映画「レベル16 服従の少女たち」の感想(ネタバレ)

  • 2020.07.11 Saturday
  • 06:52

■映画「レベル16 服従の少女たち」の感想(ネタバレ)


■監督:ダニシュカ・エスターハジー
■出演:ケイティ・ダグラス セリーナ・マーティン サラ・カニング ピーター・アウターブリッジ アレクシス・ウィーラン アマリア・ウィリアムソン


【映画「レベル16 服従の少女たち」のあらすじ】

身寄りのない少女だけが集められた寄宿学校で暮らすヴィヴィアン。16歳になった彼女は最終学年である“レベル16”に進級、近いうちにすばらしい里親に迎えられるはずだった。そんなある日、彼女は同級生のソフィアから、毎日与えられるビタミン剤を飲まないように忠告される。こっそり錠剤を吐き出した彼女は、その夜いつものように眠りに就けず、ソフィアとともに皆が寝静まった学校内を探検するのだが……。

WOWOWから引用


【映画「レベル16 服従の少女たち」の感想(ネタバレ)】

 

 

「エブリデイ」のケイティ・ダグラスが主演したディストピアスリラー。

 

美少女が集まる寄宿学校という設定に惹かれて選んでみた。

 

WOWOWの番組情報では、ディストピアスリラーというジャンルになっているが、ディストピアというのは、ユートピア(理想郷)の反対語のことらしい。理想の反対語は現実で、単純に解釈すれば嫌なところとでもいえるのかもしれない。

 

ちなみに、内容もその通りになっていて、ネタバレになるが、寄宿学校の正体は、美容整形のための人体売買用に少女らを育てていた学校だったというオチである。

 

タイトルのレベル16は、そのためのカリキュラムが16段階あり、レベル16になると(素材として完成すると)、いよいよ買い手が現れ、養子と言う名の人身売買に出荷されてしまう。

 

物語としては、社会から隔絶された空間で生活する少女たちの姿を描いているが、それなりに閉鎖空間のやりとりには緊張感があり、話の導線もわかりやすいので、その辺は、良く出来ている。

 

感情移入は少ないが、一応ヒロイン目線で見れる。

 

ただ、シチューエションスリラーということもありずっと室内の話で、展開や背景含め、大きな変化がない。それもあって中盤位になると、多少眠気が襲ってくる。

 

そして、ラストだが、一応、ハッピーエンドではあるのだが、救出されるシーンが、どこかで見たようなラストであまり宜しくない。

 

せっかく敷地内だが、施設から外に出れたので、個人的には、そのままヒロインたちも自力で脱出して欲しかった。

 

追手に追われ、ある小屋に立てこもった末に、そのまま時が経って、救出に来た警察に保護されるでは、あまりにも普通過ぎて、逃げれた達成感が無い。

 

そもそも、一緒に逃げた他の少女たちが逃げ切れていたから、ヒロインらも助かったということになる訳だが、それならそっちの逃げれた少女側のシーンが欲しい位だ。

 

 

評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

 

(まとめ:ラストが普通過ぎてやや残念なディストピアスリラー。最後のオチを知ってしまうとあれだが、誰でも見てれば、このオチ(人体売買)は、ある程度想像できてしまう。いろいろなシチュエーションモノを見てる身としても、特に新しさみたいなものは感じず、現実的な嫌なことを普通に描いた正統派な話といえる。途中、エロに傾きそうな流れもあったが、そっち方面に伸びてた方が、B級映画としては、割り切れて良かったのかもしれない。)

 

 

 

女性の第一の美徳は?

 

従順であること

 

-?

 

 

忍耐は美徳ですよ

 

-?

 

 

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JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

映画「神と共に 第一章:罪と罰」の感想(ネタバレ)

  • 2020.07.08 Wednesday
  • 08:01

■映画「神と共に 第一章:罪と罰」の感想(ネタバレ)


■監督:キム・ヨンファ
■出演:ハ・ジョンウ チャ・テヒョン チュ・ジフン キム・ヒャンギ イ・ジョンジェ キム・ドンウク D.O. マ・ドンソク


【映画「神と共に 第一章:罪と罰」のあらすじ】

消防士キム・ジャホンはビルの火災現場で少女を救うが殉職してしまう。そんな彼の魂の前に冥界からの使者であるヘウォンメクとドクチュンが現われ、彼らによれば、冥界の法によるとすべての人間は死後49日間に7つの地獄で裁判を受けねばならず、すべてを突破した者だけ新たな人生を始められるという。もうひとりの使者で、彼らのリーダーであるカンニムがキム・ジャホンを弁護することになり、4人は7つの地獄に向かうが……。

WOWOWから引用


【映画「神と共に 第一章:罪と罰」の感想(ネタバレ)】

 

 

インターネットで発表されたコミックを「猟奇的な彼女」のチャ・テヒョンら出演で映画化したファンタジースペクタクルアクション二部作の前編。

 

珍しい2部作の韓国映画を見つけたので見てみた。

 

内容は、詳しくはわからないが、輪廻転生(生まれ変わり)に至る仏教の死後裁判を描いた話で、とにかくCGに力が入っていて、スペクタクルファンタジーアクション大作と言わんばかりの作風ではあるのだが(大画面で見ればそれなりに満足度はあるのかもしれないが)、いかんせん韓国ならではのお涙頂戴の演出が強い上に、約140分と話がやたらに長い。

 

しかも、まだこれで前編だ。

 

冒頭、人を助けた直後にいきなり死んでしまう消防士の掴みは良いのだが、その後が、主人公の過去の善行話の後出しが多く、いろいろ展開があるものの、結局、絵的に背景が変わるだけで、同じ手法の繰り返しで、イマイチ話が盛り上がってこない。

 

また、一応ルールがあって、生者が暮らす下界に介入するなと言ってる割に、後半は都合良く、というか介入しっぱなしで、設定が非常に曖昧である。

 

それと、裁判を導く使者側の人物像がコメディタッチなので、死後世界に緊張感が無い。これが一番問題だな。

 

 

 

評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

 

(まとめ:面白雰囲気は出してるが、実際はさほど面白くないマンガ原作の韓国映画2部作の前編。内容としてはマンガ原作っぽい雰囲気はすこぶる感じる内容で、マンガとしては、原作はたぶん面白いと思うが(知らないけど)、それを実写映画にすると、なんとも薄っぺらい話になってしまった。そんな印象です。あとは、韓国の伝家の宝刀のお涙頂戴(不幸自慢)演出とそのやりとりが、わかりやすく逆に冷める。韓国人の正義感は、現実世界では到底無理だから、映画やドラマでその願望を満たしているという話があるが、そういう事情を知ってしまうとなんかこの映画の中だけに存在するような正義感が見てて気の毒だなと感じる。まー日本も大して変わらないけど。…さて、後編はどうすっかな。)

 

 

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JUGEMテーマ:韓国映画全般

映画「町田くんの世界」の感想(ネタバレ)

  • 2020.07.05 Sunday
  • 07:38

■映画「町田くんの世界」の感想(ネタバレ)


■監督:石井裕也
■出演:細田佳央太 関水渚 岩田剛典 高畑充希 前田敦子 仲野太賀 池松壮亮 松嶋菜々子


【映画「町田くんの世界」のあらすじ】

物静かで目立たない男子高校生の町田は、すべての人を分け隔てなく愛するという才能を持っていた。ある日、美術の授業中に彫刻刀で手を切ってしまった彼は保健室で、他人が大嫌いという奈々と出会う。だが自分に対して優しい町田に奈々は次第に惹かれ、そんな奈々に町田も次第に心を寄せる。やがて町田が誰に対しても優しくするのを見て、奈々はイライラを募らせ、町田への想いを振り切るようにイギリス留学を決めてしまうが……。

WOWOWから引用


【映画「町田くんの世界」の感想(ネタバレ)】

 

 

安藤ゆきの同名コミックを映画「舟を編む」の石井裕也監督が映画化したラブストーリー。

 

誰に対しても優しい(主人公)という番組あらすじを読んで見てみた。

 

この作品は、主演の二人をオーディションで選んだということで今まで見たことない二人(男女)が主役を演じている。

 

しかし、1000人規模のオーディションの中から厳選して選んだだけあってか、演技は上手く(むしろ自然で)、周りに有名俳優がずらずらと脇を固めているが(上記キャストの他、佐藤浩市や戸田恵梨香も出ている)、特に絵的に見劣りすることは無い。

 

個人的には、ヒロイン役の関水渚は、役どころもあるが、演技も自然で、その存在(キャラクター)にかなり共感してしまう。始めは無口な感じだったが、後半に進むにつれ、感情が出て、魅力的になり、生き生きとしていく。

 

仮にこのヒロインを有名若手女優から選んでいたら、土屋太鳳あたりが抜擢されてそうな役ではあるが、土屋太鳳だったら、ここまで感情移入できたかは微妙かな。勝手な想像だけど。

 

また前回見た「斬、」に続き、池松壮亮がこの作品にも出ていたが、まるで違う役を別人のように演じていて、演技派だなと思う。

 

この池松壮亮と主役の細田佳央太の二人の掛け合いのようなシーンもあるが、そこはかなり面白い。笑わそうとする演技ではなく、役柄として滑稽に見える力の抜けたコメディ演技が上手いし、好感度ある。

 

あと、前田敦子が高校生役を演じているが、さすがに20代後半にもなって、高校役はかなり厳しく、他の生徒と並ぶと一人だけ貫禄が違う。

 

ちなみに高畑充希も前田敦子と同年齢ではあるものの、一緒になって高校生役をやっているが、こっちはまだなんとか大丈夫だ。なぜ二人も20代後半の女優を持ってきて、高校生役をやらせてるのかは謎だ。

 

もっと他に旬な若手女優がいたんじゃないかと思う。

 

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.8)

 

(まとめ:哲学チックで作品としての完成度も高いファンタジーラブストーリーの良作。内容は、苫米地英人のスコトーマの概念(人は興味があるものしか認識できない)を恋愛において説明したような話であって、奇をてらったキャラクター設定ではあるが、それなりに中身がある。最後は風船で空飛んだり、強引なファンタジー色が出ているが、なぜかそういう世界観も許容できる。個人的には、映画「マグノリア」的な、散らばっていた話がラストに向かって集約していく作りだったので、後半には何か非現実的なオチ(事)があるなと思っていたら、やっぱりその通りになった。個人的には、ヒロイン(関水渚)が良い、それに尽きる。この子好き。)

 

 

 

人間ってのはさ

 

他人様の悪意や不幸が大好物だ

 

善意 善行 良心

 

そんなものよりずっとな

 

安心すんだよ

 

クズども見てると

 

俺はず〜っと、マシだってそう思う

 

それが救いになるんだ

 

-?

 

 

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JUGEMテーマ:恋愛映画 一般

映画「斬、」の感想(ネタバレ)

  • 2020.07.03 Friday
  • 07:42

■映画「斬、」の感想(ネタバレ)


■監督:塚本晋也
■出演:池松壮亮 蒼井優 中村達也 前田隆成 塚本晋也


【映画「斬、」のあらすじ】

黒船が到来し、開国か、なおも鎖国かで、世の中の意見もすっかり二分するようになった幕末の動乱期。藩を離れて浪人となった都築杢之進は、江戸近郊のとある農村に身を寄せて近隣の仕事を手伝う傍ら、農家の息子・市助に剣術を教え、その美しい姉・ゆうとお互いに心通じ合っていた。そんなある日、澤村という剣の達人が村にやって来る。自分と一緒に京都へ上って一旗揚げようと彼に誘われ、杢之進の心は大きく揺れ動くのだが…。

WOWOWから引用


【映画「斬、」の感想(ネタバレ)】

 

 

「鉄男」の塚本晋也監督が、池松壮亮、蒼井優を迎えた時代劇。

 

斬というタイトルに惹かれて見てみた。

 

内容は、タイトルそのまま、一人の浪人が人を斬ることを決断するまでを描いた話。

 

ちなみに、上記内容はほぼネタバレの内容であり、オチ(この作品の意図)を知らないで見てると、終始、主役の池松壮亮のダラダラした弱気な態度にコイツなんなんだよ!という文句しかない(笑)

 

別に元からヘタれなキャラならそれでもいいのだが、人に教えられるくらい剣術の才能があり、なんとなく、やりそうな雰囲気だけは醸し出しているが、大事なところで、具合が悪くなったり、ヘタレな態度を連発していて、一向に格好良いところが無い。

 

期待をさせといて、すべての期待をしっかり裏切ってくる。

 

こんなキャラもなかなかいないだろう。

 

このキャラクターを漫画で言えば、ヒーロー的主人公が物語の中盤位になって、圧倒的なボスの前で、挫折して敗れ、あるきっかけで人が変わったように強く生まれ変わっていく、そんな過程のシーンに該当する。

 

しかし、この作品では、そんなマンガで言えば中盤的な内容を、キャラクター紹介的な序盤(説明)を一切描かない状態で描いている。

 

なので、上記のように人物像が急に変に見えてしまうのだ。

 

そもそもちゃんとこの主人公を描くなら、精神的に未熟な部分というのは、生い立ちから彼が武士になろうとした時には、すでに自身の中ではあきらかになっていたことである。なので、その情報は、この主人公を描くなら、最初にあきらかにしてくれていた方が、断然話がわかりやすい。

 

それを農民の目線で、一人の浪人が手伝いにやって来たという形で描いたことで、実際はヘタレな浪人なのに、それが意図的かどうかはわからないが、ずっと隠された形になってしまった。

 

それが悪党一味の出現により、急に表に出てきてしまう。

 

視聴者は、この事実を一番結果が求められる大事なところで、変な形で向き合わせられることになる。

 

その結果、なんなんだコイツは?と、中盤になり、今頃になって、主人公の未熟さを知らされることになる。言ってしまうと彼への共感が離れてしまう。

 

この作品は、最後まで見てみればわかるが、人が人を殺せる(斬れる)ようになる動機はなんなのか?という究極的な部分を描いている話である。

 

なので、途中で、主人公に対して、なんなんだコイツ?という人物像に対する共感が離れてしまう感想は、いらないというか、不必要である。

 

彼を最初から描いていれば、そういう要素は普通にあった訳で、今更描くことではない。その情報をお互い共有していれば、ヘタレな行動にも多少理解ができて、共感が続きやすいのだ。

 

このことによって、中盤の話が大分混雑してしまっていて、物語の目的が何なのかが、わかりにくくなっている。愛なのかなんなのか。

 

最初に番組情報である程度、作品解説的な話を読んでいたからいいが、それを知らずにこの物語だけを追っていくと、ホントによくわからないだろう。自慰行為があったり、ただのエログロ映画かなとも思うこともしばしば。

 

ちなみに脚本や構成は悪いが、オチはなかなかだと思う。

 

他人が殴られ死のうが、好きな女が目の前で犯されようが、それでもまだ人を斬ることを決断できない、ただ自分が殺されるとわかった瞬間、その時、初めて相手を殺す(斬る)動機が人として無意識に発動する。

 

それが人を斬れるきっかけなのだろう。

 

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3つ)

 

(まとめ:製作費が少ないのか、ところどころ感じるマイナー感のある塚本晋也監督の時代劇。塚本晋也自身も出演してるが、多数のメジャー作品に出る池松壮亮や蒼井優らと横に並んだ時に、俳優としての華が全く無い感じが逆にすごい。こんなにも映像に華が無いものかと。俳優にとって、華って大事だなと思う。っというか監督だけやって無理に前に出る必要はなかったのではと思う。)

 

 

てんとう虫は

 

上へ上へ向かおうとする

 

登る所がなくなると

 

天へ飛び立つんです

 

-?

 

 

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JUGEMテーマ:邦画

映画「アルキメデスの大戦」の感想(ネタバレ)

  • 2020.07.01 Wednesday
  • 11:27

■映画「アルキメデスの大戦」の感想(ネタバレ)


■監督:山崎貴
■出演:菅田将暉 舘ひろし 柄本佑 浜辺美波 笑福亭鶴瓶 小林克也 小日向文世 國村隼 橋爪功 田中泯


【映画「アルキメデスの大戦」のあらすじ】

1933年、日本。海軍では、これからは戦闘機の重要性が増すため、航空母艦の建造を主張する山本五十六と、巨砲を備えた戦艦の必要性を訴える嶋田繁太郎が対立していた。そこで山本は偶然知り合った元帝大の青年数学者・櫂に、嶋田が建造を推進する、技術将校の平山が設計した巨大戦艦の本当のコストを算出するよう依頼。米国留学を控えた櫂だがこれを引き受け、作業に取り組むが、さまざまな障壁が彼の前に立ちふさがっていく。

WOWOWから引用


【映画「アルキメデスの大戦」の感想(ネタバレ)】

 

 

「ドラゴン桜」の作者:三田紀房による同名コミックを「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズの山崎貴が菅田将暉主演に映画化した歴史ドラマ。

 

「ドラゴンクエスト ユアストーリー」と共に山崎貴監督新作映画が多数放送してたので、その中から見てみた。

 

内容は、天才数学者が海軍の反対派から依頼された、不正な戦艦建造費の見積もりの実態を暴こうと奮闘する姿を描いた話。

 

冒頭、帝国海軍の戦艦(大和)が多数の魚雷を撃ち込まれ沈没するシーンから始まるので、戦争アクション映画かと思いきや、それ以降は、アクションは一切なく、昭和戦前期を舞台にした数字を巡るサスペンスドラマとなっている。

 

冒頭の印象で戦争アクションモノを期待してると、大分肩透かしにあった感じはあるが、CGアクションの質で見ると、マイケルベイの2001年の「パールハーバー」など実際の戦艦を用意してるものと比べると、大分安っぽく、合成感もあって、長くみてられるほどの質では無かったので、むしろ最初だけで良かったともいえる。

 

ちなみに全体を通して思うが、現代の俳優で昭和戦前期の軍人を再現する部分には、大分無理があるように思う。

 

特に、山本五十六役の舘ひろしは、特に合ってないというか(軍服がまず似合ってない、学生服みたいに見える)、大分ミスキャストに思う。また小日向文世、國村隼、橋爪功、笑福亭鶴瓶あたりは、無難なキャストではあるが、演技がいつもの現代ドラマの延長のようにも見えてしまい、戦前という世界観の説得力は無い。

 

その中、平山忠道役の田中泯は、一人だけ、外見も含め昭和軍人感がすごい出ていた(笑)

 

個人的に主役の菅田将暉や柄本佑あたりは、ベテラン勢を差し置いて、すごく上手くこなしてると思う。この映画は、彼ら二人で持ってるようなものだ。

 

ちなみに、昭和期の戦争モノの映画において、いつも気になるところが日本の戦争突入の解釈や内容であるが、この作品もコミンテルンの話題が一切出てこない部分で、勝手に日本の中だけでいろいろ話が語られていて、また、美化された自虐史観的であり、この解釈はあまり褒められたものではない。※そもそも真珠湾戦争にしても、山本五十六が意味不明な戦い方をせず、ちゃんとハワイを占領するような作戦であれば、大分違った未来があったはず。

 

しかしながら、そういった主観的な戦争解釈を抜きにすれば、この作品自体の、数学を題材にした話としては、十分面白い内容である。

 

マンガ原作っぽい、なんでも計ってしまうというわかりやすいキャラクターの性格設定は、登場過程から物語に引き込まれ、その勢いだけで見れてしまうので、作りは上手い。

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.5)

 

(まとめ:地味な会計の話だが、エンタメ感があって普通に面白いマンガ原作の実写版。たぶんマンガの原作も面白いのだと思う。同じ山崎貴監督の「ドラゴンクエスト ユアストーリー」の方は、かなりふざけていたが、こちらはかなりまともだ。こちらは、映画(エンタメ)としては、おすすめです。)

 

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