映画「ザ・ボーダーライン 合衆国国境警備隊」の感想(ネタバレ)

2018.05.02 Wednesday 洋画 サスペンス/ミステリー

■映画「ザ・ボーダーライン 合衆国国境警備隊」の感想(ネタバレ)


■監督:グレッグ・クウェダー
■出演者:ジョニー・シモンズ ガブリエル・ルナ クリフトン・コリンズ・ジュニア フリオ・オスカル・メチョソ

WOWOWで放送していた映画「ザ・ボーダーライン 合衆国国境警備隊」を鑑賞。

【映画「ザ・ボーダーライン 合衆国国境警備隊」のあらすじ】

アメリカ・メキシコ国境地帯で働く米合衆国国境警備隊員フローレスと上司ホッブス、新人のデーヴィス。ある日、ホッブスが検問した不審な車が突然逃走、彼は車に引きずられて大けがを負いながらも運転者を射殺し、トランクから1000万ドル相当ものコカインを発見する。大手柄に喜ぶホッブスたちだが、突然デーヴィスが彼らに銃を向ける。彼は犯罪組織に家族を人質に取られ、コカインを無事通過させるよう命じられていたのだ。

WOWOWから引用

【映画「ザ・ボーダーライン 合衆国国境警備隊」の感想(ネタバレ)】 

 

ハリーポッターのエマワトソンの恋人とも言われる(※現在はわからないが)「私にもできる!イケてる女の10(以上)のこと」のジョニー・シモンズが主演したサスペンス。

 

前に見たベニチオデルトロの映画「ボーダーライン」が良かったので、こちらの同名映画も見てみた。

 

内容は、コカインを積んだ不審車を止めてしまったことから巻き起こる国境警備隊員らの話。

 

この話の裏では、実は新人の警備隊員が、麻薬カルテルから家族を人質に取られ脅されていた。(※運び屋の車を無事に国境を通すことが条件)

 

不審車を止め、運転手を正当防衛で射殺した後でその事情を知ったことから、他の隊員がその仲間の取り引きを成功させようとカルテルのボスと交渉しようとするのだが…、ストーリー自体はいわゆる麻薬がらみのサスペンス映画として緊張感があって良いのだが、途中途中によくわからない描写(脱線)が入ってきて急に失速する(ダラける)。

 

まず、仲間同士がもみ合いの末撃たれてしまい、さらに事情で病院には行けないということから、警備隊員の一人の知り合いのもとへ行くのだが、そこには医者が居るわけでもなく、ただインディアンっぽい部族?がいて、原始的なまじないのような治療を施されるのみ。

 

助けを求めに行くのはいいが、なぜ、そんな場所にあえて連れていったのか全くよくわからない。まあ一応隊員の唯一の知り合いということだと思うので、それはいいとして、せめて治療の甲斐あってなんとか助かるのならわかるが、結局、助かりもせず、状況が悪くなっただけで振り出しに戻る。※結局は撃たれた仲間はその後死んでしまう

 

ちなみに仲間を撃ってしまった隊員は、銃で部族の人たちを脅したことからか、帰り際にそこの部族のおばさんから呪いの言葉をかけられるという急によくわからない世界観が入る。

 

これまでは、ただの国境警備隊員と麻薬カルテルの対決というわかりやすい話だったのが、急にその集落に立ち寄ったことで、呪いみたいな非科学的な世界観が入ってきて、急に話の方向性がよくわからなくなる。

 

結果的に見ると、呪いをかけられた(そう解釈したとすると)隊員は、最後にカルテルノメンバーから撃たれて死んでしまうので、その女の呪いは効いたということなのかもしれないが、その話は、いらないと思う。

 

また一番の盛り上がりと思う、カルテルとの対決だが、結局、夜中に集団で待ち伏せされ銃撃を受けて、何も出来ずに、負傷して終わり。なんともやりきれない気分の悪い最後。この原因を作った脅されていた新人隊員はそこで撃たれて死んでしまう。

 

唯一、軽傷で命拾いした隊員(フローレス)は、荒野を一人歩き続けるとメキシコからの不法移民のグループとたまたま出会い、なんとか助かる。

 

なぜか、彼を助けたはずのその場に残った一部の不法移民は、彼(フローレス)が逮捕したということにされて、自分を犠牲にしてお縄にかかる。彼らはそのまま強制送還されたと思う。

 

その後、助かったフローレスは、今回の事件について取調べを受けるが、特に何も語らずで、取調べ後にカルテルに対して、大々的な大きな捜査が行われる感じも無く終了。(すでに警備隊の上層部にもカルテルの手が伸びていたから言えなかったのか?その辺も謎。)

 

隊員として復帰したフローレスは、他の新しい部下を伴うと、また荒野を歩き、彼らに仕事について教える…。END

 

 

 

評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

 

(まとめ:最後まで見ても何が言いたいの全くよくわからないサスペンス映画。監督の力量がないのか、脚本自体がもともと悪いのか、いろいろ詰め込みすぎたのか、とにかく謎の映画です。この映画の教訓は一体何なのか。カルテルは謎が多く、根が深く、凶悪。それ位は、別に言われなくてもわかるのだが。だからどうなのかということが特にない。変に儀式的な方向に話を振ってたり、不法移民の実状、またそういう地域に根付いた人間や文化、考え方みたいなものもなんとなく取り入れてるが、どれも結局何が言いたいのかまとめきれていない。その割りに、なんとなく映画の最後だけは、映画に関連するようなメッセージ付きの歌を流して、含みある映画風に仕上げているので、それがまた余計にわからなくなる。個人的この映画の教訓を挙げるとすれば、”見てもよくわからないので見ない方がいい”という感じだろうか。個人的には、ベニチオデルトロの”ボーダーライン”の方が実状もわかるし、内容も数段上ですね。)

 

 

アパッチ族もコマンチ族も

 

土地を巡って争った

 

国境を引いた この土地だ

 

-?

 

 

 

誰でも有り得るさ

 

-?

 

 

風が導いてる

 

-?

 

 

♪解決するための麻薬がない

 

-?

 

 

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映画「22年目の告白−私が殺人犯です−」の感想(ネタバレ)

2018.04.30 Monday 邦画 サスペンス/ミステリー/スリラー

■映画「22年目の告白−私が殺人犯です−」の感想(ネタバレ)


■監督:入江悠
■出演者:藤原竜也 伊藤英明 夏帆 野村周平 石橋杏奈 平田満 岩松了 岩城滉一 仲村トオル

WOWOWで放送していた映画「22年目の告白−私が殺人犯です−」を鑑賞。

【映画「22年目の告白−私が殺人犯です−」のあらすじ】

阪神・淡路大震災が起きた1995年に発生した5件の連続殺人事件は15年後、最後の事件が時効を迎えたが、2017年、自分こそが連続殺人事件の犯人だという男、曾根崎が犯行手記を刊行し、マスコミのスポットライトを浴びる。曾根崎は記者会見を開き、かつて事件の捜査に当たった刑事、牧村の心は騒ぐ。やがて22年前のある被害者の親戚に当たるヤクザの橘は、別の記者会見の場に、復讐のためのヒットマンを送り込むが……。

WOWOWから引用

【映画「22年目の告白−私が殺人犯です−」の感想(ネタバレ)】 

 

韓国映画「殺人の告白」を「ジョーカー・ゲーム」「ビジランテ」などの入江悠監督が藤原竜也、伊藤英明共演でリメイクしたサスペンス映画。

 

少し前に話題になっていた藤原竜也と伊藤英明が共演した作品がWOWOWで初放送したので見てみた。

 

この作品、原作小説、原作の韓国映画ともに見ていないが、日本で新たにリメイクしただけあって内容そのものは面白い。

 

かなりえぐい映像(首締め殺害映像)もあり、時々見ていて不快感はあるものの、ストーリー自体は、引き付けられ、中盤で主要キャストが出揃いテレビ局で対峙するシーンは、緊張感あるし、さらにそこからどんでん返しもあって先が読めない。

 

ただ、そこでの盛り上がりとは裏腹に最後の真犯人とのやりとりは、笑ってしまうほどグダグダ。

 

会話の部分は緊張感あるんだけど、感情に任せて殴ったりとか肉弾戦を始めると、途端にダラダラしてきて、これまでのことが、最終的にここに繋がるのかと思うと大分しょぼく見える。

 

ネタバレになってしまうが、真犯人が仲村トオル(元戦場ジャーナリストでキャスター)というのも意外性としては、そこに落ち着くかという感じもあるけど、それまでが非常に作りが良かっただけに、全然知らないヤツが真犯人の方が、神秘性が最後まであって良かったと思う。

 

仲村トオルの犯人は、動機こそ満たしているし(戦場ジャーナリストで拷問されてたことがトラウマになる、他人にも同じ苦痛を求める)、犯人探しという目線で言えば、主要キャストの一人から選ぶのはサスペンスとしてはそうなのかもしれないが、、連続殺人の計画性(完璧さ)に関しては、果たして自分で取材しながら、連続殺人も同時にやり続けて、犯人に繋がる証拠も一切残さないというのは、さすがに無理じゃないかなという気がする。

 

常に殺害現場やその周辺を取材でうろうろしてる訳で、いいかげん警察の捜査線上に犯人の一人(疑いのある人物)として、名前があがっていても良さそうだ。※警察が無能だったといわれてしまえばそれまでだが。

 

それなら真犯人は警察官で自ら重要証拠を破棄していたという方が、証拠をほとんど残さない完全犯罪者(時効になってしまう事件)としては、理屈が通りそうだ。

 

またジャーナリスト(仲村トオル)が真犯人とするならば、やはり、過去の事件の捜査の段階から、警察の伊藤英明らと面識があって、ちょくちょく顔を出しているような関連する映像がないと、真犯人として暴かれた時に、なんとなく後からとってつけた感がする。(※最初に流れる関連事件のダイジェスト映像では、特にその姿を確認できないし。)

 

内容的に、”私が殺人犯です”というテーマが先行してるので、真犯人側のエピソードに時間をさけないのはわかるが、主要キャスト(過去にその場に出入りしていたとされる人物)から真犯人を選ぶスタイルで描くのなら、あとから話で出てくるのではなく、最初の時点でさりげなく、実際に映像として登場してる方がやられた感があって、納得しやすい。

 

また、この作品の真犯人は、時効になる完全犯罪を行ったという計画犯(知能犯)でもあるので、誰が犯人というのよりかも重要だが、どうやって行ったかという計画の完全犯罪の巧みさの方が重要に思える。(※原作小説では書かれてるのかもしれないが)

 

さらにこの映画の根本的なことを言ってしまうと、そもそも刑事(伊藤英明)と著者の殺人犯(藤原竜也)が、実は知り合いで(のちにあきらかになるが)、お互い演技をして世間をだましていたということだが(ちなみに演出上は視聴者も騙していた)、そう思って後から二人が共演した過去のシーンを見返してみると、実は大分面白い。

 

なぜなら、すべてのリアクションが彼らにとっては演技である訳で、視聴者が何も知らずに見て真剣なシーンに思えたシーンですら、その事情を知った上で後で見ると、そこは彼らにとってはただの演技だった訳で、二人の目線で振り返れば、「ここの時のお前良い演技してるね、入り込めてるね」という風な見方も二人の間では出来てしまう訳だ。

 

例えば、ハイライトとなる、病院の院長の前で藤原竜也が土下座するシーンでのやりとりなんかは、アカデミー賞級の違った意味での二人の演技合戦でもある。セリフを全く噛まないし、かなりお互いキャラクターに入り込めてるのだ。

 

本当ならすべて演技なので、事前に用意されたセリフ(企画立案の時点でここはこんな感じのやりとりにしようとあらかじめ二人で練ったと思われる脚本)を多少噛んでいても良い訳だが、そこはなぜか一切噛まない。二人とも完璧に演技をこなしていくのだ。※映画だから当たり前なんだけど

 

そう思ってみると、二人が完璧にこなせばこなすほど逆に面白くみえたりもする。

 

ちなみに、この映画、二人が最初から知り合いという部分を含めて、全部ドキュメンタリー映画のように最初から追っていったとすれば、ところどころ陰で打ち合わせしてたりする場面に出くわす訳で、連続殺人事件の被害者というものすごくシリアスな一面とは別に妙なコミカルな面が見えてきたりする。

 

一番大事な、記者会見での「はじめまして、私が殺人犯です」という決めセリフをたぶん何回か練習の時に噛んだりしてると思うし。もともと前に出るタイプの人間(刑事の伊藤英明)ならその心配はないだろうけど、気弱そうな妹の彼氏(藤原竜也)の方は、ちゃんとしゃべれなかったと思う。

 

 

 

評価 ★★★★☆ (星4つ)

 

(まとめ:角度を変えてみるといろいろと面白さが出てくる藤原竜也主演映画。この作品、物語は面白いのだが、サウンドデザイン(音楽)と映像加工のセンスがダメダメ。なんでそんな変な音(機械音)を演出音として使ってるのかまったく理解に苦しむ。もし自分が監督なら音楽担当と映像加工担当を即刻クビにしたい位だ。新手の音響効果での洗脳手法(より不快にして怖がらせたりする)なのかと思うが、ただただ不快なだけで映画としてはストーリーを邪魔してるだけ。また最初の過去の事件映像の編集もカット割や映像加工が多くてただただ見づらい。他のシーンがちゃんとしてるだけに、すごいもったいない。)

 

 

憎しみってのは

 

世代をも超える

 

-?

 

 

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映画「スパイダーマン:ホームカミング」の感想(ネタバレ)

2018.04.24 Tuesday 洋画 アクション/SF

■映画「スパイダーマン:ホームカミング」の感想(ネタバレ)


■監督:ジョン・ワッツ
■出演者:トム・ホランド マイケル・キートン ジョン・ファヴロー ゼンデイヤ ドナルド・グローヴァー タイン・デイリー マリサ・トメイ ロバート・ダウニー・ジュニア

WOWOWで放送していた映画「スパイダーマン:ホームカミング」を鑑賞。

【映画「スパイダーマン:ホームカミング」のあらすじ】

ニューヨーク。15歳の高校生ピーターはクモのように動けるなどの特殊能力を持ち、アイアンマンことトニー・スタークに見込まれ、彼が開発した特製スーツを着てヒーロー、スパイダーマンとなって街の平和を守る。スタークに職を奪われて復讐に燃えるエイドリアン・トゥームスは悪の怪人バルチャーとなり、ニューヨークに危機をもたらすように。一人前のヒーローとして認められたいと焦るピーターはバルチャーに単身戦いを挑むが?

WOWOWから引用

【映画「スパイダーマン:ホームカミング」の感想(ネタバレ)】 

 

「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」で初登場し、「アメイジングスパイダーマン」シリーズからキャストも新たになった新生スパイダーマン。

 

スパイダーマンの新作がWOWOWで初放送したので見てみた。

 

スパイダーマンシリーズは、初期のサムライミ版(主演トビー・マグワイア)の三部作の後にマーク・ウェブ監督の「アメイジングスパイダーマン」(主演アンドリュー・ガーフィールド)シリーズの2部作(1.2)とあったが、今作の「スパイダーマン:ホームカミング」は、「アメイジングスパイダーマン」からさらにキャストスタッフが変わった新シリーズ。

 

個人的には、ころころキャスト変えないで「アメイジングスパイダーマン」のアンドリュー・ガーフィールド(主演)で引き続きやっても良かったと思う。※そういえば、「アメイジングスパイダーマン2」ってまだ見てなかったな。

 

さて、この「スパイダーマン:ホームカミング」だが、これまでの「スパイダーマン」シリーズは、スパイダーマンが主役の独立したヒーロー物語だったが、この作品では各ヒーローが共演して活躍する大ヒット映画「アベンジャーズ」の世界観が加わっていて、スパイダーマンが生きる世界にアイアンマン(ロバート・ダウニー・ジュニア)もいて、度々登場する。

 

話は、アベンジャーズ(アイアンマン、キャプテンアメリカ、ソー、ハルクらのヒーロー連隊)にスパイダーマンも加入するか(できるか)どうかという話。

 

ちなみに戦闘力で言ったら他のヒーローに比べ、スパイダーマンは、学生(子供)でパワーこそあるが、弱いという設定になっている。また作品中でもアイアンマンに度々助けられている。

 

ヒーロー映画なのに、ピンチになったら他のヒーローから助けられるというのは、どうなんだ。

 

例えば、ドラゴンボールで、弱い時の悟空が一時的に神様や亀仙人に助けられるという事情とは違う。完全に他のヒーローに上から手柄を横取りされているのだ。

 

その意味では、アイアンマンに終始テストされている時点で、この物語がどこか手加減されていて(敵の強さが調節された)、世界観としてなんとなく危機感がないし。最悪、アイアンマンが助けに来てくれるんでしょという期待が一向に無くならない。

 

全体的に本来はもっとすごい世界(アベンジャーズ)があるのに、低次元で遊んでいる(アクションはすごいけど)という感じの映画に思えてしまう。

 

CGに関しては、船が真っ二つになるところは、アイアンマンの登場込みで見所ではある。

 

キャストに関しては、ピーター(スパイダーマン)のイケてない親友がやや前に出すぎてウザい印象があるし、ヒロインにあたるMJの存在感や魅力は、サムライミ版のキルスティン・ダンストに完全に負けている。

 

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3.2)

 

(まとめ:アベンジャーズの世界に組み込まれたせいで、本来の良さが薄くなってしまった新生スパイダーマン。コミック的な親しみやすいサムライミ版のスパイダーマン、そして、リアルな人物像としてスパイダーマンを描いたアメイジングスパイダーマンがあるが、どちらかと言えば、サムライミ版の方に近い本作だが、サムライミ版ほどちゃんと人物を最初から丁寧に描いていないので(伯父さんが途中で死んでしまうという掴みエピソードが無い)、主人公への感情移入が微妙。個人的にようやく話として面白くなったと思うのが、1時間以上経って悪玉がMJの父親だとわかるところだが、かなり遅い。)

 

 

親愛なる隣人として

 

弱者を守ります

 

-?

 

 

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海外ドラマ「ナイトシフト4 真夜中の救命医 ザ・ファイナル」の感想(ネタバレ)

2018.04.19 Thursday 海外ドラマ

■海外ドラマ「ナイトシフト4 真夜中の救命医 ザ・ファイナル」の感想(ネタバレ)
 

 

 


■監督:-
■出演者:オーエン・マッケン ジル・フリント ブレンダン・フェア ロバート・ベイリー・ジュニア     JR・レモン    スコット・ウルフ タナヤ・ビーティ マーク・コンスエロス

WOWOWで放送していた海外ドラマ「ナイトシフト4 真夜中の救命医 ザ・ファイナル」を鑑賞。

【海外ドラマ「ナイトシフト4 真夜中の救命医 ザ・ファイナル」のあらすじ】

ポールの父親で脳外科医のジュリアンが病院を買収し、多くのスタッフがERを去った後、病院に残ったスコットら一部のスタッフは人手が足りない中、次々とやって来る患者の治療に追われていた。一方、山火事の現場に取り残された消防団のマックの捜索をしていたジョーダンとドリューは重傷を負ったマックを発見し、近くの退役軍人病院へ搬送する。同じころ、シリアの難民キャンプで爆撃に巻き込まれたTCは……。

WOWOWから引用

【海外ドラマ「ナイトシフト4 真夜中の救命医 ザ・ファイナル」の感想(ネタバレ)】  

 

ERのナイトシフト(夜間勤務)で働く人たちを描いた海外ドラマ「ナイトシフト 真夜中の救命医」の最終章(シーズン4 ※全10話)。

 

海外ドラマ「救命医ハンク」に一時出演していた女優のジルフリント(救命医ハンクではたしか病院長)がほぼ似たような役柄で出演していた(こちらではERの医者)ことから見始めていた「ナイトシフト」が今年の放送でファイナルシーズンを迎えたということでこちらも見てみた。

 

最近は、プリズンブレイクに始まりなんだかドラマばかり見ているが、ドラマも面白いものに当たると、それだけで十分楽しめる。映画は、毎回設定(俳優やストーリー)をイチから覚えなければいけないが、ドラマは、キャラクターを最初に覚えてしまえば、後は、ストーリーに集中できるので良い。

 

ちなみにこの「ナイトシフト」もテンポが良くて、見始めると普通に最後まで見れてしまう面白い医療ドラマではあるが、何分生き死にを扱うERが舞台のため、様々な病気や何かしらで人が死んだりすると時折見てて、気が滅入ってくる。

 

特にこのシーズン4は、最終章(ファイナルシーズン)ということも影響してか、前シーズンと比べると人が死ぬことに対する、配慮が足りなく、内容が大分ひどい。

 

まず、シーズン3の最後にER長をクビになってしまった中国系のトファーが、シーズン4では最初からキャスティングされていないのだが、途中で事故ということであっさり亡くなってしまう(死んだことになる)。

 

例えば、しっかりキャスティングされていて、途中で事故に合って死んでしまう(そういう死ぬまでの一連のシーンもあって)なら、ストーリー上、まーしょうがないかなとあきらめられるが、このシーズン4では、キャスティングされてないのをいいことに、ただ電話で彼が死んだという連絡だけ伝えられただけで処理されるという、あきらかに手抜きの展開がある。

 

しかもこのドラマでの彼(トファー)のポジションは、準主役級で、結構重要なメンバーだったのに。

 

せめて死に顔だけ(葬式)の出演もあれば、まだ納得も出来るが、それすらも一切無く、とりあえず彼は死んでしまったという電話連絡だけがあり、彼が新たに出演するシーンは一切ない。

 

ERのスタッフは、その後にトファーの死を嘆いたり、悲しんだりという、一応気を使ってるシーンこそ用意してはいるが、それだけでは、到底納得はできない。

 

どうもこの部分で制作上の都合かなんらかの俳優との問題があったのだろうという気がしてストーリーに集中できない。そもそも一人だけクビになったうえ(他のメンバーは結局復帰する)に事故で死ぬってどれだけトファーはついてないんだ。

 

ちなみにこのシーズン4はそれだけでなく、悲しい出来事や見てて腹立つエピソードがかなりある。

 

看護師のケニーが、ジムでの組み手トレーニング中に、相手(ロック)に首を強く絞められて(タップしてるのにやめない)一時的に半身麻痺になるというエピソードもある(6話)。このエピソードも相手が元軍人で精神が不安定なのが原因で起きた事故であるが、この相手が全くそのことを悪びれる様子も無く、見ててとにかく腹立つ性格の持ち主。

 

ちなみに彼を唯一、擁護していたマックが彼に逆恨みされてのちに刺されて殺されるという、さらに救いのないラストが待っているのだ。一応ケニーは、半身不随にならず健康を取り戻すが、この話の展開には、見ててイヤになってくる。あいつはなんなんだ。

 

っというか、退役軍人で精神的に悩みを抱えていたマックをこれまで育ててきた展開が、殺されたことですべて無駄になっている。このストーリーの流れはひどい。

 

そのほか、TCが正義感から助けた極悪人が、MRI検査の途中に警官から拳銃を奪い、検査員と警官を射殺して、換気口に逃げるという話もある(※9話)そして、SWATは、なんとか彼を生け捕りにしようとする。もうそんなヤツは見つけ次第、撃っていいわ。

 

こういう見てて、気分が悪くなる話がシーズン4ではよくある。

 

このナイトシフトを見てると、極悪人は、治療しないで、そのまま死なせた方が、結果的に良かったという結論にしかならないような話が多くてイヤになる。特に必死の治療中にも常に悪態をついているヤツは、もう助けなくて、そのままでいいんじゃないかなと思う。人を助ける医者としての精神に反するのかもしれないが。

 

この悪人を助けたことで、のちに結果的には撃たれて死んだ善人(警官と検査員)がかわいそう過ぎる。しかも、亡くなった彼らはメインキャストではないからか、そのことは大きく触れられないまま話が進んでいたりするので、もう勝手にしてとしかいいようがない。

 

さらにいうと、TCの義理姉(薬物依存症)が、途中で橋から飛び降りて自殺するが、遺体は見つからないのか行方不明のままほったらかし、それと、シーズン4で新しくキャストとして加わった看護師から医者になったケインは、最終回に近づき急に誰かから追われる身となっていて、病院から急に姿を消したのはいいが、途中で追っ手に捕まった後は、行方不明のままそちらも音沙汰なし。

 

どちらも未解決のまま、とりあえず衛生兵の指導という病院のメインストーリーの短期目標のみ達成するが、そのほかの部分では、サブストーリーの未回収具合と突然のメインスタッフの急な決断でのバラバラな行動具合には、もう何も言えない。

 

これほどファイナルシーズンで未解決が多いというか、強引で都合が良い終わり方をするドラマはないんじゃないだろうか。

 

 

評価 ★★★☆☆ (星3つ)

 

(まとめ:あきらかに打ち切りになったと思われるナイトシフトのファイナルシーズン。脚本家のこれが描きたいという意志が無いような、取ってつけた展開のオンパレード。エピソードの角を突けば、ダメさがこれでもかと出てくる。シーズン3のラストでの強引な盛り上げ(TCがシリアで戦闘に巻き込まれる)から始まったこのシーズン4だが、その予想は、当たっていたのかもしれない。あきらかにシーズン3で終わっておくべきだった。とにかくシーズン4では、軍人に対する持ち上げがより過剰になった。それがこのドラマをダメにしてしまったと思う。さすがに正義感が共感の度を超えて、ただただ暑苦しくなっただけ。)

 

 

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映画「プリズン・ブレイク ファイナル・ブレイク」の感想(ネタバレ)

2018.04.17 Tuesday 海外ドラマ

■映画「プリズン・ブレイク ファイナル・ブレイク」の感想(ネタバレ)


■監督:-
■出演者:ウェントワース・ミラー/ドミニク・パーセル/ウィリアム・フィクトナー/アマウリー・ノラスコ/ロバート・ネッパー

WOWOWで放送していた映画「プリズン・ブレイク ファイナル・ブレイク」を鑑賞。

【映画「プリズン・ブレイク ファイナル・ブレイク」のあらすじ】

マイケルとサラは、リンカーンとスクレの立ち合いで挙式する。しかし、その結婚パーティー中、サラがクリスティーナ殺害容疑で逮捕されてしまう。マイアミ刑務所の女子棟に留置されたサラは、フォックスリバーで脱獄に手を貸したことで刑務官らにリンチを受ける。また、男子棟に収監中の将軍は、自身の死刑の前にサラを殺害しようとしていた。一方、面会さえも許されないマイケルは、サラの脱獄計画を練り始める……。

WOWOWから引用

【映画「プリズン・ブレイク ファイナル・ブレイク」の感想(ネタバレ)】  

 

前回、プリズンブレイクの最終シーズンに当たるシーズン4((当時の時点で)ファイナルシーズン)を見たので、続けて映画版「ファイナルブレイク」を見てみた。

 

ちなみにWOWOWでは、ドラマとは別に作られたこの「ファイナルブレイク」は、別個の映画という扱いではなく、シーズン4の最終エピソードに映画の放送時間(約90分を)を強引に2話(45分×2回)に分割して、エピソードを追加する形で放送している。

 

内容に関しては、シーズン4のその後(シーズン4のラストでは、時間が経ってマイケルが死んでることになっているが、この映画版は、組織壊滅後にメンバーが自由(免責)になった後、サラのみマイケルの母親殺害容疑で逮捕され収監されてしまう)の話なので、シーズン4に追加で組み込まれても特に違和感はないが、元々は映画版なので、映画版としてちゃんと別枠で放送したほうが誤解はないと思う。

 

で、この「ファイナルブレイク」の感想だが、映画になってもやってることはドラマ版とほとんど変わらない。

 

日本のドラマがのちに映画化された時に、あきらかに制作資金が増えて、アクションや撮影方法が無駄に派手になってることがあるが(映画的な撮り方に変わった)、そういうアップグレード感は、このファイナルブレイクには特にない。

 

いつものこれまでと同様のプリズンブレイク。メンバーも同じ。

 

ちなみに映画ということで約90分の間で話が完結してるので、テンポは非常に良い。今まで1シーズンあたり、24話かけてじっくり描かれていたが、それが映画ということで、ドラマ2話分(90分)でさっくり見れてしまう。かなり話が簡潔だ。

 

この「ファイナルブレイク」では、サラが入所することになった(一応留置という扱いだが)女子刑務所が舞台になっているが、この女子刑務所という設定は、プリズンブレイクとして普通にありで、映画でなく、ドラマの1シーズンとして描いても意外と面白そうだ。

 

女性の囚人も独特なキャラクターを用意してるし、男性版とはまた違う派閥争いは見もの。それに男性刑務所(プリズンブレイク)では常に男ばかり(ケツを掘る掘らない等)で映像的なむさ苦しさがあったが、それがないのが新鮮。

 

ただ、さすがに新たにシーズン通して描くとなると、女性版もマンネリ感は出てくるだろうけど。

 

 

 

評価 ★★★★☆ (星4つ)

 

(まとめ:プリズンブレイクというドラマの要素が90分で楽しめる簡易版。逆に言えば90分という短さが、いつもの時間をかけた話の展開がなく(人間味があまり出ていない)、あっさりとし過ぎているともいえる。でもさっくりと見るなら、これ位がちょうどいいのかもしれない。さて、すでにWOWOWでは、新シーズンのシーズン5が始まってるけど、まだ途中なので、シーズン5は、すべて終わってから見ることにします。プリズンブレイクはこれでひとまず落ち着いたので、今まで録画していた他の作品を見よう。)

 

 

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