映画「ロッジ LODGE」の感想(ネタバレ)

2015.12.31 Thursday 洋画 サスペンス/ミステリー

■映画「ロッジ LODGE」の感想(ネタバレ)



■監督:トラヴィス・オーツ
■出演者:ミーナ・スヴァーリ ブライアン・オースティン・グリーン ジョアンヌ・ケリー フィオナ・グーベルマン ザック・ウォード ロバート・ピカード

WOWOWで放送していた映画「ロッジ LODGE」を鑑賞。

【映画「ロッジ LODGE」のあらすじ】

休暇を利用して山荘にやって来た10人の仲間たち。だが、ガス欠寸前で到着した彼らを待っていたのは、無人の建物だった。食べかけの食事など、つい先ほどまで人がいた痕跡はあるのだが、受付はもとより他の客も職員も誰ひとり姿が見えない。誰かいないかと探し回る彼らは、やがて一室で首つりをほのめかすロープを発見し、薄気味悪さを覚える。そんな中、今度は彼ら自身の仲間がひとり、またひとりと姿を消して……。

WOWOWから引用

【映画「ロッジ LODGE」の感想(ネタバレ)】


「アメリカン・ビューティー」のミーナ・スヴァーリが出演するシチュエーションスリラー。

あらすじを見て良さげなシチュエーションスリラーものが初放送してたので見てみた。

人里離れたロッジに集まった人たちが跡形も無く次々と消えていくという、よくありががちなスリラー設定ではあるが、最近のシチュエーションスリラーとしては、一線を画すよく出来た作品で、最初から最後まで謎の解明(オチの予想)に対して、頭を使わせてくれる。

見る人によっては、最後に答えが何も用意されてなくなんだそれという話ではあるが、あえてぶれずに行き切ったオチ(理由も無くただ消えてしまう)を貫いたのは良いと思う。なぜ消えるという論理的でない不条理さが死への恐怖を増しているし。

謎解きという部分では、何も解決していないが、跡形も無く消えるということをもっと大きな視点で見ると、仏教の空の概念のような話でもある。この一瞬で消えるという設定をもっと時間を引き延ばしてみれば、人間は100年ほどで肉体は皆消えてなくなるわけで、そこになぜ消えてしまう(死ぬ)理由は用意されていない。(※今のところ)

歴史に残るような人物なら肉体は死んだ後も後世に語り継がれるが、そういう人でないなら、生きていたことすら誰も知らない。遠まわしにそういったことが言いたい作品なのかなとも思う。


評価 ★★★★☆ (星4つ)

(ありきたりの設定を逆手に取った(あえて謎解きをしない)シチュエーションスリラーの良作。人が見てないときに見られていない人が消える設定なら、そもそも二人っきりで片方がいなくなったらもう片方もその影響ですぐいなくなるだろうというツッコミは、とりあえずなしですね。この作品のそもそもの命題は、”人(生物)が突然急に消えてしまう”こと自体にあるが、それがすでに成り立っていない(理屈が証明できない=解決していない)ので、それを補足する他のことは、実は何をやっても良いことになる。もとから話が成り立ってない話なので。命題以外への細部のツッコミは無意味です。まー結果的に最後にはみんないなくなってるので、そこに至る過程は抜きにして、”人が最終的に消えてしまう”という命題部分については、最初から最後までブレずに一貫している。ということで非論理的な論理話である。そう思うとやっぱりよく出来ているこの作品。)



どうせ俺たちは

消される

消去済みのビデオを

渡されたら

消去前の内容を気にするか

映ってたのが

実際の殺人だとしても

関係ないだろ?


-?



皆が消えればやったことも

消えるんだ

どうせ俺たちは

消される


-?



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映画「ザ・ギャンブラー/熱い賭け」の感想(ネタバレ)

2015.11.19 Thursday 洋画 サスペンス/ミステリー

■映画「ザ・ギャンブラー/熱い賭け」の感想(ネタバレ)



■監督:ルパート・ワイアット
■出演者:マーク・ウォールバーグ ブリー・ラーソン ジョン・グッドマン アンソニー・ケリー アルヴィン・イン マイケル・K・ウィリアムズ ジェシカ・ラング

WOWOWで放送していた映画「ザ・ギャンブラー/熱い賭け」を鑑賞。

【映画「ザ・ギャンブラー/熱い賭け」のあらすじ】

大学教授のジムは、教鞭を執る一方、夜ごとカジノで大金をつぎ込む破滅的な日々を送っていた。マフィアから多額の借金を重ねていた彼は、ついに1週間で全額を返済するよう最後通告を受ける。だが、裕福な母親に泣きついて金を工面してもらいながら、彼はその金すらもためらいなくギャンブルで浪費してしまった。そんな矢先、ジムは教え子のエイミーと親密な関係となり、人生をやり直そうと最後の大勝負に臨むのだが……。

WOWOWから引用

【映画「ザ・ギャンブラー/熱い賭け」の感想(ネタバレ)】 


1974年の映画「熱い賭け」を「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」のルパート・ワイアット監督がマーク・ウォールバーグを主演に迎えてリメイクしたサスペンス。

ギャンブル×マークウォールバーグ主演ということで見てみた。

大学教授がどうのと番組あらすじで書いてあったので、単純に、生徒と共にギャンブルを攻略していくような映画(そんな映画あったけど)だと思っていたが、この作品は全く異なり、主人公が自分の存在価値を確認するために(自暴自棄でもあるが)、ギャンブルにひたすらのめりこむという話。

傍から見れば、ただのギャンブル依存症にしか見えないが、本人の中では、ギャンブルをやる目的(理由)がある。

彼の中での世界は、1か0(ゼロ)の価値感しか認めないところから来るもの。みんなが思う、才能がないから平凡でいいやという中途半端(間)な概念を一切認めていない。中途半端=クズ(価値が無い) みたいな発想(信念)を貫き通す。

それは、借金を返すための金を借りるために債権者から唯一出された条件、”俺は男じゃない”と言えば金を貸すというものを、拒んだところからも、単なるギャンブル依存症ではない(本人もギャンブラーではないと言ってるが)、ギャンブルすることに何かしらのプライド、信念があることが垣間見れる。

結局、ギャンブルの世界は、一切の曖昧がなく、勝者と敗者が誰の目にもわかりやすく、表現される場所。

その世界(ギャンブル)に自分の価値を見出すために主人公は、借金してはギャンブルし、さらに借金を返すために集めた金すらも返さずにその金すら狂ったようにギャンブルにどんどんつぎ込んでいく…。

それは全く計画性がないように思えるが、ラストシーンを見ると、そこに行く過程での主人公の考え方やセリフが集約されて、映画タイトルの”ギャンブラー”という言葉の意味を理解する。

それは、才能があるやつとないヤツの差。なのかもしれない。


評価 ★★★☆☆ (星3.5)

(ギャンブルという世界と才能という人間の個体に秘める能力の差を哲学的に表現したようなユニークな作品です。結局答えは、数学的に考えると、借金しては、つぎ込むを自分が出来うる限り最大限繰り返し、最大限(2倍になる)の賭けを毎回し続ければ、結局、あるところで、確率論でたまたま勝ちが回ってきて、勝てる(大勝する、チャンスがやってくる)というのを表現しているように思う。(ギャンブルに限ったことではないのかもしれないが)とりあえずギャンブルをやるなら、この精神は、必要かもしれない。もちろん、やるギャンブルは、ブラックジャック、ルーレットなど、勝率が限りなく50%のもの(掛け金が二倍になるルール)に限る。)



僕は自分を守るために来たんじゃない

-?


作家と棒高跳びの選手に

なるのは同じ

棒高跳びの選手になろうとするなんて

才能がなきゃ考えない


-?


天才でなければ志すな

-?



才能は物じゃない

いくら願っても手に入らない





”自分に嫌気が差した時

変わりたくなる”と


-?


過去をなくせば

やり直せる


-?



賢い人生は

”くたばれ”に基づく

アメリカもその精神がベース

相手が王や軍隊

史上最強の海軍でも

”くたばりやがれ”

敵は自分だけ

今アメリカは”くたばれ”

という立場を失った


-?


”くたばれ”と言えない

-?



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映画「愛を複製する女」の感想(ネタバレ)

2015.08.19 Wednesday 洋画 サスペンス/ミステリー

■映画「愛を複製する女」の感想(ネタバレ)



■監督:ベネデク・フリーガウフ
■出演者:エヴァ・グリーン マット・スミス レスリー・マンヴィル ピーター・ワイト

WOWOWで放送していた映画「愛を複製する女」を鑑賞。

【映画「愛を複製する女」のあらすじ】

9歳の少女レベッカは海の近くの祖父の家に滞在するが、地元の少年トミーと出会って恋に落ちる。レベッカは母親の仕事で東京に引っ越すが、12年後、大人になったレベッカは亡くなった祖父の家に戻ってトミーと再会する。今の彼は環境活動家で、仲間とある施設に潜入して混乱を起こすという。だがレベッカと施設に向かう途中、交通事故でトミーは帰らぬ人に。レベッカはトミーのDNAを使って彼のクローン人間を身ごもるが……。

WOWOWから引用

【映画「愛を複製する女」の感想(ネタバレ)】 


「007 カジノ・ロワイヤル」のエヴァ・グリーン、マット・スミスらが共演したSFラブサスペンス。

タイトルのやらしさに惹かれて見て見た。

内容は、あらすじの通りで、事故で亡くなってしまった彼氏をクローン人間として自らの母体を使い、この世に再生させたその彼女の話です。

亡くなった人を蘇らせて、出来ればまた一緒に同じ時間を過ごしたいという、人間の誰しもが思う死に対する願望があるが、それを描いている話で、最愛の人の死とどう向き合うかをクローン人間で再生してみたらどうなる?というテーマで描いている。

これは近い将来、技術が安定して可能になれば、悲しみを乗り越えられない人たちが普通に行いそうな話ではあるが、現実的にはクローン人間を作って良いのか?というモラル以外にも問題があることをこの映画で示している。

それは、死んだ人をその状態のまま生き返らせることはできないので、イチから死んだ人間と同じDNAを持つ人間として、新たに(自分または誰かが)産み落として作り出すという方法で再現することになるのだが、そこには、どうしても時間の壁が出来てしまう。

年齢的に親と子の年齢差が生まれてしまう。

亡くなった人が小さい子供なら、年齢差はそれほどないが、この話では亡くなった人(時)が20歳を越えているので、その亡くなった当時の彼を(年齢の人)と再会するには、最低でも20年以上、育て、待たなければならない。

ちなみにクローンだからと言っても、ほとんどは環境が人間(人格形成)を作るようなもので、当時(本物)と全く一緒の人間にはならないという部分もある。考え方も多少違う。

その他にも、そのクローンが小さい頃は、反抗することもなく幼馴染の彼氏の子供時代を知る思い出とシンクロし、可愛がれるが、次第に体が成長し大きくなると、子供にも自我が芽生え、思春期になると普通に同年代の彼女を家に連れてきて、二人で泊まったりする。

それは昔の自分と彼氏がそうだったように。仲睦まじい姿で二人は接し始めるのだ。

この辺から、クローン人間を作ったときに彼女(ヒロイン)が思い描いていた理想とズレが生じてくる。

もちろん彼氏のDNAではあるが、そのクローン人間とは、母親と息子という間柄でもある。

外見がそっくりな息子に対し、亡くなった愛しい彼氏への想いはあるが、クローン人間は間柄では息子でもあるため恋愛感情で接してはならないのだ。しかし、その息子がつれてきた彼女にも、女として嫉妬心も湧き出る。

自分で作り出したのに、自分のものには決してならず、他人に取られるという。

ちなみに、愛し合った彼氏とDNAが同じということなのか、息子も母親に対して、何かを感じ取り、結局二人は、母子の一線を越えてしまうのだが。

しかし、ひょんなことから自分自身が母親の亡くなった彼氏のクローンであることを知った息子は、家を出て行ってしまう…end。

結果、この映画では、どちらも問題を抱えたまま、母子の関係は壊れバッドエンドとなる。死んではいないけど。

クローン(誰かの替え玉)として生み出された息子は、自分の自己存在論について考え、また生み出した彼女も複雑すぎる関係にどうにもならない感情を抱えてしまうのだ。


評価 ★★★☆☆ (星3.2)

(まとめ:”死とクローン”について考えさせられる落ち着いた人間ドラマ。セリフは少なく、ほとんど映像で見せるようなつくりだが、なかなかの吸引力がある。こういうセリフが少ない落ち着いた映画は好き。あと、ヒロインのエヴァグリーンが美人過ぎて、これ絶対親子の一線越えるだろと勝手に思っていたら、そうなった。静かに葛藤するエヴァグリーンがどことなくやらしいです。)


人生が与えてくれた

チャンスと贈り物よ


-?



これで僕の思い通りだ

-?



あなたは生きているわ

-?



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映画「バレット・オブ・ラヴ」の感想(ネタバレ)

2015.08.03 Monday 洋画 サスペンス/ミステリー

■映画「バレット・オブ・ラヴ」の感想(ネタバレ)



■監督:フレデリック・ボンド
■出演者:シャイア・ラブーフ エヴァン・レイチェル・ウッド マッツ・ミケルセン ヴィンセント・ドノフリオ ルパート・グリント

WOWOWで放送していた映画「バレット・オブ・ラヴ」を鑑賞。

【映画「バレット・オブ・ラヴ」のあらすじ】

あの世へ旅立つ母親とつらい最期のお別れをした後、そのお告げの言葉に従って、ルーマニア行きの飛行機に飛び乗ったアメリカ人青年のチャーリー。機内で彼は、席が隣同士となったヴィクトルという男と知り合うが、男は急死してしまう。ルーマニアに到着した後、チャーリーは、ヴィクトルの娘でチェロ奏者のガブリエラと出会い、彼女の美しさにたちまち一目惚れするが、実は彼女は、凶悪なギャングのボス、ナイジェルの妻だった…。

WOWOWから引用

【映画「バレット・オブ・ラヴ」の感想(ネタバレ)】 


初期の「トランスフォーマー」シリーズのシャイアラブーフ主演のラブサスペンス。

録画ディスクを整理していてシャイアラブーフが主演だったので見てみた。

ジャンルは、一応ラブサスペンスらしいが、序盤は、最愛の母との別れから始まる(なぜか死んだ母親と会話したり)、ファンタジー?な人間ドラマのような展開で(自分を見つめる)そういう話かと思いきや、亡くなった母の提案で傷心旅行で旅立ったルーマニア行きの機内で座席が隣同士になった男と知り合い、そこからひょんなことからその娘を好きになり、彼女を取り巻くギャングに巻き込まれ…と話が進んでいく。

最終的には、彼女と一緒になる(愛を貫く)というものだが、とにかく、ジャンルでは説明しづらいほど、内容はいろいろ詰め込みすぎでしょう。序盤と中盤では話が別物です。

ラブストーリーとして見るには、サスペンスが強すぎだし、かと言ってサスペンスとして見るには、最初のノスタルジックな感じは逆にいらない感じがする。

個人的には、最初の落ち着いた雰囲気(人間関係を辿るドラマ重視)で最後まで進んでほしかったように思う。彼女の夫がギャングとかいらないかな。またどうしてもシャイアラブーフが主演ということもあり、単純な人間ドラマで描かず、あえてアクション要素を入れてしまった気もする。逃亡劇は、「イーグル・アイ」の1シーンにも見えなくもない。


評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(まとめ:脇役が結構豪華で微妙なラブサスペンス。ハリーポーターの「ルパート・グリント」や「カジノロワイヤル」のマッツ・ミケルセン、少し前に見た「ガーディアン」のティル・シュヴァイガなどが印象的な顔が脇を固めている。特に「カジノロワイヤル」のマッツ・ミケルセンは、顔の個性強すぎです。格好良すぎです。内容については、以上だが、この映画もヒロインがチェロを弾いてることもあるが、挿入音楽の質は、なかなか良いです。)



私から話しかけたのに

分からないんだって?

おかしな考え方だ


-?



急に血の雨が降ることもある

-?


間違った関係を

正すことは出来ない


-?

あなたは自慢の息子よ

-?


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映画「ラスト・デイズ」の感想(ネタバレ)

2015.07.24 Friday 洋画 サスペンス/ミステリー

■映画「ラスト・デイズ」の感想(ネタバレ)



■監督:ダビ・パストール アレックス・パストール
■出演者:キム・グティエレス ホセ・コロナド マルタ・エトゥラ レティシア・ドレラ
 
WOWOWで放送していた映画「ラスト・デイズ」を鑑賞。

【映画「ラスト・デイズ」のあらすじ】

ある企業でセキュリティー・プロトコルの責任者をしているマルクは、会社が社外から招いたリストラ専門家エンリケに自分も解雇されないかと恐れ、恋人フリアと子どもを作ることをためらう。ある日突然、屋外に出た人間がパニック発作を起こして亡くなるという異常事態が世界規模で次々に発生。社屋に3カ月いたマルクは、GPS装置を隠し持つエンリケと取引し、地下鉄の線路や下水道を移動しながらフリアとの再会を目指すが……。

WOWOWから引用

【映画「ラスト・デイズ」の感想(ネタバレ)】 


映画「フェーズ6」の兄弟監督ダビ・パストール&アレックス・パストールによるスペイン産のサスペンス。

内容は、外に出るとパニック発作で死ぬという原因不明のウイルス?かなにかが蔓延した、状況下で外に出れずに室内や地下で暮らすようになった人々の話。

あらすじを読むと、密室感があって、室内=低予算=小規模 という感じがしないでもないが、地下鉄シーン等みると、意外と大勢人使っていたり、大規模に世界観が描写されていて閉鎖感はそんなにない。ちょうど少し前に見た、氷河期がやってきてサバイバルを強いられる「コロニー5」と似た路線(世界観)だ。

話としては、原因不明の状況を改善する方向に進むのか(原因を突き止める)と思いきや、主人公は普通の一般人ということで、行方不明になった妊娠した恋人探しが主。

結局最後も、原因は不明のまま、恋人を無事見つけると、その後子供を生んで、育てたら、子供世代からは、外に出ても大丈夫な抗体が出来たのか、子供たちは普通に外で遊んでも平気になった。

そんな外で遊べる子供世代が力を合わせて旅に出て、この状況の改善策を託すという未来に希望を投げるオチになっている。

っということで、とりあえずどんな原因不明で絶望的な状況化であっても、人類として種の保存を止めてはいけないという、メッセージ?が込められた作品といえる。


評価 ★★★☆☆ (星3.2)

(まとめ:世界観がしっかりしてるので、原因不明という引っ張りだけで、一応最後まで見せてくれるサスペンス。だが、なぜ、最後に恋人がいるアパートまでの距離(外)を主人公が、横断できたのかは、ちょっと謎です。最初は、4〜5歩でパニックで瀕死になっていたのだが、最後は、数10メートルある距離をなんとかじりじりと歩き切った?…。内容と関係ないけど、一歩一歩じっくり進むより、ダッシュで走りきったらいいんじゃないかと思ってしまった。原因不明なわけだし。小さい頃に線路の遮断機の入り口から出口まで意味も無く、息を止めて横断するのを思い出した。この映画は、そういう息止めしたらセーフという話ではないけど。)


親父がいなくなったら

俺も同じ運命

誰も気づかない


-?


確かにまだ俺が必要だったな

-?


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映画「インベーダー・ミッション」の感想(ネタバレ)

2015.07.16 Thursday 洋画 サスペンス/ミステリー

■映画「インベーダー・ミッション」の感想(ネタバレ)



■監督:ダニエル・カルパルソロ
■出演者:アルベルト・アンマン アントニオ・デ・ラ・トレ カラ・エレハルデ インマ・クエスタ  ルイス・サエラ

WOWOWで放送していた映画「インベーダー・ミッション」を鑑賞。

【映画「インベーダー・ミッション」のあらすじ】

2004年。国際医師派遣団に所属するスペイン人の軍医パブロは、イラク戦争の現場に従事。ある日、負傷者を病院に搬送中、敵襲を受けて瀕死の重傷を負った彼は、2週間後、スペインの病院のベッドでようやく意識を取り戻す。しかし、一時的な記憶喪失に陥った彼の脳裏からは、戦場での記憶が抜け落ちていた。次第に記憶がよみがえるうち、パブロは、戦場で起きた悲惨な出来事と、それを隠蔽しようとする国家的陰謀に気付く。

WOWOWから引用

【映画「インベーダー・ミッション」の感想(ネタバレ)】 


スペイン産のサスペンスアクション。

内容は、戦争中に重症を負い、一命を取り留めるも当時の記憶だけが失われてしまった軍医が、徐々に蘇る記憶を頼りに、隠されていた真相を暴こうとする話。

前回の主人公のアホな行動が目立った「ミッドナイトチェイス」を見ていたからか、こちらの主人公は凡ミスがなく、理知的に行動していて、そこのストレスはない。

また内容もただのアクションサスペンスではなく、利益(お金)や自己防衛に走らずに人の倫理を最後まで貫き通す主人公の信念が描かれていて、かなり共感を得る。

主人公の取る行動(大量虐殺があった事実を公開する)は、倫理的には正解だが、正解にも関わらず、国家的には、不利益になるため、国から反逆罪の罪に問われてしまうのは、法律的にどうなのかと言う部分はある。人のことを考えた法律なのかなんなのか。

ちなみに、ラストは、証拠の公開に踏み切り、社会問題となるが、その一方で、虐殺を行っていた兵士は、再び戦場に復帰し、任務に当たっているという、皮肉のようなラストになっている。現実っぽいですね。


評価 ★★★☆☆ (星3.5)

(まとめ:倫理観がテーマにあるサスペンスアクションとしても、普通に楽しめる作品。これは映画だが、実際の現場は、知らないだけでこういうことが普通に起きてそうな気がしますね。特に当事者(兵士)がお互いに黙ってれば、まず表に出ないことですし。結局、戦地に行かない、戦争に参加しないのが、こういう問題を避けられる道かなと思います。どうもタイムリーなテーマに思えます。)



生きて帰るのが

大事なことだぞ


-?


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映画「ミッドナイトチェイス」の感想(ネタバレ)

2015.07.16 Thursday 洋画 サスペンス/ミステリー

■映画「ミッドナイトチェイス」の感想(ネタバレ)



■監督:ディエデリック・ファン・ローイェン
■出演者:バリー・アトスマ スーザン・ヴィセール カルロス・ガルシア・エステベス ダリオ・レヴィ ロース・ディックマン イグナシオ・ロドリゲス

WOWOWで放送していた映画「ミッドナイトチェイス」を鑑賞。

【映画「ミッドナイトチェイス」のあらすじ】

ヨハンとサラの夫婦は、冷え切った関係を改善させるため、2人が出会った思い出の地・ブエノスアイレスを訪れた。だが、2人の仲は修復どころか亀裂が決定的に。最悪の状態で旅行は中断、帰路に就こうとした2人だったが、バスを待つサラが撮影していたビデオに、地元の警官が暴行殺人を行なう現場が映り込んでしまった。サラのカメラに気付いた警官は2人を追い、夫婦は言葉も通じない異国で警察に追われる身となってしまう。

WOWOWから引用

【映画「ミッドナイトチェイス」の感想(ネタバレ)】 


オランダ産のサスペンスアクション。

タイトルのわかりやすさから選んでみた。

あらすじは、上記の通りで、警察による市民?への暴行殺人現場を偶然撮影してしまった観光客夫婦が、彼ら地元警察から追われるというもの。

あらすじだけ読むと、スリル満点感はあるのだが、巻き込まれる夫婦が、夫婦間の問題を抱え旅行に来ており、その辺の夫婦のいざこざ(再生)も逃走劇と同時に描かれている。

ただ、この夫婦間の問題が、ときおり、話の邪魔(話のスピード感を削ぐ)になったりする。製作者の意図としては、この逃走劇を乗り越えて、夫婦が自分たちの問題も乗り越える(再生する)というのをやりたいようなのだが、ちょっと編集バランスが微妙だ。

序盤に、そういう説明部分があるが、話がやや長いというか、そっちに偏りすぎで、ミッドナイトチェイス(殺人を撮影する現場)に至るまでが、時間かかりすぎ。

また、パラノーマルアクティビティ的な主人公たちの手持ちカメラ風な撮影(主人公たち観光客目線)で描こうと試みたりしてるが(序盤で早々に断念)、その辺もいろいろと迷いがある。

ちなみにそれくらいならまだ良いが、この映画の一番の問題点が、主人公たちの行動がアホ過ぎというか、逃げ切れてもいないのに安心するのが早かったり、脱出できたのに、凡ミスで新たなピンチに陥ったり、急に感情的になって逃げるのをやめようとしたり(暴行されたのはわかるけども)、毎回イライラが尽きない。

話自体には緊張感(緊迫感)はあるのだが、主人公たちがどうもアホ過ぎて、感情移入ができない。

実際、自分たちが同じ状況に巻き込まれたら、パニックで凡ミス連発なるのかもしれないが、映像作品として、最低限、こちらの読み以上の行動を取ってもらいたいと思う。


評価 ★☆☆☆☆ (星1.5)

(まとめ:主人公たちの行動に逐一イライラが多いサスペンスアクション。特に気になる教訓となるセリフもない。また、最後に空港の設備機器を使って動画を再生して真実を暴くなど、そこに至ることを逆算して話を作ってるのがバレバレというか、そういう流れをしたいためのあえての凡ミス設定が多いように思う。途中で撃たれてしまうのもしかり(病院に行かせるため(行動を制限する))、答え(オチ)ありきで行動に落とし込むのはいいが、それによって、主人公がアホみたいになってしまうのは、話としてどうだろうか。)


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映画「ラスト・ワールド」の感想(ネタバレ)

2015.05.23 Saturday 洋画 サスペンス/ミステリー

■映画「ラスト・ワールド」の感想(ネタバレ)



■監督:ジョン・ハドルズ
■出演者:ソフィー・ロウ ジェームズ・ダーシー リース・ウェイクフィールド ケイティ・フィンドレイ

WOWOWで放送していた映画「ラスト・ワールド」を鑑賞。

【映画「ラスト・ワールド」のあらすじ】

インドネシアのジャカルタ。ある学校の「哲学」の本年度最後の授業。ジミット先生は恋人同士であるペトラとジェームズら20人の学生に、これから人類が核戦争を迎えることを前提に、彼らがそれぞれに与えられた職業を考えつつ、10人しか収容できない核シェルターに自分が入れるかどうか、哲学的視点から考えさせる。そんな課題に対して真剣に取り組んでいく学生たち。一方、ジミット先生は、実はペトラに好意を抱いていて……。

WOWOWから引用

【映画「ラスト・ワールド」の感想(ネタバレ)】 


アメリカ×インドネシア合作の”哲学”をテーマにしたSFサスペンス。

もしも核戦争で世界が終わる時、人間の種の存続のために生き残るに相応しい人たち(職業、人間性等)を考えるというかなり面白そうなテーマだったので見てみた。

とりあえずエンディングやその選択するアプローチ方法(設定)はツッコミどころありだが、テーマ自体は、すごく面白い。

こういう正解が出ない問題で頭を悩ませるのかなり好きです。

倫理(感情)を優先するか、実益(目的)を優先するか、状況によって判断(選別)が変わっていく流れはいい。

職業選別では、詩人が真っ先に殺されて死んだり(ここは毎回オチですね)、ハープ奏者や、オペラ歌手、ジェラートの店員?、ハウスキーパー(家事労働者)など、芸術家や専門職でない一般人が外されていく姿に、種の保存となると、全く役に立たない職業あるなと思う反面、ラストでは、それが逆転する姿(パターン)に、人間とは何か?生きるとは何か?を改めて考えさせられたりする。

ただ、もともと正解のない話なので、これだ!という感じの答えは用意されていない。特にラストは、先生と生徒の妙な恋愛が入ってきて、大分話がウヤムヤになってるし。何その逃げ方。一応、先生が生徒を評価するわけで、最後は、間違っててもいいので、先生の回答(答え合わせ)もほしいところ。

そもそも最初の方で専門家を選択してるわりに大して役に立ってる感じないし。そんなもんなのか。

最後、先生が自殺したようなラスト?も意味不明です。



評価 ★★★★☆ (星4つ)

(まとめ:哲学的な話で頭をモヤモヤさせたい人におすすめな教養映画。映画を見つつ何か勉強した感じがして中身は結構濃く、教訓となるセリフも多い。映画が用意している、問いに対する回答の良し悪しは別にして、それらを含めて見て考えることに、たぶん意味があるという映画ですね。)



シェイクスピアは

”1分遅刻するより

3時間早すぎるほうがいい”と


-?



几帳面さは

寂しさの美点ですよね


-?


彼はどうせ選ばれない

詩人なんて実社会では

何の役にも立たないだろ


-?

アインシュタインによると

”偶然は匿名の神の所業”だ


-?


”知らないこと”を

判断基準にすべきだった


-?

人間には欠点がある

我々は事実より

感情を信じる


だから頭の悪い者は

熱弁を振るわれると傾く

バカな考えであっても


-?


賢いことがすべてじゃない

-?


終末(アポカリプス)の語源はギリシャ語だ

その意味は

秘密を暴露することだ


-?



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映画「デッドorキル」の感想(ネタバレ)

2015.05.12 Tuesday 洋画 サスペンス/ミステリー

■映画「デッドorキル」の感想(ネタバレ)




■監督:デヴィッド・ガイ・レヴィ
■出演者:ブリタニー・スノウ ジェフリー・コムズ ジョニー・コイン ローレンス・ギリアード・ジュニア エンヴェア・ジョカイ ジョン・ハード サーシャ・グレイ

WOWOWで放送していた映画「デッドorキル」を鑑賞。

【映画「デッドorキル」のあらすじ】

難病を抱えた弟の面倒を見るアイリスは、支援が必要な人々を集めた、さる富豪主催の選考会兼晩餐会に誘われる。ただし、最終的に支援が得られるのはただひとり。彼女を含め屋敷に集まった男女8人は、選考のため“ゲーム”を行なうことになった。ルールは単純、二者択一で選んだことを必ず実行しなければならないというもの。だが、選択肢はやがて犠牲を誰かに押しつけるか、自分が背負うかという過酷なものへエスカレートし……。

WOWOWから引用

【映画「デッドorキル」の感想(ネタバレ)】 


「ヘアスプレー」のブリタニー・スノウ主演のサスペンススリラー。

デッド&キルというストーリーがわかりやすいタイトル(参加者が殺し合いをしそう)なので選んでみた。

内容は、予想通りお金目当てに集められた参加者が、主催者側から無理難題を押し付けられて、それらを選択し、実行していくという話。

この映画、選択ゲーム自体は、まあ良いんですが、個人的に、ダメだなと思うのは、主催者が途中から銃で参加者を脅して、ゲームを強要してしまう点。

ほとんどマフィアと変わらない。お金持ちの遊びとしてなんか品がない(笑)

最初の優雅な感じで料理食っての流れが台無し。主催者側が直接殺人に手を下しちゃダメでしょ。

その時点でなんか本来のゲーム部分だけでは成立してない気がするので、なんとなく微妙です。もっと直接脅さなくても良い設定を作ってほしいですね。

結局、銃で脅して選択を迫るって、幼稚です。

やらないと殺されるから参加者は選択するけど、結局選んでも失敗すると死ぬので、なんかね…。八方塞がり。

あと、途中までは、ゲームとしてなんとなく成立してたけど、参加者が反乱を起こした後、かなりバタバタしたのに、またこじんまりとゲームに戻るのは、なんかもういいかなって思います。

あそこからは本来もっと違う展開に進むべきじゃないかな。ってか脱出する話で進んでほしい。また外部から助けに来た人もあっさり死んでるし。特に状況に変化をもたらさないなら、あの助けようとするシーンいらないね。

あと、主催者側がそこまでしてゲームを継続しなければならない理由がこちらに伝わってこないですし、そこのゲームに拘ってる理由もよくわからない。財閥のバカ息子の存在もかなり中途半端ですし。

これと比べるまでもないですが、映画「ソウ」は脚本としても、やっぱりよく出来てます。


評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(普通に見れますが、いろいろ微妙なバトルロワイアル?スリラーです。ラストの決勝戦でのヒロインの取る選択もわからなくないですが、ヒロインがそっち(賞金獲得)を選択しちゃうと感情移入は微妙ですね。結局一番感情移入出来たのは、彼女の弟だったということでしょうか。主催者側のリーダーは、なかなか世界観作ってましたね。)


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映画「CAGED -監禁-」の感想(ネタバレ)

2015.05.03 Sunday 洋画 サスペンス/ミステリー

■映画「CAGED -監禁-」の感想(ネタバレ)



■監督:ヤン・ゴズラン
■出演者:ゾエ・フェリックス エリック・サヴァン アリエ・エルマレ

WOWOWで放送していた映画「CAGED -監禁-」を鑑賞。

【映画「CAGED -監禁-」のあらすじ】

幼いころ、友達が犬に襲われて殺されたことが大人になってもトラウマになっている女医キャロル。現在、旧ユーゴスラビアの病院で働いているが、2人の同僚、マシアスやサミールとともに、遠く離れた次の赴任地まで自動車で向かう。しかし、森の中の道で武装した一味に襲われ、彼らのアジトに連れ去られるとそのまま牢屋に監禁される。アジトには他にも人間たちが監禁されていたが、やがて一味の目的が臓器売買であると分かり……。

WOWOWから引用

【映画「CAGED -監禁-」の感想(ネタバレ)】 


「最後のマイ・ウェイ」エリック・サヴァン出演のサスペンスホラー。

80分という一時間半弱で見れる短い作品だったので選んでみた。

「CAGED -監禁-」というタイトルからも分かるとおり、主人公たちがある一味に監禁されてしまう。その監禁された場所からの脱出を描くサスペンスです。

序盤に、友達を大きい犬に襲われて殺されてしまうという主人公の幼い時のシーンが挿入されているが、これが、のちのちの伏線というか、心理的恐怖描写に上手く繋がっていると思う。犬は怖いという。

子供の頃って、自分の身長が小さい事もあるけど、犬って中型犬でも怖いんだよね。特によく吠える犬。昔は、放し飼いの犬とか普通にその辺にいて、学校の帰り道に遭遇すると、どうやってその場から逃げ切るか、石投げたり、興味そらしたりで、心理戦だった。そんなことを思い出した。

ま〜この映画は、犬が効果的に使われているけど、内容については、ほとんどない。気になるセリフもないし。

とりあえず、監禁された場所から逃げるという、主人公たちのドキドキをただ楽しむだけの映画です。


評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(80分でさっくり恐怖というかハラハラドキドキを感じたい人には、及第点の作品です。それ以外には、映画を見て得られる教養とかはほぼありません。知らない道を使わないこと位でしょうか。あとは、脱出するときは慎重にやろうってことかな。脱出した場所で、すでに犯人に待ち構えられている凡ミスは痛い。)



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