映画「ポカホンタス」の感想(ネタバレ)

2012.08.13 Monday アニメ/CGアニメ レビュー

■映画「ポカホンタス」の感想(ネタバレ)




■監督:マイク・ガブリエル エリック・ゴールドバーグ
■出演者(声優):土居裕子 古澤徹 京田尚子 有川博 松澤重雄 津嘉山正種

WOWOWで放送していた映画「ポカホンタス」を鑑賞。

【映画「ポカホンタス」のあらすじ】

1607年、英国軍人ジョン・スミスはラトクリフ総督率いる開拓団に参加し、新大陸アメリカのヴァージニア植民地へ旅立つ。一方、その地に昔から暮らす先住民パウアタン族の首長の娘ポカホンタスは、不思議な夢と精霊グランドマザー・ウイローに導かれ、開拓団の船を発見する。ポカホンタスは真っ先に上陸してきたスミスと運命的に出会い、2人は言葉が通じないながらも心を通わすように。だが先住民と開拓団は対立を深めていき?

※WOWOWから引用

【映画「ポカホンタス」の感想(ネタバレ)】


アメリカの先住民で実在した女性の伝説をディズニーが映画化したアニメ作品。

物語は、金を求めてやってきたアメリカにやってきた英国軍人と、そこに住む先住民の女性との恋を描いた話。

バッファロー五郎のギャグとしてもお馴染みの人物名「ポカホンタス」だが、今までなぜか未見だったので、チェックしてみた。

ストーリーの方は、戦争に発展しないだけで、映画「アバター」とほぼ同じようなストーリー展開。アバターがポカホンタスの焼き増しに思えるほど細部も似ている。開拓という設定が同じだからしょうがない。

とてもわかりやすいストーリーだが、中盤まではイマイチ乗り切れなかったが、二人が出会って事態が悪い方向へ進みだすと、感情移入が強くなり涙腺にくる。

っというのも、二人の映像の後ろで流れるアラン・メンケンの映画音楽の出来が素晴らしく、セリフがないにも関わらず、彼らの心の動きがすべて読めるほど、音楽で感情が表現できている。

あとから知ったが、この「ポカホンタス」はアカデミー賞で作曲賞と歌曲賞を受賞しているということだが、それも頷ける音楽だ。この作品の音楽はホント神がかっている。一聴して、これは普通の映画音楽とは違う完成度のの高いオーラを感じた。


評価 ★★★☆☆ (星3.8)

(ミュージカルの歌はいらないがインスト音楽の出来が素晴らしいアニメ作品。中盤までは、無難に星3つで終わりかなと思ってしまったほど、ディズニーアニメとしては、やや共感度が低く、個人的評価が悪かったが、中盤以降の音楽と映像のマッチングの素晴らしさで、ポイントが大幅に回復した。この「ポカホンタス」のサントラは欲しい。)


これで白い悪魔どもを

やっつけることができる


-?


正しい道が

歩きやすいとは

限らないものさ


-木


道は自分で選ぶのだ

-ポカホンタスの父


ディズニー/ポカホンタス


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映画「老人と海」の感想(ネタバレ)

2012.08.02 Thursday アニメ/CGアニメ レビュー

■映画「老人と海」の感想(ネタバレ)




■監督:アレクサンドル・ペトロフ
■出演者(声優):三國連太郎 松田洋治

WOWOWで放送していた映画「老人と海」を鑑賞。

【映画「老人と海」のあらすじ】

小さな舟で助手の少年と海に出て、毎日生計を立てる年老いた漁師。不漁が続いたある時、少年は別の船に乗ることになり、漁師はひとりで沖に出る。漁師は巨大なカジキマグロと遭遇し、孤独な死闘の末、カジキマグロを仕留める。獲物が大きすぎるため、舟の横に獲物を縛りつけて港へ戻ることにするが、カジキマグロの血に気づいたサメの群れに追われ……。

※WOWOWから引用

【映画「老人と海」の感想(ネタバレ)】


アーネスト・ヘミングウェイの名作をアニメ化し、第72回アカデミー賞で短編アニメ映画賞を受賞したアニメ作品。

物語は、漁師をしている老人と巨大なカジキマグロとの遭遇を描いた話。

しばし、韓国ドラマ「アテナ」に掛かりつけだったので、さくっと見れる作品を探していたら、ちょうど以前録画していたアカデミー賞受賞の短編アニメ作品を見つけた。

この作品は、油絵具で描いていて、まるで絵画のアニメを見ているような独特な雰囲気が印象的で、動きや背景が、うねうねしていて普通のアニメとは感覚が違う。ただ、このうねうねする動きに目が慣れるまで多少時間が掛かる。

ちなみに海外の短編アニメ作品にも関わらず、この作品は日本語吹き替えになっており、日本でも力の入れようがわかる。これまで見たアカデミー賞受賞の短編アニメは字幕作品のみだったが。

さらに老人役の吹き替えは、三國連太郎がやっており、彼の語りは、説得力があり癒される。


評価 ★★★☆☆ (星3.5)

(25分ほどの作品だが、老人とカジキマグロやサメとの死闘、過去の腕相撲の話など出てきて、”人が生きるということ(生命)”について、シンプルに描かれ、ラストは、ほろりとくる。こういう作品も良い。そして、じじい強し!)



人間がどれだけやれるか

アイツに見せつけてやる


-老人

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映画「魔術戦士デルゴとカイラ姫」の感想(ネタバレ)

2012.07.14 Saturday アニメ/CGアニメ レビュー

■映画「魔術戦士デルゴとカイラ姫」の感想(ネタバレ)




■監督:マーク・F・アドラー ジェーソン・モーラー
■出演者:フレディ・プリンゼ・ジュニア クリス・カッテン ジェニファー・ラヴ・ヒューイット アン・バンクロフト ヴァル・キルマー マルコム・マクダウェル ルイス・ゴセット・ジュニア マイケル・クラーク・ダンカン

WOWOWで放送していた映画「魔術戦士デルゴとカイラ姫」を鑑賞。

【映画「魔術戦士デルゴとカイラ姫」のあらすじ】

魔術を使うロックニ族が暮らす緑の大地に、翼を持つノーリン族が移り住んできた。ノーリン族の王妹セデッサはこの地を乗っ取ろうとロックニ族の殺戮を開始するが、平和を望む王によって追放される。それから15年。停戦こそしていたが、両族の対立は続いていた。そんなある日、ロックニ族の若者デルゴは、偶然からノーリン族の王女カイラ姫と禁断の恋に落ちる。だが2人の恋は、潜伏するセデッサの策略で争いの火種となり……

※WOWOWから引用

【映画「魔術戦士デルゴとカイラ姫」の感想(ネタバレ)】

フレディ・プリンゼ・ジュニア、ジェニファー・ラヴ・ヒューイット、ヴァル・キルマーなど豪華声優が共演したファンタジーCGアニメ。

物語は、ロックニ族とノーリン族という二つの部族間の権力争いに巻き込まれたノーリン族のカイラ姫とロックニ族の魔術戦士デルゴの話。

アメリカのCGアニメ作品ということでチェックしたみたが、キャラクターが爬虫類系の独特なタッチがかなり気持ち悪い。CGアニメ映像ならではの見た目から得られる癒しさは全くない。その意味では新海誠監督作品のアニメが懐かしい。

キャラクターデザインが気持ち悪く見ていて不快なうえに、さらにカイラ姫と呼ばれるヒロインも全然可愛くないという、かなり致命的な作品。首のあたりに爬虫類?独特の薄いブツブツの描写もあるが、そこまでリアルにキャラを描く必要があるだろうか。体がブルブルしてくる。

あとから知ったが制作会社もピクサーやディズニーではないあまり聞きなれないところだった。

物語は、敵対する部族同士の”恋愛と平和”をテーマにしたありがちな話で、野生溢れる世界観はどこかアバターっぽい感じがする。

アクションシーンや戦争シーンはスペクタクルさもあって、映像としては上々の出来だと思うし、声優陣なんかは、有名ハリウッド俳優が吹き替えしているのでアメリカではメジャー作品なんだと思う。



評価 ★☆☆☆☆ (星1つ)

(キャラクターデザインがひどい。ただそれに尽きるCGアニメ作品。個人的に映画はストーリーと感情移入度だと思っていたが、この映画を見て”見た目”も同等以上に大事だと感じた。この作品は、見た目が”ただ悪い”というレベルではなく、”生理的に不快を感じる”の域に達していた。その他が普通に良く出来ているだけに、とても残念な作品でもある。)


過去は変えられないが

学ぶことはできる

ある者は復讐を学び

ある者は慈悲を学ぶ

新米は手に従い

弟子は心に従う

師はいずれも同じ

手と心は一体である


-長老


戦は始めるより

終わらせるのが難しい


-長老


我々は国民に従うのではなく

導く立場にある


-?


高潔な信念がなければ

戦は愚かな行為だ

-?


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映画「デンマークの詩人」の感想(ネタバレ)

2012.07.08 Sunday アニメ/CGアニメ レビュー

■映画「デンマークの詩人」の感想(ネタバレ)




■監督:トーリル・コーヴェ
■出演者:

WOWOWで放送していた映画「デンマークの詩人」を鑑賞。

【映画「デンマークの詩人」のあらすじ】

デンマークの詩人カスパーは、カウンセラーの勧めで旅行でノルウェーへ行くことに。彼は事前にノルウェーについての書物を読むうち、デンマークからノルウェーに移り住んだ作家の存在を知り、その作家に会いに行こうとする。ノルウェーではその作家の遠い親戚である牧場主と知り合い、牧場に泊めてもらうが、作家に会うのも忘れて牧場主の娘に恋してしまい……。

※WOWOWから引用

【映画「デンマークの詩人」の感想(ネタバレ)】



第79回アカデミー賞で短編アニメ映画賞を受賞した作品。

物語は、デンマークの詩人カスパーが辿った運命の出会いを描いた話。

以前にも「落しもの」というアカデミー賞受賞の短編アニメを見たが、今回も同じく短編アニメシリーズ。

ストーリーは、人間が生まれてくる時に起こる”両親の出会いの奇跡さ”みたいなものを表現した内容で、なかなか面白い着眼点になっている。

この主人公のデンマークの詩人は、詩が書けないときにある小説を読んだことで、ノルウェーに住むその著者に会いに行こうとする。

その書物では、ある男性が運命の女性と出会い求婚するが、彼女にはすでに婚約者がいた。彼女は悩んだ挙句、婚約者を捨て、その求婚してくれた男性と結婚することにする。しかし、時が過ぎ、彼女は以前の婚約者のことを思い出し、この結婚は間違いだったのではと思い始める。

デンマークの詩人は、著者に会いに行く途中、著者の親戚だという家にしばらく滞在した。そこにいる間、詩人は窓から見えた一人の女性に惹かれてしまう。詩人は好意が募り彼女にプロポーズするが、その彼女にも婚約者がいた。

どうしても結婚したい詩人だったが、彼女もあの小説を読んでいた。それが原因で、彼女は詩人の彼をあきらめ、婚約者との結婚を決めた。結局、詩人は彼女をあきらめ、失意のまま、著者に会う目的も忘れ、デンマークへと帰郷する。

婚約者と結婚し正しい決断をしたと思った彼女だったが、時間が経つと詩人の彼のことを思い出していた。そしてしばらくしたとき、事故で婚約者(夫)は亡くなってしまう。独り身となった彼女は、忘れられない詩人の彼へ手紙を書いた。

しかし、いくら時間が経っても詩人の彼からの返事はなかった。その手紙は、不幸なことに郵便屋さんのバッグから落ち、近くで飼われていたヤギのえさになってしまった。手紙は詩人に届いていなかった。

それから時が経ち、あの小説を書いた著者が亡くなる。彼女は、葬式に出るつもりはなかったが、周りから著者とは親戚だからいったほうが良いと言われ、行くことにする。

一方、デンマークの詩人のところにも著者の悲報が届く。彼もノルウェーの彼女との失恋をずっと引きずったまま落ち込んでいたので、葬式に行くつもりはなかったが、以前も著者に会わずに帰ってきてしまっため、再びノルウェーを訪れることを決める。

こうして詩人の男と、ノルウェーの女性は、著者の葬式の会場で再会を果たし、二人は結婚した…。



評価 ★★★☆☆ (星3.5)

(この作品は、ストーリーの重なり具合が絶妙で、15分という短い作品の中に結構いろいろ入っている。特に教訓にする小説の話はナイス。ちなみに実際はもうひとつのストーリーが上に乗っかっている。人の生命の誕生を””に注目して描いた話で、釈迦の”悟り”の教えに共通する感じもある。絵のタッチも”ウォーリーを探せ!”のようなカラフルな色使いとともに、描写は、結構残酷さもある面白いアニメーションだ。子供に聞かせる昔話としても良い。)


誰が両親になるかわかりません

それは偶然の出会いです


-?


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映画「星を追う子ども」の感想(ネタバレ)

2012.06.25 Monday アニメ/CGアニメ レビュー

■映画「星を追う子ども」の感想(ネタバレ)





■監督:新海誠
■出演者:金元寿子 入野自由 井上和彦 島本須美 日高里菜 竹内順子 折笠富美子

WOWOWで放送していた映画「星を追う子ども」を鑑賞。

【映画「星を追う子ども」のあらすじ】

母と2人暮らしの少女・アスナは、父の形見の鉱石ラジオから聞こえてきた不思議な歌声に魅了され、ほどなく地下世界アガルタから来たという少年シュンと出会う。交流を重ねるうち、アスナはあの歌声が彼のものだったと知り、2人は心を通わせていく。だが、突然シュンは姿を消してしまった。彼を捜す中で、アスナは新任の教師モリサキから地下世界の伝説を聞く。そんな彼女の前に、シュンにそっくりな少年シンが現われるが……。

※WOWOWから引用

【映画「星を追う子ども」の感想(ネタバレ)】


雲の向こう、約束の場所」「秒速5センチメートル」の新海誠監督の冒険ファンタジーアニメ。

物語は、地下世界アガルタから来たという少年に興味を持った少女と同じくアガルタを探していた教師の二人の冒険を描いた話。

これまで新海誠監督の作品は「雲の向こう、約束の場所」「秒速5センチメートル」「ほしのこえ」と三作品見てきたが、どれも登場人物が語り出す演出が好きになれず、個人的に低評価に終わっていたが、今回は”語り”はほぼ使っていないので、普通に見れるようになった。

また、持ち前のビジュアルの高さとこれまでの作品とは違う、わかりやすい王道的な冒険ファンタジーストーリーの構成によって、とても見やすくなった。

ただ、今回は、「もののけ姫」や「天空の城ラピュタ」など宮崎駿作品はじめジブリの影響を感じづにはいられないほど世界観やキャラクターに類似感がある。※ヒロインにやたらなつく小動物とか。

ジブリが好きな人はこの映画を見たらどう思うだろうか。これをパクりと思うか、ジブリに影響された作品のひとつとして受け入れるのかは微妙だ。

主人公のピュアさは、ジブリ作品にも言えるが、現実にこんな人間は存在していない妄想や理想上のキャラクターでしょう。自分がこの年頃の時に見ていた世界はもうすでに汚れていた。

この作品も人間が描けているようで、実際とはかけ離れている。特に少年(シュン)の気取った性格は見ていて気持ちが悪くなってくる。ちびまるこちゃんの花輪君だ。花輪君はギャグだがこっちはマジなのでキツい。

個人的には、ジブリの影響がかなり強いが、映像としては癒される画作りだし、邪魔な”語り”がなくなったので、こちらは評価したい。妻を失った教師の目線は、一番共感が出来て良い。


評価 ★★★☆☆ (星3.2)

(ジブリではないのにジブリっぽい作品。音楽もジブリの音楽の久石譲の高音アルペジオコードをモチーフにしたアレンジも聞かれるほどこだわりがある。そして登場人物のセリフには、村上春樹の「ノルウェイの森」の主人公ワタナベが言いそうなセリフが出てくる。いろいろ言いたい事があるが、新海誠作品では個人的にわかりやすくおすすめできる作品だ。ジブリ作品の公開の合間に埋めるように見るのが良いでしょう。)


死ぬことは

生きることの一部だと

お父さんは言ってたから

-母


生きているものが

大事だ


-シン


星を追う子ども


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映画「ほしのこえ」の感想(ネタバレ)

2012.06.13 Wednesday アニメ/CGアニメ レビュー

■映画「ほしのこえ」の感想(ネタバレ)




■監督:新海誠
■出演者:武藤寿美 鈴木千尋

WOWOWで放送していた映画「ほしのこえ」を鑑賞。

【映画「ほしのこえ」のあらすじ】

2046年。中学生のノボルとミカコは互いを異性として意識しだすが、そんなある日、ミカコは自分が異星の生命体と戦う宇宙軍の選抜メンバーになったことを、ノボルに告げる。宇宙へ旅立ったミカコと地上のノボル、2人は互いのメールを心待ちにするが、宇宙艦隊が地球から遠ざかるにつれ、メールの送受信に要する時間も増大。メール1通に何カ月、何年とかかる中、ノボルは待つことしかできない自分の立場にいら立ちを覚え……。

※WOWOWから引用

【映画「ほしのこえ」の感想(ネタバレ)】


秒速5センチメートル」「雲のむこう、約束の場所」の新海誠監督のデビュー作であり、監督・脚本・作画などほとんどすべての作業を自らが行っていたという自主制作作品。

物語は、宇宙軍が結成されるという近未来で、宇宙艦隊への出兵によって離れ離れになってしまった男女の恋愛模様を描いた話。

これまで新海誠監督作を「秒速5センチメートル」と「雲のむこう、約束の場所」と二作品見てきたが、
その中では一番良いと思う。作品のクオリティとしては、前二作に比べると弱いが、自主制作で一人で作ったレベルとしては非常に高い。

ただ、相変わらずこの作品にも詩的な語りが入っているが。

これまで三作品見たなかで新海誠監督作品に共通していえることは、語り+アニメという演出方法は、これまでに見たことがないので、演出として斬新ではあると思う。ただ、登場人物への感情移入やストーリーを重視したい自分にとっては好みには合わないという結論に至る。


評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

(「ほしのこえ」はエヴァンゲリオンやガンダムの世界観を感じる作品。この第一作を見たことで、新海誠監督の趣味(原点)が大分わかったような気がした。いわゆるアニメオタクと呼ばれるような、アキバ系の臭いがかなりしている人だ。しかもアキバ系にかなり浸かっているほど嵌っているので、その辺が男女の恋愛描写について、一般的な感覚とは違い、どの作品もアキバ系の雰囲気がある男女の恋愛感を醸し出しているんだと感じた。)


私たちは

宇宙と地上に引き裂かれた

恋人みたいだね


-ノボル&ミカコ


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映画「落としもの」の感想(ネタバレ)

2012.06.10 Sunday アニメ/CGアニメ レビュー

■映画「落としもの」の感想(ネタバレ)




■監督:アンドリュー・ラーマン ショーン・タン
■出演者:

WOWOWで放送していた映画「落としもの」を鑑賞。

【映画「落としもの」のあらすじ】

近未来のオーストラリア・メルボルン。ある日、浜辺で瓶の蓋を集めていた少年は、機械のような胴体から軟体動物のような手足が突き出た奇怪な生き物に遭遇する。少年は、迷子になった生き物を以前いた場所に帰そうとするが、周囲の人々はまるで無関心。生き物に同情した少年は、その“帰るべき場所”を探し続けるが……。

※WOWOWから引用

【映画「落としもの」の感想(ネタバレ)】


第83回アカデミー賞で短編アニメ映画賞を受賞したファンタジー・アニメ。

物語は、浜辺に捨てられていた変な生き物と少年の交流を描いた話。

アカデミー賞の短編アニメ受賞のアニメ作品で収録時間は16分とかなり短い作品だが、少年が辿る変な生き物との出会いと別れは、直接的な会話はないものの心温まるラストにちょい感動。

最近は、新海誠監督のアニメ作品を見ていたが、詩的でない普通の語りがやっぱり入りやすくて良い。短い作品だけど、上手くまとまっている。

評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(独特の近未来の世界観(映像)が面白い作品。映像だけ見ていても結構癒される。語るほど内容はないがサクっと見れて、ラストにちょっとした心の温まりを感じれる秀作でしょう。アカデミー賞受賞作品は意外と良いかも。)


きっと忙しすぎるんだ

-主人公

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映画「秒速5センチメートル」の感想(ネタバレ)

2012.06.05 Tuesday アニメ/CGアニメ レビュー

■映画「秒速5センチメートル」の感想(ネタバレ)





■監督:新海誠
■出演者:水橋研二 近藤好美 尾上綾華 花村怜美

WOWOWで放送していた映画「秒速5センチメートル」を鑑賞。

【映画「秒速5センチメートル」のあらすじ】

「桜花抄」東京。互いを特別な存在と思いながら、小学校卒業と同時に離ればなれになってしまった貴樹と明里。次の冬、明里と再会するため電車に飛び乗った貴樹だが……。「コスモナウト」種子島の高校生・花苗は、中学時代の編入生の貴樹に片思いしていた。だが彼が東京の大学に進学すると知って……。「秒速5センチメートル」東京。大人になった貴樹は仕事に追われる毎日。ある日、彼は忘れかけていた以前の自分をふと思い出す。

※WOWOWから引用

【映画「秒速5センチメートル」の感想(ネタバレ)】


アニメ「ほしのこえ」で注目された新海誠監督のプロデビュー作品第二弾。

物語は、一人の男とその周りの女性の切ないすれ違いを小、中、高校、社会人という異なる時代で描いた話。

前回の「雲のむこう、約束の場所」に続き、新海誠監督の第二弾作品ですが、「雲のむこう、約束の場所」と比べると、SF設定を排除し、素直に恋愛と詩的表現に重点を置いたものになっている。

相変わらず、この映画も登場人物の”語り”は多く使われていて、新海誠作品の”詩的な語り”が苦手な自分にとっては、これまたあまり好きになれない作品だ。

新海誠監督作品は、映像や音響は、すごく凝っていて本物っぽさ(※特に音響)があって良いが、作品レベルで見ると、語りとのバランスが最悪だ。

ラジオドラマだと思って、目をつぶって”語り”だけに耳を傾ければそれはそれで良いと思うが、アニメ作品なので映像も一緒に見ようとしてしまうと、”語り”から自分で想像する世界観と、視覚が見ている映像の世界観にズレがあるので、単純に画が邪魔になってしまう。

そして、登場人物の内なる感情が”語り”ですべて説明されてしまうので、見ている側はただそれを解釈し受け入れるだけで、こちらが独自に想像して楽しむスペースがない。入り口から出口まで決められた道を押し付けられているような一方通行な作品という印象だ。


評価 ★☆☆☆☆ (星1.5つ)

(”語り”という演出について好みが分かれる作品。小説の文章としては特に違和感のないものだと思うが、アニメ作品で声優がそれを”語る”となると、全く印象が変わってしまう。”語り”は自分の頭の中で作りあげるから成立する部分で、それを言葉として聞くとなんともきどったヤツに思えて、キャラクターに好意をもてない。ラストの山崎まさよしの楽曲に合わせたアニメーションは1カット単位まで計算されて良く出来ているが、作品としては、PVがやりたいのか、ストーリーを見せたいのか何がしたいのかよくわからなかった。あと少女マンガのような男性像で、イマイチ共感できない。ヤフーレビューでは平均4点超えの謎?の高評価で、世間と自分の評価の違いにかなりビックリ。自分はあまのじゃくだなと再確認した。)


出す当てのないメールを

打つ癖がついたのは

いつからだろう


-貴樹


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映画「雲のむこう、約束の場所」の感想(ネタバレ)

2012.06.02 Saturday アニメ/CGアニメ レビュー

■映画「雲のむこう、約束の場所」の感想(ネタバレ)




■監督:新海誠
■出演者:吉岡秀隆 萩原聖人 南里侑香 石塚運昇 井上和彦 水野理紗

WOWOWで放送していた映画「雲のむこう、約束の場所」を鑑賞。

【映画「雲のむこう、約束の場所」のあらすじ】

戦後、津軽海峡で南北に分断された日本。“ユニオン”が占領する旧北海道の蝦夷には、いつからか雲にまで達する目的不明の奇妙な塔が建設され、本州以南を統治する米国との間に軍事的緊張をもたらしていた。そんな中、青森で暮らす中学生ヒロキとタクヤは、塔に憧れて廃品パーツを使って飛行機を作り始める。2人はひそかに憧れていた同級生の少女サユリに飛行機で塔まで連れていくと約束するが、その矢先、ユリに意外な事態が…。

※WOWOWから引用

【映画「雲のむこう、約束の場所」の感想(ネタバレ)】


アニメ「ほしのこえ」で注目された新海誠監督のプロデビュー作品。

物語は、津軽海峡で南北が分断された世界で、三人の男女が過去に約束した、ひとつの約束を叶えるまでの友情と恋模様を描いた話。

アニメ界の新生新海誠監督特集と題してWOWOWで数作品放送していたので、一応気になってチェックしてみた。

舞台は一応日本だけど状況が全く日本じゃない異世界で起きた壮大な出来事がひとつの純愛(約束)と繋がり収束するという異色なラブストーリー?。

いばらの王 -King of Thorn-」の複雑さに+「天空の城ラピュタ」の純愛を合わせたような作品。

夢の話や、そびえる塔など設定や視点はかなりいいところを言っているが、ラストに単純なジブリのような純愛に結びつけてしまうのが、非常に残念。途中から予想していた通りと言うか、急に小学生レベルの話になってしまった。

すごい理解に苦しむ複雑な部分と単純すぎる愛(恋)の両方を描いているが、ラストの薄っぺらさったらないかな。途中までは良かったが、ラストを見てこの作品は結局何がしたかったのか、よくわからなくなった。

ビジュアルはきれいでノスタルジックさは非常にあるが、そこにあの複雑に構築された世界観はいるのか?はかなり疑問だ。釣り合っていない。


評価 ★☆☆☆☆ (星1つ)

(今回は辛口で星1つ。語りがやたら多く、登場人物の感情が語りで逐一説明されてしまい、シーンを見ながら自然と感情移入するのが難しい。それと語り部分のセリフが無感情で非常に聞き取りにくく、セリフの言葉(意味)が胸に全然伝わってこない。主人公の語りは、”北の国から”でお馴染みの吉岡秀隆君だが、これはあまり頂けないと思った。あと主人公のヒロキとタクヤの区別もイマイチどっちがどっちだか似ていてわかりにくかった。眼鏡ありかなしかの区別になるのか。あとストーリーがよく飛ぶので、大きな流れが少なくテンポも悪い。語りを重要視していることもあり、小説のようなアニメ作品。この作品を小説で読んだらまた違った感想になるだろう。)


さおりを救うのか

世界を救うのかだ!


-タクヤ


塔はあらゆるものの象徴だった

誰もが手の届かないもの

変えられないものの象徴として

見ている限り

この世界は変わらないだろう


-岡部

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映画「アーサーとふたつの世界の決戦」の感想(ネタバレ)

2012.05.21 Monday アニメ/CGアニメ レビュー

■映画「アーサーとふたつの世界の決戦」の感想(ネタバレ)




■監督:リュック・ベッソン
■出演者(声優):池田恭祐 片貝薫 永井一郎 弓場沙織 乃村健次 高木渉

WOWOWで放送していた映画「アーサーとふたつの世界の決戦」を鑑賞。

【映画「アーサーとふたつの世界の決戦」のあらすじ】

人間と同等、いやそれ以上の巨体を持って、人間界へと出現した魔王マルタザール。彼はミニモイの世界のみならず、この地球全体を支配しようという野望を持っていたのだ。なんとか彼を阻止しようとするアーサーやセレニア王女たちだったが、ミクロサイズの体ではどうすることもできない。その間にもマルタザールはアーサーの両親や祖父を脅し、ミニモイを巨大化させる秘薬で世界征服のための軍隊を作らんとしていた。

※WOWOWから引用

【映画「アーサーとふたつの世界の決戦」の感想(ネタバレ)】


リュックベッソン監督の「アーサーとミニモイの不思議な国」「アーサーと魔王マルタザールの逆襲」に続くファンタジーCGアニメ作品三部作の完結編。

物語は、ミニモイ界の魔王マルタザールが人間界に現れ、今度は地球全体を支配しようと実行するのを主人公らが力を合わせて食い止めようとする話。

前作「アーサーと魔王マルタザールの逆襲」で、魔王マルタザールがアーサーがミニモイ世界との移動に使っていた機械で人間界に現れてしまう人間界の危機という一番盛り上がったところから、改めてスタートする三部作の完結編になるが、自分が思い描いていた危機的状況とは違う、危機感の少ない展開にやや拍子抜け。また期待を裏切る演出も多い。でかい蟻の登場もよくわからないし。

たぶんこのミニモイシリーズに全般に言えることだが、良い部分と悪い部分の差が激しい。良い部分については、世界観は悪くないし、感動させるシーンもしっかりあるのだが、キャラクターのノリや俳優のやりとりがしつこかったりして、時々見るに耐えない。

特に人間側(実写側)がひどい。アーサーの父親や母親の分かりきったやりとりは、途中で「もういいよ!」と言いたくなる。

前回にも指摘していたと思うが、根本的に主人公(子役)が大きくなりすぎだ。年齢もそうだが、体格が中学生位になっていて、骨格や動き方がすでに硬い。ハリーポッターのときは自分の中で、整理がついたがこちらは、無理だ。

前二作まではいろいろ言いながらもなんとか我慢してきたが、今回は我慢を超えて、子役の演技が鼻につくようになってきた。子供のときは気にならなかったが、育ったら意外と嫌いなタイプだった。


評価 ★★☆☆☆ (星2.5)

(前作はガクトマルタザールの声優をしていて面白かったが、今回も期待して吹き替え版で見たのに、急に別の人に変わってしまった。こういうシリーズものの場合は通してやってもらいたい。※せっかくガクトイメージで作ってたのに。こういう途中交代は後から交代した人も損だし、誰も得しない。CGアニメ部分については、今回はトイストーリーを意識したところもあり、アクションやスケール感はあって普通に見れる。最後のダースベイダーのパロディも良いと思う。ポイント点はあるが、総合点だと低くなるかな。悪くないんだけど、嫌いな部分が強い。なんか惜しい作品。セレニア王女の実写も見たかったし。)


金さえもらえりゃ

どっちでもいいだろ


-マルタザールの部下


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