韓国映画「悲しみよりもっと悲しい物語」の感想(ネタバレ)

2011.02.22 Tuesday 韓国映画 レビュー

■映画「悲しみよりもっと悲しい物語」の感想(ネタバレ)



■監督:ウォン・テヨン 
■出演者:クォン・サンウ  イ・ボヨン  イ・ボムス  チョン・エヨン  チョン・ジュノ  イ・ハヌィ シン・ヒョンタク

WOWOWで初放送していた韓流スターのクォンサンウ主演の韓国映画「悲しみよりもっと悲しい物語」を鑑賞。

【映画「悲しみよりもっと悲しい物語」のあらすじ】

共に両親を幼くして失ったチョルギュとウォンは、高校時代に出会って以来、実の兄妹のように一緒に生きてきた。だが、チョルギュは自分が不治の病に冒されていることを知り、彼女への想いを隠し続けていた。そんなある日、ウォンが歯科医のジュファンを好きになったという。チョルギュは自分が世を去った後のことを考え、ジュファンが彼女に相応しいかを調べ始めるが、なんと彼には婚約者がいることが分かり……。

※WOWOWから引用

【映画「悲しみよりもっと悲しい物語」の感想(ネタバレ)】


私の隣で死んで

少し前に、脳の病気で余命あとわずかの男を好きになる佐々木希主演の切ないラブストーリー「天使の恋」を見ましたが、この「悲しみよりもっと悲しい物語」は、「天使の恋」の内容を発展させ、さらに悲しくしたような物語で、こちらも主人公の男(クォンサンウ)が末期ガンにより、余命あとわずかの話。

「天使の恋」との違いは、男は余命あとわずかだが、すでに好きな人と一緒に暮らしているところから始まる。彼女には、自分の死期のことは隠しているが、それが逆に彼を苦しめていた。

「天使の恋」の主人公の男(光輝)もそうだったが、男は自分の死期を悟ると、”いっそ死ぬなら誰にも迷惑を掛けずにひっそりと死のうとする、その方が好きな女性のためになるから。”という考え方を持っていたが、こちらのチョルギュ(クォンサンウ)もまさに「天使の恋」の彼と同じ考え方の人物だ。

ただ、「悲しみよりもっと悲しい物語」では、自分の死後、家族がいない好きな女性が一人になって困らないように、彼女に合う結婚相手を探したり(彼女が好きになった男性には婚約者がいたので、彼女のために裏で破談にさせたり、自分が死んだ後も、死んだことがわからないように花が届くようにしたり…)、死ぬ寸前まで彼女のことを考え、尽くす男の姿が描かれる。

ちなみに、この映画では、死期が迫りながらも彼女に尽くす男目線とその男の死期に気づいた女目線の二つの目線があり、同じシーンを別角度から見ることで、より悲しい”もっと悲しい物語”が隠れていたことに気づかされる。

「天使の恋」では、ラストで泣きこそしないまでもかなり胸にぐっと来たが、この「悲しみよりもっと悲しい物語」では、涙でまくりの悲しさと切ない感情がある。こういう”自分を犠牲にしてでも…”の精神の人物設定は、個人的に感情移入しまくりでやばい。


評価 ★★★★☆ (星4.5)

(ヒロインのかわいさでは、佐々木希の「天使の恋」の理央には遠く及ばないが、物語と人物(クォンサンウ)への感情移入度では、こちらが数段上。当て逃げなど私生活では問題の多いクォンサンウだが、俳優としてはやっぱり良い。個人的に、映画の中で男はラジオプロデューサーという地位の高い仕事をしているのに、私生活では彼女の為に破談にしようとした婚約者からビンタをお見舞いされたりとプライドもへったくれもないのシーンがあり、そのギャップが面白い。エンドロールで彼女の書いた詩を熱唱する歌手(イスンチョル)の歌(「そんな人ほかにいない」)のバラード曲も素晴らしい。☆0.5足りない原因は、二人の悲しい物語に付き合わされた彼女の結婚相手の存在が空しい。)


悲しみよりもっと悲しい物語

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韓国映画「きみに微笑む雨」の感想(ネタバレ)

2011.02.20 Sunday 韓国映画 レビュー

■映画「きみに微笑む雨」の感想(ネタバレ)



■監督:ホ・ジノ
■出演者:チョン・ウソン カオ・ユアンユアン キム・サンホ

WOWOWで放送していた韓国映画「きみに微笑む雨」を鑑賞。

【映画「きみに微笑む雨」のあらすじ】

韓国の建設会社に勤めるドンハは、同僚の代理で中国の成都へ出張することになった。初日にふと足を向けた杜甫草堂で、彼は偶然懐かしい声を耳にする。それは、観光ガイドとして働く米国留学時代の友人・メイのものだった。秘めた思いを抱きつつ、連絡が途絶えていた2人が奇跡の再会を果たす。この恋は降る時を知る雨のように訪れたのか、それとも捉えられない雨のようにまたすれ違うのか。年を経て再会した2人の恋の行方は……。
 
※WOWOWから引用
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【映画「きみに微笑む雨」の感想(ネタバレ)】

「私の頭の中の消しゴム」の韓国俳優チョンウソンと中国のスター:カオ・ユアンユアン(※面白い名前(笑))が共演し、ペヨンジュンの「四月の雪」で御馴染みの韓国のホジノ監督がメガホンを取った切ないラブストーリー。

出張で訪れた中国で数年ぶり?に米国留学した時の友人の中国人女性と再会した男(チョンウソン)は、ずっと好意を抱いていた彼女へここぞとばかりに猛アプローチする、しかし、彼女は、その男との思い出をなぜか覚えていないと言い…。

男の積極性に対し、一緒にいてもずっと一歩引いたリアクションを取り続ける女性の行動がどこか引っかかるが、その女性の謎がすべて解ったとき(彼女が結婚していた)、男の空しさや刹那さなどあらゆる感情が一気にこみ上げてくる不思議な作品。

ここへの着地として、すべてが進行していたことを知ると、ずっと男に気持ちが揺れ動いていた感情を押さえ込もうとしていた、女性の心情はかなり深いものがある。



支社長が言っていた、”愛にも国境がある”がそれらの大部分(文化の違い?)を説明しているようにも思える。

評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(外国での恋愛や空港のシーンがあり、どことなく中山美穂の「サヨナライツカ」の雰囲気と似ている作品。ラストは、一応ハッピーエンドになる。個人的には、帰国前に女性(メイ)と会いたいために、見送りに来た支社長を早めに帰そうと別れを演じるシーンが面白い。外見が異なるだけでこうもシーンが面白くなってしまうのかと思う。この支社長のキャラクターも良い。)

あと四川料理の肥腸粉(フェイチャンフェン)というのが相当不味いらしい。ぜひ中国に行く機会があれば、一度は食べてみたい。)

きみに微笑む雨

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映画「ノーボーイズ、ノークライ」の感想(ネタバレ)

2011.02.10 Thursday 韓国映画 レビュー

■映画「ノーボーイズ、ノークライ」の感想(ネタバレ)



■監督:キム・ヨンナム
■出演者:妻夫木聡  ハ・ジョンウ 貫地谷しほり チャ・スヨン イ・デヨン 徳永えり 柄本佑 あがた森魚
  
WOWOWで放送していた映画「ノーボーイズ、ノークライ」を鑑賞。

【映画「ノーボーイズ、ノークライ」のあらすじ】

韓国からおんぼろボートで密輸品を運ぶ青年ヒョングと海岸で荷物を受け取る日本人の青年・亨。仕事上の知り合いに過ぎなかった2人は、あるときヒョングが何者かに襲われ、荷物が消えたことから協力することになる。ようやく見つけたその荷物とは、なんと1人の少女チスだった。彼女は、父親が組織の金を持ち逃げしたために人質とされたのだという。ヒョングと亨は、チスからの報酬目当てに彼女の父親探しを引き受けるのだが……。

※WOWOWから引用

【映画「ノーボーイズ、ノークライ」の感想+あらすじ】

日本の妻夫木聡と韓国のハジョンウが共演した韓国のキムヨンナム監督作品。原題は「THE BOAT 〜NO BOYS NO CRY」

幼いときに母親と別離し、育ての親で組長をしている小父(おじ)のために、韓国から船で日本の山口に密輸を手伝う青年ヒョングとヒョングのおじ(組長)の下で働く日本人青年:亨との交流を描く。

日本人青年の亨の策略により、ある人質の女を預かったヒョングは、それが原因でおじの組から追われることになる。人質の女は、組の金を持ち逃げしたまま現在も逃亡中の男の娘だった。人質の娘を逃がしたことで、組は血眼で捜していた。

すべての事情を知ったヒョングは、娘の提案で奪った金の一部を受け取る約束で亨とともに行方不明になった父親探しを協力することになる。

組を裏切り危険を冒してまで大金が欲しいという亨には、理由があった。

亨の妹は、組長の子供と結婚していた。その妹には子供が3人、そのうち一人は重度の病気に掛かっており、さらに認知症の祖母もいる。20代の若さでそれら家族のすべての責任を負っていた亨は、大金と引き換えに自分の人生を取り戻そうとしていた。

幼いときに母親と別離し、それ以後は自分のためだけに何も責任を負うことなく生きてきた男ヒョングと、家族という重み(責任)をすべて背負ってきた亨という価値観の全く違う二人の男。

金を持ち逃げした男が見つかった時、おじから「人質を連れてこなければ、母親を殺す」と脅されたヒョングは、母親を思い出し、初めて家族の重み(責任)を体感する。

ヒョングの母親が殺されるという話を聞いた亨は、自分が一人で話をつければ問題ないといい自分の家族のめんどうを頼むとヒョングに言い、車で向かい始める。

その道中、ラジオから韓国語のヒアリングが流れてくると、ヒョングは途中で亨を車から降ろすと、一人でおじのいる組に向かう。

おじや組員にボコボコにされたヒョングは、「母親とお前どっちが先に死ぬ」と聞かれると、「自分が先に…」と答える。手足を縛られ足には錘をつけられると、ヒョングは海に投げ込まれる。

海に落とされたヒョングを海底から亨が救い出すと、人工呼吸をするが、ヒョングは目を開けず…。


評価 ★★★★☆ (星4つ)

(この映画は、”価値観”というテーマがあり、それぞれの登場人物の抱える現実があり、その価値観の違いが上手く描かれている。2人の子供と病気の子供、認知症の祖母、貞操が軽く誰の子供か解らずすぐ妊娠してしまうアホな妹。そんな家族の全責任を背負ってしまった亨は頭を抱え常に悩んでいたが、亨の元彼女も久々に会うと「死にたい」と口にするほど、落ち込んでいた。よくよく話を聞くと、スーパーのレジでおばあちゃんのおつりを間違えてしまったといい、ひどく自分を責めていた。その話を聞いていた亨は軽く笑みを浮かべる。見ているほうにツッコマせるようなこの辺の変な空気感がこの映画の魅力でもある。

また、商店街で開催されていたカラオケ大会に、家族と自分への苛立ちから飛び入りで参加し歌っていた亨をたまたま見たヒョングは自分も参加し、二人でパフィの歌を熱唱したりする。※ちなみにヒョングは、別シーンでは浜崎あゆみのMARIAを一人で熱唱している。

なぜかヒョングと初めて会った時に使っていた亨の韓国語が”ヨボセヨ”(もしもし)を使っているなど。弱コメディの要素も含まれている。ぜひ韓国に行ったらこの”ヨボセヨ”を挨拶に取り入れてみたい。※妻夫木聡が韓国語を使っていたが、韓国ドラマに親しんでいる自分でも特に違和感が感じられず、かなり自分のモノにしていた。さすが。なんとなく日本俳優と韓国俳優が映画やドラマで共演すると、韓国俳優>日本俳優となる場合が多く見られるが、今回の妻夫木君はかなり健闘していた。)


ノーボーイズ、ノークライ


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韓国映画「母なる証明」の感想(ネタバレ)

2010.11.07 Sunday 韓国映画 レビュー

■韓国映画「母なる証明」の感想(ネタバレ)



■監督:ポン・ジュノ 
■出演者:キム・ヘジャ ウォンビン チン・グ ユン・ジェムン チョン・ミソン

WOWOWで放送していたウォンビン出演の韓国映画「母なる証明」を鑑賞。

【韓国映画「母なる証明」のあらすじ】

韓国。平和な地方の町で女子高校生が何者かに殺される事件が起き、漢方薬店で働く母親の息子であり、知的障害がある青年トジュンが事件の容疑者として逮捕される。だが母親はトジュンにジンテという素行の悪い悪友がいたこともあって息子の無罪を信じ、独自に事件の真相を究明すべく行動を起こす。犯人がトジュンであると思われたのはトジュンの自白と、トジュンの持ち物であるゴルフボールが犯行現場で発見されたからだが……!?

※WOWOWから引用
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この韓国映画「母なる証明」は「息子のためなら…」という母親の”愛情”(過保護)を表現した映画ともいえる内容。

殺人を犯してしまう主な理由は、怨恨、お金、愛情という3つが原因によく挙げられるというが、その中でもこの映画は母親の”愛情”と言う部分にスポットをあてている。

単純に自分が生んだ子供という関係のみで母親は、息子の無実を晴らすために容疑者を探し始めると、最終的には息子のために”殺人”も犯してしまうという、母親の愛情の凄さが描かれているが、それ位母親の愛には力があると証明している。

過保護が良いのか、それとも放任主義が良いのかどちらとも言えないが、この映画は、放任なら過保護の方がよっぽど母親らしさがあるような気がしてしまう位、母親の身を犠牲にした奮闘がある。子供にしたら母親の過保護は鬱陶しいだけですが、それでも母親の子供に対する愛情のエネルギーは、無限ともいえる力を持っている。

この母親の愛情には、他と違い、ほぼ見返りを期待していないボランティアの精神でのみ突き動かされている部分もあり、特出している。

評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(この映画「母なる証明」では知能障害の息子役に除隊後のウォンビンが熱演しているが、髪の長さがミドルになり、日本のキムタクを彷彿する外見になっている。今まで気づかなかったがウォンビンとキムタクって顔のパーツがよく似ているんだと感じた。日本でも早くからウォンビンが人気があったのは、キムタク顔だったらからなのかという疑問も沸いてきた。それ位似ている。)

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映画「グッドバッドウィアード」の感想(ネタバレ)

2010.09.11 Saturday 韓国映画 レビュー

■映画「グッドバッドウィアード」の感想(ネタバレ)



■監督:キム・ジウン 
■出演者:ソン・ガンホ イ・ビョンホン チョン・ウソン

8月にWOWOWで放送していたチョンウソン、イビョンホン、ソンガンホという韓国の豪華キャストが共演した韓国映画「グッドバッドウィアード」を見てみました。

映画「グッドバッドウィアード」のあらすじは、1930年代の満州は満州事変以後、様々な民族・人種が入り乱れて混沌としていた。ギャングのボスである悪い奴(THE BAD)パク・チャンイ(イビョンホン)は、依頼を受け日本軍が残した宝の地図を求め、ある大陸横断列車を襲う。

しかし、たまたま列車強盗をしていたコソ泥で変な奴(THE WEIRD)ユン・テグ(ソンガンホ)に地図を横取りされてしまう。さらにそこへ、射撃が得意な賞金稼ぎの良い奴(THE GOOD)パク・ドウォン(チョンウソン)がチャンイを狙って現われる。

やがてユンテグとパクドウォンは協力し合い、宝の地図の場所を追う。パクチャンイはなぜか最高の男と噂される変な奴ユンテグを執拗なまでに追い始める。宝の場所目指して日本軍や闇市の連中なども加わり大乱戦になる。

ユンテグはなんとか宝の場所につくが、掘削された後はあるが、宝は見つからず、パクドウォン、パクチャンイ、ユンテグの3人だけがその場所にたどり着く。

最高の男を決めようとパクチャンイ(イビョンホン)が言い、3人同時の決闘が始まる…。

この映画の邦題は、すべての単語を混ぜた「グッド・バッド・ウィアード」だが、韓国タイトルの訳は、たしか「良い奴・悪い奴・変な奴」だった。邦題の英語タイトルのほうが、決まっていて良い。

評価 ★★★★☆ (星4つ)

(ウエスタンなドンパチが楽しめる映画。サラウンドが四方八方から音が出て面白い。サラウンド環境がないとそれだけ半分以上損をしてしまうような映画。宝の地図を巡るドタバタ劇ではありますが、チョンウソン、イビョンホンがかっこよく、そして変な奴のソンガンホのコメディな演技が緊張感を中和するように嫌味なく入る。久々に頭を使わずにアクション&ストーリーが楽しめる痛快な映画。誰が生き残るのかというラストのオチも良いでしょう。チョンヌソンが使うターミネータ-2のシュワちゃんが使っていたようなクルクル回してリロードする銃がナイス。)

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韓国映画「アンティーク 西洋骨董洋菓子店」の感想(ネタバレ)

2010.08.06 Friday 韓国映画 レビュー

■韓国映画「アンティーク 西洋洋菓子店」の感想(ネタバレ)



■監督:ミン・ギュドン 
■出演者:チュ・ジフン キム・ジェウク アンディー・ジレ ユ・アイン

WOWOWで初放送していた韓国映画「アンティーク 西洋骨董洋菓子店」を見てみた。最近は、WOWOWでも韓国ドラマだけでなく、韓国映画も月に何本か新作を放送しているが、この「アンティーク 西洋骨董洋菓子店」も今月の韓国映画の新作のひとつ。もうひとつはソジソブ主演の「映画は映画だ!」。

韓国映画「アンティーク 西洋骨董洋菓子店」は、もともと、よしながふみによる漫画『西洋骨董洋菓子店』が原作。実は、日本でも2001年に滝沢秀明、椎名桔平、藤木直人、阿部寛)ら出演によって一度テレビドラマ化されている。※見てないけど

韓国映画「アンティーク 西洋骨董洋菓子店」のあらすじは、チュジフン演じるジニョクが甘いものが嫌いなのに女性客が多いという理由で、洋菓子店を開く。そして、そこに集まってきた、高校の同級生で、一流の腕を持つパティシエで”魔性のゲイ”と呼ばれる男ソヌ(キムジェウク)。さらに、ボクシングの元チャンピオンだったギボム(ユアイン)、ジニョクを若と慕う幼なじみスヨンなどが加わり、洋菓子店は繁盛するのだが、ソヌの修行時代のフランス人パティシエの元彼の登場や、誘拐事件などが絡み…。

シチュエーションコメディという感じで、西洋骨董洋菓子店「アンティーク」を舞台に集まった人たちのドタバタを描いている。特に誘拐事件以外にストーリーというものはないが、ゲイを公表するソヌの周りで巻き起きる、男の愛?と友情が、イケメン俳優をそろえているのに男女の恋愛模様を描かないところにこの映画の斬新さが覗える。

ゲイ役を演じているキムジェウクの”魔性のゲイ”という演技は、体を張った男同士のキスを伴って、かなりリアル。ただ自分は男のなので、男同士のキスを見てると気分が悪くなる。しかし、もともとキムジェウク本人もゲイじゃないかと思うほどの”魔性”の魅力を感じるほど、ゲイ役が板についている。

評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(かなり内容はドタバタしているが、ジニョクの過去の誘拐事件も含め、ストーリーがこんがらがずよくまとまっている。頭をからっぽにして、気軽に観るのに良い映画。韓国ドラマ「結婚できない男」に出演していたユアインが元ボクサー役で出演しているのも「結婚できない男」のファンにとっては見逃せない)

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