■映画「けいおん!」の感想(ネタバレ)

2012.12.03 Monday アニメ/CGアニメ レビュー

■映画「けいおん!」の感想(ネタバレ)




■監督:山田尚子
■出演者(声優):豊崎愛生 日笠陽子 佐藤聡美 寿美菜子 竹達彩奈 真田アサミ

WOWOWで放送していた映画「けいおん!」を鑑賞。

【映画「けいおん!」のあらすじ】

桜が丘高校軽音部の3年生にもいよいよ卒業の時が迫っていた。唯たちはクラスメートの話に触発され、自分たちも卒業旅行に行こうと計画を練るが、なかなか目的地が決まらない。紆余曲折の末、行き先はロックの聖地・ロンドンに決定、後輩の梓を加え、バンド《放課後ティータイム》の5人全員で日本を旅立った。実は唯たち3年生4人には、この旅行中、軽音部を受け継ぐ梓に贈る曲を作るというもうひとつの目的があったのだが……。

※WOWOWから引用

【映画「けいおん!」の感想(ネタバレ)】


かきふらいの4コマ漫画を原作にしたTVアニメ「けいおん!」の劇場版。

物語は、高校卒業間近の軽音部がロンドンへ卒業旅行に行くという話。

普段は、こういうい女子向け?のヴィジュアルアニメ作品は選ばないが、音楽アニメということと、ごく一部で大人気になっているということで真相を探るためチェックしてみた。

まず始めにビックリしたのが、セリフがふわふわしていて全然こちらに入ってこない。見てる視聴者にセリフを伝える整理された話し方というよりは、女子高生の会話をこちらが覗き見している感覚にちかい。

かなり好き邦題しゃべっていて、その意味をひとつひとつ追っていくには短時間に情報量が多すぎて、こちらの情報処理が全くついていかない。

っというか視聴者を先導するようなわかりやすい一人称視点?(あずにゃんが主役じゃないのか)の話の進み方ではなく、軽音部全体(バンドメンバー5人全員が主役)の空気感を保ちつつ物語が進んでいく感じで、どこに向かっているのかも目的もよくわからない。

ゴールすらも見えず本筋からの脱線がやたら多いが、その脱線具合を楽しむアニメのようだ。これは今まで自分が味わったことのないタイプのアニメ。

そして、結構期待していた彼女たちが楽器を弾く音楽部分だが、こいつら全然楽器弾かないじゃんと思った。冒頭でデスメタルっぽいことをやっていたので「けいおん!」ってそういう音楽性だったのか?とメタル好きとしては、興味を惹かれたが実は、最初のその音楽はフェイク。

TVからのファンならすぐ気づくギャグだと思うが、新規のファンにとっては完全に騙された。

ただ、それからというもの、約50分ほど経ってロンドンのすし屋で演奏する機会を与えられるまで一切楽器を弾いていないという、音楽アニメとしては、ちょっと音楽が雑な扱い。常に楽器は担いて移動し、周りには置いてあるのだが…。

また演奏シーンも普通に演奏して客から普通に拍手(評価)されるだけで、演奏後に「この子たちすごい!」みたいなもてはやされてプロデビューとかそういうサクセスストーリー演出はない。

ほんとに学校にいる音楽好きの軽音メンバーが旅行を楽しんで演奏して終わりなので、物語の幅は狭い。個人的にロンドンから帰ってきた時点でほぼ90%位やり切った感がある。


評価 ★★★☆☆ (星3.5)

(最初から最後までほのぼの空気とふんわりした笑いを提供する独特の音楽アニメ。これといって何かを挙げるほどほんと中身はないのだが、そんな彼女たちが卒業を迎えるというラストには軽く寂しさ(ウルルン)も伝わってくる。高三の卒業(設定)って嫌だな。そして、あずにゃん(ギター)だけ年下という設定もなんかくるものがある。キャラクターは皆個性的で可愛いが、大の大人が見ているにはちょっと恥ずかしい世界観。)


荷物預きゃっとくね

-?


荷物預きゃっといて

-?


あずにゃんにゃんにゃん

-唯



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映画「塔の上のラプンツェル」の感想(ネタバレ)

2012.11.22 Thursday アニメ/CGアニメ レビュー

■映画「塔の上のラプンツェル」の感想(ネタバレ)




■監督:ネイサン・グレノ
■出演者(声優):中川翔子/歌・小此木麻里 畠中洋 剣幸 岡田誠 石原慎一 多田野曜平

WOWOWで放送していた映画「塔の上のラプンツェル」を鑑賞。

【映画「塔の上のラプンツェル」のあらすじ】

魔法の髪を持つ少女ラプンツェルは生まれてから18年近く、深い森の中の高い塔の上で暮らし、母親から恐ろしい“外の世界”に行くなと命じられてきた。だが好奇心旺盛なラプンツェルはいつか“外の世界”に出て毎年の誕生日、夜空に現われる不思議な“灯り”の正体を知りたいと夢見ていた。そして18歳の誕生日の前日、王冠を盗んで逃亡中、塔に迷い込んだ大泥棒フリンを魔法の髪で捕らえるが、彼に自分を塔から連れ出させ……。

※WOWOWから引用

【映画「塔の上のラプンツェル」の感想(ネタバレ)】


ディズニーの長編アニメーション映画として50作目となったファンタジー作品。

物語は、悪女に誘拐され塔の上から一歩も出ずに育てられた少女が、ひょんなことで盗賊の男が家に逃げ込んできたことから、外の世界に興味を持ち一緒に旅に出るという話。

個人的に外れがないディズニーの新作CG作品がWOWOWで初放送してたのでチェック。

ポカホンタス」「プリンセスと魔法のキス」しかり、ディズニーが描く女性キャラクターは、どこが癖がある描き方で、個人的に好みの容姿ではなかったが、このラプンツェルのヒロインは、普通に可愛いいし、しぐさや動き方もよくてツボ。

ラプンツェル役の吹き替えの声優の声も好感度高いなと思ってたら、エンドロールで中川翔子だとわかった。全然気づかなかったが、どこか親しみやすさがあったのはそれでか。中川翔子も普通に吹き替えが上手い。っというかアニメ好きは総じて演技が上手い。

内容に関しては、突然歌いだすミュージカル演出がやや多いのは大人にはキツイが、王道のプリンセスストーリーはわかりやすくていい。プロローグを見ただけでエンディングもなんとなく予想できる。

ディズニーアニメならではの感情を掴むツボは心得ていて、中盤の母親orフリンのどちらを取るかラプンツェルに選択させるシーンを含め、性格が良い二人への感情移入度はかなり高い。なぜか自然に涙が出た。



評価 ★★★★☆ (星4.2)

(ディズニー作品には珍しく2D世界のラプンツェルがほんとに愛らしいと感じたアニメ。お姫様というか天真爛漫さっていいなと普通に思った。汚れてない。フリンが縛られて問い詰められるシーンもこんな子なら全然怖くないし、言葉攻めの羨ましさすらあった。でもこんな感じの天真爛漫な女性を実写で期待すると、単なるバカなのかめんどくさいヤツで終わってしまうのが残念なところ。でもこのラプンツェルみたいなの、女優かアイドルにいた気がするが、名前が思いつかない。関係ないが、ヒーローのフリンは、「アンチャーテッド」のネイトそのものだな。)


夢が叶ってしまったら

次は何をしたらいい?

-ラプンツェル


また新しい夢を探すんだ

-フリン


君はオレの新しい夢だ

-フリン



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映画「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」の感想(ネタバレ)

2012.10.11 Thursday アニメ/CGアニメ レビュー

■映画「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」の感想(ネタバレ)




■監督:スティーヴン・スピルバーグ
■出演者(声優):浪川大輔 チョー 森田順平 大川透 浦山迅 小形満

WOWOWで放送していた映画「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」を鑑賞。

【映画「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」のあらすじ】

少年記者タンタンは相棒の愛犬スノーウィと世界中各地に向かい、いつしか難事件に巻き込まれる毎日。ある日蚤の市で彼が模型を入手した船は、海賊に襲撃されて財宝を積んだまま忽然と姿を消したといわれる伝説の軍艦、ユニコーン号。以来、タンタンは正体不明の男サッカリンとその部下たちから追いかけられることに。タンタンは彼らが捜していたのが模型に隠されていた謎の羊皮紙だと気づくが、またもサッカリンたちに襲われ……。

※WOWOWから引用

【映画「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」の感想(ネタバレ)】


スティーブンスピルバーグ(監督)×ピータージャクソン(プロデューサー)という「ラブリーボーン」以来の豪華コンビで放つCGアニメ。

物語は、これまで数々の難事件を解決してきた少年記者タンタンが市場で船の模型を購入したことで、その船の秘密を探っていた組織から急に追われ始めるという話。

スティーブンスピルバーグが初監督したアニメ作品ということでチェック。

前回見たアニメ「少年マイロの火星冒険記」と同様、実際の俳優に演技させたものを取り込んだモーションキャプチャー技術を用いたCGアニメで、動きや表情などは滑らかで本物と見間違うクオリティで、”少年マイロの火星冒険記”以上と感じた。

また、スティーブンンスピルバーグ監督作品ということで内容は、インディージョーンズを彷彿としつつ、パイレーツオブカリビアンを混ぜたようなスペクタクル活劇に仕上がっていて、107分と二時間割れの作品だが、アクションの多さにかなりお腹一杯にさせてくれる。

個人的に、PS3の「アンチャーテッド −砂漠に眠るアトランティス」をプレイしていたこともあり、謎を解きながら財宝に近づいていく感じや舞台(砂漠、舟、町)が似ていて、アンチャーのネイトそのもの。

「アンチャーテッド」は”映画をプレイする”がキャッチコピーだったが、この作品は、”アンチャーを映画にした”感じで、、ついついコントローラーで動かせたら面白いだろうなと思った。


評価 ★★★★☆ (星4.2)

(謎解きと活劇が上手く融合したアンチャーテッドファンにもおすすめのCGアニメ。見終わった後に特に残るものはなかったが、何も考えずにスカっと見れて、世界観もきれい。後半のロケットランチャーでダム放流後の町並みでのアクションのドタバタはすごい。ラストは、続編を意識する終わり方で、続編の登場が気になる。)


心配なのはお金じゃありません

-タンタン


”敗者か”

ワシのことをそう呼びたい奴は

腐るほどいる

”マヌケ、負け組、酔っ払のクズ”と

だが決して自分で言ってはならん

誤ったシグナルを出すな

出せば人はそう信じる

もし守るべきものがあるならば戦え

壁にぶつかったら

ぶっ壊して進め

失敗から学ぶべきことは数多くある

何よりくじけないことだ


-ハドック船長


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映画「メガマインド」の感想(ネタバレ)

2012.10.09 Tuesday アニメ/CGアニメ レビュー

■映画「メガマインド」の感想(ネタバレ)


 

■監督:トム・マクグラス
■出演者(声優):山寺宏一 東地宏樹 甲斐田裕子 木村昴 山寺宏一

WOWOWで放送していた映画「メガマインド」を鑑賞。

【映画「メガマインド」のあらすじ】

悪の天才メガマインドは、自分と正反対に人々の人気と尊敬を集めるスーパーヒーロー・メトロマンをライバルと定め、果てしない争いを続けていた。だがあるとき、メガマインドはついにメトロマンを倒し、骨に変えてしまう。自分でもまさか信じていなかった勝利に、メガマインドは喜びより戸惑いを覚える。宿敵を失った彼は悪行にも張り合いをなくし、やむなく自らの力で新たなライバルヒーローを作り出そうとするのだが……。

※WOWOWから引用

【映画「メガマインド」の感想(ネタバレ)】


「俺たちフィギュアスケーター 」のウィルフェレルをはじめベンスティラーブラッドピットなど豪華俳優が参加したドリームワークス制作の3DCGアニメ。

物語は、大衆から人気を集めるヒーロー:メトロマンにライバル心をむき出しの悪党:メガマインドが、ついにヒーローを打ち倒す日が訪れる。しかしヒーローがいなくなった悪の世界は空しくメガマインドは自らの手で新たにライバルヒーローを作り出すが…という話。

予備知識なく、CGアニメ作品という理由で選んでみたが、悪役ヒーロー目線で進むストーリーが斬新なCGアニメだった。オリジナルの声優はブラッドピットも吹き替え参加してるらしいが、山寺宏一の日本語吹き替え版で見たのでその辺の恩恵はなし。

ただ、内容は素晴らしく、普通なら嫌われ役である悪役ヒーローを主役で描き、さらにしっかりと共感できる作りになっているのは面白い。また、恋の相手ロクサーヌとの恋愛シーンは、まるで実写映画の1シーンを見ているような、アニメらしからぬ胸に響く大人なドラマが展開。

ラストは、悪が善になってしまう、アニメならではの、めでたしめでたしな内容に収まるが、人間界の善と悪の関係もこの映画と似ているような気がしてならない。

あまりにも善が幅を利かせすぎるとそこに居心地の悪さを感じる人間が悪な行動を取り始める。逆に悪が横行し過ぎると善が出てきて、悪を打ち負かす。歴史はずっとその繰り返し。皆が平和を求めすぎると、悪に転ぶ前触れでもある。

AC/DC、オジーオズボーン、ガンズ&ローゼスの楽曲が効果的に使われていて、ロックファンはテンションが上がる。


評価 ★★★★☆ (星4.3)

(悪玉ヒーローを主役に描いたやや大人向けのCGアニメ。日本ではDVDすら未発売ということで、もしかしたら劇場上映すらしていないのかもしれない。今までこのタイトル名すら初耳だ。内容が良いだけにちょっと残念な作品。興行収入的には、制作費をようやく回収した位で若干こけた感があるようだ。ただ、声優にブラッドピットが名を連ねてるだけあって、CGクオリティなど含めスペクタクルさもしっかりあって、第一級品のアニメ。この斬新なストーリーをよくまとめた思う。メトロマンの裏切りもいい。)


正義は罠にかからない

正義とは信念だ


-メトロマン


誰にも止められないんじゃ

悪いことをする意味がない


-メガマインド


すべて持ってるのに

何も持っていない

何も手応えがない


-メガマインド


ヒーローは

生まれるのではなく

作り出される


-ロクサーヌ


人の価値は行動で決まる

-ロクサーヌ


ヒーローなんて負け組だよ

-タイタン


負けにも利点がある

ミスから学べることだ


-メガマインド


どうやら運命とは

僕らに与えられる道ではなく

僕らが道をどう選ぶからしい


-メガマインド


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映画「少年マイロの火星冒険記」の感想(ネタバレ)

2012.10.04 Thursday アニメ/CGアニメ レビュー

■映画「少年マイロの火星冒険記」の感想(ネタバレ)




■監督:サイモン・ウェルズ
■出演者(声優):濱田龍臣 間宮康弘 本田貴子 設楽統 藤村歩 京田尚子

WOWOWで放送していた映画「少年マイロの火星冒険記」を鑑賞。

【映画「少年マイロの火星冒険記」のあらすじ】

母親とケンカしてしまった9歳の少年マイロは、思わず「ママなんていなければいい」と口走ってしまう。その夜、反省して謝ろうと母の部屋へ行ったマイロだったが、なんと怪しい宇宙人が母親をさらおうとしていた。あわてて宇宙船に忍び込み、たどり着いたのは火星。火星人たちは地表の下に大都市を築いていたのだ。マイロはそこで、火星育ちの地球人グリブルと知り合い、彼の力を借りて母親を捜し始めるのだが……。

※WOWOWから引用

【映画「少年マイロの火星冒険記」の感想(ネタバレ)】


ロバート・ゼメキスが製作に名を連ねたディズニー制作の3DCGアニメ。

物語は、火星人に母親を誘拐されてしまった息子が火星人を追って、火星へと行き、母親を救出するまでを描いた話。

CGアニメ作品という番組情報を見て選んでみたが、実はディズニーが制作する大作作品だったのを後から知った。

この映画の劇場公開時のCMが、あまり力が入っていなかったのか、今までタイトルすら自分の耳に届いていなかった。普通のメジャー作品ならタイトルとあらすじ程度は宣伝(CM)で予備知識は持っているのだが…。

ただ宣伝の悪さ?とは別に、作品は実際に俳優に演技をさせてコンピュータに取り込むモーションキャプチャー技術を使ったCGアニメで、動きや表情などは本物と見間違えそうなほどかなりリアルで、迫力スペクタクル感も文句ない娯楽作になっている。

なんといってもディズニー映画なので、ストーリーの泣かせどころを心得ていて、母親に何気なしにぶつけてしまった言葉の後悔から冒険をスタートする感情移入はわかりやすく共感でき、中年男グリブルとの友情シーンやラストの間髪いれずに命を犠牲にする母親の愛には普通に泣かされてしまった。母親は偉大だ。


評価 ★★★★☆ (星4つ)

(母と子の親子の絆の深さを感じさせてくれるアニメ作品。火星は赤色=共産主義というアメリカ的発想や男がやっかいものとして処分され女性(女王)が国を支配している設定などなかなか面白い。※人間以外の登場キャラクターはちょっと不気味で気持ち悪いけど。日本語吹き替えで見たが、マイロの父親役がバナナマンの設楽だったのは最後まで気づかなかった。中盤からのグリブルのキャラの奥行きの広がりがすごい。急に共感キャラになる。)


僕だってママなんて

いない方がずっといいよ


-マイロ


”愛”っていうへんなもの

-キー

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映画「ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵」の感想(ネタバレ)

2012.10.02 Tuesday アニメ/CGアニメ レビュー

■映画「ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵」の感想(ネタバレ)




■監督:窪岡俊之
■出演者(声優):岩永洋昭 櫻井孝宏 行成とあ 梶裕貴 寿美菜子 藤原貴弘

WOWOWで放送していた映画「ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵」を鑑賞。

【映画「ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵」のあらすじ】

ミッドランド王国とチューダー帝国の百年戦争が続く戦乱の世。身の丈を超える長剣を背負った一匹狼の傭兵ガッツは、あるとき凄腕で知られた騎士を倒し、傭兵組織《鷹の団》を率いるグリフィスから目を留められる。秘めた野望からどうしてもガッツを仲間に欲しいグリフィスは決闘を申し入れ、結果、敗北を喫したガッツは鷹の団の一員となる。やがてガッツは期待以上の戦果を上げ、彼もまた仲間との絆に安らぎを感じていくが……。

※WOWOWから引用

【映画「ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵」の感想(ネタバレ)】


三浦建太郎のダークファンタジー・コミック「ベルセルク」の劇場版アニメ3部作の第1部。

物語は、一匹狼の剣士ガッツがひょんなことから傭兵団長グリフィスと出会い、心を開くようになるが、次第に彼の秘められ野望を知ることになり…という話。

人気ベストセラーコミックを劇場アニメ化+WOWOWでテレビ初放送ということで気になりチェック。

原作マンガは20巻位まで読んでいるが、原作と比べてもかなり世界観を上手く再現していて「ベルセルク」ファンなら普通に楽しめる。

どことなく映画「ロードオブザリング」シリーズを意識した迫力の戦闘シーンなど、見どころ満載。日本のアニメも知らない間に大分進歩している。ところどころCGを使った映画のような奥行き感演出も抜群。


評価 ★★★★☆ (星4.8)

(原作からの劇場版アニメ化という部分でほぼ文句がない良作品。3部作ということで、第一部の収録時間は82分と短いが、たぶん2時間半位あっても普通に見れる位世界観の構築とその吸引力がある。「ベルセルク」はマンガでありながら、人間の闇がよく描かれていて好き。持ち前のグロテスク(体がもげる)×エロさ(ヌード他)という部分も劇場版アニメでもしっかり引き継がれている。第一部は、グリフィスが姫君シャルロットと寝る前までの話なのでエロさは少ない。音楽良し、世界観良し、声優良しで、予告で流れた二部も断然期待が持てる。二部もWOWOWで放送しないかな。)


夢?食えるのかそいつは?

-ガッツ


嫌いなんだよ窮屈なのは

-ガッツ


男の人って

どうして血を流すのが

好きなんでしょう

戦も狩りも


-シャルロット



誰のためでもない

自分が自分自身のために

為す夢です

身分や階級生い立ちに関わりなく

人は夢に恋焦がれます

夢に支えられ夢に苦しみ

夢に生かされそして夢に殺される

夢に見捨てられた後でも

それは心の中でくすぶり続ける

そんな一生を男なら一度は思い描くはずです

夢という名の神の殉教者としての一生

生まれてしまったから

仕方なくただ生きる

そんな生き方オレには耐えられない

-グリフィス


私にとっての友とは

(そんな)対等なものだと

思っています


-グリフィス


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映画「リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?」の感想(ネタバレ)

2012.09.01 Saturday アニメ/CGアニメ レビュー

■映画「リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?」の感想(ネタバレ)




■監督:コリー・エドワーズ
■出演者(声優):上野樹里 小宮和枝 岩崎ひろし 加藤浩次 ケンドーコバヤシ 関智一

WOWOWで放送していた映画「リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?」を鑑賞。

【映画「リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?」のあらすじ】

日々おばあさんの作るクッキーを配達することが日課の《赤ずきん》こと少女レッド。ある日、いつものようにおばあさんの家を訪れたレッドは、おばあさんに化けたオオカミに襲われそうになり、木こりのカークに助けられた。おばあさんは縄で縛られた姿で発見され、捜査に現われた警察は、この事件と最近森で連続するレシピ泥棒事件との関連を疑う。だが、赤ずきん、オオカミ、おばあさん、カーク、4人の証言は微妙に食い違い……。

※WOWOWから引用

【映画「リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?」の感想(ネタバレ)】


童話「赤ずきん」をモチーフにして全米1位のヒットを記録したコメディサスペンス風CGアニメ。

物語は、あるとき、村で大事なレシピが次々に盗まれお店が廃業していく事件が発生。そんななか赤ずきんのおばあちゃんの家で偶然出会った狼、きこり、おばあちゃん、赤ずきんの四人がレシピ泥棒の疑いをかけられ刑事が捜査を開始する…という話。

赤ずきんをモチーフにしているというので、気になってチェックしてみた。

2005年に映画「すべてはその朝始まった」を初配給して始まったザ・ワインスタイン・カンパニーというアメリカの映画会社が製作したCGアニメで、ディズニーとは異なる、かなり独自路線の大人向けのアニメ作品。

特にコメディの質や種類がディズニーと違い、シュールさもあり、笑いが凝っていてかなり積極的だ。大人(スタッフ)がCGアニメキャラクターを操作して好きに楽しんでいるという感じがある。これはこれで嫌いじゃない。

今回は、日本語吹き替え版で見たが、赤ずきんの声が意外と魅力的で良かった。

この吹き替えは上野樹里だが、個人的に上野樹里の外見はそれほどタイプではないが、この声には結構やられた。赤ずきん(レッド)の内気なキャラクターとも合っている。

その他、極楽の加藤浩次は、声が個性的ですぐにわかるし、吹き替えも無難に上手い。何を演じても加藤浩次だけど。あと、ケンドーコバヤシもニッキーの吹き替えをやってるみたいだが、声優の名前を見るまで全然気づかなかった。


評価 ★★★☆☆ (星3.2)

(コメディの質(種類)は結構好きな大人向けCGアニメ。王道をパロディしつつ、独自のお笑いエッセンスで赤ずきんを別物に仕上げた感じ。映画「ユージュアルサスペクツ」よろしくの4人目線でのストーリー進行は、面白いが、ブツ切りになってしまうため、前半はやや流れを欠いて惜しい。登場キャラクターは個性的で、リスの早い動きやセリフなどはよく出来ている。動物キャラのそれぞれの特徴を上手く出している。)



あれ!あばあさまの息

ザリガニのにおいがする


-レッド


恋と逮捕は焦ったらダメだ

-?

仕事ってのはこうやるんだぞ

優先順位と目標を定め

実行計画を立てる

ビジョンを持て

5年後の自分は一体どうなっているか


-?


人は見かけによらない

-?


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映画「カンフー・パンダ2」の感想(ネタバレ)

2012.08.25 Saturday アニメ/CGアニメ レビュー

■映画「カンフー・パンダ2」の感想(ネタバレ)




■監督:ジェニファー・ユー・ネルソン マーク・オズボーン
■出演者(声優):山口達也 笹野高史 木村佳乃 石丸博也 MEGUMI 藤原啓治

WOWOWで放送していた映画「カンフー・パンダ2」を鑑賞。

【映画「カンフー・パンダ2」のあらすじ】

ついに伝説の龍の戦士となったパンダのポー。カンフーを極めた5人のマスターたちと共に谷の平和を守る彼だったが、そんなある日、新たな敵、クジャクのシェン大老が現われる。シェン大老は恐るべき破壊力を持った大砲を開発し、世界征服を企てていた。シーフー老師の命を受け、シェン大老の野望を止めるべく立ち上がったポーたち。だが、ポーは戦いの中で、シェン大老が失われた両親との記憶に関わっていることを知る。

※WOWOWから引用

【映画「カンフー・パンダ2」の感想(ネタバレ)】


ジャックブラックアンジェリーナジョリージャッキーチェンなど豪華俳優が声優参加し、6億ドルの大ヒットを記録したCGアクションアニメ「カンフーパンダ」の続編。

物語は、幸せに暮らしていたパンダー:ポーのもとに再び新たな敵が現れる。彼らはポーの隠された出生の秘密に関与しており、ポーは、両親の仇討ちとばかりに敵に立ち向かう…という話。

映画を選んでいたら、知らずに3〜4日経ってしまったが、最近4〜5本は同時に見ているが(そんな見方は本当はしたくないが)、今みてるのはどれも作品としての吸引力が弱くて、最初から最後まで一気に見れる感じがしない。途中でだいたい飽きがきてしまい、その都度次の作品へと移っている。

この「カンフーパンダ2」も最初の吸引力は、かなり弱い。映像に力こそあるが、キャラクターが明るくほぼノリと悪ふざけで展開しているので、派手なアクションを見ても、全然応援する気にならない。

結局、感情移入させてもらえないので、一度中断したが、再び途中から見始めたら、そこからポーの出生の秘密(トラウマ)の感情ストーリーが展開し、ようやく共感ができるようになり、最後まで一気に見れた。

しかも、中盤以降は、お涙頂戴の感動ストーリーが何個もあり、自然と泣かされてしまった。やっぱりキャラクターには秘密や弱さを描かないとね。これはそういう意味ではよくできてるし、名言も豊富に入れられている。ハンスジマーの音楽も壮大だ。

また、パンダの特徴(パンツが嫌い、階段が苦手)をはじめ、養子ギャグなどベタからシュールまで笑いパターンは結構豊富に使われていて、笑うほどではないが楽しめる。ターミネーター2のシュワちゃんの名シーンもパロってるし。


評価 ★★★★☆ (星4つ)

(ストーリーを喰うほど王道演出のパロディが多い悪ふざけだらけのCGアニメ。よくこんなギャグばかりの映画なのに、自分が泣かされてしまったのが不思議なほど、主人公や周りの人物の精神世界も巧みに描写され、作品バランスは保っている。よく見るとアクションも凝っていて凄い。日本語吹き替えは、TOKIOの山口達也だが、こんな声だったっけと思うほど、普段の声の印象を感じず自然だった。この映画は、字幕版(ハリウッド吹き替えメンバーのメンツ)も豪華ですごいので、どちらで見てもおすすめかも。このハリウッド声優キャスト陣の映画があっても普通に見てみたいくらい豪華だ。)


お前は言ってみれば

養子だ


-?


知りたいんだ

なんでパンツが嫌いか


-ポー


何事もなすのも内なる平和だ

-?


幸せは奪い取るものだ

-?


真実のためには死んでもいいのか?

-?


あらがうことなく流れのままに

-?


最も大切な時は今です

-?


それであんたが決まるんじゃないよ

その後の方が大切だ

何者になると決めるのか


-?

過去のことなんか忘れちまえ

-?


カンフー・パンダ2


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映画「ポカホンタス」の感想(ネタバレ)

2012.08.13 Monday アニメ/CGアニメ レビュー

■映画「ポカホンタス」の感想(ネタバレ)




■監督:マイク・ガブリエル エリック・ゴールドバーグ
■出演者(声優):土居裕子 古澤徹 京田尚子 有川博 松澤重雄 津嘉山正種

WOWOWで放送していた映画「ポカホンタス」を鑑賞。

【映画「ポカホンタス」のあらすじ】

1607年、英国軍人ジョン・スミスはラトクリフ総督率いる開拓団に参加し、新大陸アメリカのヴァージニア植民地へ旅立つ。一方、その地に昔から暮らす先住民パウアタン族の首長の娘ポカホンタスは、不思議な夢と精霊グランドマザー・ウイローに導かれ、開拓団の船を発見する。ポカホンタスは真っ先に上陸してきたスミスと運命的に出会い、2人は言葉が通じないながらも心を通わすように。だが先住民と開拓団は対立を深めていき?

※WOWOWから引用

【映画「ポカホンタス」の感想(ネタバレ)】


アメリカの先住民で実在した女性の伝説をディズニーが映画化したアニメ作品。

物語は、金を求めてやってきたアメリカにやってきた英国軍人と、そこに住む先住民の女性との恋を描いた話。

バッファロー五郎のギャグとしてもお馴染みの人物名「ポカホンタス」だが、今までなぜか未見だったので、チェックしてみた。

ストーリーの方は、戦争に発展しないだけで、映画「アバター」とほぼ同じようなストーリー展開。アバターがポカホンタスの焼き増しに思えるほど細部も似ている。開拓という設定が同じだからしょうがない。

とてもわかりやすいストーリーだが、中盤まではイマイチ乗り切れなかったが、二人が出会って事態が悪い方向へ進みだすと、感情移入が強くなり涙腺にくる。

っというのも、二人の映像の後ろで流れるアラン・メンケンの映画音楽の出来が素晴らしく、セリフがないにも関わらず、彼らの心の動きがすべて読めるほど、音楽で感情が表現できている。

あとから知ったが、この「ポカホンタス」はアカデミー賞で作曲賞と歌曲賞を受賞しているということだが、それも頷ける音楽だ。この作品の音楽はホント神がかっている。一聴して、これは普通の映画音楽とは違う完成度のの高いオーラを感じた。


評価 ★★★☆☆ (星3.8)

(ミュージカルの歌はいらないがインスト音楽の出来が素晴らしいアニメ作品。中盤までは、無難に星3つで終わりかなと思ってしまったほど、ディズニーアニメとしては、やや共感度が低く、個人的評価が悪かったが、中盤以降の音楽と映像のマッチングの素晴らしさで、ポイントが大幅に回復した。この「ポカホンタス」のサントラは欲しい。)


これで白い悪魔どもを

やっつけることができる


-?


正しい道が

歩きやすいとは

限らないものさ


-木


道は自分で選ぶのだ

-ポカホンタスの父


ディズニー/ポカホンタス


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映画「老人と海」の感想(ネタバレ)

2012.08.02 Thursday アニメ/CGアニメ レビュー

■映画「老人と海」の感想(ネタバレ)




■監督:アレクサンドル・ペトロフ
■出演者(声優):三國連太郎 松田洋治

WOWOWで放送していた映画「老人と海」を鑑賞。

【映画「老人と海」のあらすじ】

小さな舟で助手の少年と海に出て、毎日生計を立てる年老いた漁師。不漁が続いたある時、少年は別の船に乗ることになり、漁師はひとりで沖に出る。漁師は巨大なカジキマグロと遭遇し、孤独な死闘の末、カジキマグロを仕留める。獲物が大きすぎるため、舟の横に獲物を縛りつけて港へ戻ることにするが、カジキマグロの血に気づいたサメの群れに追われ……。

※WOWOWから引用

【映画「老人と海」の感想(ネタバレ)】


アーネスト・ヘミングウェイの名作をアニメ化し、第72回アカデミー賞で短編アニメ映画賞を受賞したアニメ作品。

物語は、漁師をしている老人と巨大なカジキマグロとの遭遇を描いた話。

しばし、韓国ドラマ「アテナ」に掛かりつけだったので、さくっと見れる作品を探していたら、ちょうど以前録画していたアカデミー賞受賞の短編アニメ作品を見つけた。

この作品は、油絵具で描いていて、まるで絵画のアニメを見ているような独特な雰囲気が印象的で、動きや背景が、うねうねしていて普通のアニメとは感覚が違う。ただ、このうねうねする動きに目が慣れるまで多少時間が掛かる。

ちなみに海外の短編アニメ作品にも関わらず、この作品は日本語吹き替えになっており、日本でも力の入れようがわかる。これまで見たアカデミー賞受賞の短編アニメは字幕作品のみだったが。

さらに老人役の吹き替えは、三國連太郎がやっており、彼の語りは、説得力があり癒される。


評価 ★★★☆☆ (星3.5)

(25分ほどの作品だが、老人とカジキマグロやサメとの死闘、過去の腕相撲の話など出てきて、”人が生きるということ(生命)”について、シンプルに描かれ、ラストは、ほろりとくる。こういう作品も良い。そして、じじい強し!)



人間がどれだけやれるか

アイツに見せつけてやる


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