身」の感想(ネタバレ)



■監督:佐野智樹
■出演者:玉木宏 蒼井優 佐田真由美 山下徹大 松田悟志 釈由美子 北村和夫
  
WOWOWで放送していた玉木宏、蒼井優共演の映画「変身」を鑑賞。

【映画「変身」のあらすじ】

病院のベッドで長い昏睡状態の末にふと目を覚ました1人の青年。過去の記憶を失っていた彼に、恵という名の少女が“ジュン!”と優しく呼びかける。ジュンこと成瀬純一は、もともと絵が好きで、画材店に毎週通ううち、そこで働く恵と親しい間柄になったことなど、かつての自分の記憶を次第に取り戻していく。やがて無事退院した純一だが、実はある事故が原因で脳の移植手術を受けた彼は次第に別人のような性格を見せ始める。

※WOWOWから引用

【映画「変身」の感想】

脳移植によって死地から助かった男が、移植された他人の脳によって以前の人格を失い、新たな人格に変わってしまうという”変身”がテーマの東野圭吾原作のサスペンスラブストーリー。

頭に銃弾を受け脳移植したことで助かった青年が、以前にずっと一緒にいようと約束し愛していた女性への気持ちも、移植後に日を追うごとに薄れてしまうという愛の切ない物語もあるのだが、描き方が不十分なのか、この不幸な主人公にあまり感情移入できない。

この映画は、移植された脳は一体誰の脳?(自分を撃った犯人の者)という謎解きサスペンスと、それによって一つの愛が失われていくラブストーリーの二つが混在しているのだが、どちらに偏ることなく両方とも中途半端な感じで終わっている。

ストーリーは、原作にかなり沿って作られているらしいが、映画としての完成度はイマイチ感は拭えない。※っというか原作自体が東野圭吾のなかでも、失敗作という噂もある。

ただ、ヒロインを演じている蒼井優は役柄とマッチしているのか魅力は全開で、蒼井優が良いという指示している人の気持ちがこの映画を観ると理解できる。

初々しさと健気さ、純粋さが画面がから溢れていて、彼氏の人格が変わり、急に邪魔者扱いされてしまう姿が見ていられないほど可哀想だ。

評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(蒼井優を目当てで見たい人におすすめの映画。人格が悪に支配された成瀬(玉木宏)が、佐田真由美演じる病院で働く女性:橘直子を襲ってしまうシーンがあるが、久々に服を強引に引きちぎったらボタンが飛ぶといういやらしい演出を見た。この不自然なシーンは佐田真由美側に濡れ場NGがあったようなそう感じるシーンだった。)


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映画「火天の城」の感想(ネタバレ)

  • 2011.02.01 Tuesday
  • 18:07
■映画「火天の城」の感想(ネタバレ)



■監督:田中光敏 
■出演者:西田敏行 福田沙紀 椎名桔平 大竹しのぶ  

WOWOWで放送していた映画「火天の城」を鑑賞。

【映画「火天の城」のあらすじ】

戦国時代の1576年。天下統一という自らの野望実現にあと一歩まで迫った織田信長は、琵琶湖を望む安土の地に巨大な城を築くことを決意。金閣寺を建立した京の池上家、奈良の大仏殿を造った中井一門との指図(設計図)争いを勝ち抜いて、築城の総棟梁の地位を獲得した熱田の宮大工・岡部又右衛門は、愛する妻子や門下の大工たちに支えられながら、難事業に懸命に取り組む。しかし彼の前にはなお多くの困難や試練が待ち受けていた…。

※WOWOWから引用

【映画「火天の城」の感想】

織田信長より安土城の築城の命令を受けた宮大工の苦労を描く築城ドラマで、宮大工の頭領を西田敏行が演じており、これまでにない地下2階の地上5層の計7階建ての城を作るために命をかける人々の姿が涙を誘う感動作。

2時間半という比較的長い作品ですが、時間を感じさせないようなテンポで見れる。

ただ、ストーリーは良いが、映画製作の資金面や国の天然記念物等の規制の面に引っかかってしまうためか、実際の築城シーンのスペクタクルさとリアルさが失われているのがかなりおしい作品。

7重の城を支えるのに必要な大黒柱、飛騨ひのき高さ8系、2百5寸(1寸=約3cm、約6m)の柱を用意しなければならず、頭領は武田の領地に取りに行き、ようやく神木を見つけるのだが、育つまでに2000年掛かるという神木をこの映画1本の為に切ることはできず、その後は、この神木はCG処理となってしまう。



実際の木、手は回せるはずもなく、人間(西田敏行)と比べてもかなりでかい!



そして、倒木し、船で持ってきたときの映像。CGにより多少違和感があるが、まあしょうがない。



そして、いざ、大黒柱をみんなで建てるシーン。

さすがにこんな大木を城の土台とするためにはすごい人数が必要になる。



しかし、いざ実写のシーンになると…



かなり細い木になってしまった。外側が削られ加工されているとはいえ、細すぎる。



ちなみに城の骨組みが出来上がり、近くで映した映像が上記だが、急に抱きつける太さにランクダウンしてしまった。※原木は以下



この映画で原寸大の安土城を復元して作りそのまま、どこかに壊さず残しておけば、現地に見に行きたいと思わせる作品ですが、残念ながらそれは叶わず。


信長の命令で吹き抜け構造を作らされるマタエモン他有名大工たちだったが、マタエモンだけ火攻めに対応するため、吹き抜けを作らず7重構造にする。

実際にそれぞれの模型を燃やして証明するシーンがあるが、実際に模型に火を点けているため、緊張感がある。一発撮りだと思うので、俳優はNGは出せないな。※マタエモンの作品は一番左



ちなみに150分の1の安土城の木製模型が購入することができるみたいだが、見ていたら急に欲しくなってきた。いろんな城模型があるが、やっぱり買うなら安土城かな。

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評価 ★★★★☆ (星4つ)

(後半に守り神と呼ばれる大石を運ぶために指揮を執りに姿を現れた信長に対し、反乱を企てるものが現れ、アクションシーンに突入するが、それによりでかい岩が転がったりしてたくさんの人が亡くなってしまう。この部分は急に映画のカラーが変わってしまい、いらなかったのではと思う。全体的に観ると、西田敏行、椎名桔兵、大竹しのぶらベテラン俳優人に囲まれた良い作品でおすすめ。)


火天の城

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映画「わたし出すわ」の感想(ネタバレ)

  • 2011.01.30 Sunday
  • 16:01
■映画「わたし出すわ」の感想(ネタバレ)



■監督:森田芳光 
■出演者:小雪 黒谷友香 井坂俊哉 山中崇 小澤征悦 小池栄子 仲村トオル 小山田サユリ 北川景子(友情出演)
 
WOWOWで放送していた小雪主演の映画「わたし出すわ」を鑑賞。

【映画「わたし出すわ」のあらすじ】

東京から故郷へと帰ってきた摩耶は、偶然乗り込んだ路面電車で、運転士となっていた高校時代の同級生・保と再会する。彼が世界の路面電車巡りをする夢を今も抱き続けていると知った摩耶は、一方で旅行資金の当てがないという彼に「そのお金、私が出してあげようか?」と持ちかけ、後日、本当に保の家に大金が送られてくる。やがて、摩耶は同じように同級生たちの夢や希望を叶えるため、次々と大金を差し出して行くのだが……。

※WOWOWから引用

【映画「わたし出すわ」の感想】


「富は海の水に似ている。それを飲めば飲むほど、のどが渇いてくる。」
                      アルトゥル・ショーペンハウアー


「できるだけ儲けて、できるだけ貯めて、できるだけ与えなさい」
                              ジョン・ウェスレー



上記のお金についての格言がはじめに紹介されてから始まる”お金”がテーマの映画。

もしもお金がない人がお金を持ったらどうなるのか?



マヤは、株(投資)の才能で死ぬほどお金を儲けると過去にお世話になった同級生に恩返しすべく、地元に戻り、彼らの夢や悩みを聞き、それを手助けするべく、惜しげもなく資金援助する…という話。

”お金”についての問題定義は、かなり興味性をそそり、引き込まれ内容も良いのだが、ラストは、視聴者まかせで、これといった答えが用意されていない微妙な終わり方。

結局、お金のテーマに答えはなく、人それぞれお金を受け取っても、有効に使える人もいれば、破滅してしまう人、お金を持っていないときは困っている人を助けるために寄付したらと言うが、自分がいざお金を持つと自分の欲に駆られすべて自分のために使ってしまうなど、現実的な世界を見せられる。

それぞれの人生の中から感じることを受け取ってくれというような映画で、見る人それぞれの現実で感じ方は異なる。

個人的に好きなシーン(気になるシーン)もあり、主人公マヤが、今何してんだ?と同級生に聞かれ、「ウイルスソフトの会社から依頼されてウィルスを作っている」(嘘)や”外国人からハンティングされるような優秀な同級生が、ある会社に転職することを決めると、そこの会社の株がおすすめだと株をしている同級生の母親に教える”といった話があり、なんとなくリアルで良かった。優秀な人材に注目して投資するという発想は意外性があり良かった。


この映画は、内容はともかく、公式ページに一般の人が投稿した”お金”にまつわるか有名人の格言集が面白い。これを読むだけで、映画は別に見なくても良いかもしれない。

いろんな人の格言があるが、格言を読むと、言っている人物の人間の深さや考え方がわかるようで、面白い。ドストエフスキーやシェイクスピア等歴史に名を残す偉大な人物は、数行の言葉でも、ストーリー性があり、経験が裏打ちされた内容でとても勉強になる。

なかには、カッコイイことを言おうとして薄っぺらいものになっている人の言葉も見受けられるが、その辺も面白い。

評価 ★★★★☆ (星4つ)

(間宮兄妹の森田芳光監督の作品ということで、森田ファミリーの一員でもある北川景子が1分位のシーンにカメオ出演している。この映画で流れるしっとりとしたピアノで包む音楽が世界観を構築していて心地よい。)

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映画「真夏のオリオン」の感想(ネタバレ)

  • 2011.01.29 Saturday
  • 16:13
■映画「真夏のオリオン」の感想(ネタバレ)




■監督:篠原哲雄 
■出演者:玉木宏 北川景子 堂珍嘉邦 平岡祐太 吉田栄作 鈴木瑞穂 吹越満 益岡徹 鈴木拓(ドランクドラゴン)
 
WOWOWで放送していた玉木宏主演の戦争映画「真夏のオリオン」を鑑賞。

【映画「真夏のオリオン」のあらすじ】

昭和20年8月。沖縄南島海域に配置された日本軍潜水艦隊は、今や本土防衛最後の砦となっていた。《海中の天才》の異名をとる潜水艦イ−77の若き艦長・倉本は、互いに想いを寄せる志津子から託された1枚の楽譜を胸に、悪化する戦況を見守っていた。だが、ついに親友であり志津子の兄でもある有沢艦長率いるイ−81も悲壮な最期を遂げ、残るは自艦一隻となる。劣勢の中、倉本と部下はなんとか勝機を見つけるべく奮闘を重ねるが……。

※WOWOWから引用

【映画「真夏のオリオン」の感想】

アメリカ海軍の軍艦を20隻近く沈めている伝説の日本潜水艦イ-77(ダブルラッキーセブン)に乗る玉木宏演じる倉本艦長ら海兵隊員と、その日本の潜水艦をを執拗に追い始める米軍駆逐艦(軍艦)との死闘を描く作品。

玉木宏やケミストリーの堂珍、北川景子、平岡祐太など、主要キャストに売れっ子若手俳優が多いためか、邦画の戦争映画によくありがちな、ベテラン俳優の重厚な芝居(昭和っぽさ)は薄く、年齢が若い倉本艦長の人間味あるキャラクターもあるが、意外と現代的な潜水艦アクションになっている。

ラストも戦争映画というわりに、主人公が死ぬことなくハッピーエンドに仕上がっているのも珍しい。

ロードナンバーワンの後に見たせいもあり、「絶対に帰ってきてください」「艦長とご一緒出来て大変光栄でした」等久々に日本語で直に聞き取れる良いセリフは、そのまま胸に染みこんできて感動的だ。

この映画の中で「実はオーケストラの指揮者になりたかった…」という玉木宏の口から出るセリフが、どこか”のだめカンタービレへ”のオマージュ?と観客に問いかけるようなシーンがある。

ちなみにこの”真夏のオリオン”の中で玉木宏や北川景子がやる敬礼の仕方が、韓国ドラマ「ロードナンバーワン」のソジソブやユンゲサンがやっている方法と角度が違っていてすごく気になった。

日本の方が角度が直角に近く、脇を締めている。見た目的には、ロードナンバーワンの脇を開いて角度を45度にする韓国の方(たぶんこちらが一般的)がかっこいい。徴兵制で実際に軍隊を経験していることもあり、韓国の俳優はやっぱり様になる。

ちなみに日本の現在の海上自衛隊の敬礼訓練の映像を見ると、ロードナンバーワンの方がやり方は正しい感じですね。※真夏のオリオンでの微妙な敬礼には何か意図があるのか…。


評価 ★★★★☆ (星4つ)

(この真夏のオリオンは、レッドクリフの音楽を担当している岩代太郎という人が、参加していることもあり、音楽もかなり良く雰囲気を盛り上げている。やっぱり戦争映画の音楽は大事ですね。)


真夏のオリオン

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中国歴史大河ドラマ「孫子兵法大伝」の第2話の感想(ネタバレ)

  • 2011.01.28 Friday
  • 23:22
■中国歴史大河ドラマ「孫子兵法大伝」の第2話の感想(ネタバレ)



■出演者:チャン・フォンイー ユウ・ヨン
■監督:リュウ・シンガン

WOWOWで放送中の中国の歴史大河ドラマ「孫子兵法大伝」(全35話)の第2話を見てみました。

【中国歴史大河ドラマ「孫子兵法大伝」の第2話のあらすじ】

季札は呉の将来を憂えてひとしきり泣いた後、王には即位せずに王宮を後にする。そのまま孫武のもとを訪れた季札は別れを告げ、“公子光を支えることが呉を支えることだ”と言って、彼に呉の将来を託し、要離と引き合わせる。その後、公子光は呉王闔閭として即位し、隣国の楚を征服しようと考えるが……。一方、孫武は焼けてしまった兵法を再び編纂する作業に取りかかっていた。孫武は兵法を書いた竹簡を要離に売り歩かせ……。

※WOWOWから引用

【中国歴史大河ドラマ「孫子兵法大伝」の第2話の感想】

季札の言葉を受け呉に残った孫子(孫武)は、お金を稼ぐために自らの兵法を記した竹筒(書簡)を世話人に売らせる。薪として買っていった呉将軍の使用人は、自宅に竹筒を持ち帰ると、それをたまたま読んだ呉将軍は、関心すると孫武を訪ねる。

”彼を知り己を知れば、百戦してあやうからず”

”彼を知らずして己を知れば一勝一敗す”

”彼を知らず己も知らざれば、戦うごとに必ず敗る”

孫武と酒を交わした呉将軍は、噂どおりの人物だと思い、呉の大王になった公子光に孫武を呉将軍の地位に推薦する。

しかし、公子光は大王になってからというもの人が変わったように一日中遊んでおり、孫武の書簡を見ても、呉将軍の提案に耳を傾けなかった。また王后になろうとしていた眉妃は、公子光から愛されず悩んでいると、呉将軍の提案で孫武に相談みてはと言われる。

孫武を訪ねた眉妃だったが、孫武は、大王に知られたら処刑されてしまう、私には助けることはできないと、丁重に断ってしまう。そこに、季札暗殺に失敗し、孫武が逃がした、眉妃の妹?であるイラが、孫武を訪ねてくると、二人は顔を合わせる。※続く


評価 ★★★☆☆ (星3.5)

(第二話になり早速、孫子の兵法名言が出てきたが、短い言葉のなかに為になる情報が満載で、これは素晴らしい。例えもわかりやすい。ビジネス書などでも引用されるのも頷けます。今後にも期待。 )


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