映画「きつねと猟犬」の感想(ネタバレ)

2012.03.26 Monday アニメ/CGアニメ レビュー

■映画「きつねと猟犬」の感想(ネタバレ)




■監督:アート・スティーヴンス テッド・バーマン リチャード・リッチ
■出演者(声優):池水通洋 石田太郎 真理ヨシ子 大塚周夫 太田淑子 新道乃里子 阪脩

WOWOWで放送していた映画「きつねと猟犬」を鑑賞。

【映画「きつねと猟犬」のあらすじ】

母親を猟師に殺され、ふくろうのビッグママの計らいによって心優しいトゥード未亡人の家で育てられることになった子ぎつねトッド。ある日、トッドは、近くに住む猟師の家で猟犬の子コッパーに出会い、すぐに仲良しになる。だが、成長したトッドは野生に返されることになり、一方のコッパーも一人前の猟犬として訓練を受けることになった。やがて2匹は森の中で再会を果たすが、もはや彼らは敵同士となっていた。

※WOWOWから引用

【映画「きつねと猟犬」の感想(ネタバレ)】



1981年製作のディズニーの長編アニメーション第20作目に当たるアニメ作品。

物語は、親をハンターに殺された小きつねと、猟犬として育てるために飼われていた小犬の交流を描いた話。

きつねと猟犬”という”狩られるものと狩るもの”の禁断の友情を描いたアニメ作品だが、子供向けのディズニーっぽくない、白黒つけ難い展開(※きつねのせいで、別の猟犬が大ケガをする)を入れており、見る物に葛藤を与える。

単純な話からスタートしているが、この複雑な心境を挟んでいることで、ラストのきつねと猟犬の和解シーンは、展開としてはベタだが、自然に涙腺にくる感動がある。※ハンターの親父がこれまた良い


評価 ★★★★☆ (星4つ)

(これまで見たディズニーアニメ作品の中でも異色な作品。アニメだけど、ちゃんと四季も描かれ、どこか現実っぽいリアル感がある。ビッグママと渡り鳥たちの一年間の別れもよく考えると結構切ない。渡り鳥は寒さに弱い。この作品は、”自分の力ではどうしようもできないことがある”という人生の教訓がよく描かれている。)


生きる知恵を持たないと

死ぬことになるわ


-ビッグママ


いつまでというのは

長い長い時間のことよ

そして時間は物事を

変えてしまうわ


-ビッグママ


意地を張ってはいけないの

自然になることよ

かざらず、ありのままに

魅力があればいいの

何もかもみんな上手く行く

-ビッグママ


ディズニー/きつねと猟犬 スペシャル・エディション 【DVD】

にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ


JUGEMテーマ:アニメ映画全般
 

映画「サマーウォーズ」の感想(ネタバレ)

2012.03.13 Tuesday アニメ/CGアニメ レビュー

■映画「サマーウォーズ」の感想(ネタバレ)




■監督:細田守
■出演者(声優):神木隆之介 桜庭ななみ 谷村美月 富司純子

WOWOWで放送していた映画「サマーウォーズ」を鑑賞。

【映画「サマーウォーズ」のあらすじ】

ネット上の仮想都市“OZ(オズ)”が一般人に深く浸透した「現在」。数学の天才だが内気な高校2年生の健二は夏休み、憧れの先輩・夏希からバイトを頼まれ、彼女の出身地、長野県上田市に行く。バイトとは夏希の親戚家族“陣内(じんのうち)家”が集まる宴で、夏希のフィアンセのふりをするものだった。やがて健二は謎の数字が書かれた携帯メールを受信。それは予想だにしなかった、世界まで巻き込む戦いに彼を引き入れていく。

※WOWOWから引用

【映画「サマーウォーズ」の感想(ネタバレ)】


アニメ映画「時をかける少女」の細田守監督によるSF青春アドベンチャー。

物語は、ネット上の仮想世界が仕事や生活に広く普及した時代で、部活の先輩の頼みで、訪れた彼女の田舎で巻き起こる男子生徒の災難を描いた話。

サマーウォーズ」といういかにもダサイ子供を対象としたタイトルと、子供向けアニメなキャラクター(仮想世界のアバター)デザインにあまり期待せずに見始めたが、話が進むごとに、世界観は広がり、中盤以降は主人公らと同じ目線に入り込むほど見入ってしまった。

この「サマーウォーズ」も前回見たアニメ映画「いばらの王」と同様に完成度が非常に高い。田舎での夏休みの話が、知らずに地球危機にまで発展していくという物語が末広がりにスペクタクルさを増していく作りには圧巻だ。

ところどころ展開が強引でラストは、ハリウッド的な終わりよければすべて良しなお気楽なまとめ方であるが、そんな部分も気にならなくなるほど絵力と引き込むパワーがある。田舎のと、ネット上(仮想世界)のが絶妙。



評価 ★★★★☆ (星4.2)

(世界が認めている日本のアニメのパワーを感じたい人にはおすすめの一作品。内容はないが、世界観の構築度が凄い。アニメならではの縦横無尽な出来でこちらは、「いばらの王」とは違い、実写化するメリットは見えない。むしろアニメだから成立している感じだ。原画ならではのほのぼのとした田舎の落ち着いた雰囲気に結構癒される。)


あんたならできる

-おばあちゃん


まだ僕には自信が

もてません


-健二


人を守ってこそ

自分を守れる


-?(7人の侍の言葉)


宜しくお願いしま〜す

-健二


一番いけないのは

おなかが空いてること

一人でいることだから


-おばあちゃん


サマーウォーズ 【DVD】


にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ




JUGEMテーマ:アニメ映画全般
 

映画「いばらの王 -King of Thorn-」の感想(ネタバレ)

2012.03.04 Sunday アニメ/CGアニメ レビュー

■映画「いばらの王 -King of Thorn-」の感想(ネタバレ)




■監督:片山一良
■出演者(声優):花澤香菜 森川智之 仙台エリ

WOWOWで放送していた映画「いばらの王 -King of Thorn-」を鑑賞。

【映画「いばらの王 -King of Thorn-」のあらすじ】

発症すれば体が石化して100%死に至る奇病《メドゥーサ》により、人類は存亡の危機に立たされていた。そんな中、一部の感染者たちを治療法が確立される時まで冷凍睡眠させる計画が実行に移され、少女カスミも資格者に選ばれる。時が過ぎ、やがて資格者たちは目を覚ますが、彼らを待ちうけていたのは明るい未来ではなく、いばらに覆われた廃墟だった。カスミたちは、状況も分からないままサバイバルを余儀なくされるのだが……。

※WOWOWから引用

【映画「いばらの王 -King of Thorn-」の感想(ネタバレ)】


岩原裕二の人気マンガを基にしたSFサバイバル・アニメ。

物語は、石化してしまう奇病”メデューサ”が流行し始めた近未来で、人類存亡のために非感染者をカプセルに入れ冷凍睡眠させ、将来に残すという計画が行われるが、被験者が目覚めると施設は廃墟になっていて…という話。

あらすじも知らず見始めた作品だが、目覚めたら現実は変わっていて…というサスペンス+サバイバルから始まり、中盤以降はスペクタクル+どんでん返しありで、作品的にもなかなか面白い。2時間弱の割に内容もかなり濃い。

アニメ映画としては、見る人の精神年齢が高めに作られていて、内容は大人向けだ。小学生がみたら見た目のアクションとかは楽しめるが、作者が言いたい本質の部分やラストはよくわからないだろう。自分もなんとなく理解できたが、かなり難しいしアニメでは表現としてわかりにくい部分も多い。

この作品は、ハリウッドでお金を掛けて、丁寧に実写で描いたら相当面白い作品になっていたと思う。アニメを見ながら、実写の絵が浮かんできて何度もそう思った。

個人的には、クリストファーノーランの「インセプション」とある部分では通じるところがある。インセプションは”潜在意識の話”だが、こちらも”夢の話”でアプローチは違うがテーマは似ている。

最後のどんでん返しなんかも結構好きだな。


評価 ★★★★☆ (星4つ)

(個人的には、5点つけても良い内容だが、主役の双子の姉妹のいかにも同人っぽいキャラとやたらゲームに当てはめる子供のキャラクターが、精神年齢を下げていて、見ていてしらけてしまう。内容はすごい良いのにもったいない。上記二点を修正し、あとは「インセプション」レベルで実写で上手いこと描けたら言うことなしの作品。こういう人間の本質的な部分を攻める内容は好きだ。久々に深い作品に出会った。)


願いのないところに

奇跡は起きない


-かすみ&しずく


生物は何ゆえ進化したのか

それは進化したいと願ったからだ

進化した姿を想像できたからだ

-?


人間の意識は

常に外界からの刺激に

さらされてノイズだらけだ

意志の力だけでは

精神を統一することは

不可能に近い


-施設の代表


夢は常に現実によって

裏切られる


-マルコ



トラウマという

精神的なもろさは

いっぽうで 疾病になるほど

精神の集中力があるということ

この二つは微妙なバランスで

成り立っている


-ローラ



人というものは

物事を何かの物語に

なぞらえた時から

その結末に向かって

突き進むものなんだ

-?


[DVD] いばらの王-King of Thorn-


にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ



JUGEMテーマ:アニメ映画全般
 

映画「チキンリトル」の感想(ネタバレ)

2012.02.15 Wednesday アニメ/CGアニメ レビュー

■映画「チキン・リトル」の感想(ネタバレ)




■監督:マーク・ディンダル
■出演者(声優):山本圭子 中村雅俊 野沢那智 石塚運昇 深見梨加 朝倉栄介 小島幸子

WOWOWで放送していた映画「チキン・リトル」を鑑賞。

【映画「チキン・リトル」のあらすじ】

チキン・リトルは内気でさえない男の子。空から奇妙なかけらが落ちてくるのを目撃するが、町の人々は彼をウソつき少年としてトラブルメーカー扱い。尊敬する父にも信じてもらえなかったことで、ますます自信を失うリトル。そんな時、彼は再び“空のかけら”を発見。変わり者の仲間たちとかけらの正体を追うリトルは、なんと大きな宇宙船に遭遇。かけらは宇宙船のパネルの一部で、やがて宇宙船団が出現し、町は大騒動に陥るが……。

※WOWOWから引用

【映画「チキンリトル」の感想(ネタバレ)】


にわとりや動物たちが活躍する2005年のディズニー製作のフルCGアニメ。

物語は、チキンリトルという母親がいない内気な少年(外見はにわとり)の活躍を描いた話。

ハリウッドのCGアニメ作品は個人的に評価高めだが、この作品は他の作品と比べると細部がかなり劣っている印象がある。

一応お決まりの挫折、乗り越え、成功のステップはあり、感情移入させようとはしているが、どこか表面的な描かれ方で、主人公や登場人物の心情にはなかなか入りきれない。

対象としている年齢もかなり低く(※低学年向け)、高学年や大人が90分見て楽しむには物語の進行具合が茶番過ぎて、理解に苦しむ。都合よく進みすぎだ。

実は、この作品は、CGアニメーションでお馴染みの会社ピクサーが一切かかわらず、ディズニーのみの製作で仕上げたらしいが、その影響が出てるのかもしれない。

一応普通に見れるので、物凄く悪いという作品ではないが、CGアニメでは評価は低くなる。


評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(この映画を他のディズニーのCGアニメと同じように見ようと思ってる人はかなり注意が必要だ。個人的にあえておすすめできないが、フルフェイスのヘルメットを被った魚のキャラクターだけは、斬新だと思った。)


子供のためなら

とことんやらないと


-宇宙人



[DVD] チキン・リトル


にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ


JUGEMテーマ:アニメ映画全般
 

映画「Disney's クリスマス・キャロル」の感想(ネタバレ)

2012.02.06 Monday アニメ/CGアニメ レビュー

■映画「Disney's クリスマス・キャロル」の感想(ネタバレ)




■監督:ロバート・ゼメキス
■出演者(声優):山寺宏一 安原義人 伊藤美紀 森川智之 熊倉一雄 粟野志門 諸星すみれ 内山昂輝 柴井伶太

WOWOWで放送していた映画「Disney's クリスマス・キャロル」を鑑賞。

【映画「Disney's クリスマス・キャロル」のあらすじ】

19世紀のロンドン。強欲な金貸しの老スクルージは、クリスマスイブだというのに甥からの誘いも断り、貧しい人への寄付も断り、クリスマス精神など無縁とばかりに金勘定に余念がなかった。だがその夜、7年前に世を去った相棒マーレイの幽霊が現われ、運命を変えるためこれから3人の精霊が現われると予告する。驚くスクルージの前に、やがて1人目、《過去》の精霊が出現し、彼をまだ優しい心を持っていた若き日へと連れて行く。

※WOWOWから引用

【映画「Disney's クリスマス・キャロル」の感想(ネタバレ)】


チャールズ・ディケンズの名作「クリスマス・キャロル」を、「バックトゥーザフューチャー」シリーズのロバート・ゼメキス監督が映像化したダークファンタジーアニメ。

物語は、クリスマスに否定的な老人が、友人の亡霊に会い、自分の過去と見つめあい、生き方を見つめ直す話。

一応”ディズニー”が付けられたタイトルだが、これまで自分が見てきた比較的明るくわかりやすいディズニー作品とは傾向がかなり違い、こちらはホラー&ミステリーでストーリーもやや難しい(わかりにくい)作品といえる。

CG映像的には、制作費が2億ドルも掛かっていることもあり、世界観の構築度は素晴らしい。ホラーでありながもどことなく神秘的な描写は今まであまり味わったことがない世界だ。

音響もかなり凝っていて、5.1chサラウンドで聞けばたぶん包まれるような感覚が味わえると思う。※夜中だったので、小音量でみてしまったのはかなり残念だ。それでも迫力あるSEを感じる。

個人的に映像や音響的には、文句がないが、ストーリーがやや説教臭くて素直に共感できない。

この物語のコンセプトは、祝いもせず、寄付もしないクリスマス嫌いの非協力的な人物の性格が、回想を経て協力的になるという話だが、その性格が変える(変わる)ための技として、しつこい位に”恐怖”で煽っているのが、何度も見ているうちに嫌毛がさしてくる。

物語の美しさでは、主人公自ら次第に考えが変わっていくというのが望ましいが、どう見ても恐怖に負けて変わったという感覚しか残らなかった。

主人公の回想シーンもひとつひとつのストーリーは結構良いが、なんとなくぶつ切りで、主人公の心境に感情移入するほど入れなかった。結局死にたくないから変わったんでしょというのが本音でそれ以外に伝わってくる感情はなし。

あとこういう作品はアクションはあまりいらないと思う。ドラマが盛り上がってくると、無理にアクションが入ってきて、もっとドラマを落ち着いて見せて欲しいと思う。

最初の15分位はテンポが速くしっかりとストーリーを追ってみないと、少しでも流すと登場人物の理解に結構苦しむ。たぶん有名だからなのか、知っている人前提に作られている感じだ。最初の理解度が悪かったせいか、見終わっても、あれは結局誰だったんだとつじつま合わせにかなり悩んだ。

教訓みたいなものが結構言われているが、恐怖と対なので、なぜか素直に受け入れたいとは思えない。「○○しなかったら…」と恐怖で学ばせるのは、よく使いがちの洗脳、誘導手法だが、個人的に好きではない。恐怖で教えてもそれは長く続かない。

生き方の押し付け。テーマのすり替え。都合の良い解釈。一方的な目線からの教えで、もっと客観的に広い心で描いてもらいたい。これではディズニー作品とはいえない。


評価 ★☆☆☆☆ (星1つ)

(この物語を宗教的に分けると、クリスマスの話ということもあり、旧約聖書のユダヤ教ではなく、キリスト誕生後の新約聖書の話で、旧約聖書を批判する内容もある。キリストらしき人物もでてくる。なんとなく宗教的なメッセージもあるからなのか、ディズニー配給ではあるが、子供向けの映画ではない。ホラーも子供には怖すぎだ。主人公目線で共感させてくれる映画ではなく、この物語全体から学べ悪人ども!というような高圧的な感じを受けた映画だ。主人公をいじめているのが、見ていて耐えられないし、最後のスクルージの社員?がカメラ目線で語りだして、めでたし×2的な終わり方も気に入らない。これを見て、余計作られた表面的なクリスマスが嫌いになった。基本CGアニメ作品は高評価をつけてるが、この内容は平均点以下にしたい。なぜか感想を書きながら点数がどんどん低くなった。あまのじゃくな性格の人にはおすすめできない。)


神のお恵みを

すべての人に

-ティム



[DVD] Disney’s クリスマス・キャロル


にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ



JUGEMテーマ:アニメ映画全般
 

映画「シュレック フォーエバー」の感想(ネタバレ)

2012.01.23 Monday アニメ/CGアニメ レビュー

■映画「シュレック フォーエバー」の感想(ネタバレ)




■監督:マイク・ミッチェル
■出演者(声優):濱田雅功 山寺宏一 藤原紀香 竹中直人 劇団ひとり 優希比呂 飛田展男 青野武

WOWOWで放送していた映画「シュレック フォーエバー」を鑑賞。

【映画「シュレック フォーエバー」のあらすじ】

フィオナ姫と結婚し、子どもたちに囲まれた幸せな日々をおくるシュレック。だが子育てに追われる彼は、いつしか自由気ままなかつての日々を懐かしんでいた。そんなある日、彼はペテン師の魔法使いランプルスティルスキンと1日だけ昔の自分に戻るという契約を結んでしまう。だがそれこそはシュレックを陥れる罠だったのだ。契約の1日を悪用したランプルスティルスキンは過去を変え、自らが王として君臨する世界を作り上げる。

※WOWOWから引用

【映画「シュレック フォーエバー」の感想(ネタバレ)】


緑の怪物シュレックとゆかいな仲間たちが大冒険を繰り広げるCGアニメ「シュレック」シリーズの第四弾にして完結編。

物語は、フィオナ姫と結婚後、子供たちと幸せに暮らしていたシュレックだが、子育てと決められた毎日に嫌気が差し、ペテン師の魔法使いと過去の一日をあげる代わりに自由な一日をもらう契約するが、契約後は世界がすべてが変わっていて…という話。

「シュレック」弟1作をモチーフに、もしも”囚われのフィオナ姫をシュレックがドラゴンから助けていなかったら”というアナザーストーリーの話だが、シュレック1との違いを楽しめるファン心をくすぐる内容になっている。

ちなみにシュレックの吹き替えは、これまで同様ダウンタウンの浜ちゃんだが、このシュレックは、ハリウッド製作で浜ちゃんのキャラを想定して作っているわけではないが、どこかシュレック=浜ちゃん本人と思えるような振る舞いや、行動パターンにいつもシュレックに浜ちゃんを投影してみてしまう。

今回は所帯持ちのシュレックになっているが、家族と旅行中の浜ちゃん本人の振る舞いを見ているかのような行動で面白い。シュレック=浜ちゃんの吹き替えのキャストは稀に見る当たり役でしょう。普段ならアニメの怪物キャラに関西弁は可笑しいが、これは関西弁でなくてはならない。

また悪役のランプルスティルスキンの声は、劇団ひとりが担当しているのだが、普段とは違うかすれ声?で、見終わってキャストを確認するまで誰だか気づかなかった。劇団ひとりも声優として味がある。

この「シュレック」の声優吹き替え中の映像があったら、そっちもかなり面白そうだ。特に浜ちゃんがテレビでは絶対に言わなそうなフィオナ姫との色恋会話は貴重で是非みたい。


評価 ★★★★★ (星5つ)

(「シュレック」シリーズは、個人的に他のCGアニメ作品と比べても上位に位置するほど好きだが、やっぱり「シュレック1」の独身のシュレックが一番良い。2.3などシュレックが結婚して幸せを手にしてしまうと、若干感情移入が弱くなる印象がある。この「シュレックフォーエバー」は、所帯持ちになっているシュレックではあるが、一人寂しい「シュレック1」を思い出させてくる作りになっているのでシュレック1が好きな人におすすめの内容。最初の周囲へのイライラ、途中の後悔、など終始感情移入させてくれて泣ける。最後の消えてなくなるシュレックも良い。朝日を浴びるキャラクター達も映像的にきれいだ。これが最後なのは非常に残念だ。)

けど…オレが運命の人や

-シュレック



もうええんや〜

-シュレック



ずっとオレがドラゴンの城から

助けたと思っていたが

オレが君に助けられたんや


-シュレック




シュレック フォーエバー


にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ



JUGEMテーマ:アニメ映画全般
 

映画「プリンセスと魔法のキス」の感想(ネタバレ)

2012.01.19 Thursday アニメ/CGアニメ レビュー

■映画「プリンセスと魔法のキス」の感想(ネタバレ)




■監督:ジョン・マスカー ロン・クレメンツ
■出演者(声優):鈴木ほのか 丹宗立峰 石住昭彦 玄田哲章 三上市朗 杉村理加

WOWOWで放送していた映画「プリンセスと魔法のキス」を鑑賞。

【映画「プリンセスと魔法のキス」のあらすじ】

貧しい育ちだが自分のレストランを持つ夢を叶えようと、忙しく働く少女ティアナ。仮装舞踏会の夜、プリンセスの格好をした彼女の前にカエルが出現。カエルはマルドニア王国の王子ナヴィーンで、魔法使いの呪いによって姿をカエルに変えられた。呪いを解くにはプリンセスのキスが必要だと言われて渋々従うが、なぜかティアナもカエルになる。彼女とナヴィーン、2匹のカエルは人間の姿に戻してもらうべく魔法使いを探す冒険の旅へ。

※WOWOWから引用

【映画「プリンセスと魔法のキス」の感想(ネタバレ)】


アラジン」「ヘラクレス」「リトルマーメイド」等のアニメ映画を手がけたジョンマスカーロンクレメンツのコンビが監督したディズニー製作のアニメ映画。

物語は、ブードゥーの悪い魔法使いにカエルにされてしまった王子を救おうとキスした少女が、自身もカエルになってしまい、人間に戻ろうと奮闘する冒険を描いた話。

カエルにキスすると魔法が解けて元通りになるというどこかで聞いたことのあるストーリーだが、キスしたら自分もカエルになってしまい…という、いい意味で裏切ったストーリー展開がなかなか惹きつける。

ディズニー映画のお決まりの夢→挫折→成功という図式が描かれているので、しっかりと感情移入できる。※開始間もなく、少女だったティアナが驚いて部屋から出ると、次のシーンではせっせと働く大人になったのにはビックリしたが、あんなに元気だった父親もすでに亡くなっている急展開にはちょっとぐっときた。

この「プリンセスと魔法のキス」は、ティアナの父親が残した”言葉”を守るように、仕事やお金、夢よりも”愛が一番大事”ということを教えてくれる物語になっている。


評価 ★★★★☆ (星4つ)

(ハリウッドのアニメ映画は、音楽としてミュージカルを使ったりするが、今回はジャズが発祥したという町:ニューオーリンズが舞台ということでジャズを聞かせてくれる。ワニのトランペッターといい、脇役キャラも良い。今回も日本語吹き替え版で見たが、ティアナの友達の金持ち娘シャーロットの声が特徴的でどこかで聞いたことがある声だと思ったら、”人志松本の○○の話”のナレーションをしている三瓶由布子という人だった。この声は特徴的だ。)



女性が”あとで”って言ったら

それは永遠にダメってこと


-シャーロット


5月のマグノリアの花

みたいにきれい

-ティアナ?




でもわたし絶対に

カエルにキスしない

-ティアナ


だけどひとつ約束してくれ

本当に大切なものが”何か”ってことを

いつも考えるって


-ティアナの父




ディズニー/プリンセスと魔法のキス


にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ



JUGEMテーマ:アニメ映画全般
 

映画「ガフールの伝説」の感想(ネタバレ)

2012.01.06 Friday アニメ/CGアニメ レビュー

■映画「ガフールの伝説」の感想(ネタバレ)




■監督:ザック・スナイダー
■出演者(声優):市原隼人 浪川大輔 佐古真弓 斎藤志郎 榊原良子 永井一郎 宮田幸季

WOWOWで放送していた映画「ガフールの伝説」を鑑賞。

【映画「ガフールの伝説」のあらすじ】

フクロウたちが高度な文明を育む世界。ティト森林王国に暮らすメンフクロウの少年ソーレンは、ある夜、兄のクラッドと共に謎の一味にさらわれてしまう。一味は、王国の支配をたくらむ邪悪な組織《純血団》だった。誘拐された子どもたちは月光によって催眠術にかけられ、一味のために働かされるのだ。親友となったサボテンフクロウのジルフィーと共に脱走したソーレンは、伝説のガフールの勇者たちが住むという神木を探すが……。

※WOWOWから引用

【映画「ガフールの伝説」の感想(ネタバレ)】


「300<スリーハンドレッド>」「ウォッチメン」のザックスナイダー監督が、キャスリン・ラスキーのベストセラー児童小説「ガフールの勇者たち」シリーズを映画化したというファンタジー・CGアニメ。

物語は、フクロウの世界を支配しようとする邪悪なフクロウの組織に立ち向かう若き勇者になるフクロウの活躍を描くフクロウが主役のCGアニメ。

個人的にハリウッドのCGアニメ作品は、外れがないと思っているが、これもフクロウという鳥ジャンルを描いたCG作品ながら、お決まりの”夢→挫折、屈辱→成功”の感情の流れを上手く描いていて、しっかりと感情移入させてくれる。※こういう活躍はなぜか泣いてしまう。

ちなみに見終わった後に気づいたが、監督は個人的に好きなザックスナイダーだった。※この人はアニメも監督するのか。この監督だからなのか、CGのクオリティも抜け目がなく、アニメを超えた解像度で月明かりの風景などは美しく芸術の域

一応フクロウの話なので、土を掘ったり、最初は飛べないなどフクロウの生態系もわかる。※ほんとかどうはわからないが

途中に「として上に立つ自覚が出来たときに、兵士にしてあげましょう」という純血団の王女のセリフがあるが、の話なのにと少しツッコミたくなってしまった。ただ、鳥に置き換えると言葉としては成立しなくなるので、セリフ自体が微妙だ。

純血団のボスキャラや兵隊のフクロウが鉄の仮面をつけているが、これがしびれる位かっこいい。
顔に仮面っていう発想は一番最初に誰が考えたのか知らないが、なかなか粋だ。


評価 ★★★★☆ (星4つ)

(今回は、CGアニメ作品なので、口パクの影響がない日本語吹き替え版を録画して見たが、ずっと藤原竜也だと思っていた主役の声が実は市原隼人だった。声だけ聞いていると、いつもの熱さはあまりなく、誠実だけど弱さも持つ声で新しい魅力を感じた。敵のボスを倒した後のラスト5〜10分は、テンポが急に早くなり、収録時間を100分以下にするため強引にまとめた感じがあり、それが唯一惜しい。)


頭でなく左脳で感じとれ!

-伝説の勇者


ガフールの伝説



にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ




JUGEMテーマ:アニメ映画全般
 

アニメ映画「白雪姫」の感想(ネタバレ)

2011.12.08 Thursday アニメ/CGアニメ レビュー

■アニメ映画「白雪姫」の感想(ネタバレ)




■監督:デヴィッド・ハンド
■出演者(声優):小鳩くるみ 三林輝夫 里見京子 二見忠男 熊倉一雄 千葉順二 滝口順平

WOWOWで放送していた映画「白雪姫」を鑑賞。

【映画「白雪姫」のあらすじ】

大きな城の悪い女王は魔法の鏡から、世界で一番美しいのは彼女の継子である白雪姫だと聞かされ、白雪姫を憎むように。殺すよう命じられた家来は白雪姫を森に逃がし、女王には殺したとウソの報告をする。白雪姫は森で出会った7人のこびとと楽しい新生活へ。これを知った女王は変装して白雪姫に近づき、彼女に毒リンゴを食べさせる。だが白雪姫は王子のキスによって息を吹き返す。

※WOWOWから引用

【映画「白雪姫」の感想(ネタバレ)】

1937年製作にディズニーが世界映画史上初の長編カラー・アニメーションとして発表したという作品。

第二世界大戦(1941年)以前にすでにカラーアニメがあったという事実もすごいが、カラーアニメの始まりが”白雪姫”というのも興味深い。アメリカでは白雪姫の童話が定番なのか。

アニメとしての作りは、現在のアニメと比べると若干画質が荒い感じもするが、動きなどは、この時期からすでに音楽や歌と調和させたものを作っていて完成度と技術の高さがうかがえる。

ただ、「白雪姫」自体の物語は、美しさをねたむ女王が世界で一番美しいとされる白雪姫を毒りんごを使い暗殺を企てるが、りんごの毒で仮死状態となった姫は七人の小人の計らいで土に埋葬されることなく金とガラスのケースに保管される。

その後、白雪姫の噂を聞きつけた王子が駆けつけてくると、白雪姫に口づけをする。王子のキスにより白雪姫は息を吹き返すと、王子と白雪姫はお城に戻り、幸せに暮らしました。という話で、さすがに84分で描くには内容があまりにも無い。

一応、七人の小人のくだりで時間を使っているが、物語的には足踏み状態なので、さすがに大人がじっとみているには辛い。かなり子供向けの作品だ。

前回の「不思議の国のアリス」と同じで、結局2倍速が使って見ることになった。



評価 ★★☆☆☆ (星2つ)

(基本的には、歌と音楽で楽しく見せる子供作品なので、大人がストーリー追って楽しむ面白さはない。ただ、魔女が現れ白雪姫に毒りんごを食わした後からは、意外と展開があり、ようやく面白くなる。動物や小人が集まって泣く白雪姫の葬式?はちょっと悲しい。アニメだから許されるが、白雪姫の仮死体を透明のガラスのケースに保存するのは、リアルで想像するとかなり怖い発想だ。※以前外国で亡くなった子供の死体をミイラにして保管しているテレビ番組のことを思い出して怖くなった。また、その仮死体にキスをする王子も。ちなみにこの童話から得られる教訓と呼べるものは、人から進められた毒りんご(食べ物)はやたらに食うな位でしょうか。この物語の目的がわからん。)


[WD]ディズニーDVD 白雪姫


にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ




JUGEMテーマ:アニメ映画全般
 

アニメ映画「ふしぎの国のアリス」の感想(ネタバレ)

2011.11.14 Monday アニメ/CGアニメ レビュー

■アニメ映画「ふしぎの国のアリス」の感想(ネタバレ)



■監督:クライド・ジェロニミ
■出演者(声優):土井美加 小沢寿美恵 西本裕行 逢坂秀美 牛山茂
 
WOWOWで放送していた映画「ふしぎの国のアリス」を鑑賞。

【映画「ふしぎの国のアリス」のあらすじ】

お姉さんが読んでくれるイギリス史を聞くのに退屈してしまった少女アリスは、お花畑のそばの池を見つめているうちに眠気に襲われる。やがて彼女は洋服を着た奇妙な白ウサギを目撃し、その跡を追う。白ウサギに続いて飛び込んだ穴の中で、アリスはふしぎの国に到着する。そこで彼女は自分の体が大きくなったり小さくなったり、不思議な人物や動物たちと遭遇するなど、奇妙な体験をしていくが……?

※WOWOWから引用

【映画「ふしぎの国のアリス」の感想(ネタバレ)】


ジョニー・デップ×ティム・バ−トン監督の「アリス・イン・ワンダーランド」の基にもなっているディズニー製作のアニメ作品。

実写版の「アリスインワンダーランド」がなかなか面白かったので、たまたま放送してたこちらのアニメ版もチェックしてみた。

実写版を先に見ているとこのアニメ版は、言い意味で裏切られ、かなり衝撃的だ。

なんといっても、このアニメ版にはほぼストーリーがないから。

実写版「アリスインワンダーランド」では、ふしぎな国に来たアリスには、赤と白の女王にまつわる話があり、最終的にアリスが白側の騎士として、圧政を敷く赤の女王を倒すという流れがあるが、アニメ版は赤の女王は出てきても、それをなんとかしたりはしない。※ただ巻き込まれるだけ。

ふしぎの国に繋がる穴にアリスが落ちてからは、歌と音楽の祭典とばかりに各キャラクターが登場しては、勝手に歌っては適当な物語を話したり、アリスを連れまわしたり、時には放置したりと勝手に盛り上がってを繰り返し、最終的にはすべてアリスのだったというとんでもない話。

この出来事をすべて意図を持って言葉で伝えようとするのは相当難しい。

この「ふしぎの国のアリス」は他のディズニー作品と同じように理屈や大きな物語(ストーリー)を楽しもうと思ってみると手痛いしっぺ返しに遭う。

これは完全に大人無視子供用に作られた作品だと思うが、大人の理屈をことごとく壊すような設定や考えには一応ルールがある感じで、1〜5歳くらいの子供が見れば何も不思議がないように出来ていると思われる。

このアニメを見て、大人と子供の”世界観”の楽しみ方が全く違うことに驚いた。これでは、大人は満足しない。


評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(基本的には、この作品に星はないと思うが、BGMやプロモーションビデオだと思ってみれば、それなりの世界観があり、ノスタルジックな何とも言えない感じが味わえる。また、かなり嫌なことをされてるのに、”もう失礼しちゃうわ!”程度で決してマジギレしないお嬢様アリスもずっと見ているとなんか愛らしい。煙を吸う芋虫が吐く、アルファベットの煙もなんかオシャレ。一応子供用なので、”大人のいうことを聞いておきなさい”というメッセージが込められている。小さい子供がいる家庭ならおすすめかも。)


ディズニー/ふしぎの国のアリス

にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ



JUGEMテーマ:アニメ映画全般
WOWOWのおすすめ番組!    

Search

管理人の最近のおすすめ作品

齋藤飛鳥の良さ出てる!
浜辺美波の良さ出てる!
織田裕二の良さ出てる!