映画「近キョリ恋愛」の感想(ネタバレ)

2017.03.07 Tuesday 邦画 ラブストーリー/恋愛モノ/青春

■映画「近キョリ恋愛」の感想(ネタバレ)


■監督:熊澤尚人
■出演者:山下智久 小松菜奈 水川あさみ 小瀧望 山本美月 新井浩文

WOWOWで放送していた映画「近キョリ恋愛」を鑑賞。

【映画「近キョリ恋愛」のあらすじ】

どんなときもクールな表情を崩さない女子高生ゆには、成績こそ学年トップだが、英語だけは大の苦手。そんなある日、彼女は赴任したての英語教師ハルカに放課後の特別補習授業を言い渡されてしまう。感情表現が苦手なゆには、自信満々なハルカの態度に反発するが、常に気持ちを抑え強がっていることを見抜かれ、心を乱す。一方、ゆにの親代わりでもある数学教師・明智は、彼女がハルカに惹かれていくことを危惧するが……。

WOWOWから引用

【映画「近キョリ恋愛」の感想(ネタバレ)】


みきもと凛の同名少女コミックを「君に届け」の熊澤尚人監督が山下智久×小松菜奈共演で映画化したラブストーリー。

山下智久が主演してたので見てみた。

少女コミックからの映画化は後から知ったが、内気なヒロインに自信過剰な?イケメン教師という設定からすぐに見て、少女コミック(女性目線の作品)が原作だろうとわかる。

そのためか、男がこの作品をみると、どうも物足りなさがある。

男としてみたときに、自信過剰な?イケメン教師という男性設定に対して、あまり共感が湧いてこない。

女性にとっては、いわゆるかっこいい男性像になっていると思うが、それが=男が見て、共感できる男かという部分では別問題。もちろん、外見だけでなく、過去に何か抱えている(共感させる)部分も一応描いてはいるが、あまりこちらの感情にヒットするほどでもない。

結局、この作品は、基本女性向け映画であって、男は除外されている作品なんだという気がしてしまう。少し前に見た「俺物語」は、原作は少女マンガでも、十分楽しめたけど。

個人的に山下智久は、ブザービートとか好きで普通に好感持ってるけど、そういう作品に比べると、この作品は、かっこう良さにのみ重点的に演出されていて、人間的な良さ(弱さ)があまり出ていないので、共感しづらい。

ヒロイン役の小松菜奈も全然悪くないと思うけど、性格が内気なこともあって、男として、外面を見ているだけだと、あまり魅力が伝わってこない。高校卒業して、多少笑顔を見せるようになってからかな、魅力が出てきたのは。



評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(まとめ:悪くないけど、それほど良くもない女性向けラブストーリー。やはり教師と生徒という禁断の関係にしては、話がライトに収まり過ぎてるのが(肉体関係なし)、原因のような気がします。ちなみに泥沼化しなかったのは、好感度はあるけど、結局、卒業まで恋愛するのは待とうという大人の考えで、二人ともちゃんと対応してしまうと(また外部が積極的に二人の恋愛を問題化せず沈静化してしまうなど)、意外と恋愛要素が弱まり、気持ちが一定以上高まらず平凡な話になってしまっている。とりあえず話が王道というか、どっかで見た内容でベタベタですね。)



人は無意識な行動で

ウソはつけないって


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ひどい熱

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映画「映画 暗殺教室」の感想(ネタバレ)

2017.03.04 Saturday 邦画 アクション/スペクタクル/SF

■映画「映画 暗殺教室」の感想(ネタバレ)



■監督:羽住英一郎
■出演者:山田涼介 椎名桔平 菅田将暉 山本舞香 橋本環奈 知英 高嶋政伸 声:二宮和也

WOWOWで放送していた映画「映画 暗殺教室」を鑑賞。

【映画「映画 暗殺教室」のあらすじ】

有名進学校・椚ヶ丘中学校の旧校舎にある落ちこぼれクラス3年E組に、タコ型超生物の“殺せんせー”が担任としてやって来る。すでに月の7割を破壊し、来年の3月には地球を破壊すると宣言する彼がなぜか3年E組の担任を希望したことから、政府は渚ら生徒たちに“殺せんせー”の暗殺という極秘任務を課する。“殺せんせー”の授業を受けながら暗殺の訓練をするという日々を過ごすうち、生徒たちの間に友情が芽生えるが……。

WOWOWから引用

【映画「映画 暗殺教室」の感想(ネタバレ)】

松井優征の人気漫画を「MOZU」シリーズの羽住英一郎監督がHey!Say!JUMPの山田涼介を主演に迎えて実写映画化した学園ドラマ。

少し前に話題になっていた邦画話題作がWOWOWで初放送(パート2の初放送にあわせてパート1も放送)したので見てみた。

内容は、タコ型の超生物が地球を人質に取り、なぜか、高校の落ちこぼれクラスの担任となって、生徒らに期限内に自身を暗殺してみろと要求するとんでもストーリー。

最初は、理屈で考えたら、ふざけた設定や後出しのオンパレード(結局、理由付けて絶対死なないタコ担任)に、見ながら腹が立っていたが、そもそもそういう不条理な作品なんだとあきらめてからは、無駄にでかいスケール(CG)の大きさと、爽快?なエンタメ感で、なんか最後まで普通に見れてしまった。

ちなみに話を要約すると、政府から100億の賞金と任務を言い渡され暗殺をがんばることになった生徒→一向に担任を倒せない→悪玉教官登場→なんとかタコ担任を追い詰めることに成功する生徒→賞金を掛けられた担任の命を狙って悪玉が今度は生徒に襲い掛かる→悪玉を生徒たちが協力して退治→追い詰めたタコ担任を破壊するため政府に引き渡す→無事担任の破壊に成功するが、ストックホルム症候群じゃないが、一緒に担任と過ごしたことで、タコ担任との日々が良い思い出となって最後の別れにみんなで感動→しかし、実は、担任は死んでなかった→喜ぶ生徒→そして、引き続き続く授業。

一応、製作者目線だと、この不条理なルールの中の出来事で人間として大事なことは何かという教訓めいたことを伝えようとするような感動作?ではあるのだが、ちょっと伝え方がありがちというかベタベタというか(敵だと思っていた担任が、新たな敵が登場することで、敵が味方になる?など)、露骨な回りくどさがしないでもない。

個人的には、普通に結論を言って欲しい気がするが、この年の生徒は、普通に言っても聞かないから、あえて回りくどい感じになってるのだと思うけど、それすらも、なんか回りくどいと思ってしまう内容。とりあえず、自分が脚本家なら一生かかってもこんなとんでも設定で物語を書こうとは思わないし、そういう発想にも至らないと思う。そういった意味では、ある種、すごい話かなとも思う。



評価 ★★★☆☆ (星3.4)

(まとめ:理屈で考えなければ、それなりに見れるとんでもエンタメ作。担任の声は、嵐の二宮和也がやってたことが、エンドロールであきらかにある。声が加工されているからか全然わからなかった。また女教師役には、元KARAのジヨン(知英)が出演したり、意外なキャスティングになっている。そういえば、桐谷美玲もちょい役で出ている。とりあえずパート2(卒業編)があるので、最終的な判断は2を見てからかな。)


ふたつのことを

同時に解決しようとしては

いけません


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映画「アンフェア the end」の感想(ネタバレ)

2017.02.28 Tuesday 邦画 サスペンス/ミステリー/スリラー

■映画「アンフェア the end」の感想(ネタバレ)


■監督:佐藤嗣麻子
■出演者:篠原涼子 永山絢斗 阿部サダヲ 加藤雅也 AKIRA 寺島進 佐藤浩市 吉田鋼太郎

WOWOWで放送していた映画「アンフェア the end」を鑑賞。

【映画「アンフェア the end」のあらすじ】

敏腕刑事だったが何者かに殺された父の無念を晴らすべく、自らも警察官となった雪平夏見。彼女は父が警察の不正を追っていたことを知り、大きな犠牲と引き替えに不正の証拠を入手する。そんなとき、東京地検特捜部の検事・村上とその父が続けて殺される事件が発生、逮捕された容疑者の津島は、なぜか雪平を取調官に指名する。警察の闇を告発しようとして罠にはめられたと語る彼は、唯一信頼できるという雪平に助力を求めるが……。

WOWOWから引用

【映画「アンフェア the end」の感想(ネタバレ)】


篠原涼子主演のドラマ「アンフェア」の劇場版第3弾で完結編。

去年に放送してて録画したまま、まだ見てなかったので見てみた。

すでに第2作を見てから時間が経ちすぎて、ほとんど内容覚えてないが、この第3弾を見ながらそんなことあったなと思い出しながら、なんとか最後まで話についていけた。

もうこのアンフェアは、劇場版第2弾の段階で、もうラストに、大どんでん返しやり過ぎて、3は無理じゃないかと思ってたけど、一応なんとか作ったみたいで。

基本的には、この3も飽きさせないようにいろいろ展開があるので、普通に退屈にならず見れるが、これまでの伏線の整合性や最終回としてのドラマの終わり方とか考えると、これで良かったのかは大いに疑問がある。最後も一応、雪平(篠原涼子)は生きていたという、良くあるパターンで終わる。まだ続ける余力は残してる…。

個人的には、あそこまで信頼していたはずの津島(永山 絢斗)に対して、安易などんでん返しの裏切りはいらなかったような気がします。死を覚悟するほど、信念あったのに、急に組織との裏取引を持ちかけられて、最後にいわゆる体制派ではない雪平を撃つ意味はあるのか。

そもそも、日本の警察や検察、裁判所に裏切られたはずなのに、また日本の他の組織?の言葉を安易に信じてしまうのもどうかと思う。ずっとそれが気がかりで、外国のジャーナリストや新聞社への告発を試みてたんじゃなかったのか。内側(日本)からでは、暴露するにも限度があると自分で言っていなかったかな。

それにもう治外法権のエクアドル?大使館までたどり着いたなら、基本に習って大使館経由で暴露すればいいんじゃないとも思う。なぜにあそこまで来て、急に仲間割れというか、血みどろの戦いをするのか。

細かいこと言えば、医者を呼びに行ったはずの、大使館職員が、全然音沙汰なしなのもサービスとして違和感あり過ぎ。「今、医者を呼びましたから〜」という、後のフォローもない。まーそれはいいけど。

あと、津島役の永山絢斗が、ドラマ版で死んだはずの瑛太に似てて、瑛太が生き返ったのかと思ったら、普通に瑛太の実の弟だったようだ。実の兄弟使うのはいいけど、ドラマ上で全く関係ない別の役なら、紛らわしいのでやめてほしい。ずっと瑛太に顔似てるし、しゃべり方も似てる、だけど、ストーリーとは関係ない。って紛らわしい。

それと今回、元EXILEのAKIRAが組織の重要なインテリ役をやってるけど、他のメンツに比べて、演技がなんか危ういよね。


評価 ★★★☆☆ (星3.5)

(まとめ:内容はともかく、篠原涼子の全裸?シャワーシーンがあるアンフェアの完結編。ドラマ版では、まだ小学生位の子供で子役だったはずの雪平(篠原涼子)の娘役の向井地美音が、今ではAKBに入って、背は小さいけど完全に大人になっているのに、すごく時間の流れを感じる。確実に10年は経っている。篠原涼子や俳優陣はそんなに見た目変らないけど、子役がでかくなると、内容よりそっちの方が気になる。でか!って思う。)


関係ないから

利用価値がある


-?


世の中には

フェアなことなんてない

何もない

目には目を 

復讐には復讐を

アンフェアにはアンフェアを


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映画「信長協奏曲」の感想(ネタバレ)

2017.02.25 Saturday 邦画 時代劇レビュー

■映画「信長協奏曲」の感想(ネタバレ)



■監督:松山博昭
■出演者:小栗旬 柴咲コウ 向井理 藤ヶ谷太輔 水原希子 古田新太 濱田岳 高嶋政宏 山田孝之

WOWOWで放送していた映画「信長協奏曲」を鑑賞。

【映画「信長協奏曲」のあらすじ】

戦国時代にタイムスリップした高校生サブローは、くしくも自分と同じ顔をした織田信長と出会い、信長として生きることになった。だが本来の歴史通りなら、まもなく信長には最期の時が訪れるはず。そんな中、信長を恨む秀吉は暗殺を企て、明智光秀となってサブローを見守る本物の信長も、嫉妬から寝首をかく機をうかがいだす。サブローは運命にあらがって生き抜くことを決意し、本能寺で愛する帰蝶と結婚しようとするのだが……。

WOWOWから引用

【映画「信長協奏曲」の感想(ネタバレ)】


石井あゆみの人気コミックを小栗旬、柴咲コウら共演でドラマ化したのちの劇場版作品。

WOWOWで劇場版が放送するにあたり、ちょうど年始(2017年)にフジテレビでドラマ版が再放送していたので、ドラマ全11話と合わせて映画版の両方を見てみた。

内容は、高校生が戦国時代にタイムスリップし、ひょんなことから歴史上の人物:織田信長をやることになったという話。

物語は、史実に基づきつつ、ところどころオリジナル設定を入れて、弟の織田信行との家督争いから、最後の本能寺の変までを描いており、ラストの本能寺の変の騒動のみ映画となっている。なので、映画だけ見ればいいという訳でもなく、ドラマから続いているので、この作品に関しては、ドラマから一通り見るのが、正しい見方だと思う。

一応、映画版では、序盤に解説でドラマのあらすじを振り返るけど、それだと、この話の良さはあまりわからない。

ちなみに、第1話、第2話位までの出来は、史実を使った遊びとしては、興味を惹かれる裏切り満載でかなり面白いが、ドラマが進むほどに、フジテレビの月9的な?現代ドラマ演出パターン(毎話にお涙頂戴の流れを作る(感動話に仕立てる))が、いちいちテンポを悪くしていて、歴史話の動きだけで楽しもうとする身としては、かったるい作り。

毎回、人が死ぬたびに感動は出来るけど、なんとなくそういうことではない気がする。完全に歴史エンタメになっている。

ただ、歴史設定の遊びとしては、織田信長と明智光秀を織田信長(過去と現代)が二人として演じ分けたり、タイムスリップした人間を何人か用意してたり、秀吉を悪者として描いていたり(光秀に信長を殺させといて、光秀を討伐するのは、秀吉の謀略だった設定?)、かなりいじっているが、最終的には、史実に落ち着くようなオチにしていて、上手くまとめていると思う。

こういう作品は、完全にオリジナルなラストにしてしまうのか、それとも、史実の通り、辻褄を合わせるために、着地点を出来るだけずらさないようにするかは、脚本家の腕の見せどころだと思う。

この作品は、あらゆる手を尽くして、歴史の流れを極力変えずに、その都度、適当な動機や理由を見つけて来て、上手く回避(理由つげ)しているのは、なかなかすごい。

細かく指摘すれば、あそこはああじゃない方がいいとか、いろいろ意見はあると思うけど、こういう元ネタがあるものは、仮に設定をひとつ変えるだけで、他の全部に影響してきて、またイチから書き直しになるので、それを考えると、ここまで仕上げた原作者?はかなりがんばった方だと思う。

仮に、あそこはこっちの方がいいかなと思って、設定をひとつ変えたらその都度、それによる登場人物の心情も変わり、言うセリフもイチから考えなおさないといけないし、それなのに、ラストの”本能寺の変”という出来事は、決まってて(最初のアイデアの段階でここのオチを先に決めていると思うので)、そこに完結(最後の盛り上がり)を求めるなら、それに合うようにアプローチも逐一修正していかないといけないとか縛りもめっちゃ多い。

始めはアイデアいろいろ入れて歴史の中で遊ぶのは楽しいとは思うけど、最終的に、そのアイデアをしっかり話として、辻褄を合わせる段階になると、そのまとめる作業がたぶん苦痛になってくると思われる。

その影響だと思うが、序盤の話の展開の新鮮さに比べると、話が進んだ後半は、なんか辻褄あわせに大分必死になり、思うような盛り上がりになっていない。一応、興味をそそるような展開は毎回、用意しているけど、なんとなく最初の縦横無尽さから比べると大分動きが鈍くなっている。

特に秀吉を悪者にした設定は、最初は、お!っと思ったが、後々になると、なんかやっぱり無理あるなと思うか、話の方向性が決まって、伸び白がなくなってしまった。

途中で木下藤吉郎という人は、いないとして、秀吉に対して、謎の人物感(タイムスリップしてきた人間感?)を演出していたが、結局、最後まで、山田孝之演じる秀吉の出生は、なんかうやむやで解決されていない。結局、過去の人だったのか。やはり、どこかしこに無理設定の影響はいろいろ出ている。

でも根本的なところで、主人公を現代の平和ボケした高校生にしてその高校生の考え方(思想)を強引に信長に当てはめて、信長を演じさせるというのも、無理な部分も大いにあるが、納得させられる部分もあり、ひとつの歴史に対する見かたとしては、十分面白い。

また一人二役の小栗旬も二役を見事演じ分けていて、さすがだと思う。


評価 ★★★★☆ (星4つ)

(まとめ:織田信長をオリジナル設定を加えて描いた歴史コメディ。指摘しようとすれば、結構あるけど、良い面もあるので、結果的には、かなりがんばった方だと思う。久々に面白いドラマを見た気がする。映画版は、予算が増えて、ドラマに比べてスケールが大幅にアップしたが、内容が内容だけに、ドラマの撮り方で全然よかった。映画版のラストで打ち首になったら、現代に戻れたという強引なハッピーエンド設定と泣けるビデオレター演出は、別に無くても良かった。なんかフジテレビのドラマのダメなところが出てた。)



うつけ、元気にしておるか?

これを見ているということは…


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映画「アイアムアヒーロー」の感想(ネタバレ)

2017.02.18 Saturday 邦画 アクション/スペクタクル/SF

■映画「アイアムアヒーロー」の感想(ネタバレ)



■監督:佐藤信介
■出演者:大泉洋 有村架純 長澤まさみ 吉沢悠 岡田義徳 片瀬那奈 片桐仁 マキタスポーツ 塚地武雅

WOWOWで放送していた映画「アイアムアヒーロー」を鑑賞。

【映画「アイアムアヒーロー」のあらすじ】

35歳の売れない漫画家で、今は同業者・松尾のアシスタントをしている英雄は、クレー射撃を趣味にしている。全国で謎の新型ウイルスへの感染が流行する中、ある日突然、英雄は破局寸前の恋人てっこに噛み付かれそうになる。てっこはウイルスに感染し、ゾンビとなったのだ。職場にもゾンビが現われたため、英雄は愛用の散弾銃を持って逃げだし、女子高校生の比呂美と偶然同じタクシーに乗り合わせ、都内から山梨に脱出するが……。

WOWOWから引用

【映画「アイアムアヒーロー」の感想(ネタバレ)】


大泉洋、有村架純、長澤まさみら豪華キャストが共演したゾンビアクション。

2016年の劇場公開時にヒットして結構話題になっていた大泉洋主演作がWOWOWで初放送したので見てみた。

監督は、図書館戦争やガンツなどアクション映画作品に定評がある佐藤信介で、この映画も同様にアクションシーンにかなり気合が入っている。富士のアウトレットモールを始め東京のある一部地域を貸し切り?状態にし、数百人規模のエキストラを導入していて、設定の雰囲気作りに、かなり力が入っている。

その甲斐あってか、邦画作品としては、スケールもでかく、ゾンビ感染による、街のリアルなパニック感など序盤過ぎ(ウイルスが広がってから)から怒涛に展開するアクションシーンの連続は、緊迫感あり普通に面白い。

ただ、アクションシーンは良いとして、ストーリーというか内容の方はあってないようなものというか投げっぱなし状態で、原因の謎のウイルスについては、何も解決策が見出されないまま終了。感染したはずの有村架純もゾンビにはならずに、謎の半ゾンビ?状態のまま、とりあえずなぜか人間として奇跡的に生きているというよくわからない状態のまま話も終わり。だからと言って、続編に続くという感じでもない。

アクションだけを求めてるなら、最後の大泉洋の散弾銃?連射で十分爽快感と満足度はあると思うが、ウォーキングデッドのような傑作ゾンビドラマを知っている身としては、ただのゾンビアクション映画というジャンルでは収まらない、もっと先の濃い人間ドラマ(何か)を求めてしまうと、やはり見終わった後に物足りなさがある。

特に、富士アウトレットモールについてからのお決まりの集団で生活してるグループとの合流や一連の出来事は、どこかで見た展開で、そこにあまり面白さはない。なぜか日本人の若者が集団生活をすると、どうしても僕らの七日間戦争的な、子供の基地遊びの延長から抜け切らないのはなんなのか。

この映画は、街から逃げ出し、ネット情報を鵜呑みにして、富士山を目指し始めたあたりから、制作費を温存してるのがバレバレで、スケール感が急激に小さくなり、それとともに興味も減少する。

富士山を目指す目的としては、感染した有村架純を助けるためという動機はあるにせよ、最後までほとんど有村架純が機能していないし、さらにウイルスの原因も解明させていないのを見ると、別に感染させる設定は、いらなかったような気がしないでもない。最後に謎が残るだけ。

っというか、この映画の有村架純は、感染してからは、ずっと具合が悪くて、ほとんど寝てるだけで役に立たず、ギャラ泥棒のような役回りで、本来の良さはほとんど出てない。一応、画面に映っているというだけ。

この映画は、ところどころ妄想シーンを使ったコメディを多様してるが、ちょっと狙い過ぎの感もあり、そういう部分の面白さはわかるが、大泉洋を使ってる手前、笑いに対して、ややしつこさがある。ストーリー上、特に無くてもいいし。

個人的には、笑いという部分で見れば、有村架純の中盤からずっと具合が悪い役の方が、傍から見てると地味に面白い。っというかこの映画で一番おいしい役だと思う。みんなががんばってるのに、一人脱力してる。



評価 ★★★☆☆ (星3.8)

(まとめ:2016年に興行収入で結構なヒットしたことも頷ける、娯楽大作アクション。上記の通り、細かい点を上げるといろいろと気になる部分はあるが、映画の画力(勢い)として、他の邦画作品を圧倒する位パワーがある。ゾンビ映画というかアクション映画が好きならおすすめ。ただ、しっかりしたゾンビものを見たいなら、やはりウォーキングデッドを見たほうがいい。)



鈴木英雄(すずきひでお)

ただの、ヒデオです。


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