映画「二ツ星の料理人 」の感想(ネタバレ)

2017.09.03 Sunday 洋画 人間ドラマ/ヒューマンドラマ レビュー

■映画「二ツ星の料理人 」の感想(ネタバレ)



■監督:ジョン・ウェルズ
■出演者:ブラッドリー・クーパー/シエナ・ミラー/オマール・シー/ダニエル・ブリュール/ユマ・サーマン/エマ・トンプソン/

WOWOWで放送していた映画「二ツ星の料理人 」を鑑賞。

【映画「二ツ星の料理人 」のあらすじ】

パリの一流レストランで二ツ星の評価と名声を得た伝説のシェフ、アダム。けれども人間的には何かと欠陥を抱えた彼は、ある時、問題を起こして突如パリから姿を消し、店をつぶしてしまう。それから3年後、かつてのオーナーの息子トニーがロンドンに開いていた店に姿を現わし、強引にシェフの座に就いたアダムは、かつての同僚やシングルマザーのエレーヌら、一流の腕前の料理人たちをスカウトすると、三ツ星を目指して奮闘する。

WOWOWから引用

【映画「二ツ星の料理人 」の感想(ネタバレ)】  


「アメリカン・スナイパー」のブラッドリークーパーが主演した人間ドラマ。

久々に料理モノ映画に惹かれて見てみた。

料理の腕はあるが、性格や素行にやや難がある2つ星のシェフが3つ星を狙うべく新たにお店を開き…という話。

料理や人間関係で挫折しつつも最終的に成功する(目的達成する)というよくあるサクセスストーリーのグルメモノなのだが、主人公の性格がプライドが高くあまり弱さが見えないため、人物に対する感情移入はやや弱い。

また、ストーリー構成もわかりやすいサクセスストーリーで進むのかと思いきや、始まりがごちゃごちゃしている感があってシンプルでない。

その理由として、物語の始まり方が、主人公が数年前にお店を辞めて挫折し、放浪修行を終えた後、再起する部分(再び店を始めるところ)から急に始まっているのが原因だと思われる。

再び店を始めるというシェフが店を持ちたいという一番大事な主人公の動機やそこに対する思い(熱意)が視聴者にはほとんど伝わらないまま、いきなり始まっており、そこの大事な理由(動機)も物語が進むと後出しのようにポロポロと出されてくるので、主人公と感情とイマイチ同期できない。

また新たに店を始める(選ぶ)部分も、腕がいいからだと思うが、特に努力することもなく以前辞めたオーナー(息子)の店でもう一度シェフになって(おんぶに抱っこで)、店を出す部分でのそこの苦労がほとんどみられない。

普通、こういうグルメものは、お店を出す時は、新たにイチから出店地域からお店の内装等選んで、やるのかと思いきや、そういうことでもないらしい。そこの楽しみがない。人材確保はあるけど。

結局、この映画の一番の盛り上がりは、独りよがりで仕事に取り組んでいた主人公が、従業員の裏切りに合い、挫折を経たのち、成長し、従業員の力を信じて三ツ星に望む部分だろう。



評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(まとめ:ブラッドリークーパー主演のやや微妙なサクセスグルメモノ。出てくる料理はおいしそうだが、ストーリーは、それほどおいしくない。脇役にユマサーマンが出ていたらしいが、見終わってキャストを見るまで、気付かなかった。いろいろ書いたが、退屈するほど悪くは無いので、三ツ星はあげて置こう。5点満点だけど。)



強いから人に頼れるの

弱いからじゃない


-?



でも生きてるわ

-?


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映画「ズートピア」の感想(ネタバレ)

2017.08.27 Sunday アニメ/CGアニメ レビュー

■映画「ズートピア」の感想(ネタバレ)



■監督:バイロン・ハワード
■出演者(声優):上戸彩/森川智之/三宅健太/高橋茂雄/玄田哲章/Dream Ami

WOWOWで放送していた映画「ズートピア」を鑑賞。

【映画「ズートピア」のあらすじ】

地方で生まれ育った女子ウサギのジュディは警察学校を首席で卒業し、ウサギ初の警官として多彩な動物が共存共栄する大都市“ズートピア”の警察官となるが、駐車違反の取り締まりという平凡な任務を与えられたことを不満に思う。そんなジュディは詐欺師のキツネ、ニックと出会った後、カワウソが失踪した事件の捜査を担当することに。それは実は“ズートピア”全体を揺るがしかねない巨大な陰謀につながる可能性がある事件だった。

WOWOWから引用

【映画「ズートピア」の感想(ネタバレ)】

全世界合計興行収入が10億ドルを突破したという2016年のディズニーアニメーション。

新作のCGアニメを見つけたので見てみた。

内容は、なんでも夢が叶うという様々な動物が暮らすズートピアで、警察官になったウサギがある事件を担当し…という話。

興行的に大ヒットしたアニメ作品らしいが、実際に見てみると内容は意外と普通でよくありそうな事件解決の冒険モノ。

ちなみに日本語吹き替え版で見たが(CGアニメは基本吹き替えで見ます)、ヒロインのウサギの吹き替えは上戸彩が担当してるが、相性は抜群。

もともとウサギが原型のはずだが、上戸彩の吹き替えによって、もうウサギ(のしぐさや動きまで)が上戸彩にしか見えなくなってくるほどだ。いや、上戸彩がそもそもウサギになってるのかもしれない。それ位、声や雰囲気は同化するほどドンピシャで合っている。

ちなみにこの映画に関しては、この吹き替えの上戸彩とナマケモノのシーン位しか印象がない。※あと、バッファロー?にたかるハエもあったか。

ナマケモノについては、たぶんこの作品を作るにあたり、製作者が一番やりたかったような感じすらする(かなり時間取ってるし)。


評価 ★★★☆☆ (星3.4)

(まとめ:吹き替えの上戸彩が抜群のディズニーのファミリー向けCGアニメ。キャラクター(ウサギ、キツネ)の成長は、しっかり描かれているが号泣するような感動作ではない(それほど来なかった)ので評価は、やや低めです。でも内容は、ディズニーアニメで安定してるので、子供と一緒に見るには、ちょうど良い作品です。あと上戸彩ファンにはおすすめです。)



一番怖いのは理由もなく

怖がること


-?



私に何が出来て

何が出来ないかは

私の問題よ


-?


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映画「高台家の人々 」の感想(ネタバレ)

2017.08.26 Saturday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「高台家の人々 」の感想(ネタバレ)



■監督:土方政人
■出演者:綾瀬はるか/斎藤工/水原希子/間宮祥太朗/坂口健太郎/市村正親/大地真央/シャーロット・ケイト・フォックス//塚地武雅

WOWOWで放送していた映画「高台家の人々 」を鑑賞。

【映画「高台家の人々 」のあらすじ】

妄想が趣味の口下手で不器用な木絵が勤める会社に、名家“高台家”の長男・光正が転勤してくる。イギリス人の血を引くクオーターで東大卒、さらにはオックスフォードにも留学経験のある長身イケメンの光正。そんな彼と木絵に接点があるとは思えなかったが、木絵が落としたコピーを光正が拾ったことから2人は顔を合わせるようになる。ある日、光正が木絵をいきなり食事に誘ったことをきっかけに、2人の距離は近くなり……。

WOWOWから引用

【映画「高台家の人々 」の感想(ネタバレ)】

森本梢子の人気コミックを「映画 謎解きはディナーのあとで」の土方政人監督が綾瀬はるかと斎藤工共演で映画化したロマンティックラブコメディ。

綾瀬はるかが出てたので見てみた。

この作品は、あらすじから分かるとおり、人の心(考え)が読めるという男(ある一家(高台家))と妄想好きの女性の恋愛映画。人の心が読めるという設定は、特に新しいわけでは無いが、その特徴を逆手に取った、女性側のアプローチ(対処法)は、なかなか斬新で、見ながらヤラレたと思った。今までにないかな。

大抵、相手の心が読める設定モノは、読める側のアプローチにのみ特化するものだが、この作品は、ヒロインを天然妄想キャラにすることで、そこの部分で読む側のツッコミを取り入れ、上手く笑いにしている。

ちなみに心を読まれる部分での遊び方にしても、策略的に笑いを取りに行こうとしたら、逆に面白くなくなってしまうと思うが、ヒロインを不思議系女優の綾瀬はるかにして、ふわっとするような笑いで収めてるところで、彼女の空気感を含め、嫌味が無い笑いを取っている。全体の内容は別にして、コメディのバランスが良い。



評価 ★★★★☆ (星4つ)

(まとめ:心が読める設定を使った斬新なラブコメディ。コメディがめちゃくちゃ面白いというものではないが、クスクス系の外した笑いがあり、意外と心地よい。特にヒロイン(綾瀬はるか)が心を無にしたときの環境ビデオのような挿入映像は、一度きりでなく、ときおり天丼のように何度か挟まれると笑えてくる。真面目な映画の途中で、テレビが壊れた?というような事故映像のようなふざけた挿入映像が入ってくる。個人的に笑いのツボがあっているからか、ヒロインの性格の良さに感情移入し、結構泣けた。)



名前は平野

平凡の平に野グソの野で

平野ですよ


-?


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映画「デッドプール 」の感想(ネタバレ)

2017.08.25 Friday 洋画 アクション/SF

■映画「デッドプール 」の感想(ネタバレ)



■監督:ティム・ミラー
■出演者:ライアン・レイノルズ/モリーナ・バッカリン/フランシス/エド・スクレイン/T・J・ミラー/ジーナ・カラーノ/

WOWOWで放送していた映画「デッドプール 」を鑑賞。

【映画「デッドプール 」のあらすじ】

ニューヨーク。精神的に危うい元傭兵ウェイドは自分が街の英雄だと思い込み、悪党を懲らしめては彼らに金銭をせびる毎日を送る。そんなウェイドは売春婦ヴァネッサに好意を抱き、彼女に結婚を約束するが、自分の全身にがんが広がっていると知る。ウェイドは自分のような余命わずかな面々を集めて超人的パワーを持つ存在に変えるという人体実験の計画に応募し、そこで身体の回復能力が異常に高くなるが外見はグロテスクになり……。

WOWOWから引用

【映画「デッドプール 」の感想(ネタバレ)】  

「リミット」のライアン・レイノルズが主演し、2016年に全世界合計興収7億8000万ドル強の大ヒットを記録したというヒーローアクション。

話題作がWOWOWで放送したので見てみた。(※初放送は5月だったかな)

興行的に大成功したらしいということで見る前から少し期待値が上がっていたが、実際見てみると、悪くは無いけど、そんなに大ヒットするほどのものかは、個人的に微妙。

例えば、「キックアス」的な新しいタイプのヒーローを期待して見ると、アイデア的には、そこに至らずという感じ。

通常のヒーローモノ(スパイダーマンとか)との違いは、視聴者に語りかけてくるジョークがある(積極的なコメディ)+アクションにグロさがある位(体や首とかが切断される)だろうか。

ジョークの種類についても、アメリカ人が好きそうな(下品+映画パロ)もので、日本人(日本のお笑いに慣れてると)があまり好まない系のジョーク。ただ、笑いのみを求めたバカコメディ映画ではないため、ジョーク自体は、会話内のアクセント程度に収まっているので、ジョークの好みで作品の良し悪しに大きく影響するほどではないと思う。

とはいっても、普通の正統派のヒーロー映画が好きな人からすると、かなり規格外で邪道な演出がされてるのはたしかで、人によって内容以前に好き嫌いがあるかも。

個人的に、映画は、ある人たち(登場人物ら)の人生を視聴者が勝手に覗いているというものだと思っているので、映画の中でナレーション以外で、登場人物自体が視聴者に直接話しかけてくるもの(カメラ目線等)は、ルール違反というか、なんか違うかなと思います。そういう直接手法を使わずに、映画の中(物語)で空気感を伝えて欲しい。映画は、ユーチューバーじゃないからね。

ちなみにヒーローアクションとしては、仲間のキャラクターがファンタスティックフォーとかX-MENとか混ざってる超能力使いだが、彼らがどうしてああなってるのかは特に世界観の説明がない。(と思う)

アクションのスケールもでかいといえば、ある部分ででかいが(大きな船が倒れたり)、しかし、全体の規模から言うと、地球規模でもなく、研究所のリーダーVSデッドプール(+仲間)で意外と小さいし、物語もわかったようでよくわからない。

あの研究所もアイツ(責任者)が死んだらそれで終りなのか、はたまた、もっと研究所自体に裏があるのかは謎のまま…。


評価 ★★★☆☆ (星3.2)

(まとめ:新たなタイプのヒーロー像を模索したが、いろいろと中途半端に出来上がったダークヒーロー作品。オフビート(決まったテンポがなく、その時のノリ)と言ってしまえば、そうかもしれないが、ノリだけに、そのノリ以上の何か得るものは特にないかな。アクション映画としてはまずまず楽しめるので、大ヒット作と知らずにレンタルでジャケ借りで見れば、意外と期待を裏切ってくる内容かも。)




人生とは

災難の連続だけど

たまに幸せなCMがはさまる


-?



ヒーローじゃなくても

恋人はできるんだ

彼女が男をヒーローにする


-?



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映画「エヴェレスト 神々の山嶺 」の感想(ネタバレ)

2017.08.24 Thursday 邦画 人間ドラマ/ヒューマン

■映画「エヴェレスト 神々の山嶺 」の感想(ネタバレ)



■監督:平山秀幸
■出演者:岡田准一/阿部寛/尾野真千子/ピエール瀧/甲本雅裕/風間俊介/テインレィ・ロンドゥップ/佐々木蔵之介

WOWOWで放送していた映画「エヴェレスト 神々の山嶺 」を鑑賞。

【映画「エヴェレスト 神々の山嶺 」のあらすじ】

1993年、ネパール。日本遠征隊のエヴェレスト挑戦は失敗し、同行する山岳写真家の深町は写真集出版が白紙になって途方に暮れる。そんな時、彼は数年前に遭難したはずの天才登山家・羽生の姿をカトマンドゥで見つける。帰国した彼は羽生について調べる中で、羽生との登山中に命を落とした彼の後輩・岸の妹、涼子と出会う。深町は羽生が生存を隠してまでネパールにとどまる目的を知るため、涼子とともに再びカトマンドゥへ飛ぶ。

WOWOWから引用

【映画「エヴェレスト 神々の山嶺 」の感想(ネタバレ)】


夢枕獏の小説をV6の岡田准一と阿部寛共演で映画化した人間ドラマ。

今年の正月位にWOWOWで初放送してまだ見てなかったので見てみた。

山岳映画は、邦画、洋画に関わらず結構みていると思うが、外れもあれば(小栗旬の「岳-ガク-」)、当たりもあり(運命を分けたザイル、クリフハンガー、バーティカルリミット)で、このジャンルの安定感はよくわからない。

ちなみにこの「エヴェレスト」は、実際にエヴェレストまで行ってロケを行っているようで、景色等リアリティはあるが、ただ登っているアクション部分は、危険なのでわからなくもないが、あきらかに安全な別のところで撮り、吹雪や環境などをCGで足してる感じがあり(そう見える)、やや冷める。

実際はよくわからないが、エヴェレストでちゃんと撮ってる部分と、エヴェレストでも別の安全な場所で撮って、のちのち合成(CGでプラス等)してる部分があるように思う。さすがに登るだけでも危険なので、絶壁のところで猛吹雪の中撮影は危険で無理だと思う。

物語に関しては、これと言ってないが、天才登山家を演じる阿部寛の存在感は見終わった後にも強く印象に残る。特に遺体で発見されたときの状態がギリシャの哲学者を彫刻にしたような格好良さ。日本人でこの西洋人的な格好良さが出る人はなかなかいないでしょう。

そして、凍え死んでる状態の体勢も格好良い。

人間死んだ時の体勢は、大抵が床に伏して天井を見て寝てる状態だと思うが、出来るならこの羽生(阿部寛)のように片ひざを立て座った状態で死にたいと思った。



評価 ★★★☆☆ (星3.8)

(まとめ:内容はともかく見た後に勇気(パワー)をもらえる山岳映画。落ち込んでたり、気持ちが萎えているときには、ぜひ見たいおすすめの映画。ところどころ名言も連発しているが、あとあとその言葉(足が動かなければ…)をよく吟味してみると、言いたいことはわかるが、その時の勢いだけで、訳のわからないことを言っていたりする(笑) ”歯で噛みながら歩けはギリギリわかるけど、”目で睨みながら歩け”は、どういう状態かはわからない。ただ、初見で聞いてるときは、セリフのパワーが凄い。理屈じゃない勢いセリフってあるのかもしれない。)


どうして山に登るかと聞かれ

マロニーは

そこに山があるからだと言った


-?

違うなオレは

オレがここにいるから

オレがいるから山に登るんだ


-?

生きて戻る死んだらゴミだ

-?

足が動かなければ 手で歩け

手が動かなければ 指で行け

指が動かなければ 歯で噛みながら歩け

歯がダメんなったら 目で行け

目で睨みながら 歩け

目もダメになったら 想え

ありったけの心で

想え


-?


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