映画「ATM」の感想(ネタバレ)

2014.01.14 Tuesday 洋画 サスペンス/ミステリー

■映画「ATM」の感想(ネタバレ)




■監督:デヴィッド・ブルックス
■出演者:ブライアン・ジェラティ ジョシュ・ペック アリス・イヴ マイク・オブライアン ロバート・ハーキュラック アーネスト・グリフィス

WOWOWで放送していた映画「ATM」を鑑賞。

【映画「ATM」のあらすじ】  

クリスマスパーティーの帰り、深夜のATMコーナーに立ち寄ったデイヴィッドたち3人の男女。駐車場の外れに立つ、ATMがあるだけの小屋に入った彼らは、外にフードで顔を隠した男が立っていることに気付く。強盗かと思って様子をうかがうと、近くを通りがかった男性が、フード男に問答無用で殺されてしまった。携帯電話もつながらず、電気も止まり、マイナス21度という極寒の中で謎の殺人鬼と向かい合う3人だが……。 

※WOWOWから引用

【映画「ATM」の感想(ネタバレ)】



「[リミット]」の脚本家クリス・スパーリングのシチュエーションスリラー。

物語は、深夜のATMで謎の男からの妨害に合い、ATMから身動きが取れなくなった男女3人の話。

WOWOWのシチュエーションスリラー特集の中で放送していたひとつ。

先にネタばれから言うと、謎の男がATMの外から被害者らの行動をすべて予想し計画的に追い詰め、彼らの一人を殺人犯に仕立てるというオチになっているのだが、その驚愕のラストが明かされたところで、それほど衝撃がない。

っというのも、第三者にとっては唯一現場の決定的な証拠としての価値が高いのが防犯カメラの映像になり、それに合わせて犯人は計画をしているという話なのだが、結構拾っていけばツッコミどころも多く、「くそ、やられたぜ〜」っとはならない(笑)

防犯カメラの証拠や凶器の指紋などすごく推してくるのだが、他の証拠と照らし合わせれば、矛盾が出てくるでしょう。外側の壁に穴が開いてたとか、なぜか水浸しになってるとか。絶対他に人がいるのはバレバレでしょう。

ただ、一番残念なのは、主人公が間違いとはいえ実際に人を殺しちゃってるので、その辺が無実ですと叫べない空しさがあるので、結局仕方ないねとしか救いの言葉がない。濡れ衣感が弱い。

殺してないのに殺したことになってるならいいんだけどね。殺しちゃってるのでね。

あと、主人公らの取る行動ももっと隙見て逃げろよとかいろいろ後手後手でアホみたいなんだよね。後手の行動もアホ(笑)

全体的に犯人の計画込みのご都合主義感はぬぐえない。



評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(ラストに脚本家や監督の「すごいでしょ!」のしてやったり顔が気になるシチュエーションスリラー。結局、最後に犯人の動機がよくわからないので、スッキリ感がない。主人公に対して投資で年金を失った復讐とかならもっと見方が変わったと思う。とりあえず見た後によくわからないイライラがあるね。ただ一番面白いのが女が頭強打して死ぬところですかね。あそこの死に方はコントですね。)


すべて私の決断なの

-エミリー



ブライアン・ジェラティ/ATM


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映画「YES/NO イエス・ノー」の感想(ネタバレ)

2014.01.05 Sunday 洋画 サスペンス/ミステリー

■映画「YES/NO イエス・ノー」の感想(ネタバレ)






■監督:エンリコ・クレリコ・ナジーノ
■出演者:ジョン・ブラザートン エレン・ホルマン ガブリエル・マイヤーズ タイリース・アレン クレア・ケアリー ジェイ・ハリントン

WOWOWで放送していた映画「YES/NO イエス・ノー」を鑑賞。

【映画「YES/NO イエス・ノー」のあらすじ】

新婚間もない熱愛カップルのジャックとケイト。ある朝目覚めると、ジャックは窓も出口もない無機質な部屋に閉じ込められていた。壁には表示板とイエス・ノーの2つのボタンがあるばかり。どうやらケイトも別の部屋に監禁されているらしい。やがて何者かから一方的に質問が突きつけられ、イエスかノーかで返答を迫られる。繰り返される質問と過酷なペナルティーの中で、2人は知らなかった相手の秘密や本性を目の当たりにし……。

※WOWOWから引用

【映画「YES/NO イエス・ノー」の感想(ネタバレ)】


アメリカ&イタリア合作のシチューエーションスリラー

物語は、結婚間もない夫婦がひょんなことから個室に閉じ込められ、パートナーや自身に対する質問をイエスorノーで回答させられるという話。

タイトルに惹かれて見てみた。

話は、永遠に誓った夫婦愛を試されるというサスペンスで、中盤までは、気が付いたらある個室に入れられ変な実験に参加させられていたという「SAW」みたいな感じがあるが、ラストはハッピーエンドに仕上がっていて、後味は悪くない。

この愛を試す実験には第三者が介入しているが、すべての決断や問題は被験者である夫婦に委ねられているためか、お互いが知らない秘密にしていた過去が次々と明かされていくなかで、それぞれが疑心暗鬼になり、決断への気持ちが揺れ動いていく様が見どころ。

結局、妻は浮気をしていたり、夫は妻の金を勝手に使ってヤンブルで多額の借金をしていたりと、かなり最低な夫婦で修復は不可能と思えるが、夜な夜な妻のために好きなクッキーを作っていたり、お互いの想いを再確認すると、再びやり直すことを決断する。



評価 ★★★☆☆ (星3.4)

(ラストにすがすがしい感動がある珍しいシチュエーションスリラー。登場人物の説明があまりない中での夫とその友人とのやりとりは、多少の???が浮かぶ。あと、編集で上手いこと、悪い部分⇒良い部分という見せ方をしてるからデメリットがうやむやになっているが、浮気や借金の問題は、冷静に考えれば結構な問題だと思う(笑) ま〜そこは映画ということでね。それと、ラストの自分の部屋の天井を破ると、相手の部屋に行くというのも構造がよくわからない。物理空間じゃなくて、情報空間での話なのか。)



問題と思うのは

奥様と話さないからでしょう


-?


愛だけが唯一

人間を解放してくれます


-?


化学物質と心的要因により

記憶は修正できるもの


-?



愛は真実である

-?



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映画「少年は残酷な弓を射る」の感想(ネタバレ)

2014.01.01 Wednesday 洋画 サスペンス/ミステリー

■映画「少年は残酷な弓を射る」の感想(ネタバレ)




■監督:リン・ラムジー
■出演者:ティルダ・スウィントン ジョン・C・ライリー エズラ・ミラー ジャスパー・ニューウェル アシュリー・ガーラシモヴィッチ

WOWOWで放送していた映画「少年は残酷な弓を射る」を鑑賞。

【映画「少年は残酷な弓を射る」のあらすじ】

エヴァは世界中に飛んで手記を書く作家。旅先まで追いかけてきた恋人フランクリンは、彼女と家庭を築いて落ち着くことを望む。やがてエヴァは妊娠するが、何かに違和感を抱く。息子が誕生し、ケヴィンと名付けられる。ケヴィンはエヴァのことを毛嫌いし、フランクリンには笑顔を見せる。エヴァの不満をフランクリンが理解しないまま、娘のセリアが生まれる。子どもたちは成長するが、エヴァにとって忌まわしい事件が起きてしまう。

※WOWOWから引用

【映画「少年は残酷な弓を射る」の感想(ネタバレ)】


「ナルニア国物語」シリーズのティルダ・スウィントン主演のサスペンスミステリー。

物語は、母親に対して異常なまでの悪意と執着を繰り返す息子とその家族の話。

番組あらすじを読んで気になり見てみた。

この映画は、なぜ自分の母親に対して、悪意ある行動を息子は取り続けるのか?という最大の疑問(ミステリー)がテーマにあるが、それが常に隠されたまま話は進行する。

ちなみに開始早々から、母親が町の人から急に殴られたり、自宅に落書きやいたずらをされていたりと不条理な出来事が多発する。なぜそうなるのか原因がずっと編集や演出で意図的に隠されたまま進むので、序盤から見ていてイライラ全開。

さらに、この問題となる悪意をぶつけてくる息子が生まれ生い立ちへと話が進むが、この息子の取る行動が、どれもイライラの連続。腹立つ顔してるし(笑)

さすがに実の息子だとしても、これだけ愛情を全部あだで返されると、さすがに施設に預けて一緒に住まない方がいいような気がしてならない(笑) それか離婚して、父親に息子を預け、距離を置くべきかなと。

この母親はよくガマンしてたと思う。

で、そんな悪意ある行動を取り続ける息子だが、16歳を迎える3日前に学校にて、弓を大勢にの人に撃つという、殺戮事件を起こし、少年院へ。その際に実の父親や妹も自宅で殺害し、母親は家族が息子一人になったため、すべての息子の社会的責任を追うまで追い詰められる。

それから二年ほどが経ち、18歳を目前に刑務所に移送となる時、息子の口から悪意ある行動の理由が語られるのだが、

その答えが、「わかっているつもりだった、でも今は違う」という言葉。

ちなみにこの一言二言ですべて説明されるのだが、なんかわかったようなわからないような、もっとちゃんと解説が欲しいと思った。

個人的なこの映画の解釈は、母親は息子の悪意あるすべての行動ですら全部理解していると息子はずっと思っており、悪意ある行動すらも全部母親は愛情として理解し、受け入れてくれると息子は錯覚していた。という答えなのかなと解釈した。

何か感情がひとつ足りなかったのか、すごい考え方。

手を焼く子供の方が可愛い的なたとえがあるが、それの極端な例。

母親が本能的に持つ自分の子供に対する愛情の度合いを計るような話ですね。最後はその息子の誤解が解け、初めて心が通じ合いハグをする。



評価 ★★★☆☆ (星3.5)

(今まで見た中でも見ていてイライラするレベルがベスト1の作品。作りが悪くて見ていてイライラする作品は結構あるが、意図的に演出や編集でこれほどイライラする、させる作りになっているものは、ないと思う。それほど病的にイライラする。こうも悪意に満ちた映画はない。)



慣れるのと好きなのは違う

-ケヴィン


意味はないよ

そこがいいんだ


-ケヴィン



わかっているつもりだった

でも今は違う


-ケヴィン



ティルダ・スウィントン/少年は残酷な弓を射る



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映画「HELL」の感想(ネタバレ)

2013.12.29 Sunday 洋画 サスペンス/ミステリー

■映画「HELL」の感想(ネタバレ)




■監督:ティム・フェールバウム
■出演者:ハンナー・ヘルツシュプルング ラース・アイディンガー スタイプ・エルツェッグ アンゲラ・ヴィンクラー リサ・ヴィカリ

WOWOWで放送していた映画「HELL」を鑑賞。

【映画「HELL」のあらすじ】

2016年。地球温暖化により水や食料が枯渇し、文明社会は崩壊。かろうじて生き残ったマリーとレオニーの姉妹は、マリーの恋人フィリップの運転する車に乗り込み、荒廃した都市部をあとにすると、わずかな希望を追い求めてよその土地を目指す。その途中、トムという男も仲間に加わるが、やがて山間部で一行は謎の集団に襲撃され、レオニーが連れ去られてしまう。必死で妹のあとを追うマリーは、とある農場にたどり着くのだが…。

※WOWOWから引用

【映画「HELL」の感想(ネタバレ)】


「インデペンデンス・デイ」のローランド・エメリッヒが製作総指揮に名前を連ねたドイツ&スイス合作のサスペンスホラー。

物語は、太陽嵐が吹き荒れ、食料と燃料が枯渇する近未来に生き残っていたある姉妹の話。

HELL=地獄 という大直球タイトルに惹かれて見てみた。

登場人物も少なく、ひたすら食料と燃料を求めて車で移動するという冒頭の絶望的な世界観設定にどこかで似たようなの見たことあるなと思ったが、そういえば「ディヴァイド」や「ザ・ロード」もそんな感じだった。

「HELL」は希望(食料、水)を求めて移動するので、その辺では「ザ・ロード」とかなり似た内容と思う。

ただ、序盤は希望を求めての旅だったが、中盤になると、人さらいの怪しい集団に主人公たちは監禁され、話は、人食い人たちが住む、農場からの脱出という対人間バトルになる。

なんとかその集落から脱出できるが、話は次の水がありそうな目的地を目指すところで終了する。

話的には、絶望設定が程よく緊張感があり、普通に見れるのに、「ディヴァイド」や「ザーロード」に比べるとラストのオチがかなり弱い

っというか、もう一盛り上がりあってのラスト(オチ)じゃないかな。

やたらガチャガチャした展開のなかで急にすぽって抜けて、そのまま終わりってね。これといった名言みたいな置きに言ったセリフもないし。

なんか終わり方が薄いな…。



評価 ★★★☆☆ (星3.3)

(設定と展開に囚われすぎて、大事なオチを考え忘れたサスペンスホラー。最初と最後で目的(食料を探す)が変わっていない。あえてそういう人生のくり返す答えを表現するにしては、ちょっと集落の異色などたばたのくだりは違うと思う(笑)とりあえずなんかよくわかんない作品。地獄と言うほど他作品と比べて地獄という感じでもない。ただ実際これを体験したら「あれは地獄だったよ」と言うけどね。でもそんなこといったら13日の金曜日もプライベートライアンでもなんでもそうだけどね。)



あなたも同じ

媚びへつらったあげく

水をせがむだけ


-?


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映画「サイレント・ウェイ」の感想(ネタバレ)

2013.12.25 Wednesday 洋画 サスペンス/ミステリー

■映画「サイレント・ウェイ」の感想(ネタバレ)




■監督:アントニオ・トラショラス
■出演者:アナ・デ・アルマス ディエゴ・カダビド レオノール・バレラ ネストール・アルフォンソ・オルティス ジェフ・ガム

WOWOWで放送していた映画「サイレント・ウェイ」を鑑賞。

【映画「サイレント・ウェイ」のあらすじ】  

モデルになることを夢見ながらホテルで働くローサ。ある晩、仕事からの帰りに立ち寄ったあまりひとけのないコインランドリーで、彼女は怪しい風体の男と出くわし、思わず胆を冷やすが、そこへ新たにハンサムな青年が姿を現わす。彼と入れ違いに怪しい風体の男は店を出ていき、急場を救われてほっと安心したローサは、ガブリエルと名乗る青年と話を交わすが、やがて相手がちまたを騒がす連続殺人犯であることに気付いて慄然とする。

※WOWOWから引用

【映画「サイレント・ウェイ」の感想(ネタバレ)】


2011年シッチェス映画祭で注目を集めたというスペイン、コロンビア合作のシチュエーションスリラー。

物語は、たまたま深夜のコインランドリーを利用した女性が、そこで連続殺人犯らしき人物と遭遇してしまうという話。

WOWOWで何本かまとめて放送していたシチュエーションもののひとつということで選んでみた。

番組情報のあらすじを読んだ感じでは、コインランドリー内での殺人犯との殺伐とした駆け引きみたいなものを想像していたが、実際は、テキサスチェーンソー風な感じがあるヴァンパイアホラー。

まず感想としては、スタイリッシュなのかカラフルなのか、ダークなのかよくわからない世界観で、とにかく全体的に何がやりたいのかよくわからない。

ストーリー的には、窮地を助けてくれたイケメンが実は殺人犯で、さらにヴァンパイアだったという二転三転する話なのだが、描き方が悪いのか、どんでん返しでの「どうだ、ビックリしただろう!」が全然伝わってこない。

最初の殺人鬼みたいな風貌のおじさんが入ってきたのを伏線に「実は彼は殺人鬼ではございませんでした」的などんでん返しを仕掛けてるのだが、それがわかるのが、”別の人物のコインランドリーの洗濯物から血が付いた衣服を見つける”になっているが、誰が何番のどこのコインランドリーを利用してたかまで、印象に残らないので、そのばらしが急すぎてわかりにくい。

まさかそんなところに正解を入れてくると思わないので洗濯機の番号まで見てないし、そもそもヒロインが人の洗濯機を勝手に開けるなんて思わないし。

普通に考えて、急に他人の洗濯機が止まっても、「止まりましたよ」って声掛けるだけで、人の洗濯機の中身を勝手に開けてわざわざ中身確認しないでしょ。※っというか女性モノの下着が出てきた時点で最初ヒロインのものかと思った。

また、終盤で急に何の前触れも無く、男の顔が悪魔みたいに変化したりするのだが、事前に飲んだ睡眠薬のせいで起きた夢の話なのか、物理世界での出来事なのかもわかりにくい。

ヴァンパイアのオチを最後までもったいぶって、わかりにくくしてると思うが、その演出法があざといというか、そこまで伸ばすほどのオチでないところに見ていてかなりのイライラがある。

そもそもこの主人公のヒロインの行動がアホな行動ばかりしていて、全くついていけない。

コインランドリーにいるのに、途中で睡眠薬を飲むというのがよくわからないし、それで眠くなって、危険だから起きてなきゃって、指に針刺して、目覚めようとするって、もうわけわからん。

っというか、洗濯してる間、コインランドリーの中でずっと待ってる必要ないでしょ。おっさんですら、洗濯物入れたらすぐ出て行ってるし、家すぐ近くなんだから、家帰って後で取りにこればいいでしょと思う。※スペインやコロンビアの治安は、よくわからないけど、衣服が盗まれるか、深夜に物騒な場所に女性が一人でいるかどちらか天秤にかけるとしたら。さすがに家に一度帰っておくべきじゃないかな。

この女の危機管理能力は、ゼロなのか(笑)

そんで、最後も朝日が出ている中、ヴァンパイアになった男は、何事も無く急に外に出て普通にジュ〜って焼かれるし、何がしたいのかわからない。恋人のヴァンパイアを失ったショックでの後追いだと思うが、なんか全然その辺の感情が共有できないんだよね。


評価 ★☆☆☆☆ (星1つ)

(伏線はいろいろ張ってあるが、全然上手く機能していないヴァンパイアスリラー。2013年ももう終わりだけど、たぶん今年でベスト3に入る久々にひどい作品に出会った気がした。とりあえず77分という短さが唯一の救い。普通に見てるのに編集や演出が下手過ぎて、よく理解できない。話的には、2〜3行で済む話をなんか、格好つけた感じで演出していて、それが行き過ぎていて、逆によくわからない。映像も気持ち悪いし。普通に描いたらそれなりに見れたと思う。これなら映画じゃなくてミュージックビデオでいいじゃない。とりあえずヒロインは可愛いと思う。)




彼らは少女を

ダンスホールに連れ込んだ

光るネバネバ物質で

覆われたその部屋に

ブンブン飛び回り

彼らは儀式に備えた


-エドワードゴーリー(インセクトゴッドより)



レオノア・バレラ/サイレント・ウェイ


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映画「ナイトメアは欲情する」の感想(ネタバレ)

2013.12.14 Saturday 洋画 サスペンス/ミステリー

■映画「ナイトメアは欲情する」の感想(ネタバレ)




■監督:クリスティーナ・ブオジッテ
■出演者:ユルガ・ユタイテ マリウス・ヤンポルスキス

WOWOWで放送していた映画「ナイトメアは欲情する」を鑑賞。

【映画「ナイトメアは欲情する」のあらすじ】

脳神経学者ルカスは恋人との関係が冷め、仕事にすべてを打ち込んでいる。仕事とは、人間の脳神経にある情報を他者と共有させるための研究だった。彼は実験で昏睡状態にある身元不明の女性をアウロラと名づけ、彼女の脳神経と自分自身の脳神経を接続させることに。脳内の疑似空間で覚醒したアウロラと繰り広げた甘美な体験を通じ、ルカスはアウロラに好意を抱いてしまい、彼女と会うことを繰り返すため、ある許されない行動に出る。

※WOWOWから引用

【映画「ナイトメアは欲情する」の感想(ネタバレ)】


第31回ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭など各国の映画祭に出品されて話題になったSFスリラー。

物語は、昏睡状態の人間の脳を正常な人間に転送して、こん睡状態の時の脳の状態を探る実験に参加した科学者の話。

クリストファーノーランの「インセプション」を彷彿とする内容に選んでみた。

一見ファンタジーっぽい話に見えるが、すでに現在の科学では、過去の記憶をコピーして、貼り付けて、その記憶を自由に蘇らせたりとかは出来るようで、例えば、凶悪犯罪者に善人のデータを貼り付けると良い人になるといったことが実際に出来るらしい。

そういった情報を知ってるからみたこともあり、昏睡状態の脳の情報化は、どんな感じになっているのか、かなり興味深かったが、事実かどうかは微妙だが、なかなか映像的にもスタイリッシュ+エロチシズムで面白い作品になっている。

ちなみにWOWOWでは、過激なエロチシズム描写部分は、ボカし連発でかなり興ざめだが、もし無修正版で見たらそれなりに芸術的な映像に見えたと思う。

特にラストの野原?を全裸で追いかけるシーンは、ケツにボカシを使ってしまうとただの変態が走ってる映像に見えてしまって残念でしかない(笑)

もっと感動的な描写なのに、ボカしが出ることで、サッカーの試合中に全裸でグラウンドを走り回ってる迷惑なハプニング映像と同じに見えてしまう。

作品として完成度高いだけに、裸=全部×みたいにしてしまうのはどうかと思う。

物理世界でなく脳の世界の出来事なのに、正常な人間がリアリティを感じ過ぎて、物理世界でも心配停止状態になるなどは、よく出来ている。



評価 ★★★★☆ (星4.3)

(インセプションには敵わないが、こちらもかなりの良作品。ラストは、こん睡状態の女性が死を望んでいたことで、悲しい結末になってしまったが、目覚めるラストになっていたら、結構な感動になっていたのではないかと思う。いろいろ問題はあると思うが、こん睡状態の人の脳に潜入して目覚めさせるという治療方法が実際に出来るようになったらいいと思う。)


客観性とは

真実を崇拝することだ

合理的な意識が

現実と想像を区別し

人格を維持するフィルターとなる


-?


心の傷は体の傷と同じだ

-?


ナイトメアは欲情する(DVD)


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映画「エレベーター」の感想(ネタバレ)

2013.12.08 Sunday 洋画 サスペンス/ミステリー

■映画「エレベーター」の感想(ネタバレ)




■監督:スティーグ・スヴェンセン
■出演者:クリストファー・バッカス アニタ・ブリエム ジョン・ゲッツ シャーリー・ナイト ジョーイ・スロトニック デヴィン・ラトレイ

WOWOWで放送していた映画「エレベーター」を鑑賞。

【映画「エレベーター」のあらすじ】

ウォール街の高層ビルで、たまたま同じエレベーターに乗り合わせた9人の男女。そこには投資会社CEO、バートンの姿もあった。そのとき、突然エレベーターが停止、9人は地上200mの密室に閉じ込められてしまう。最初は悠長に構えていた乗客たちだが、来るはずの救助は一向に現われず、さらにはバートンの会社を通じた投資に失敗して負債を抱えたという乗客のひとりが、テロ用の時限爆弾を持っていることが判明し……。

※WOWOWから引用

【映画「エレベーター」の感想(ネタバレ)】


エレベーターを使ったシチュエーションスリラー。

物語は、高層ビルのエレベーターに乗り込んだ男女9人が、途中で動かなくなってしまったエレベータ内で、閉鎖空間とさらには乗客が持ち込んでいた時限爆弾があることを発見し…という話。

エレベーターを使ったシチュエーションスリラー作品ということで見てみた。

この作品、閉鎖空間に時限爆弾という新たな設定が加わったが、結局のところエレベーターから出られなければ、最悪餓死もありえるので、タイムリミットが出来ただけで、基本外に出たい部分では何も変わらないので、ちょっとした追い討ちにはなってるけど、それほどこの設定が効果的かどうかは微妙だ。

どっちみち遅かれ早かれ出られなければ意味ないし。

で、内容の方だが、ま〜それなりに見れるが、登場人物が子供を始めイライラする連中ばかりが集まっていて誰一人共感できない。

なんかこの人には絶対助かって欲しいというキャラクターがいないので、その辺の親近感がないので、結果がなんかどうでもいい(笑)

あと、この映画は、演出上でルール違反を何個か犯している。

何かありそうな伏線っぽい演出を入れている、例えば、エレベーターのオペレーターの対応が、あきらかに何かありそうな不自然な対応をしたり、子供が何か企んでいるようなシーンが映されたりするが、それらが、ラストになっても全く触れられることなく終了。

なんか陰謀みたいなこと期待してたんだけど、目の前で起きてたこと以上の裏側が何もない。脱出後、急に終了。

結局、思い返した時にあのシーンってなんだったの?と疑問が残るだけ。

こんなシーンがありなら、もう物語なんてなんでもいい。ただ目線を散らしてるだけだもん。

とりあえず子役の演技がオスカーノミネート級に腹が立ったのだけは印象に残った(笑)


評価 ★☆☆☆☆ (星1つ)

(子役の演技の上手さがどうしようもなく腹立つシチュエーションスリラー作品。以前、韓国映画「深夜のFM」の子役に腹が立ったことがあったが、それと同等に腹立ちます(笑) 結局ことの発端は、この子供が緊急停止ボタンを押したことからすべてが始まっているわけで、もっと責任を追求するべきだね。事故じゃなく完全に故意だし、全く反省してる感じもないのが余計腹立つ。あと、全体的に乗客の脱出を考えるまでの行動が遅い。全部後手後手。唯一、この映画の良かったところは、コメディアンの死を前にして言う最後のセリフかな。あそこは面白い。あれはオレも言いたい。)


オレと寝てくれる?

-?


イヤよ

-?


よかった、イエスだったら

もうあきらめてることだろ


-?


僕がヒーローだな

-?



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映画「388」の感想(ネタバレ)

2013.12.03 Tuesday 洋画 サスペンス/ミステリー

■映画「388」の感想(ネタバレ)





■監督:ランドール・コール
■出演者:ニック・スタール ミア・カーシュナー デヴォン・サワ アーロン・エイブラムス シャーロット・サリヴァン クリスタ・ブリッジス

WOWOWで放送していた映画「388」を鑑賞。

【映画「388」のあらすじ】

カナダ・トロント。ジェームズとエイミーの若夫婦は、閑静な高級住宅街の388番地に居を構えていた。そんなある日、いつも通り車に乗ったジェームズは、買った覚えのないCDがカーコンポにセットされていたことがしゃくに障り、エイミーと口論してしまう。翌朝、彼が起きると彼女の姿はなく、書き置きだけが残されていた。すぐ戻ると高をくくるジェームズだったが、ひとりのはずの家ではその後も奇妙な出来事が続き……。

※WOWOWから引用

【映画「388」の感想(ネタバレ)】


「CUBE」のヴィンチェンゾ・ナタリ総指揮の不条理サスペンス。

物語は、何者かのしわざにより、日常を狂わされた388号室に住む夫婦の破綻を描いた話。

「CUBE」の監督の製作総指揮で参加した作品ということでチェック。

最近よくある「パラノーマルアクティビティ」のような定点カメラ映像のみで描いた作品。

こちらは、本人がカメラを仕掛けるのではなく、第三者がある家にカメラを仕掛けて、いざこざが起きる原因を作り、そこで暮らす人々の日常が狂っていく様子を愉快犯目線で描いていて、これまでの定点作品とはやや切り口が異なる。

見に覚えのないCDをカーデッキに入れるから始まり、目覚ましラジオを変な時間にセットする、飼っている猫をすり替え、飼っている猫を殺す、妻を失踪させたり、と犯人が住人を徐々に苦しめていく。

最終的に、住人の夫は犯人と遭遇するも、結局逃げられてしまい、その翌日、犯人の手によって失踪していた妻が家に戻ってくるが、すでに殺された状態で地下室で見つける。

夫は銃を持ち歩きつつ家の中で絶望するが、失踪している姉を心配する妹が呼んだ警官に妻殺害の犯人だと間違われ住人の夫は撃たれて死に、真犯人は捕まらず事件は闇の中へ。

そんな犯人は、今度は別の4人家族?の家を狙おうと下見をしていて…と、そういう連鎖が続くかのような嫌なラストを迎える。



評価 ★★★☆☆ (星3つ)

(ただただ「どないやねん」)の一言に尽きるサスペンス映画。犯人が住人に一切見つからずにすべての犯行に及んでいれば、それなりに芸術性(完璧さ)があったが、途中で、住人とばったり遭遇してあわてて逃げるシーンもあり、そこのツメの甘さがもう「どないやねん」です(笑)
この部分でこの映画はB級に落ちたかなと思います。あんな感じになったら、せめて最後は犯人捕まってくれないと芸術性がないだけに後味が悪過ぎて、ただただ「どないやねん」です(笑) それと主人公の夫が犯人によって殺された飼い猫の首を冷蔵庫に保存するというのも、感覚がよくわからない。せめてバケツに氷入れてその中じゃないかな。生魚じゃないんだから。)



因果応報だ

-?


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映画「ディヴァイド」の感想(ネタバレ)

2013.11.15 Friday 洋画 サスペンス/ミステリー

■映画「ディヴァイド」の感想(ネタバレ)




■監督:ザヴィエ・ジャン
■出演者:ローレン・ジャーマン マイケル・ビーン マイロ・ヴィンティミリア コートニー・B・ヴァンス アシュトン・ホームズ ロザンナ・アークエット

WOWOWで放送していた映画「ディヴァイド」を鑑賞。

【映画「ディヴァイド」のあらすじ】

ニューヨークのとあるアパートメント。突然何者かが爆撃を開始し、建物地下のシェルターに避難民が逃げ込んでくる。難を逃れたのはシェルターの所有者ミッキーをはじめ、幼い少女とその母親、婚約中のカップル、ルームシェアする若者グループなど合計9人。外部との連絡はつかず、彼らは状況も分からないまま閉じ込められることになった。そんな中、突然防護服を着た武装兵士がシェルターの扉をこじ開けて突入してくるのだが……。

※WOWOWから引用

【映画「ディヴァイド」の感想(ネタバレ)】


「ヒットマン」「フロンティア」のサヴィエジャン監督によるシチュエーションスリラー。

物語は、謎の爆撃により命からがら地下シェルターに逃げ込んだ男女9人の行く末を描いた話。

シチュエーションスリラーということで選んでみた。

簡単にネタバレ内容を。

地下シェルターからいかに脱出するかという内容を予想していたが、序盤から核爆発の可能性が浮かび、(放射能の危険)で外界への脱出禁止で打つ手なし。

しばらくやることなくだらだらした時間が流れる。しかし、突如、防護服を着た武装した特殊部隊が突入してきて、希望が出るが、彼らに救出する気は一切なく、シェルターの中にいた子供だけを奪って立ち去る。

助けに来たわけではないことを知り、彼らと戦闘になり、なんとか二名を殺害し、防護服を奪うことに成功する。一人の男が、奪われた子供を救出するべく、防護服を来て外に出て行くと、外の世界は入る前とは異なり、汚染を防ぐためビニールで囲まれた世界になっていた。

その中を進んでいくと、防護服を着た連中が小さい子供をカプセルに入れて、検査、研究している部屋にたどり着く。しかし、防護服の認識票の写真と中身が違うことからニセモノだとバレてしまい、争いの末、命からがらまたシェルターにかけ戻る。

その後、シェルターの扉は彼らによって外側から溶接されていまい、脱出不可に。

希望を失ったなか、シェルターでは、食料がなくなり、争いが耐えなくなり、モラルもなくなる。なかでも、もともと不良だった連中が、権力を握り、食料や女などを支配するようになる。

そして、あるときから彼らは狂ったような行動を取るようになる。

一人の女性は、シェルターの持ち主から扉以外から他に脱出できる場所があると聞かされると、隙をついて、反乱を企て最終的に一人で、防護服を来て外界に脱出する。

外に出ると、案の定ニューヨークの街は、無残に破壊されていて、人影もなく、女はしばらく歩きつづける。

視界が開けた場所に出ると、ニューヨークの街が一望できる場所にでるが、視界に映るすべての建物は、どこまでもことごとく破壊されていて、人影は見えない…。

希望が絶望へと変わる。※完


途中の特殊部隊が突入してきたあたりまでは、新たな展開で、外側の世界の変化に興味は出たが、その後シェルターの中でのいざこざがメインの人間ドラマになり、不発感。スケールが小さくなった。

せめて人間ドラマを描くなら、シェルターに入る前の彼らの人間模様を描いてくれないと、感情移入が薄い。

ただラストの荒廃した街のシーンはなかなか衝撃的でオチとしては、悪くない。個人的には、特殊部隊の連中に捕まり、またひと悶着という展開になっても良かった。


評価 ★★★☆☆ (星3.5)

(ときどきアイデアが尽きたかのようにだらけるシーンがあるシチュエーションスリラー。全体としては、悪くはないと思うが、もっとテンポアップで見たい。ときどきある何も目的がない煮詰まりシーンはいらない(笑) どこに進むかわからない部分では、評価できる。音楽は印象的。こんな状況で女子は大変。)



自分を誇れるか?

-ミッキー



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映画「ハンター」の感想(ネタバレ)

2013.11.12 Tuesday 洋画 サスペンス/ミステリー

■映画「ハンター」の感想(ネタバレ)




■監督:ダニエル・ネットハイム
■出演者:ウィレム・デフォー フランシス・オコナー サム・ニール モーガナ・デイヴィーズ フィン・ウッドロック

WOWOWで放送していた映画「ハンター」を鑑賞。

【映画「ハンター」のあらすじ】

某バイオテクノロジー企業の依頼を受け、自然豊かな原生林が広がるオーストラリアのタスマニア島へとやってきた孤高の雇われハンター、マーティン。彼の今回の目的は、幻の野生動物タスマニアタイガーをひそかに見つけて捕獲し、その生態サンプルを採取すること。大学の研究者という名目で、アームストロング家という民家に寝泊まりすることになったマーティンは、その一家の主がここ数カ月来、消息不明となっていることを知る。

※WOWOWから引用

【映画「ハンター」の感想(ネタバレ)】


ウィレム・デフォー主演のサスペンスドラマ。

物語は、絶滅したとされるタスマニアタイガーの生態サンプルを秘密裏に依頼されたハンターが、唯一目撃情報のあるタスマニア島の森に滞在するが…という話。

ウィレムデフォー主演ということで見てみた。

人を狩る方のハンター(殺し屋)の話かと思ったら、希少生物を捕獲しようとする話で、いわゆるドンパチ系ではなかった。

しかし、地元民からあからさまに敵対心を向けられていて、程よく緊張感があるのと、滞在先の家族との交流は、感動がありなかなか良い。

この映画も普通に面白い。そして、森で暮らす際の生きる知恵もわかる。薪の煙で服の臭い(体臭?)を消したり。


評価 ★★★★☆ (星4つ)

(主人公がゴルゴ13だと思ってみるとなかなか面白い作品。殺し屋というとスマートな仕事っぷりが印象的だが、意外と場所が場所だと実際はこういうこともあるなと思う実録感。特に、滞在先に風呂やトイレがないと知ると、バーに行ってトイレを借りたり、他の滞在先を必死に探そうとしたり、行動は普通で結構面白い。結局、他の滞在先が見つからないと、しばらく使っていない風呂を自分でクレンザーで磨いたり、大分生活観と人間味がでちゃってる。ラストの感動の余韻含め、良作品。静かで坦々とした映画が好きな人にはおすすめ。)


意味のない歌なんて

聞いたことがない


-?


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