映画「アウトレイジ」の感想(ネタバレ)

2012.01.15 Sunday 邦画 アクション/スペクタクル/SF

■映画「アウトレイジ」の感想(ネタバレ)




■監督:北野武
■出演者:ビートたけし 椎名桔平 加瀬亮 小日向文世 北村総一朗 石橋蓮司 國村隼 三浦友和

WOWOWで放送していた映画「アウトレイジ」を鑑賞。

【映画「アウトレイジ」のあらすじ】

関東の巨大ヤクザ組織、山王会。本家若頭の加藤は、傘下の池元組が本来なら敵対する村瀬組と兄弟盃を交わして親密になったことを快く思わない。そこで加藤はこれら2つの組を仲違いさせようと企て、池元に対して“村瀬はあきらめろ”と命じる。困った池元は結局、配下の大友組に命令して村瀬組との接触を断たせる。だが後にこの件が元で池元組と大友組の間で闘争が勃発し、やがて山王会本家をも巻き込む壮絶な権力闘争に発展する。

※WOWOWから引用

【映画「アウトレイジ」の感想(ネタバレ)】


椎名桔平を始め、加瀬亮塚本高史三浦友和ら新旧豪華俳優が共演した2010年の北野武監督の話題作。

物語は、暴力団組織:山王会を舞台に会長の傘下組織つぶしに翻弄される、下位組織や頭の闘争をユーモラスに描いた話。

たけしさんのバイオレンス映画は、「BROTHER」や「その男、凶暴につき」など人間関係にピリピリとした緊張感があってかなり好きだが、この「アウトレイジ」もいつ飛び出すかわらない怒号暴力に常に緊張感がある。

特に、拷問シーンや殺害シーンは、R-15指定相当視聴制限付きの元にもなっているが、かなり過激でグロく痛々しい。殺し方(死に方)を先に考えてからストーリーをつけたという(ウィキペディア情報)こともあってか、悪人の死に方(殺され方)は凝っていてその都度衝撃的だ。

個人的に、水野(椎名桔平)の殺され方は、愛が全くないゲーム的な殺害方法(助手席に座る男の首と道端のポールにロープを巻きつけて車で発進して、首吊りにする)でえげつない。

ちなみにバイオレンス部分はかなり衝撃的なので、シリアスな作品に思えるが、中身は、たけしさんならではというか、張り詰めた緊張感を上手く”笑い”に変えていて、ところどころ滑稽で笑える。

ただ、”笑い”に走りすぎてる傾向も強く(※大使館でカジノ経営はほぼギャグでしょう)、リアルさはほぼなくなってしまった。※コントとしては面白いけど、映画として見ると”笑い”に振りすぎていて微妙な作品といえる。個人的には好きだけど。

一応ラストでそれぞれの思惑が絡み、物語は落ち着くところに落ち着くが、この「アウトレイジ」は、バイオレンスを謳ったコメディという新たなジャンルだと思う。

同じくヤクザの抗争を描いた北野武監督のバイオレンス映画「BROTHER」とは似ているが、全く違うので注意しましょう。


評価 ★★★★☆ (星4つ)

(裏社会を描くマフィア映画はいいかげん一休みしようかと思っていた矢先に、気になっていた「アウトレイジ」がWOWOWで初放送ということで、見てしまった。全員悪人という触れ込みがあったが、登場人物それぞれ悪巧みをしており、それに振り回される下っ端が面白い。完全にギャグだけど。所さん(所ジョージ)の沖縄の別荘(沖縄ベース)も撮影場所(海辺の家?)として使われていて、見ることができる。まさに芸能人の家という感じで豪華だ。「アウトレイジ2」も製作されるということで、ほぼ主要キャストは死んでるが続編も期待したい。)



他にいい女いねえのかよ

ブスばっかり揃えやがって


-大友組チンピラ



KO負けより

TKOの方がマシでしょ

-片岡



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映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の感想(ネタバレ)

2011.11.29 Tuesday 邦画 アクション/スペクタクル/SF

■映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の感想(ネタバレ)



■監督:山崎貴
■出演者:木村拓哉 黒木メイサ 柳葉敏郎 緒形直人 堤真一 高島礼子 橋爪功 西田敏行 山崎努

WOWOWで放送していた映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」を鑑賞。

【映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」のあらすじ】

西暦2199年。地球は謎の異星人ガミラスの攻撃で滅亡の危機に瀕する。残された人類は地下都市でガミラスの攻撃に耐えていたが、予想される人類の滅亡まであと1年。そんな人類へ遠い宇宙のイスカンダル星からメッセージが。そこには人類を遠宇宙に導く波動エンジンの設計図とイスカンダル星の正確な座標が。地球防衛軍はイスカンダル星の住民から放射能除去装置を受け取るべく最後の希望、宇宙戦艦ヤマトを旅立たせる。

※WOWOWから引用

【映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の感想(ネタバレ)】


SFアニメ「宇宙戦艦ヤマト」を「BALLAD 名もなき恋のうた」の山崎貴監督が、スマップの木村拓哉を主演に迎えて実写映画化した昨年2010年の話題作。

巷では、人気原作アニメの実写映画化+木村拓哉主演作品ということで、風当たりが強く評価もかなり厳しくなっているようだが、「波動砲発射!」の名セリフすらピント来ない原作アニメを全く見ていない自分にとっては、一作品として結構面白かった。

このクオリティでスタートレックみたいにテレビドラマ化すれば普通に見れるなと思った。個人的にはJJエイブラム監督以前に見たスタートレックの映画よりも好きだ。

ただ、開始早々、堤真一演じる古代守?が犠牲になって死ぬシーンをいきなり見せられても全くよくわからず、感情移入もへったくれない。

その後、戦艦ヤマトに乗り遠く離れたある星へ放射能除去装置を求め向かう未知なる冒険は、目的がはっきりしているので、ようやく主人公目線でストーリーを楽しめるようになる。

宇宙でのアクションのCGのクオリティも「スターウォーズ」や「ロードオブザリング」などハリウッド大作のCGノウハウやカメラワークなどかなり再現できるようになったみたいで、「邦画だから…」、というCGの残念さは意外と少ない。

CG良し、物語もわかりやすくて良いのだが、唯一いらないのが、木村拓哉と黒木メイサのロマンスが強引なのと最後の別れのシーンが引っ張りすぎかなとも思う。

キムタク演じる古代進?が戦艦ヤマトを救うために仲間を犠牲にする命令を森雪(黒木メイサ)に下した後、罪の意識に駆られ傷心した二人が、なぜかキスをする展開はかなり強引だ。

空気的には二人の心が近くなってはいるが、あそこでキスするにはちょっと行き過ぎだ。仲間が死んですぐなのに…急にキムタクの性欲があそこで開花するのにはちょっと引いた。やってるほうと見てるほうでは大分温度差がある。

あとラストの戦艦ヤマトに残ることを決めたキムタクと仲間らの別れのシーンもかなり長い。結局キムタクが残るんでしょというわかりきった構図にお涙頂戴の感情を露にした大げさなシーンには、逆に冷めてしまう。途中ダラダラっとしてるし。



評価 ★★★★☆ (星4つ)

(最初と最後を除けば、ハリウッドのSF映画をいろいろと混ぜたそれなりの良作品に仕上がっている。この際キムタクの演技がどうとかは言わない。だってキムタクだもん。キムタクが主演すればなんでもキムタク色になる。同じ原作アニメからの実写映画化作品なら三池監督の「ヤッターマン」より「スペースバトルシップヤマト」のこちらを断然おすすめ。)


YESでありNOだ!

-?



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映画「ヤッターマン」の感想(ネタバレ)

2011.10.28 Friday 邦画 アクション/スペクタクル/SF

■映画「ヤッターマン」の感想(ネタバレ)



■監督:三池崇史
■出演者:櫻井翔 福田沙紀 生瀬勝久 ケンドーコバヤシ 岡本杏理 阿部サダヲ 深田恭子
 
WOWOWで放送していた映画「ヤッターマン」を鑑賞。

【映画「ヤッターマン」のあらすじ】

高田玩具店の息子ガンちゃんは、ガールフレンドの愛ちゃんと、愛と正義のヒーロー、ヤッターマン1号・2号に変身。ドロンジョ、ボヤッキー、トンズラーという悪のトリオを相手に、4つ集めると奇跡がかなうというドクロストーンの争奪戦を展開。ガンちゃんたちは考古学者、海江田博士の娘・翔子の依頼で、残るドクロストーンの1つを探す旅に出て消息が途絶えてしまった博士の捜索を手伝うが……?

※WOWOWから引用

【映画「ヤッターマン」の感想(ネタバレ)】


70年代後半に放送していた人気アニメ「タイムボカンシリーズ ヤッターマン」を「ゼブラーマン」シリーズの三池崇史監督が嵐の櫻井翔を始め福田沙紀深田恭子を迎えて実写映画化。

劇場公開時には、ドロンジョ役の深田恭子が胸の谷間を露出するセクシー衣装を着ていることがワイドショーでも取り上げられ話題になっていた作品。

今回、WOWOWで初放送するということで、個人的にはいろんな意味で期待度が高かった作品のひとつだが、その期待も開始数分で早々に裏切られ、「これを最後まで観るのはキツイな〜」と苦痛を感じつつも、「せっかく見始めたし…」と、二倍速の力を何度も借りて、ようやく消化した。

この映画は、三池崇史監督だが、これまで何本か見た中で感じることは、この人の作品は安定感が全然ないようだ。

「ゼブラーマン」シリーズでも言えることだが、「ゼブラーマン」がストーリー重視で良かったのに、「ゼブラーマン2」では急にCG重視のビジュアル路線で中身が全くないものを作ってしまう。

この「ヤッターマン」もそれと同じで話題性とCG技術、パロディにばかり眼が言っていて、その土台のストーリーがあってない無いようなもので、スカスカ。※CGはがんばっている。

軸といえるストーリーは、”ドクロストーンの争奪戦”。たぶんこれしかない。それ以外は、その都度取ってつけたサブストーリーで時間を延ばしているだけ。人間的物語がない。しいていえば、ドロンジョとヤッターマン1号の恋愛部分くらい。

子供向けだから自分には合わなくて良いのか?とあきらめても良いが、子供が観るなら大人も一緒に見てるはずだし、大人が良いと思うものを子供も見るべきだとすると、やっぱりこの作品はおかしい。

なんか出演している俳優がかわいそうで仕方ない。特に芸人のケンドーコバヤシは、お笑い的には、しかないだろう。お笑いレベルも低いのをやらされていて、ベタベタ。「これが面白いんでしょ」と演出された部分が、鼻について全く笑えない。

三池監督いわく原作アニメに忠実に作った作品ということで、たぶん全然悪気はないと思うが、その悪気が無いのが、逆に悪とも思えるほど、ひどい出来になっている。


評価 ★☆☆☆☆ (星1つ)

(今回も厳しく★ひとつです。”深田恭子のお色気と福田沙紀のかわいさ”に★ひとつということで、それ以外は★ゼロです。これから見る人は気をつけたほうが良い要注意作品です。ひどいと感じているのは自分だけかと思ったが、ヤフーレビューもかなり荒れていて、★ひとつが連発。この作品に★5つはちょっと理解しずらいな。唯一全然面白くないのが、一周周って面白く感じるが、これは映画の意図とは違うので無評価。)


もうもたない

もうこれでは、

俺のキ○タマが

もたない

-海江田博士


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映画「LIMIT OF LOVE 海猿」の感想(ネタバレ)

2011.08.13 Saturday 邦画 アクション/スペクタクル/SF

■映画「LIMIT OF LOVE 海猿」の感想(ネタバレ)




■監督:羽住英一郎
■出演者:伊藤英明 加藤あい 佐藤隆太 大塚寧々 時任三郎 石黒賢 美木良介 吹越満 浅見れいな

WOWOWで放送していた映画「LIMIT OF LOVE 海猿」を鑑賞。

【映画「LIMIT OF LOVE 海猿」のあらすじ】

海上保安官の仙崎大輔が潜水士となって2年後。巡視船《ながれ》の同僚だった仙崎と吉岡は共に機動救難士となり、鹿児島に配属。仙崎は恋人・環菜と順調に交際を続け、結婚はもうすぐ。だがそんなある日、鹿児島湾でフェリーが座礁する大事故が発生し、現場に派遣された仙崎と吉岡はフェリーの中へ。しかしフェリーは予想以上の早さで浸水し、火災も発生。たまたまフェリーに乗り合わせ、苦境を知った環菜は仙崎の安否を心配する。

※WOWOWから引用

【映画「LIMIT OF LOVE 海猿」の感想(ネタバレ)】


先日見た映画「海猿」の続編で2005年邦画興行収入NO1に輝いた大ヒット作品。

この「LIMIT OF LOVE 海猿」は、映画「海猿」のパート2になるが、実際は、映画「海猿」の後にドラマ版の「海猿」を経ての今作になる。

ドラマ版はよく覚えていないので、詳しいところはわからないが、パート1から比較すると、出演者は、伊藤英明加藤あいの二人だけ残して、後は総入れ替え。

佐藤隆太が伊藤英明の相方の潜水士として新たに加わり、時任三郎石黒賢が伊藤英明演じる仙崎の上司として脇を固める形になっている。

そんな出演者の変更があった「LIMIT OF LOVE 海猿」の感想だが、パート1とは大分方向性が変わり、”友情”や”成長”がテーマだったパート1に対し、パート2は”愛(恋愛)”が色濃く出た映画になった。

パート1を知っている身としては、パート2は「いつもの海猿じゃない…」という印象が強い。

またハリウッド大作映画に影響されたであろうシーンが数多く見られ、タイタニックを始め、エイリアン4、パールハーバー、アルマゲドンなどシーンを見ながら「これあのシーンじゃない!」と何度も思い返してしまうこともしばしば。

邦画作品としては、ある程度お金を掛けてハリウッド大作映画風に仕上げなかなかのスペクタクルさを出すことに成功したが、結局のところ”邦画なのでハリウッドのように100億単位のお金(製作費)はない”という資金面での頭打ちさがあり、本当にリアルさが欲しいところは、CGで補う惜しい結果。

お金がもっとあれば、船の沈没、車庫の火災は本物を豪快に爆破していただろう。

個人的には、最初の1時間位は、「いつもの海猿じゃないな」と思いつつもテンポよく進み普通に見れたが、中盤あたりで仙崎が船内に残り、加藤あい演じる”環菜”が対策本部にまでしゃしゃり出てきてから”感動の押し売り”という名の演出が目立ち、物語りの進みが急に遅くなる。

そして、船が沈むというのに長々と電話でプロポーズしていたりと、緊迫感が全然ない。そんな感情が沸いてしまうと”登場人物”の心理にはなかなか入っていけない。また、吹越満の役どころも「生きたい」と言った5分後にはピンチになり「捨ててくれ(自己犠牲)」と言ったりキャラが定まらない。

演出面では、俳優の周り(特に加藤あい)をカメラがグルグル回る撮影手法を多く使っているのが、目に余るがこれも「ハリウッドみたいでしょ!」と言っているような演出の方ばかり気になってしまう。


評価 ★★★☆☆ (星3.5)

(とにかく物語後半からの過剰な演出が臭いのが気になるが、閉じ込められた船からの脱出という物語としては、それなりに面白い。よくよく考えると主人公(仙崎、吉岡)は自ら危機に陥り、最後も大して活躍していないのだが。やっぱり梯子登ったところでそのまま脱出して終わりの方がコンパクトで良かった。他の潜水士たちの見せ場を作るために引き伸ばしたと思うが、そのせいでやや凡長になった。ちなみに海猿の”加藤あい”は、前作と変わらずに良い。)



吉岡 動けないのか!

-仙崎


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映画「海猿 ウミザル」の感想(ネタバレ)

2011.08.01 Monday 邦画 アクション/スペクタクル/SF

■映画「海猿 ウミザル」の感想(ネタバレ)



■監督:羽住英一郎
■出演者:伊藤英明 加藤あい 海東健 香里奈 伊藤淳史 藤竜也 國村隼 杏子

WOWOWで放送していた映画「海猿 ウミザル」を鑑賞。

【映画「海猿 ウミザル」のあらすじ】

仙崎大輔ら若き海上保安官14人は、全保安官中たった1%しかいない人命救助のエキスパート、潜水士を志願し、海上保安大学校で厳しい研修を受けることに。大輔自身は潜水士に適した才能を発揮していくが、研修では主任教官・源の指示で、潜水士にむいているとはいえなさそうな青年、工藤と相棒(バディ)を組まされることに。そんな大輔だが、ある日、ファッション誌の女性編集者である環菜と出会い、急速に彼女と惹かれ合っていく。

※WOWOWから引用

【映画「海猿 ウミザル」の感想(ネタバレ)】

潜水士を目指す若き海上保安官らの活躍を描いた人気漫画の映画化第一作。

海上保安庁の全面協力?など結構お金の掛かっている映画のひとつ(※詳細は不明)ですが、邦画の大作アクション映画によくありがちな、派手なアクションに力が入りすぎて中身が全くない作品とは、一線を画す良作品。

個人的にみんなが注目するような大作映画をベタボメするのは、気が引けますが、この映画は、そういうことすらも忘れさせてくれるほど、登場人物のそれぞれのバックボーン(挫折感、やり切れない思い等)が嫌味なく理解でき、知らずに感情移入でき素晴らしい。

伊藤英明(仙崎)と加藤あい(環菜)の恋愛も、いちいち言葉で語らず雰囲気(空気感)で理解させるドライな関係も好感が持てる。※なぜか海猿の加藤あいは、かなり昔なのに色あせず今でもすげえ良い。

そして、途中に訪れる衝撃的な伊藤淳史演じる工藤の突然の死などは、稀に見る悲しさと衝撃で素晴らしい展開。ここの病院シーンの俳優の演技はリアルで場の空気の緊張感がよく出ている。仲間の突然の死ってたぶんこんな感じでしょう。

ドラマや映画で人が死んでしまうシーンがいろいろあるが、個人的にこの工藤の突然の死の衝撃度は、漫画「タッチ」の和也の交通事故死や、サッカー漫画「シュート」での久保の病死、ドラゴンボールのピッコロの死などと並ぶ印象度だった。

その後の残された者たちに訪れる心の空虚さの空気感もすごく良く出ていた。


評価 ★★★★☆ (星4.5)

(原作は読んでいないがこの映画は、ほぼ文句なし。ストーリーも海上保安官が訓練中に事故が起きるが自分らで解決…とかなり内輪な話で幕を閉じたが、それ位でちょうど良いと思う。そして、テーマ曲に洋楽バンド「ジャーニー」の「open arms」を使っているがこれがすごく合っている。この音楽に助けられていた部分もあると思う。個人的に力の入った邦画の大作映画の中でも久々すんなり感情移入が出来る良い映画だった。)



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映画「リアル鬼ごっこ2」の感想(ネタバレ)

2011.07.18 Monday 邦画 アクション/スペクタクル/SF

■映画「リアル鬼ごっこ2」の感想(ネタバレ)



■監督:柴田一成
■出演者:石田卓也 吉永淳 三浦翔平 蕨野友也 渡辺奈緒子 永島敏行 内野謙太 草野イニ

WOWOWで放送していた映画「リアル鬼ごっこ2」を鑑賞。

【映画「リアル鬼ごっこ2」のあらすじ】

独裁者が支配し、全国の《佐藤さん》が追われるパラレルワールドの日本。平成の日本からこの世界へやってきた翼は、妹の愛、親友の洋らと共にレジスタンスの一員として独裁者に立ち向かっていた。そんなある時、独裁者は人質となった《佐藤さん》たちの命と引き替えに、レジスタンスに対して死のゲーム《リアル鬼ごっこ》を仕掛ける。絶体絶命に陥った翼はなぜか平成日本へと戻ってくるが、鬼たちもまた現実世界へ転送されていた。

※WOWOWから引用

【映画「リアル鬼ごっこ2」の感想(ネタバレ)】

佐藤という苗字を持つ人間を狩るという山田悠介の同名デビューホラー小説「リアル鬼ごっこ」を基にした映画化作品第二弾。

今回も前作同様、時空をまたぐ二つの世界(パラレルワールド)を舞台に佐藤を狩る鬼から逃げる佐藤さんたちの活躍を描く。

子供の遊びである”鬼ごっこ”を捕まったら殺されるという大人のゲームへと昇華した作品だが、追う者と逃げる者というテーマは、変わらない。

捕まえて殺すという鬼の任務はどことなくジェームズキャメロンの「ターミネーター」シリーズを彷彿しており、実際に映画「ターミネーター2」の影響を受けているであろうシーンやカメラアングルなどが結構見受けられる。

部屋でガス爆発が起きたのをエレベーター内でその衝撃を感じるシーン。足を引きずった仲間に肩を貸すシーン。階段を這いつくばりながらも追う鬼など…。


評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(「リアル鬼ごっこ2」では、銃を持って鬼に戦いを挑む世界があるのだが、「バトルロワイヤル2」みたいな展開で1の良さをかなり消してしまっている。”鬼ごっこ”という鬼からただ逃げるというシステムが良かったのに、佐藤さんが銃で攻撃できてしまうともう”鬼ごっこではない”。それとまだそれほど有名ではない若手俳優が結構出演しているが、”演技してます”という演技が結構気になる。このシリーズは個人的には、1の方が全体的に良くできていたような気がしたが、この2もそれなりに見れる。)


何よそのアパレルワールドって!

-佐藤美沙


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映画「ゼブラーマン2 ゼブラシティの逆襲」の感想(ネタバレ)

2011.06.13 Monday 邦画 アクション/スペクタクル/SF

■映画「ゼブラーマン2 ゼブラシティの逆襲」の感想(ネタバレ)

 

■監督:三池崇史
■出演者:哀川翔 仲里依紗 阿部力 井上正大 田中直樹 ガダルカナル・タカ スザンヌ

WOWOWで放送していた映画「ゼブラーマン2 ゼブラシティの逆襲」を鑑賞。

【映画「ゼブラーマン2 ゼブラシティの逆襲」のあらすじ】

2010年に小学校教師の新市がスーパーヒーロー《ゼブラーマン》として活躍してから15年後の2025年。東京とそこに隣接する一帯は犯罪抑止をめざす都知事のもと、ゼブラシティと呼ばれ、毎日2回、朝夕の5分間だけ無法地帯と化す《ゼブラタイム》なる制度を導入していた。気絶から目覚めたが記憶を失った新市は、都知事に抵抗する組織《白馬の家》に救われるが、歌手《ゼブラクイーン》でもある都知事の娘ユイは意外な行動を起こす。

※WOWOWから引用

【映画「ゼブラーマン2 ゼブラシティの逆襲」の感想(ネタバレ)】


前回の「ゼブラーマン」に引き続き、パート2の「ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲」を続けてみてみた。ストーリーは、「ゼブラーマン」が活躍した2010年から15年後の2025年の話。

今回は、敵役のゼブラクイーンとして仲里依紗が新たに抜擢され、テレビでも一時期話題になっていたが、レディーガガを彷彿とする胸元ざっくりのセクシーな衣装を着て、独特のキャラクターを演じている。

ただ、この映画「ゼブラーマン2 ゼブラシティの逆襲」は、「ゼブラーマン」の期待を胸に観たが、ひどく出来の悪い作品というのが率直な感想だ。

そして、感想を一言で言うと”よくわからない”というのに尽きる。製作者もパート1を越える作品を作ろうと思って、結構気合を入れていろいろと詰め込んではいるのだが、それが逆にがちゃがちゃとしてしまい、ストーリーには全くついていけず。

パート1の良さでもあったゼブラーマンの素朴さが全くなくなり、派手なCGアクションと今流行のレディーガガを彷彿とするゼブラクイーンのキャラクターで引っ張るだけのよくわからない映画になってしまった。

ハリウッド映画のパート2でよくありがちな、視覚効果に夢中で中身がなく、いわゆるストーリーが軸の映画ではなく、視覚効果で見せるだけのプロモーションビデオ。

完全に視聴者が望んでいた「ゼブラーマン」の続編と製作者が考えていたイメージがズレズレ…。久々に2時間見てるのがきついと感じてしまった。


評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

(新人の仲里依紗は、役作りに頑張っていたが、すでに映画の方向性があさってに向いているためか、健闘も空しく残念な仕上がり。一応、仲里依紗の露出の激しい衣装スザンヌで★は追加してみたが、映画としては、平均点には届かずという評価。パート3があれば、パート1の感じに戻ってくることに期待したい。)


白黒つかねえから

丸くおさめたぜ!

-ゼブラーマン

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映画「ゼブラーマン」の感想(ネタバレ)

2011.06.12 Sunday 邦画 アクション/スペクタクル/SF

■映画「ゼブラーマン」の感想(ネタバレ)


 

■監督:三池崇史
■出演者:哀川翔 鈴木京香 渡部篤郎 大杉漣 市川由衣 柄本明 岩松了 内村光良 古田新太

WOWOWで放送していた映画「ゼブラーマン」を鑑賞。

【映画「ゼブラーマン」のあらすじ】

2010年、横浜市八千代区。動物が異常な生態を示す怪現象が続き、防衛庁特殊機密調査部の及川は極秘調査へ。同じ頃、小学校教師の市川新市は、家庭が崩壊寸前だが、34年前、子供の頃にファンだった(が、たった7話で打ち切られた)不遇のTVドラマ「ゼブラーマン」の主人公に思いを寄せ、夜な夜な自宅でゼブラーマンのコスチュームをこさえていた。ついそれを着て町に出てみた新市だが、何とその体にスーパーパワーが宿りだして!?

※WOWOWから引用

【映画「ゼブラーマン」の感想(ネタバレ)】

哀川翔がゼブラーマンという縞々のヒーローに扮する異色のヒーローアクション映画。

力の抜けたヒーローやえげつない殺され方(悪役)をしている死体など、どこかダウンタウンの「ごっつええ感じ」のコントの世界観を感じる作品。

ヒーローをいかにも強そうな男ではなく、どこにでもいそうな平凡で少し変わったおっさんに視点を落としたのは、哀愁のあるキャラクターに仕上がっていて共感できる。また、2010年という未来の設定(2004年製作)ながら、昭和映画(昭和のテレビヒーロー)のような古臭い感じがある映像処理が加えられているのも雰囲気があって良い。

ストーリーも含め全体的によく出来た作品だが(哀川翔が特にがんばっている)、個人的にこの映画の一番の見どころは、鈴木京香扮するゼブラーナースセクシーなコスチュームでしょう。

清楚や清潔感で売っている鈴木京香を露骨に強調させたゼブラーナースの衣装を着ていたのには、かなり裏切られました。これだけで★追加です。鈴木京香がこんなの着るんだ。


評価 ★★★★☆ (星4つ)

(この映画には渡部篤郎も出演しているが、昔なつかしのドラマ「ケイゾク」の時の役にかなり似ている役柄を演じていてケイゾクファンとしてはうれしい。そしてウッチャンもカメオ出演ながらいい味を出している。もっとシーンが多くても良かったが。このゼブラーマンは、全く期待していなかっただけに、いい意味で裏切られた作品。この調子で「ゼブラーマン2」はどうだろうか…。)


白黒つけるぜ


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映画「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」の感想(ネタバレ)

2011.06.07 Tuesday 邦画 アクション/スペクタクル/SF

■映画「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」の感想(ネタバレ)



■監督:本広克行
■出演者:織田裕二 深津絵里 ユースケ・サンタマリア 伊藤淳史 内田有紀 小泉孝太郎 小栗旬 小泉今日子 柳葉敏郎

WOWOWで放送していた映画「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」を鑑賞。

【映画「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」のあらすじ】

湾岸署は、刑事課強行犯係の係長に出世した青島を責任者に、高度なセキュリティシステムを導入した新湾岸署へ引っ越すことに。新湾岸署の開署式まであと3日という日、管轄でバスジャック事件と銀行襲撃事件が同時に発生。だが犯人はなぜか何も奪わず、犯行現場を去る。さらに旧湾岸署から3丁の拳銃が盗まれる事件が発生し、盗んだ一味がかつて青島が逮捕した犯罪者たちの解放を求めてくる一方、青島の健康に異変が見つかり……!?

※WOWOWから引用

【映画「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」の感想(ネタバレ)】

織田裕二主演の大ヒット「踊る大捜査線」シリーズの映画化第三弾。

今回は、ゲストとして小栗旬が所轄と本庁を結ぶサーバントリーダー役として加わっているが、それ以外にも「踊る大捜査線」の過去作に出演した俳優達が勢ぞろいしている。出演者はかなり豪華。

そして、ストーリーでは、亡き和久井の甥という設定の伊藤淳史が新人警官として配属されたり、和久井ノート名言などが出るなど、前作「レインボーブリッジを封鎖せよ!」が遺作となってしまった和久井役のいかりや長介へのオマージュが全編に溢れるような作品になっている。

こういう演出は好みが分かれるが、個人的には亡くなった人へのリスペクトを作品の中で表現するのは好きだ。

内容的には、過去に捕まり獄中にいる凶悪犯役の小泉今日子が遠隔で犯罪を実行させていたというもので、深さでいうとかなり浅いストーリーだが、豪華なセットやたら多いエキストラの数、そして登場人物をワイドに撮るスケールの大きいカメラワーク(1カット長回し)、派手なクラシック音楽で煽るなど、演出面と編集の上手さで、内容はともかくシーンは飽きさせない。

緊張感の維持という部分では、同じ織田裕二主演の映画「アマルフィ」と共通するところがある。

過去作をすべて見ているファンではないが、”踊る〜”の雰囲気が好きならそれなりに楽しめるものになっていると思う。内田有紀も出てるし。

個人的には、青島が健康診断で引っかかり死を目前に落ち込むという設定で、悲しみを演じる織田裕二深津絵里の演技はかなり遊んでいる感があり、どことなく楽しそうだ。

この部分の撮影風景やメイキングなどがあれば、結構和気藹々とやっていて面白いだろう。大げさにやればやるほどここの嘘の設定が効いてくるし。まさにプロレスみたいな演技合戦。視聴者よりも俳優の方が楽しんでいる。


評価 ★★★☆☆ (星3.5つ)

(同じ刑事モノの米倉涼子主演の映画「交渉人ザムービー」と比べると、こちらの方が良くできていた。ストーリーは薄いので、2度見するほどではないが、2時間半という長い映画の割にはテンポよく普通に見れる。また小栗旬も出てるが、監督より俳優として出演している方が良い。)


俺に部下はいない

いるのは仲間だけだ

-青島


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